引越しをするときに冷蔵庫を処分する8つの方法や費用を詳しく解説

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下取りガイド Admin

「引越しを機に冷蔵庫を処分したい」 「引越しのときにはどのように冷蔵庫を処分するの?」

引越しは大型家電製品の買い替えや処分を検討するのに、ベストなタイミングです。

冷蔵庫も例外ではなく、どのように処分をするべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

引越しのときに冷蔵庫を処分する方法としては、次の8つがあります。 冷蔵庫を処分する方法 8つ どの方法を選択しても確かに冷蔵庫の処分はできますが、何も考えずに処分方法を選択すると想定以上にコストや手間がかかる可能性があります。

つまり、冷蔵庫の状態や冷蔵庫を処分する目的に合わせて、適切な処分方法を選択する必要があるのです。

そこでこの記事では、引越しのときの冷蔵庫の処分方法や処分方法の選び方、冷蔵庫を処分するための準備を詳しく解説していきます。

この記事を読むと分かること
  • 引越しを機に冷蔵庫を処分するときは家電リサイクル法に従う
  • 引越しをするときに冷蔵庫を処分する8つの方法
  • 引越しをするときの冷蔵庫処分方法の選び方
  • 引っ越しで冷蔵庫を処分するときの事前準備

この記事を最後まで読めば、引越し時に選択するべき冷蔵庫の処分方法が把握できスムーズに処分できるようになります。

忙しい引越し時期に冷蔵庫の処分に時間をかけないためにも、あらかじめ適切な処分方法を把握しておきましょう。

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引越しを機に冷蔵庫を処分するときは家電リサイクル法に従う

冷蔵庫と積み上がった段ボール 引越しを機に今まで使用していた冷蔵庫を処分する場合は、家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)に従い処分をすることが義務化されています。

家電リサイクル法とは廃棄物となる家電製品の一部をリサイクルし、環境に配慮した処分を推進するものです。

一般家庭や事務所から排出された家電製品(エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)から、有用な部分や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。

引用:経済産業省「家電リサイクル法とは」

冷蔵庫は家電リサイクル法の対象となる家電製品なので、粗大ゴミに捨てたりゴミステーションに放置したりすると不法投棄になる可能性があります。

不法投棄をすると5年以下の懲役または1千万円以下の罰金、この両方の罰則を受けることになるので適切な処分が欠かせません。

参考: 経済産業省「家電4品目の「正しい処分」早わかり!」 経済産業省「家電リサイクル法のそれぞれの役割」

引越しをするときの冷蔵庫処分方法の選び方

積み上がった段ボール まずは、引越し時に不要となる冷蔵庫の処分方法の選び方を解説していきます。

詳しい処分方法を知る前に選び方を把握すると自分に合う処分方法が選びやすくなるので、ぜひ参考にしてみてください。

まだ冷蔵庫が使える場合は再利用を検討する

引越しを機にまだ使用できる冷蔵庫を処分する場合は、最初に再利用を検討しましょう。

まだ使える冷蔵庫の再利用の方法
冷蔵庫を買い替える 小売店に下取りに出す リサイクルショップに買取を依頼する フリマアプリやオークションを利用する 友人や知人に引き取ってもらう
買い替え以外で冷蔵庫が不要となる リサイクルショップに買取を依頼する フリマアプリやオークションを利用する 友人や知人に引き取ってもらう

まだ使える状態であっても冷蔵庫の処分を選択すると、リサイクル料金がかかります。

下取りや買取など再利用できる方法を選択すれば、コストを抑えて冷蔵庫が処分できます。

例えば、自治体の指定業者に処分を依頼した場合はリサイクル料金が5,200円、運搬費が3,000円かかるとします。

買取査定を受けたところ12,000円で買取してもらえる結果に。

冷蔵庫の再利用を選択するだけで冷蔵庫を手放すのにもかかわらず12,000円が手元に残るのです。 冷蔵庫の処分費用 計算式 冷蔵庫の再利用のメリットは、コスト面だけではありません。

冷蔵庫を始めとする大型家電製品は環境負荷が大きく、処分をするときに有害物質や埋め立て処分しなければならないゴミが発生します。

現在は家電リサイクル法に従って適切な処理をしていますが、それでも処分を選ぶと少なからず影響を及ぼします。

まだ使える冷蔵庫を処分せず再利用して使っていくことは、環境負荷の軽減にもつながるのです。

※ 冷蔵庫の売却をご検討される方は「引越し時に冷蔵庫をお得に売る3つの方法!買い替えなら下取りがお得」こちらの記事も併せてご参照ください。

冷蔵庫の買い替え予定がある場合は引越し時の処分がおすすめ

引越しの前後で冷蔵庫を買い替える予定がある場合は、引越し時に処分をするのがおすすめです。

その理由としては、次の2つがあります。

①引越し業者に処分を依頼できる可能性がある

3.引越しをするときに冷蔵庫を処分する8つの方法」でも解説しますが、冷蔵庫の処分依頼は意外と労力と手間がかかります。

冷蔵庫の処分を引越し業者に依頼できれば、引越し前に冷蔵庫の搬出をする必要がありません。他の引越し用品とまとめて移動できるため、冷蔵庫自体も移動しやすくなります。

②引越し時の荷物が減らせる

引越し費用は引越しの荷物量や移動距離、住まい環境により異なります。少しでも荷物量が減らせると、引越し費用が安くなる可能性があります。

とくに冷蔵庫はサイズが大きく慎重に扱わなければならない家電製品に含まれるため、冷蔵庫が1台ないだけでも引越し費用に影響が出るはずです。

ただし、事前に冷蔵庫を購入し引越し先で受け取る場合は運搬費が余分にかかる可能性があるので、事前にチェックしておきましょう。

引越しをしてから冷蔵庫の処分や入れ替えを検討するのは、費用や手間がかかります。

引越し後に冷蔵庫の買い替えを検討しようと考えている場合は、思い切って引越し時に検討してみてください。

※ 冷蔵庫の買い替えを検討される方は「引越し時に冷蔵庫を買い替えるべきかを判断する3つのポイントを解説」こちらの記事で更に詳しく解説しています。

冷蔵庫の処分費用を抑えたい場合は指定引取場所に持ち込む

引越し時はコストがかさむため、冷蔵庫の処分に余分なコストをかけたくない人もいるでしょう。

冷蔵庫が古い、故障しているなど再利用が難しい場合は、自治体の指定引取場所に持ち込むことが最も安く処分する方法です。

冷蔵庫を運搬するための運搬費や作業費がかからないため、リサイクル料金とリサイクル料金の振込手数料のみで冷蔵庫が処分できます。  

冷蔵庫のリサイクル料金は2,530円〜5,500円が相場なので、最も安い場合は2,530円と振込手数料のみで処分が可能です。

ただし、冷蔵庫は少人数用の100~150Lで30Kg前後、家庭用の400Lクラスになると80~100kgもの重量になります。

重量だけでなくサイズも大きいため、一人で容易に運ぶことはできません。

無理をすると大きなケガにつながる可能性があるので、あくまでも無理なく搬出できる範囲で行ってください。

引越しをするときに冷蔵庫を処分する8つの方法

ダイニングセットと冷蔵庫 引越しをするときに冷蔵庫を処分する方法には、次の8つがあります。

冷蔵庫を処分する方法

具体的にどのように処分ができるのか、1つずつ紹介していきます。

引越し時にスムーズに冷蔵庫を処分するためにも、参考にしてみてください。

【買い替え・購入店が分かる場合】小売店に処分を依頼する

冷蔵庫を販売する家電量販店やオンラインショップなどの小売店には、引越し時に処分する冷蔵庫を引き取る義務があります。

小売業者は、次に掲げるときは、正当な理由がある場合を除き、特定家庭用機器廃棄物を排出する者(以下「排出者」という。)から、当該排出者が特定家庭用機器廃棄物を排出する場所において当該特定家庭用機器廃棄物を引き取らなければならない。

一 自らが過去に小売販売をした特定家庭用機器に係る特定家庭用機器廃棄物の引取りを求められたとき。

二 特定家庭用機器の小売販売に際し、同種の特定家庭用機器に係る特定家庭用機器廃棄物の引取りを求められたとき。

引用:家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)第9条

引き取りの義務は販売した冷蔵庫を処分するときと、冷蔵庫の買い替えにより処分する冷蔵庫が発生したときに適用されます。

  • 冷蔵庫を購入した小売店が明確な場合
  • 引越しを機に冷蔵庫を買い替えるため古い冷蔵庫を処分したい場合

という場合は、まずは冷蔵庫を購入した小売店に処分を依頼しましょう。

【引越し時に冷蔵庫を処分する手順】

小売店に処分を依頼する場合は、基本的に下記の手順で行います。

①冷蔵庫を購入した小売店に、冷蔵庫の処分を依頼したいことを伝えます。

オンラインショップで購入した場合は、カスタマーセンターや問い合わせ窓口に連絡をしてください。

自店舗で購入をした証明として、保証書やレシート等の提示や用意が求められることがあるので、事前に用意しておくと安心です。

冷蔵庫の買い替えの場合は、冷蔵庫を購入するときに買い替えを希望しており処分したい冷蔵庫があることを伝えます。

オンラインショップで購入をする場合は、買い替え時の対応について確認をしてください。

買い替えの場合は住居地の移動があるため、小売店の対応をしっかりと把握しておくことが大切です。

冷蔵庫の搬入・引き取り地域を限定している小売店の場合は、引越し先での受け渡しを希望すると対応できない可能性があります。

②小売店から冷蔵庫の引取日とリサイクル料金、運搬費が伝えられます。

冷蔵庫の引取にかかる期間や引取日の設定は小売店により異なるため、引越し前に処分したい場合はできるだけ早く連絡をしておきましょう。

また、冷蔵庫の処分には家電リサイクル法で定められたリサイクル料金がかかります。

冷蔵庫のメーカーやサイズにより決まっており、必ず支払わなければなりません。料金の支払い方法も小売店により違うので、あらかじめ確認しておくと安心です。

③小売店が冷蔵庫の引き取りに来ます。

冷蔵庫の搬出が完了したら、家電リサイクル法に従い処分をした証となる「家電リサイクル券・排出者控」を必ず受け取ってください。

【冷蔵庫の処分にかかる費用】 冷蔵庫のリサイクル料金(2,530円~5,500円が相場) + 運搬費(小売店や住まいの地域で異なります)

【窓口を一本化したい】引越し業者に処分を依頼する

引越しと同時に冷蔵庫を処分したい場合は、引越し業者に依頼するのも一つの方法です。2023年11月時点で、公式サイト上に冷蔵庫の引き取りができると明記している引越し業者は下記のとおりです。

引越し業者 サービス名 冷蔵庫の処分依頼方法
日通 家電リサイクル品のお引取りサービス 見積時に冷蔵庫の処分があることを伝える
サカイ引越センター 不要品処分サービス 見積時に冷蔵庫の処分があることを伝える
アップル引越センター 不用品買取&引取サービス 見積時に冷蔵庫の処分があることを伝える

どの引越し業者でも見積時に冷蔵庫の処分があることを伝えれば、冷蔵庫の処分費用込みの見積りを提示してもらえます。

冷蔵庫の回収ができると記載のない引越し業者でも、個別に連絡をすると対応してもらえる可能性があるので引越しの見積り時に相談してみるといいでしょう。

引越し業者に冷蔵庫の処分を依頼する大きなメリットは、忙しい引越し時の手間が省けるところです。

自分で小売店や自治体の指定業者に連絡をすると、やり取りや準備で多少なりとも時間がかかります。

引越し業者に任せれば引越し時に冷蔵庫を処分してもらえるため、引越し当日までに準備をする必要がありません。

ただし、冷蔵庫を回収する手間や運搬費を含めると、他の方法より処分費が高くなる可能性があるので見積り時にしっかりとチェックしておきましょう。

【引越し時に冷蔵庫を処分する手順】

①見積り時に冷蔵庫の処分を依頼したいことを伝えます。

引越し業者によっては見積り後に追加すると余分な費用がかかる可能性があるので、必ず見積り時に伝えてください。

②見積書を見て、冷蔵庫の処分費用を確認します。納得できる価格なら、冷蔵庫の処分込みで引越しの契約をします。

③引越し当日に冷蔵庫の引き取りを行います。処分費用は引越し料金と合算して支払うことが多いです。

【冷蔵庫の処分にかかる費用】 冷蔵庫のリサイクル料金(2,530円~5,500円が相場) + 運搬費(小売店や住まいの地域で異なります)

【冷蔵庫の購入店が不明】自治体の指定業者に処分を依頼する

冷蔵庫を購入した小売店が不明な場合は、自治体が指定する処分業者に依頼をする方法があります。

自治体によっては「リサイクル協力店」「リサイクル協定店」などと呼んでいますが、どれも指定業者を指します。

住まいの自治体の指定業者は自治体の公式ホームページや一般財団法人家電製品協会の「全国自治体家電リサイクル関連ページ検索」より検索できます。

引越し前に冷蔵庫を処分する場合は住まいの自治体で、引越し後に冷蔵庫を処分する場合は新居の自治体の指定業者で検索してください。

自治体の認可を受けていないリサイクル業者や不用品回収業者も存在しますが、安易に利用してはいけません。

家電リサイクル法に沿った適切な処分をしておらず、不法投棄や不適切な管理につながるからです。

必ず自治体から認可を受けている指定業者に依頼をして、冷蔵庫を処分するようにしましょう。

【引越し時に冷蔵庫を処分する手順】

自治体の指定業者に依頼をする手順は、自治体によって異なります。自治体の指定する手順に沿って、依頼をしてください。

ここでは、引越し前に冷蔵庫を処分する基本的な方法をご紹介します。

①自治体のホームページや自治体の窓口で公開されている指定業者に直接連絡をします。

引越し日までに冷蔵庫の処分を依頼したいことを伝えます。

②指定業者から冷蔵庫の引取日とリサイクル料金、運搬費が伝えられます。引越しまでに処分ができるか確認をしましょう。料金の支払い方法は指定業者により異なるため、事前に確認してください。

③定められた日に冷蔵庫の引き取りが実施されます。作業完了後には「家電リサイクル券・排出者控」を必ず受け取ってください。

【冷蔵庫の処分にかかる費用】 冷蔵庫のリサイクル料金(2,530円~5,500円が相場) + 運搬費(小売店や住まいの地域で異なります)

【コストを抑えたい】住まいの自治体の引取場所に持ち込む

冷蔵庫の処分費用を少しでも抑えたい場合や引越しまで時間がなくすぐに冷蔵庫を処分したい場所は、住まいの自治体が設けている指定引取場所に直接持ち込みます。

冷蔵庫を搬出できる車両が必要ですが、自分で持ち込むため運搬費がかかりません。

平日は毎日引取を受付している引取場所もあるため、引越し日が迫っていてもすぐに処分できます。

自治体指定の引取所所在地や引取時間は各自治体のホームページや自治体の窓口、一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センターの「指定引取場所検索」で確認できます。

家電リサイクル券センター 指定引取場所検索 出典:一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター「指定引取場所検索」

「指定引取場所検索」を使うと、住まいの住所や郵便番号から最寄りの取引場所と営業時間が検索できます。

取引場所や営業時間を把握して、冷蔵庫の搬出が問題なくできそうか判断してみてください。

【引越し時に冷蔵庫を処分する手順】

指定の取引場所に冷蔵庫を持ち込む場合は、事前にリサイクル券の入手とリサイクル料金の支払いが必要です。

少し複雑な手順となるので事前に確認しておきましょう。

①処分したい冷蔵庫のメーカーと内容量を調べます。

冷蔵庫の内容量は、冷蔵庫の扉の内側に添付されているシールに記載されていることが多いです。「定格内容積」と記載されている部分が内容量となります。

メーカーと内容量が把握できたら一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センターの「再商品化等料金一覧」を見て、リサイクル料金を把握します。

自分で持ち込みをする場合は、リサイクル料金を自分で調べて納金しなければならないためです。

家電リサイクル券センター 出典:一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センター「再商品化等料金一覧」

家電製品メーカーが50音順に並んでいるので、処分したい冷蔵庫のメーカーをクリックするとリサイクル料金が表示されます。

調べてみてもリサイクル料金が分からない場合は、一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センターのフリーダイヤルを利用して確認してみてください。

  • 処分する冷蔵庫のメーカー
  • 冷蔵庫の内容量
  • リサイクル料金

の3つが確認できたら、次に進みます。

② ①で調べた情報をまとめたメモを持ち、近くの郵便局に行きます。

現時点では郵便局でのみ家電リサイクル券(料金郵便局振込方式)の手続きができます。

家電リサイクル券(料金郵便局振込方式)を受け取り氏名やリサイクル料金、メーカーなどの必要事項を記入します。

家電リサイクル券の書き方 出典:一般財団法人家電製品協会「使わなくかった家電製品をご自分で指定取引場所に持っていく場合」

1枚目と2枚目に記入項目があるため、漏れなく記載してください。

③記入済みの家電リサイクル券(料金郵便局振込方式)を郵便窓口に持っていき、規定のリサイクル料金を振り込みます。(振り込み時には郵便局の振込手数料がかかります)

振り込み完了後に日付印が押印された振替申込受付証明書を受け取り、リサイクル券の指定引取所控の所定位置に添付をして持ち帰ります。

一部のゆうちょ銀行ATMでは、ATM経由でのリサイクル料金振り込みも可能です。(振り込み時には郵便局ATMの振込手数料がかかります)

ただし、ATM経由での振り込み時も押印された振替申込受付証明書が必要です。振り込みを終えたらATMの利用明細書を持ち、郵便窓口で日付印が押印された振替申込受付証明書を受け取ってください。

④リサイクル料金支払い済みのリサイクル券と処分する冷蔵庫を持ち、指定の引取所に向かいます。指定引取所ではスタッフの指示に従って、処分する冷蔵庫を渡してください。

このときに日付印が押印された振替申込受付証明書が添付されたリサイクル券がリサイクル料金が支払われている証明となるため、必ず持っていくようにしましょう。

【冷蔵庫の処分にかかる費用】 冷蔵庫のリサイクル料金(2,530円~5,500円が相場) +リサイクル料金振込手数料

小売店に下取りしてもらう

引越しを機に冷蔵庫を買い替える場合は、小売店に冷蔵庫を下取りしてもらうのも一つの方法です。

下取りとは新しい冷蔵庫を購入するときに、不要な冷蔵庫を無料もしくは妥当な額で引き取ってもらえることを指します。  

冷蔵庫を処分してしまうとリサイクル料金が発生しますが、下取りができれば処分費用が発生することがありません。

大手家電量販店での下取りサービスの状況は、下記のとおりです。

大手家電量販店での下取りサービスの状況
ノジマ 下取り価格が事前に分かる「下取りチェッカー」と業務提携
ヤマダ電機

・2012年~2022年製の冷蔵庫

・本体に破損・変色・色あせ・サビがないこと

・付属品が揃っていること (その他条件有り)

ケーズデンキ 対象商品を絞りキャンペーンとして実施している場合がある
ヨドバシカメラ 下取りサービスなし
コジマ 下取りサービスなし
ビックカメラ 下取りサービスなし
エディオン 下取りサービスなし

※2022年11月現在の情報です

大手家電量販店の中で、常に下取り対応をしているのは「ノジマ」と「ヤマダ電機」のみとなります。

「ノジマ」はLINEまたはWEBから下取り依頼ができる「下取りチェッカー」と業務連携しています。

下取りチェッカー

冷蔵庫の型式や状態を入力するだけですぐに下取り査定ができ、下取り額に納得ができたら下取りの申し込みをします。

店頭で冷蔵庫を選ぶ前に冷蔵庫の下取り額が把握できるため、どれくらいの価値があるのか知ったうえで引越しを機に新しい冷蔵庫に買い替えるべきか検討できます。

ヤマダ電機では

  • 2012年~2022年製の冷蔵庫
  • 本体に破損・変色・色あせ・サビがないこと
  • 付属品が揃っていること

など下取りの条件をクリアした場合のみ、最大30,000円程度で下取りをしてもらえます。下取りの申し込みは、買い替え時に店頭で行えます。

下取り額を左右するのは以下のポイントです。

  • 冷蔵庫の製造年
  • 冷蔵庫のメーカー
  • 冷蔵庫の使用状態(傷・色褪せ・汚れがないか)
  • 故障部分の有無
  • 付属品が揃っているか

逆を言えばこのポイントをクリアしていれば、高い価格で下取りしてもらえる可能性があります。

引越しを機に冷蔵庫を買い替える予定があり

  • 現在使用している冷蔵庫がまだまだ使用できる
  • 比較的新しい冷蔵庫を使用している

という場合は、一度冷蔵庫の下取りを検討してみるといいでしょう。

【冷蔵庫の処分にかかる費用】 下取りが成立すれば処分費用は発生しない

リサイクルショップで買取してもらう

引越し時にまだまだ使える冷蔵庫を処分したい場合は、リサイクルショップなどに買取してもらうのも一つの方法です。

冷蔵庫は衣類やバッグのように持ち運んで査定してもらうことが難しいため

  • 自宅まで出張査定に来てもらう
  • アプリやオンライン上で査定してもらう

という2つの方法が主流です。

出張買取 買取スタッフが自宅を訪問し、その場で冷蔵庫を査定する方法。 両者が買取額に納得をすれば買取が成立する。
アプリ・オンラインで買取 アプリやオンライン経由で冷蔵庫の写真、状態などの情報を共有して査定をしてもらう方法。 両者が買取額に納得をすれば買取が成立する。

出張買取はスタッフが実際に冷蔵庫を見て、査定額を決定します。

査定額に納得できれば買取が成立してその場で冷蔵庫を搬出する、もしくは後日搬出する形となります。

アプリやオンライン上で査定をする場合は、まず冷蔵庫の写真や型番、状態などの情報を送付します。

送付した情報を基に査定を行い、後日査定額が届きます。 査定額に納得できれば買取が成立し、後日冷蔵庫を搬出します。

引越しの期日が迫っている場合は、事前に冷蔵庫の搬出日や搬出方法を確認しておくといいでしょう。

冷蔵庫の査定額は、下記のポイントに左右されます。  

冷蔵庫の買取額を左右するポイント
冷蔵庫の製造年 新しいほど高価買取が期待できる
冷蔵庫のサイズ 購入価格と同様で大きいほど買取額が高くなる
冷蔵庫のメーカー 主要メーカーの人気モデルであれば高価買取が期待できる
冷蔵庫の状態 傷や色褪せ、故障があると買取額が下がる
付属品の有無 付属品の紛失があると買取額が下がる

比較的新しい冷蔵庫や傷や凹みのない良好な状態の冷蔵庫なら、高価買取が狙えるでしょう。

引越しを機に二人暮らしを始める場合や冷蔵庫を買い替える場合は、まだ使える状態の冷蔵庫を処分することになります。

そのまま処分してしまうとリサイクル料金や運搬費が発生しますが、買取が成立すればリサイクル料金は発生しません。

少しでも引越し時にかかるコストを抑えたい場合は、冷蔵庫の買取も視野に入れてみてください。

【冷蔵庫の処分にかかる費用】 買取が成立すれば処分費用は発生しない

フリマアプリやオークションに出品する

冷蔵庫がまだ使用できる場合は、無料で利用できるフリマアプリやオークションを活用する方法もあります。  

フリマアプリやオークションの出品方法は、使用するアプリやオークションに処分したい冷蔵庫の写真や情報、希望額を掲載します。

購入希望者が出たら入金方法を確認し、冷蔵庫を梱包、指定の送付先に送ります。

フリマアプリやオークションは、自分で希望額を設定し納得できる価格で冷蔵庫を処分できます

コストをかけずに冷蔵庫を処分できるのはもちろんのこと、希望の価格で買い取ってもらえるのは他の方法にはない利点です。

一方で、フリマアプリやオークションはすぐに購入希望者が現れるとは限りません。

なかなか購入希望者が見つからない場合は処分のタイミングを逃がし、引越し先に運ばなければならない可能性があります。

また、冷蔵庫などの電化製品はフリマアプリでの取引トラブルが多いため、現状を正しく伝えて納得してもらったうえで取引をすることも大切です。

とくに、大型家電製品は送料が高く場合によっては10,000円ほどかかるので、あらかじめ双方が把握しておく必要があるでしょう。

このように、フリマアプリやオークションは希望額で買取してもらえるところは大きな魅力ですが、引越しでは処分に期限があることを念頭に置いて検討してみてください。

【冷蔵庫の処分にかかる費用】 購入希望者現れてが成立すれば処分費用は発生しない

友人や知人に引き取ってもらう

引越し時にまだまだ使用できる冷蔵庫を処分したい場合は、冷蔵庫を必要としている友人や知人に引き取ってもらうのも一つの方法です。

  • これから一人暮らしを始める
  • 冷蔵庫が故障した
  • 古い冷蔵庫を使用しており買い替えを希望している

など、タイミングよく冷蔵庫が必要な状況の友人や知人がいたら譲るのもいいでしょう。

実際に冷蔵庫を見てもらい互いに納得したうえで引き取ってもらえば、後からトラブルも起こりにくいです。

ただし、注意したいのは冷蔵庫の運搬費用です。

自家用車があり自力で冷蔵庫を運搬できる環境ならいいですが、冷蔵庫の運搬を運送会社に依頼する場合は運搬費がかかります。

冷蔵庫は大型家財道具に含まれるため運搬費が高く、10,000円近くかかることが多いです。

場合によっては冷蔵庫を処分するリサイクル料金や運搬費よりもコストがかかってしまうのです。  

友人や知人に冷蔵庫を引き取ってもらう場合は、受け渡しの方法を考慮しながら検討してみましょう。

【冷蔵庫の処分にかかる費用】 無料(冷蔵庫の運搬を運送会社に依頼する場合は運搬費)

引越しで冷蔵庫を処分するときの事前準備

冷蔵庫の中を掃除する手 引越し当日に冷蔵庫を処分しようとしても、スムーズに処分することはできません。

引越しを機に冷蔵庫を処分するには、下記のような事前準備が必要です。

  • 冷蔵庫の水抜きと霜取りを済ませておく
  • 再利用する場合は冷蔵庫内の掃除をする
  • 引越し日までに処分方法に合わせた手配を済ませる

具体的にどのような準備をしなければならないのか、確認していきましょう。

冷蔵庫の水抜きと霜取りを済ませておく

引越しに伴い冷蔵庫を処分するときは、冷蔵庫を搬出する前日までに水抜きと霜取りを済ませておきましょう。

霜取り 冷蔵庫の電源を切って、冷蔵庫内にできた霜を溶かす
水抜き 冷蔵庫の受け皿に溜まった水を排出する

まずは冷蔵庫の霜取りをして、その後に水抜きをする順序で行います。

霜取りとは、冷蔵庫内に付着した霜を落とすことです。霜取りをしないまま冷蔵庫を処分しようとすると、運搬時に水漏れが起きる可能性があります。

霜取りの方法は、冷蔵庫の電源を切り霜を溶かすだけです。

冷凍庫内に大きな霜が付着している場合は、ヘラなど冷蔵庫を傷つけないアイテムを使い霜を落としましょう。

霜取りが完了したら、冷凍庫の水抜きをします。冷蔵庫内に貯まった水を排出することで、運搬時の水漏れを防ぎます。

水抜きの方法は冷蔵庫によって大きく異なりますが

  • 冷蔵庫に備わっている排水栓から水を抜く
  • 冷蔵庫の底や背面にある受け皿に溜まった水を捨てる

という方法が主流です。

詳しい方法は冷蔵庫の取扱説明書に記載されているため、適切な方法で水抜きをしてください。

冷蔵庫を再利用する場合は水が漏れると故障につながるため、必ず事前に霜取りと水抜きをして搬出できるように準備をしましょう。

再利用する場合は冷蔵庫内の掃除をする

冷蔵庫を下取りや買取などで再利用する場合は、冷蔵庫内の掃除をします。

冷蔵庫のお手入れに使える洗剤は冷蔵庫の素材によって異なるため、取扱説明書を見て確認してください。

通常の汚れはぬるま湯で濡らしたタオルで拭き取れば、充分きれいになるでしょう。頑固な汚れがあるときはタオルに台所用の中性洗剤を薄めたものを含ませて擦ります。

塩素系漂白剤や研磨スポンジ、クエン酸系洗剤を使用すると、変色や傷につながる可能性があるので避けてください。

冷蔵庫内の掃除が終わったらしっかりと水分を拭き取ることも重要です。

水気が残っていると故障の原因になり兼ねないため、きれいに拭き取り再利用できる準備をしておきます。

引越し日までに処分方法に合わせた手配を済ませる

引越しの前日や当日に「冷蔵庫の処分をどうしよう」と困らないために、事前に自分に合った処分方法を決めて手配を済ませておきましょう。

処分方法別の手配の目安
小売店に処分を依頼 引越しの1ヵ月前~2週間前には手配完了
引越し業者に処分を依頼 引越しの1ヵ月前~2週間前には手配完了
自治体の指定業者に処分を依頼 引越しの1ヵ月前~2週間前には手配完了
自治体の引取場所に持ち込む 引越しの2週間前~前日に処分完了
冷蔵庫の下取りを依頼 引越しの1ヵ月前~2週間前には手配完了
冷蔵庫の買取を依頼 引越しの1ヵ月前~2週間前には手配完了
フリマアプリやオークションに出品 引越しの1ヵ月前には出品
友人や知人に引き取ってもらう 引越しの2週間前~前日に引き渡し完了

自治体や小売店に処分を依頼する場合は依頼後すぐに搬出ができるわけではないため、余裕を持って早めに手配をすることが重要です。

引越しの1ヵ月~2週間前までには手配を終えるようにしましょう。

同様に冷蔵庫の下取りや買取依頼も早めに行うのがおすすめです。

時間にゆとりがないと万が一下取りや買取ができなかった場合に、他の方法に変更できなくなります。

また、冷蔵庫を自治体の引取場所に持ち込む場合は引越しの前日でも構いませんが、リサイクル料金の支払いは事前に終わらせておくのが無難でしょう。

このように、引越し日が近づいたときに焦らなくてもいいように、余裕を持ってスケジュールを立ててください。

下取りチェッカーで冷蔵庫を賢く処分

下取りチェッカー引越し時に冷蔵庫を買い替える場合は、「下取りチェッカー」を利用しスムーズに下取りを進めるのがおすすめです。

「下取りチェッカー」は、LINE・WEBの2種類で無料下取り査定ができるサービスです。

引越しをするときに、まずは冷蔵庫の下取り額を把握してから買い替えをするべきか判断できます。

「下取りチェッカーならではの特徴は、次の4つです。下取りチェッカー

①専用アプリ不要でLINEとWEBから下取り査定依頼ができる

「下取りチェッカー」はLINEとWEBの2つの査定方法で、すぐに下取り査定依頼ができます。引越しの準備で忙しい時期でも、手軽に利用できます。

  ②デジタル家電専門店「ノジマ」と業務提携をしている

250店舗以上を展開するデジタル家電専門店の「ノジマ」と業務提携をしています。全店舗で下取りチェッカーをご利用可能ですので、お近くの店舗から冷蔵庫の買い替えがスムーズにできます。

③中古相場のデータベースを基に下取り額を提示

冷蔵庫の型番や状態などの入力情報を基に、中古相場のデータベースに基づいた下取り査定を実施します。

④買い替えをする前に下取り額が把握できる

冷蔵庫の買い替えをする前にLINE・WEBで下取り額が分かるので、下取り額を把握したうえで処分方法を選択できます。

引越しを機に冷蔵庫の買い替えを検討している場合は、まずは「下取りチェッカー」で冷蔵庫の下取り額を確認してみてください。

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まとめ

いかがでしたか?引越し時に冷蔵庫を処分する方法が把握でき、自分に合う方法で冷蔵庫の処分ができるようになったかと思います。

  最後にこの記事の内容をまとめてみると

〇引越し時に不要になる冷蔵庫は家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)に従い処分をすることが義務化されている

〇引越しをするときの冷蔵庫処分方法の選び方は次のとおり

  1. 冷蔵庫が使える場合は下取りや買取などの再利用を検討する
  2. 冷蔵庫の買い替え予定がある場合は引越し時の処分がおすすめ
  3. 少しでも処分にかかるコストを抑えたい場合は自治体の引取場所に持ち込む

〇引越しをするときに冷蔵庫を処分する方法は次の8つ

引越しをするときに冷蔵庫を処分する方法
小売店に処分を依頼 冷蔵庫を購入した小売店、買い替える小売店に処分を依頼する
引越し業者に処分を依頼 冷蔵庫の引き取りサービスをしている引越し業者に見積り時に処分を依頼する
自治体の指定業者に処分を依頼 住まいの自治体が指定する処分業者に問い合わせをして処分を依頼する
自治体の引取場所に持ち込む 住まいの自治体が指定する引取場所に冷蔵庫を持ち込む
冷蔵庫の下取りを依頼 新しい冷蔵庫を購入する小売店に冷蔵庫の下取りを依頼する
冷蔵庫の買取を依頼 リサイクルショップなどに冷蔵庫の買取を依頼する
フリマアプリやオークションに出品 自分でフリマアプリやオークションに冷蔵庫を出品する
友人や知人に引き取ってもらう 冷蔵庫が欲しい友人や知人に引き取ってもらう

〇引越しのときに冷蔵庫を処分する事前準備は次のとおり

  1. 冷蔵庫を搬出する日までに水抜きと霜取りを済ませておく
  2. 再利用する場合は冷蔵庫内の掃除をする
  3. 引越し日までに処分方法に合わせた手配を済ませる

この記事をもとに冷蔵庫の適切な処分方法が把握でき、引越し時にスムーズな冷蔵庫の処分ができることを願っています。

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