洗濯機を処分する7つの方法と注意すべき点を徹底解説!

author-avatar
私が書きました 駒田
ドラム洗濯機

「洗濯機を処分したいけど、どうすればいいかわからない」

「洗濯機は粗大ごみと同じく無料で処分に出せるのかな?」

 

古い洗濯機の処分に困っている方や新しく買い替えを予定している場合に、どう処分したらいいのかわからずに悩んでいる方は多いです。洗濯機を処分する方の中には、捨てるものにお金をかけたくないと考えている人もいるでしょう。

 

結論からいうと、洗濯機を処分する方法は大きく分けると2つのケースに分類されます。

 

ケース1:家電リサイクル法に基づいて洗濯機を処分する

ケース2:まだ使える洗濯機で状態が良いものは下取りや買取を利用し処分する

 

ケース1のように、一般的に洗濯機を処分する場合は、粗大ごみには出せず家電リサイクル法によって適切な処分が義務付けられています。リサイクルに出すための「リサイクル料金」や洗濯機を運搬するための「収集運搬料金」が必要です。

 

またケース2のように、洗濯機の状態によって下取りや買取などを利用することでお得に処分することができるケースもあります。

 

しかし、どんな洗濯機でも下取りや買取で処分することはできません。買取や下取りをするには、まだ使用できる洗濯機や状態が良いものに限ります。

 

そこでこの記事では、どちらのケースで洗濯機を処分するのか判断基準を解説したうえで、洗濯機の処分方法の項目別に以下のことについて解説しまとめていきます。

 

    • 洗濯機処分に必要な費用
  • 具体的な洗濯機の処分手順
  • どんな人におすすめな処分方法なのか

さらに、洗濯機を処分する時に必要な水抜きやホースの取り外し方と洗濯機を正しく処分する際の注意すべきポイントを2つ解説していきます。

 

読み終わるころには、自分に合った洗濯機の処分方法がわかり、処分手続きができる状態になっているはずです。最後までじっくりと読み進めてみてくださいね。

 

1. 洗濯機の処分方法は大きく2つのケースに分けられる

ブロック 1 2

冒頭でも触れた通り洗濯機の処分方法は、大きく分けると2つのケースがあります。

 

ケース1:家電リサイクル法に基づいて洗濯機を処分する

ケース2:まだ使える洗濯機で状態が良いものは下取りや買取を利用し処分する

 

洗濯機の処分は家電リサイクル法によって定められています。決められた正しい方法で処分しなければなりません。

 

簡単におさらいすると、家電リサイクル法とは、洗濯機を含むエアコン、テレビ、冷蔵庫の4品目の特定家庭用機器に使われている資源を再利用し、廃棄物を削減することを目的に制定された法律です。製造業者(メーカー)や家電量販店などの小売業者はもちろん、排出者(家電製品を処分する人)それぞれが使われなくなった家電製品の取り扱いについて正しく処分する義務があります。

 

また、家電リサイクル法に沿って洗濯機を処分する際には、粗大ごみの処分とは違い「リサイクル料金」と「収集運搬料金」が必要です。

 

「まだ使えるのに、お金を払って処分するのは勿体ない」、「エコじゃないな」と感じる方もいらっしゃるでしょう。処分するものにできるだけ費用をかけたくない・お得に処分したい・再利用してもらいたいと思うのは当然です。

 

この2つのうち、どちらの方法で処分するのが合っているのかわかりません。まずは、どちらの方法が合っているか判断基準を解説していきます。

下取りと処分の判断基準

1-1. ケース1:家電リサイクル法に基づいて洗濯機を処分する

状態が悪く、故障がある場合や洗濯機の寿命が過ぎている場合は、家電リサイクル法に沿って処分しましょう。

 

家電リサイクル法に沿って洗濯機の処分するための判断基準は以下の通りです。

 

  • 故障や洗濯機の寿命で判断する
  • 洗濯機の設計上の標準使用期間を寿命の目安にする

 

詳しく確認していきましょう。

 

①故障や洗濯機の寿命を迎えたケース

故障や洗濯機の寿命を示すサインは、このようなものがあります。

 

異常はないのに運転の途中で止まる

洗濯物の偏りや量を減らしても改善しない場合は故障や寿命の疑いがある

操作パネルが反応しない

洗濯機内部の制御基板が古くなっている

脱水機能や乾燥機能が以前よりも弱い

排水溝や乾燥フィルターの掃除を行って改善しない場合は、パーツが劣化している

カビ臭い匂いがする

洗濯槽クリーナーで掃除しても匂いが取れない場合はカビが内部まで侵食しているため、寿命が近づいている

電源コードに発熱や変色が見られる

電源プラグの寿命が考えられる

 

上記の状態に当てはまる場合は、洗濯機の故障や寿命を迎えている可能性が高いです。

 

少しでも故障や不具合などがあると、下取りや買取などができないケースが多いです。上記の状態に当てはまる場合は、家電リサイクル法に基づいて洗濯機を処分する方法を選択しましょう。

 

②洗濯機の設計上の標準使用期間の7年を目安にする

洗濯機本体に貼られている「設計上の標準使用期間」をみると、寿命の目安にすることができます。

 

洗濯機の場合、設計上の標準使用期間は7年になっていることが多いです。

 

設計上の標準使用期間とは、洗濯機などの電化製品を安全に使える期間のことです。

 

洗濯機のように長く使える電化製品は、経年劣化によって事故につながる可能性があります。そういったリスクの注意喚起を目的に、長期使用製品安全表示制度が設定されます。その制度で表示が義務づけられているのが「設計上の標準使用期間」です。

 

設計上の標準使用期間は、経年劣化によるトラブルが少ないことを確認した時期までの期間です。この年数よりも古くなってしまうと故障のリスクが高まるため、下取りや買取してくれないケースがあります。

 

設計上の保証期間の7年より古い洗濯機は、家電リサイクル法に沿って処分することをおすすめします。

 

1-2. ケース2:まだ使える洗濯機で状態が良いものは下取りや買取を利用し処分する

状態が良く、まだ使用できる洗濯機は下取りやリサイクルショップ、フリマなどで売って処分することができます。こちらの方法は、リサイクル料金や収集運搬料金が掛からないため、お得に処分することが可能です。

 

ただし、故障や不具合だけでなく、洗濯機の劣化状況によって下取りや買取が難しくなることがあります。まだ使えるということだけでなく、洗濯機の劣化状況なども確認しておきましょう。

 

以下のような状態であれば、下取りや買取を検討することをおすすめします。

  • 洗濯機の製造年数が新しく7~8年以下のもの
  • サビがなく、汚れが少なく綺麗な状態
  • 大きな凹みや欠損部分がない
  • 異臭や異音がなくちゃんと作動することが確認できる
  • 部品がちゃんとそろっている

まだ使える洗濯機で状態が良く、上記に当てはまる場合は、下取りや買取などを利用し洗濯機を処分する方法を検討してみましょう。

 

2. 家電リサイクル法に基づいて洗濯機を処分する4つの方法

家電リサイクル法に基づいて洗濯機を処分する方法は、以下の4つあります。

洗濯機を処分する4つの方法

基本的に上記のケースでは「リサイクル料金」と「収集運搬料金」が必要です。

 

「収集運搬料金」は回収業者によって異なり、「リサイクル料金」については、メーカー(製造業者)ごとによって設定されます。

 

洗濯機の場合、サイズは関係なくメーカー一律で料金が設定されています。リサイクル料金の目安は「2,530円〜3,300円」です。

リサイクル料金 一覧表

出典:家電製品協会『再商品化等料金一覧』

 

上記のリサイクル料金や各業者の収集運搬料金を元に、処分に必要な具体的な費用を各項目で説明します。また、どんな人におすすめなのか、処分する手順や手間など各項目について詳しく解説していきます。

 

それぞれの処分方法を確認して、自分に合っているものはどれなのか考えていきましょう。

 

2-1. 新しい洗濯機を購入する場合は家電量販店で処分してもらう

新しい洗濯機を買い替える場合は、購入する家電量販店で処分してもらう方法がおすすめです。

 

家電製品を販売している家電量販店等の小売業者は、買い替えの際に洗濯機を含むリサイクル家電の引き取りを求められた場合、対象機器の引き取り義務が定められています。

 

家電量販店などの小売業者は、家電リサイクル法の第9条にも引取義務があることが記載されています。

 

小売業者は、次の場合には、正当な理由がある場合を除き、排出者が廃家電4品目を排出する場所において当該排出者(消費者等)から廃家電4品目を引き取らなければならない。

 

① 自らが過去に販売した廃家電4品目の引取りを求められたとき 

② 買換えの際に同種の廃家電4品目の引取りを求められたとき

引用:家電リサイクル法上の小売業者の義務等について

 

以上のように小売店は、買い替えの際に古い洗濯機の処分を求められた場合、処分する義務があります。「洗濯機を処分したい」と申し出たときに断られたり嫌な顔をされたりする心配はないので、安心して処分したい旨を伝えましょう。

 

こんな人におすすめ!

  • 古い洗濯機を新しく買い替えする人

 

費用や処分方法の手順は以下の通りです。

 

2-1-1. 費用は「リサイクル料金(2,530円~3,300円)+収集運搬料金=3,080円~4,950円」

2章の冒頭でも触れた通り、洗濯機のリサイクル料金は2,530円~3,300円です。洗濯機のメーカーによって異なります。家電量販店でも教えてくれますが、事前にリサイクル料金を知りたい方は「再商品化等料金一覧」から検索し確認してみてください。

 

収集・運搬料金は、以下のように各家電量販店によって異なります。

 

家電量販店

リサイクル料金(税込)

収集運搬料金(税込)

合計(税込)

ヤマダ電機

2,530円~3,300円

1,650円

4,180円~4,950円

ケーズデンキ

2,530円~3,300円

1,650円

4,180円~4,950円

ヨドバシカメラ

2,530円~3,300円

550円

3,080円~3,850円

ビックカメラ

2,530円~3,300円

1,650円

4,180円~4,950円

エディオン

2,530円~3,300円

1,650円

4,180円~4,950円

ノジマ

(リサイクル料金+収集・運搬料金)4,180円

※2022年1月時点の調査による料金

 

リサイクル料金と収集・運搬料金を合わせると「3,080円~4,950円」ほど費用が必要です。

 

次の章でも解説しますが、家電量販店で洗濯機を処分する場合、引き取りのみになると収集・運搬料金が少し高くなります。買い替え時に処分する方が、収集運搬料金が安く設定されています。新しい洗濯機を購入する予定ならば、買い替えのタイミングで洗濯機を処分してもらうようにしましょう。

 

ただし、各家電量販店やエリア・地域によって収集運搬料金が異なる場合があります。詳しい費用や不明点は、各家電量販店の注意事項や各店舗の案内やスタッフに問い合わせてみてくださいね。

 

2-1-2. 洗濯機を購入する家電量販店で処分してもらう手順

新しい洗濯機を購入する場合は、家電量販店に依頼された業者が全て手続きを行ってくれるため、手間は掛からず簡単に処分することができます。

 

家電量販店ごとに違いますが、以下のような手順で洗濯機の処分を進めていきます。事前に確認しておきましょう。

 

①新しい洗濯機を購入する際に、今使っている洗濯機を処分する旨を伝える

あらかじめ、古い洗濯機を処分することを伝えておきましょう。先に伝えておくことで、手続きがスムーズに進みます。

 

オンライン購入の場合でも洗濯機の処分を申し込むことが可能です。家電量販店のサイトによって様式が異なりますが、「リサイクル回収品あり」もしくは「リサイクル回収品なし」のどちらかを選択する項目があります。必ず「リサイクル回収品あり」を選択しておきましょう。

 

②新しい洗濯機の搬入と処分する洗濯機の引取日を決めて、処分に必要な料金を教えてもらう

家電量販店によって処分料を支払いするタイミングが違います。

 

洗濯機の搬入と引取日の打ち合わせをするときに、処分に必要な料金と支払いのタイミングがいつになるのかを確認しておきましょう。

 

③指定の引取日に洗濯機を引き取って処分が実行される

指定の引き取り日に、洗濯機を自宅まで引き取りに来てくれます。

 

洗濯機を買い替える場合、新しい洗濯機の搬入と処分する洗濯機の引き取りが同時に行われることが多いです。

 

引き取りが完了すると「家電リサイクル券・排出者控」が渡されます。必要事項を記入し「排出者控」を必ず受け取っておきましょう。排出者控は、保管義務はありませんが、正しい手順でリサイクルが行われた証明になります。

 

※ 洗濯機の買い替え準備については「洗濯機の買い替え準備を全解説!水抜きから取付まで全ての流れを解説」にて詳しい内容をご紹介しています。

 

2-2. 以前に購入した家電量販店で処分してもらう

洗濯機の買い替え予定がなく購入した店舗を覚えている方は、以前に洗濯機を購入した家電量販店で処分してもらう方法がおすすめです。

 

買い替えの時と同様に、以前に販売をした家電量販店などの小売業者にも、引き取り義務があります。その旨は、家電リサイクル法の第9条に記載されています。

 

小売業者は、次の場合には、正当な理由がある場合を除き、排出者が廃家電4品目を排出する場所において当該排出者(消費者等)から廃家電4品目を引き取らなければならない。

 

① 自らが過去に販売した廃家電4品目の引取りを求められたとき 

② 買換えの際に同種の廃家電4品目の引取りを求められたとき

引用:家電リサイクル法上の小売業者の義務等について

 

こちらのケースも過去に購入した洗濯機を処分する場合なら、断られることはありません。安心して各家電量販店に問い合わせてみてくださいね。

 

このときに、過去に購入した証明となる洗濯機の保証書や店舗の会員カードを求められる場合があります。必ず準備しておきましょう。

 

こんな人におすすめ!

  • 以前に購入した家電量販店がわかる人
  • 新たに洗濯機を購入する予定がない人

 

詳しい費用や処分する手順を見ていきますね。

 

2-2-1. 費用は「リサイクル料金(2,530円~3,300円)+収集運搬料金=5,280円~8,300円」

先ほども説明しましたが、洗濯機のメーカーによってリサイクル料金は異なります。リサイクル料金は「2,530円~3,300円」です。事前にリサイクル料金を知りたい方は「再商品化等料金一覧」から検索し確認してみましょう。

 

収集・運搬料金の例は、以下の通りです。

 

家電量販店

リサイクル料金(税込)

収集・運搬料金(税込)

合計(税込)

ヤマダ電機

2,530円~3,300円

2,750円

5,280円~6,050円

ケーズデンキ

2,530円~3,300円

3,300円

5,830円~6,600円

ヨドバシカメラ

2,530円~3,300円

2,750円

5,280円~6,050円

ビックカメラ

2,530円~3,300円

5,000円

7,530円~8,300円

エディオン

2,530円~3,300円

2,750円

5,280円~6,050円

ノジマ

2,530円~3,300円

3,300円

5,830円~6,600円

※2022年1月現在の調査による料金

 

リサイクル料金と収集・運搬料金を合わせると「5,280円〜8,300円」ほど費用が必要です。古い洗濯機の処分だけの場合と買い替えを行う場合に比べて、収集運搬料金が高く設定されていることを覚えておきましょう。

 

引き取りのみの場合、家電量販店にもよりますが上記の料金に加えて訪問改修費を支払わなければならないことがあります。

 

こちらのケースも、各家電量販店やエリア・地域によって収集運搬料金が異なることがあります。詳しい費用や不明点は、各家電量販店の注意事項や各店舗の案内やスタッフに問い合わせてみてくださいね。

 

2-2-2. 以前に購入した家電量販店で処分してもらう手順

新しく洗濯機を購入するときと同様に、手間を掛けることなく簡単に処分することが可能です。

 

こちらのケースも家電量販店に依頼された回収業者が全て手続きを行い、処分をしてくれます。家電量販店によって違いはありますが、買い替えと同じような手順で洗濯機の処分を進めていきます。

 

  1. 購入した店舗に洗濯機の処分を依頼する
  2. 洗濯機の引取日を決め、処分に必要な料金と支払うタイミングを確認する
  3. 指定の引取日に洗濯機を引き取って処分を実行してもらう

 

洗濯機の処分を依頼するときに、過去に購入した証明となる洗濯機の保証書や店舗の会員カードを求められる場合があります。必ず準備しておきましょう。

 

2-1-2. 洗濯機を購入する家電量販店で処分してもらう手順」の場合と同様に、処分のみの場合も作業が完了すると「家電リサイクル券・排出者控」が渡されます。必要事項に記入をし「排出者控」を必ず受け取っておきましょう。

 

2-3. 自治体が指定する回収業者に処分してもらう

家電量販店に問い合わせる方法以外に、自治体が指定する回収業者に処分してもらう方法があります。

 

  • 洗濯機の購入店舗がわからなく処分のみ行う場合
  • 転居・引っ越し等で購入店舗が遠方にある場合
  • 購入店舗が閉店している場合

 

上記のように洗濯機の処分に困った場合は、お住まいの市区町村のホームページや自治体に問い合わせてみてください。自治体が指定する回収業者に処分してもらうことが可能です。

 

自治体が指定する回収業者は、自治体の「一般廃棄物収集運搬業許可」を受けています。

 

「一般廃棄物収集運搬業許可」を受けていない悪徳な回収業者に依頼してしまうと、不法投棄や不適切処理が行われ、環境汚染・破壊や大規模災害につながってしまいます。それだけでなく、高額な処分費用の請求などの被害につながってしまう恐れがあります。

 

自治体の指定する業者は、お住いの市区町村のホームページだけでなく、一般財団法人家電製品協会「全国自治体家電リサイクル関連ページ検索」から検索することが可能です。こちらのサイトに名前がある業者は、自治体が許可を出している業者なので、安心して洗濯機を処分することができますよ。

 

こんな人におすすめ!

  • 洗濯機の購入店舗がわからないかつ、処分のみ行う
  • 転居・引っ越し等で購入店舗が遠方にある
  • 購入店舗が閉店している

 

詳しい費用や処分する手順を確認していきましょう。

 

2-3-1. 費用は「リサイクル料金(約2,530円~3,300円)+振込手数料+収集運搬料金=5,000円前後」

自治体が指定する回収業者に洗濯機の処分を依頼する場合も、リサイクル料金(2,530円~3,300円)と収集運搬料金が必要です。

 

自治体によって、自分で家電リサイクル券を発行する必要があります。自分で購入しに行く場合、郵便局で振込手続きを行うため振込手数料がプラスされることを覚えておきましょう。

 

洗濯機の収集運搬料金は、回収業者によって異なりますが約2,000円~3,000円代が相場です。合計で5,000円前後」の料金が必要になることを目安にしておきましょう。

 

2-3-2. 自治体が指定する回収業者に処分してもらう手順

回収業者に処分してもらうため、洗濯機を処分先まで運搬する手間はかかりません。しかし、自分で「家電リサイクル券」を購入しにいく必要があります。

 

業者によっては、洗濯機を屋内から運んでくれずに、玄関前からの回収しかしてくれないケースがあります。その場合は、自分で玄関先まで洗濯機を運ばなければなりません。

 

処分する手順は、各自治体や回収業者によって異なりますが、洗濯機を処分するまでの主な手順は以下のようになります。

 

①お住まいの市区町村の自治体に洗濯機を処分したいと問い合わせる

各自治体や市区町村のホームページから洗濯機の処分方法を問い合わせをします。

 

一般財団法人家電製品協会「全国自治体家電リサイクル関連ページ検索」からお住まいの自治体での処分方法が記載されているページに飛ぶこともできるので、検索してみてください。

 

自治体が指定する回収業者がわかったら、回収業者に連絡をします。

 

処分する日時や収集運搬料金の具体的な金額を明確にしておきましょう。

 

②郵便局にてリサイクル料金を振り込み、家電リサイクル券を発行する

お住まいの自治体が家電リサイクルに関して特別な取り組みをしていない場合は、自分でリサイクル料金を支払い、家電リサイクル券を発行してもらう必要があります。

 

リサイクル料金は郵便局で「家電リサイクル券」の「振込払込書」に必要事項を記入し振り込みをします。

家電リサイクル券

出典:一般財団法人家電製品協会 郵便局・ゆうちょ銀行での手続き

 

購入の流れは以下の通りです。

 

  1. 家電リサイクル券を発行しに行く前に、洗濯機のメーカーをチェックする
  2. 備え付けのリサイクル料金表を基に「リサイクル料金」と「製造業者等名コード(メーカーのコード)」を確認
  3. 「家電リサイクル券」の「振込払込書」に必要事項を記入する
  4. 郵便局の窓口かATMでリサイクル料金を振り込む
  5. ATM支払いの場合は「ご利用明細票」を窓口に持っていく
  6. 振込完了後、家電リサイクル券の綴りに付いている「振替払込受付証明書」と「振替払込請求書兼受領書」に、日附印を押印してもらう
  7. 家電リサイクル券に必要事項を記載し「振替払込受付証明書」を貼付する

振替払込請求書

出典:一般財団法人家電製品協会 郵便局・ゆうちょ銀行での手続き

 

家電リサイクル券と振替払込受付証明書の「お問い合わせ管理票番号」が同じでないと正しく洗濯機を処分できません。振込終了後、家電リサイクル券の「①指定引取場所控」に「振替払込受付証明書」を忘れずに貼付しておきましょう。

 

なお、「振替払込請求書兼受領書」や「ご利用明細票」はリサイクル料金を振り込んだ控えです。大切に保管しておいてくださいね。

 

上記の通り、料金はATMでも支払えます。しかし家電リサイクル券を発行してもらえるのは、郵便局の窓口が空いている曜日と時間帯のみです。購入しに行く前に、郵便局の窓口が空いている曜日と時間帯を確認しておきましょう。

 

③指定した日に自治体が指定する業者が洗濯機を引き取りにくる

指定した日時に回収業者が洗濯機を引き取り処分しに来てくれます。

 

その場合、洗濯機の水抜きやホースの取り外しを自分で行う必要があります。「4. 洗濯機を処分する時に水抜きをしてホースを取り外しておこう」で詳しく説明していますので、確認しておきましょう。

 

引取作業が終了したら「家電リサイクル券・排出者控」を必ず受け取っておきましょう。

 

2-4. 自治体の指定引取所に直接持ち込んで処分する

自治体の指定引取所に直接自分で持ち込んで、処分する方法もあります。

 

こちらの処分方法は、収集運搬料金がかからないことがメリットです。しかし、洗濯機を運べる大きい車があったとしても、洗濯機は非常に重たいです。1人で運ぶのは難しく、無理に運ぼうとすると腰痛などケガをする恐れがあります。

 

洗濯機を運ぶことができる人が2人以上居て、洗濯機が運べる軽トラックや大きめの車がある方に向いている方法です。

 

指定引取所は、一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センターの「指定引取場所検索」で指定引取所を検索することができます。

 

お住まいの住所や郵便番号を入力するだけで、最寄りの指定取引所がわかります。指定引取所まで自分で運搬可能かどうか、あらかじめ検索し確認しておきましょう。

 

こんな人におすすめ!

  • 収集運搬料金をかけたくない
  • 洗濯機を運ぶ人手が2人以上居る
  • 洗濯機を運搬できる車がある

 

費用や手順、注意点を詳しく解説していきます。

 

2-4-1. 費用はリサイクル料金(2,530円~3,300円)と振込手数料のみ

洗濯機の処分費用は、リサイクル料金のみです。処分するメーカーにもよりますが「2,530円〜3,300円」の料金がかかります。

 

洗濯機の処分方法の中で、一番費用が掛からない方法です。運搬する手間がありますが、費用をかけたくない場合は運べるかどうか検討してみましょう。

 

2-4-2. 自治体の指定引取所に直接持ち込んで処分する手順

自分で自治体の指定引取所に持ち込んで処分する方法は、以下の通りです。

 

  1. 指定引取所に問い合わせして持ち込める日時を確認する
  2. 郵便局にてリサイクル料金を振り込み、家電リサイクル券を発行する
  3. 指定引取所に洗濯機を自分で持ち込む

 

処分する洗濯機を自分で運ぶ手間と郵便局にて自分でリサイクル料金を振り込みをし、家電リサイクル券を発行する手間があります。リサイクル料金の振り込みの仕方は、「②郵便局にてリサイクル料金を振り込み、家電リサイクル券を発行する」でも解説しているので確認してみてくださいね。

 

日附印が押印された「振替払込受付証明書」を家電リサイクル券に貼付し、忘れずに指定引取所まで持っていきましょう。

 

2-2-3. 洗濯機を玄関まで運ばなければならないことがある点に注意

自治体や業者によって洗濯機の回収が玄関先からとなっている場合があります。

 

洗濯機のような大型家電は1人で運ぶことはできません。とくに2階以上に洗濯機を設置している場合は男性でも非常に困難です。家の中から引き取ってもらえるのかどうか、事前に問い合わせてみましょう。

 

ケガをする恐れがあるため、こういった場合は洗濯機を玄関先まで運ぶ人手を確保するようにしましょう。

 

3. 買取や下取りなどを利用し洗濯機を処分する3つの方法

洗濯機の処分にはリサイクル料金や収集運搬料金などの費用が掛かります。しかし、洗濯機に故障がなく、まだ使える場合は、下取りやリサイクルショップフリマなどで売却し洗濯機を処分することで、コストが掛かりません。

 

買取や下取りなどを利用し洗濯機を処分する方法は以下の3つです。

洗濯機を処分する3つの方法

順番に見ていきましょう。

 

3-1. リサイクルショップに洗濯機を買い取ってもらい処分する

洗濯機の状態が良く比較的製造年数が新しいものを処分する場合、リサイクルショップに買取してもらう方法があります。査定や買取などの際に自宅まで来てもらえるため、運搬する手間を抑えることができます。

 

これまでご紹介した洗濯機の処分方法では、費用がかかりますよね。料金をかけずにお得に処分したい人におすすめの方法です。

 

こんな人におすすめ!

  • 洗濯機を自宅から運搬する手間を抑えたい
  • コストをかけずにお得に処分したい

 

ただし、全ての洗濯機を買取に出せるというわけではありません。

 

ここでは、買取してもらえる判断ポイントや買取の手順を解説していきます。

 

①リサイクルショップに洗濯機を買い取ってもらい処分するための判断ポイント

洗濯機の買取価格は、買取業者の判断によって異なってきますが、以下のポイントで判断されます。

 

洗濯機の製造年数

製造から原則5年以内のものだと高くなりやすい

洗濯機メーカー

国内の人気メーカーや人気機種だと査定額が上がりやすい

洗濯機のサイズ

容量が大きいもののほうが高くなりやすい

洗濯機の状態

汚れや凹みがなく、ちゃんと作動することを確認される

その他

付属品や説明書などの有無で金額が左右される

 

製造から5年以内のもので人気メーカーや人気機種のものだと査定額が上がりやすいです。

 

反対に製造から7年以上経過しているものだと、故障のリスクが高まるので買取してもらえる可能性が低くなり、設計上の標準使用期間が近づくと買取額も大きく下がってしまいます。

 

見て取れる故障や不具合はもちろんのこと

 

  • 設計上の標準使用期間の7年より古い洗濯機
  • 大きな凹みや欠損がある場合

 

といったケースの洗濯機は故障のリスクがあるため、買取を行ってくれない可能性があります。(※設計上の使用期間は、洗濯機本体にシールが貼られているのでそちらで確認可能です)

 

問題なく作動しているような場合でも、騒音や匂いが気になる場合は価格が下がってしまう恐れがあります。買取に出す前にフィルターを掃除したり、塩素系漂白剤で洗濯機の汚れやカビなどを取り除いておいたりして少しでも高値で売れるように準備しておきましょう。

 

買い取ってもらえない場合は、家電リサイクル法に沿った処分方法を選択しましょう。

 

②リサイクルショップに洗濯機を買い取ってもらい処分する手順

店舗によって異なりますが、買取を依頼する手順は以下の通りです。

 

  1. リサイクルショップに電話等で査定の依頼をし、査定日を決める
  2. 査定スタッフが自宅まで来て、冷蔵庫の査定をする
  3. 金額に納得出来たら、搬入作業を開始
  4. 作業終了後、本人確認をして現金にて買取額を受け取る

 

買取業者に買取を依頼する場合、本人確認ができる身分証が必要になります。

 

  • 運転免許証
  • 各種健康保険証
  • パスポート
  • マイナンバーカード

 

上記のような身分証を用意しておきましょう。

 

3-2. フリマアプリに出品し処分する

まだ使える洗濯機をフリマアプリに出品し洗濯機を処分する方法もあります。

 

フリマアプリでは、自分で自由に価格を決定することができます。自分が納得した金額で出品し処分したい方におすすめの方法です。

 

先ほどご紹介したリサイクルショップでの買取では、買取業者が査定額を決めます。そのため、店側が査定額を決定すると「思ったより安い価格だった」、「底値で買い叩かれてしまった」というケースがあり、納得のいく金額で処分できないこともあります。

 

また中古の洗濯機はニーズがないと思われますが、リユースすることへの価値についての認知が高まっているため、意外と需要があります。上手くいくと自分の希望する金額で売却し処分することが可能です。

 

こんな人におすすめ!

  • 自分の納得のいく金額で洗濯機を出品し処分したい
  • 自分の希望する金額で洗濯機を売却し処分したい

 

フリマアプリで出品する手順や注意点を解説していきます。

 

①フリマアプリに出品し処分する手順

フリマアプリによって異なりますが、以下のような手順で出品していきます。

 

  1. 出品する洗濯機の写真を撮る
  2. フリマアプリに写真を掲載
  3. 洗濯機の状態や希望金額などの必要な情報なども合わせて記載する
  4. 購入希望者が買取を希望し、取引が成立したら洗濯機を梱包し配送
  5. 購入者へ商品が搬送される
  6. 商品が到着し、購入者が出品者を評価したら代金が振り込まれる

 

配送料が掛かりますが、フリマアプリが指定する運送業者が洗濯機を引き取りに来てくれるため、運ぶ手間はありません。配送料は出品者側が負担することが多いということを覚えておきましょう。

 

②フリマアプリやオークションサイトに出品し処分する際の注意点

フリマアプリやオークションサイトで出品する際には、以下のような点に注意しなければなりません。

  • いつ売却できるかわからない
  • 個人間のやり取りになるためトラブルが起きるリスクもある

いつ購入希望者が現れるのかわからないことがあります。場合によっては1ヶ月以上購入希望者が現れないこともあり、買い替えや引っ越しを行うケースでは古い洗濯機の保管に困ることがあります。

 

また、個人間での取引になるため、トラブルが起きるリスクがあります。トラブルが起こらないためにも、洗濯機の状態や作動状況、汚れ具合などの状態を噓偽りなく正しく伝えて納得して貰ったうえで取り引きを進めることが重要です。

 

3-3. 家電量販店などの下取りサービスを利用する

洗濯機を買い替える場合、家電量販店などでは下取りサービスを実施しているケースがあります。

 

下取りサービスとは、洗濯機などの家電製品を買い替える際、新品の代金の一部として割り引く目的で引き取ることを指します。

 

例えば「使用しない古い洗濯機を10,000円で下取りしてもらったから、10万円の洗濯機が90,000円で購入できた」といったように、処分費用が掛からないうえにお得に新しい洗濯機を購入することが可能になります。

 

ただし全ての洗濯機を下取りに出せるというわけではありません。下取りの条件は、家電量販店などの小売店ごとによって違うので、必ず確認しましょう。

 

こんな人におすすめ!

  • お得に洗濯機を買い替えたい

 

※ 洗濯機をお得に買い替えたい方は「洗濯機が安くなる買い替え時期はモデルチェンジ時!ドラム式・縦型に分けて徹底解説」こちらも合わせてお読み下さい。

 

ここでは、下取りできる判断基準や手順について詳しく解説していきます。

 

①家電量販店などの下取りサービスを利用するための判断基準

全ての家電量販店で下取りサービスを行っているわけではなく、家電量販店によって下取りできる条件も違います。

 

例えば、家電製品を販売している主要販売店では以下のようになっています。

 

家電量販店

下取りサービスの有無

ノジマ

「下取りチェッカー」の査定によって下取りが可能

ヤマダ電機

2021年製~2014年製の洗濯機が対象

(本体に破損や変色、色褪せ、サビがある製品は買取対象外)

ジャパネットたかた

下取り値引き対象商品を購入の場合下取り可能

(リサイクル料金・収集運搬料金は負担する必要がある)

ケーズデンキ

店頭のみ不定期で下取りキャンペーンを行っている

ヨドバシカメラ

下取りサービスなし

ビックカメラ

下取りサービスなし

エディオン

下取りサービスなし

※2022年1月現在の調査による情報

 

2022年1月現在の調査によると、常時下取りキャンペーンを行っている家電量販店は「ノジマ」と「ヤマダ電機」と「ジャパネットたかた」のみです。

 

どの家電量販店でも全ての洗濯機を下取りしてもらえるわけではありません。

 

ノジマやヤマダ電機の場合は、洗濯機の状態や製造年数によって下取りサービスが適用されない場合があります。またジャパネットたかたの場合は、下取り値引き対象の洗濯機を購入することで、下取りが可能になりますが、リサイクル料金と収集運搬料金は別途負担する必要があります。

 

下取りキャンペーンを行っている店舗が少ないことと、必ずしも下取りサービスが適用されるとは限らないことを覚えておきましょう。

 

②家電量販店などの下取りサービスを利用する手順

下取りを利用する手順は店舗によって異なります。ジャパネットたかたのように、下取りする洗濯機の種類や故障の有無を問わないものは、洗濯機の納品とともに引取作業を行います。

 

ノジマやヤマダ電機では、ネットでセルフ査定を行い、下取りが可能かどうか確認をしたうえで店舗スタッフが洗濯機の状態などの最終確認をして査定を行います。

 

ここでは、ノジマを例に出して説明していきます。

 

  1. 「下取りチェッカー」のLINEを友だち登録する
  2. トーク画面から下取り判定を行う
  3. 買い替えるアイテムを選択し洗濯機の状態や型番など表示される質問に答えていく
  4. 買取対象になり金額に納得がいった場合、名前・住所・電話番号・銀行口座・身分証の写真を入力
  5. 申し込みが完了すると「下取り証明書」が発行される
  6. 最寄りのノジマへ買い替えの際に「下取り証明書」を提示する
  7. 新しい家電の納品時に下取り
  8. 検品終了後、買取金額を指定の口座に振り込み

 

「下取りチェッカー」を利用し、事前査定を行えるため、いくらで買い取ってもらえるのかあらかじめわかります。

 

\「下取りチェッカー」を使って事前に適正な下取り価格を把握しておこう/

「今使っている洗濯機の下取り相場っていくらくらいなんだろう?」と感じませんか?下取りに出して処分するのならば、相場に見合った適正価格でお得に処分したいですよね。

また、事前に下取り価格を把握しておけば、新しい洗濯機を買い替えるための予算に充てることができ、ワンランク上の洗濯機の購入を検討することもできるでしょう。

洗濯機などのリサイクル家電は、メーカーやモデル、状態、製造年数によって下取り価格が変動します。

「下取りチェッカー」で下取り価格をチェックすることによって、洗濯機のメーカーやモデルの適正な中古市場価格を把握することが可能です。

また、提携店であるノジマで下取りに出すことによって、適正な価格で下取りしてもらえます。「適正価格よりも安く買い取られてしまう」という心配もありません。

買取対象にならないものでも条件に該当すれば無料で下取りを案内できる上、リサイクル料金や収集運搬料金がかからないためお得に買い替えが可能です。

「下取りチェッカー」はLINEでお友だち登録するだけです。登録のみで簡単に調べることができます。もちろん入会金や手数料は掛かりません。

 

洗濯機の適正な下取り価格を知り、損をせずに下取りしたい方は、ぜひLINEからお友だち登録をして洗濯機の下取り価格をチェックしてみましょう。

下取りチェッカーの詳しい内容 ボタン

下取りチェッカーの詳しい情報はこちらをクリック

下取りチェッカー バナー

4. 洗濯機を処分する時に水抜きをしてホースを取り外しておこう

縦型洗濯機

ここまでの章では、洗濯機を処分する方法について詳しく解説してきました。この章では、洗濯機を処分するための準備として水抜きのやり方をご紹介します。

 

自分で洗濯機を取り外し運びだす場合はもちろん、事前に水抜きをしておくことで、洗濯機周辺や廊下、車などが水浸しになることを避けられます。

 

洗濯機を処分する前に水抜きをしてホースを取り外しておきましょう。

 

以下の順番で水抜きをし、ホースを取り外していきます。

 

  1. 給水ホースの水抜き
  2. 糸くずフィルターの水抜き【ドラム式洗濯機の場合】
  3. 排水ホースの水抜き

 

▼用意するもの

  • タオル
  • 洗面器やバケツ

 

4-1. 給水ホースの水抜きの手順

まずは、給水ホース内に残っている水を抜いていきます。

 

  1. 水道の蛇口を閉める
  2. 洗濯機のふたを閉めて電源を入れてスタートボタンを押す
  3. いつも通り標準コースで洗濯機を回す
  4. 1分ほどで給水ホース内の水が抜けるので停止する
  5. 洗濯機の電源を切り、蛇口から給水ホースを取り外す

 

上記の手順で給水ホースの水抜きが完了します。

 

水抜きが完了した場合でも、ホースの中に水が残っていることがあります。タオルを準備しておき、残っている水を取り出しておきましょう。

 

4-2. 糸くずフィルターの水抜きの手順【ドラム式洗濯機の場合】

ドラム式洗濯機の場合、糸くずフィルターの水抜きをしてから排水ホースの水抜きをします。

 

  1. 電源を入れ直し、脱水ボタンに設定し1分ほど脱水する
  2. 給水ホースを取り外した後、糸くずフィルターを緩める
  3. 緩めると水が出てくるので、洗面器やバケツを受け皿にして水を出し切る
  4. 水が無くなったらタオルで拭いて糸くずフィルターを元に戻す

 

買取や下取りに出す場合、糸くずフィルターを元に戻す際に、糸くずフィルターのパッキンやねじ部分、本体の取付口の汚れを落としておきましょう。汚れを落とさずに取り付けると、糸くずフィルターの取り付けがゆるくなったり、糸くずフィルターから水漏れする恐れがあります。

 

4-3. 排水ホースの水抜きの手順

最後に、排水ホースの水抜きを行います。

 

  1. 再度電源を入れて1分ほど脱水のみ行う(縦型洗濯機の場合)
  2. 脱水が完了したら洗濯層内に残った水分をタオルでふき取る
  3. 排水口から排水ホースを抜く
  4. ホースやアース線などの部品が無くならないようにまとめておく

 

給水ホースと同様に排水ホースの場合も、ホース内に水が残っている可能性があるため、洗面器やタオルで水を受け止めましょう。

 

特に下取りや買取に出す場合、ホースやアース線などの部品がなくさないように注意してください。 トラブルが起こらないためにも、袋に入れるなどしてひとまとめにしておきましょう。

 

ただし、こちらの「排水エルボー」は物件の部品です。

洗濯機の排水溝

エルボーを処分してしまうと、引っ越し時など退去時に請求されることがあるので、処分しないように注意しましょう。

 

洗濯機の種類によっては、水抜きの方法が異なる場合があります。詳細は、洗濯機の取扱説明書をご覧ください。

 

5. 洗濯機を正しく処分する際に注意すべきポイント3つ

ビックリマーク

最後に洗濯機を正しく処分するために、注意すべきポイントを解説しておきます。

 

  • 洗濯機の処分に必要な許可「一般廃棄物収集運搬業許可」を持っているのか確認する
  • 無料で処分できると謳っている業者を利用しない【高額請求トラブルに注意】
  • 追加で「他の家電も処分しないか」と提案してくる業者に注意

 

悪徳な業者に騙されないようにするためにも、2つの項目について確認しておきましょう。順番に解説していきます。

 

5-1. 洗濯機の処分に必要な許可「一般廃棄物収集運搬業許可」を持っているのか確認する

家電リサイクル法に基づいて、一般家庭から洗濯機を含む家電特定家庭用機器の4品目を処分できるのは、市区町村から「一般廃棄物収集運搬業許可」を持つ業者のみです。

 

リユース品として「下取りする」という形であればこの許可はいりませんが、洗濯機などの廃棄物を処分することはできません。

 

悪徳な業者の中にはチラシやインターネット広告で「産業廃棄物処理業の許可」や「古物商の許可」などの宣伝文句で洗濯機などの廃棄物の処分ができると謳っている業者がいます。

 

産業廃棄物処理業の許可は工場や企業の廃棄物を処分する許可です。古物商は中古品等の売買を行うための許可なので、この2つの許可では処分できません。

 

こういった無許可の回収業者に依頼すると、不法投棄や不適切処理が行われます。環境への被害はもちろんのこと、不適切な管理により発火や延焼の危険があり、火災が発生する事故が起こってしまいます。

 

さらに不法投棄は、洗濯機の所有者が責任を問われるため、依頼したあなたが罪を受けることになってしまいます。不法投棄の罰則は「5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはこれを併科する」と定められています。

 

必ず、市区町村から一般廃棄物収集運搬業の許可を得た業者や市区町村の委託を受けた回収業者に処分を依頼するようにしましょう。

 

自治体の許可を受けている業者は、お住まいの市区町村のホームページや一般財団法人家電製品協会「全国自治体家電リサイクル関連ページ検索」から検索することが可能です。

 

自治体の許可を受けている、信頼できる業者に依頼するようにしましょう。

 

信頼できる業者であれば、洗濯機の引取作業が完了すると家電リサイクル券の「排出者控」を渡されます。

家電リサイクル券

出典:政府広報オンライン家電4品目は正しい処分を!違法な「不要品回収業者」には要注意。

 

こちらの排出者控を受け取るようにしましょう。

 

排出者控に記載されている「お問い合わせ管理番号」で引き取られた洗濯機がきちんと製品メーカーに引き渡されているかどうか確認できます。もし不安な場合は、一般財団法人家電製品協会の「排出者向け引取り確認」から正しく処分されたかどうか調べておきましょう。

 

5-2. 無料で処分できると謳っている業者を利用しない【高額請求トラブルに注意】

洗濯機を含む家庭の不用品を回収する業者の中でも特に「無料で回収」と謳っている業者には、注意が必要です。

  • 無料で処分できると宣伝している
  • ホームページがなく会社概要や一般廃棄物収集運搬業許可が記載されていない
  • 町中を大音量のスピーカーで無料回収と宣伝している

上記に当てはまる業者は利用しないようにしましょう。

 

こういった業者は、無許可で営業している業者なため、不法投棄や不適切処理だけでなく高額請求のトラブルに巻き込まれるケースがあります。

 

最初に無料と言っていたのにも関わらず、引取終了後に「交通費がかかったから」、「トラックの停車料金がかかった」等言葉巧みに高額な料金を請求される被害にあってしまいます。

 

少なくとも、洗濯機の処分にはリサイクル料金が掛かります。

 

悪徳業者を利用し、高額請求のトラブルに見舞われないためにも、2-3「自治体が指定する回収業者にしょぶんしてもらう」で説明したように自治体の「一般廃棄物収集運搬業許可」を受けている回収業者に依頼するようにしましょう。

 

繰り返しになりますが、自治体の許可を受けている業者はお住まいの市区町村のホームページや一般財団法人家電製品協会「全国自治体家電リサイクル関連ページ検索」から検索することが可能です。

 

自治体の許可を受けている、信頼できる業者に依頼するようにしましょう。

 

5-3. 追加で「他の家電も処分しないか」と提案してくる業者に注意

悪徳業者の中には「他の家電も追加で処分しないか」と提案してくるケースがあります。

 

できるだけ部屋をすっきりさせて、不用品をできるだけ処分して新居に行きたいという気持ちがある場合は注意が必要です。追加で不良品回収を依頼すると、費用面で損をして後悔してしまいます。

 

特に、他に処分したいものがある引っ越し時や大掃除中など捨てたいものが多くあるときに注意が必要です。

 

費用面で損をしないために、必ず以下のことを確認しましょう。

  • 処分するための費用はいくらかかるのか事前に具体的な見積もりを取る
  • 洗濯機以外にも処分したいものがある場合は、事前に伝えて具体的な見積もりを取る
  • 見積もり以外のものは処分しないと決めておく

洗濯機を処分しに来た時に、部屋を見て「これも処分しないか?」、「他に処分したいものも回収しますよ」と提案してくることがあります。引越し時には、処分したい不用品がたくさん出てきます。安易に依頼した洗濯機以外の不用品や廃棄物の回収を頼むと、予想以上に費用を請求されて損をしてしまいます。

 

対面だと、わざわざ自宅まで重たい洗濯機を回収しに来てくれることも相まって業者への気遣いをしてしまいます。冷静な判断ができずにその場の雰囲気やセールストークに流されて、処分を依頼してしまいます。

 

洗濯機の処分に来てもらう前に必ず見積もりや処分したいものをピックアップし、それ以外は処分しないと決めておきましょう。冷静に判断できる時に「具体的な見積もりを取り、納得のいく料金かどうか」確認したうえで洗濯機の処分を依頼してくださいね。

 

6. まとめ

自分に合う洗濯機の処分方法がわかり、実践できるようになっているかと思います。

 

最後にこの記事の内容を簡単にまとめておきます。洗濯機の処分方法をおさらいしてみましょう。

 

洗濯機の処分には大きく分けると2つのケースがあります。

 

ケース1:家電リサイクル法に基づいて洗濯機を処分する

ケース2:まだ使える洗濯機で状態が良いものは下取りや買取を利用し処分する

 

洗濯機の処分は家電リサイクル法によって定められています。決められた正しい方法で処分しなければなりません。

 

洗濯機がまだ使えるもので、状態がいいものであれば、下取りや買取を利用しお得に処分することができます。

 

家電リサイクル法に基づいて洗濯機を処分する方法は、以下の4つです。

洗濯機を処分する4つの方法

買取や下取りなどを利用し洗濯機を処分する方法は、以下の3つです。

洗濯機を処分する3つの方法

洗濯機の処分方法がわかったら、水抜きをして処分する準備をしましょう。水抜きの手順もまとめておきます。

 

  1. 給水ホースの水抜き
  2. 糸くずフィルターの水抜き【ドラム式洗濯機の場合】
  3. 排水ホースの水抜き

 

水抜き後のホースやアース線など部品を取り外した際に紛失しないためにも、袋に入れるなどして部品をひとまとめにしておきましょう。

 

最後に、洗濯機を処分するための注意ポイントをまとめておきます。

 

  • 洗濯機の処分に必要な許可「一般廃棄物収集運搬業許可」を持っているのか確認する
  • 無料で処分できると謳っている業者を利用しない【高額請求トラブルに注意】
  • 追加で「他の家電も処分しないか」と提案してくる業者に注意

 

悪徳な業者に騙されないようにするためにも、無料で処分できると謳っている怪しい業者や無許可営業の業者に依頼しないように注意するようにしましょう。

 

この記事を参考に、自分に合った方法で洗濯機の処分をスムーズに行い、納得のいく処分ができることを願っています。

 

コメント

家電を買い替えるまえに

でかしこく買い換えよう

家電を買い替えるまえに

でかしこく買い換えよう

LINEで下取り価格を調べる