「最近洗濯機を使うと焦げ臭いにおいがするんだけど故障かな?」
「焦げ臭いにおいがするときの対処の仕方や修理ってどうすればいいんだろう…」
など、嗅いだことのない焦げ臭いにおいが洗濯機からしてきたら焦りますよね。
そこで本記事では、洗濯機からする焦げ臭いにおいの原因と対処の仕方、修理についてまとめました。
結論からお伝えすると、洗濯機の焦げ臭いにおいは異物がパルセーターや駆動部にはさまっていることが原因のものと、もしくは駆動部の部品の劣化で起こります。
また故障しているときには部品交換が必要になるため、製造メーカー・業者による修理が必要になることを覚えておきましょう。
それでは、洗濯機の焦げ臭いにおいの原因・対処の仕方・修理の順番に解説していきます。
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洗濯機が焦げ臭いときの原因は3つ!
まずは、洗濯機が焦げ臭い原因から解説していきますね。
洗濯機から焦げ臭いにおいがするときは、以下の3つが原因になります。
- 洗濯機に異物が紛れ込んだ
- クラッチの寿命
- Vベルトが劣化した
それでは原因ごとに詳しく解説をしていきます。
洗濯機に異物が紛れ込んだ
まずは「洗濯機に異物が紛れ込んだ」について解説します。
焦げ臭いにおいは洗濯機に異物が紛れ込むことで、パルセーターや駆動部にはさまってしまい摩擦が原因となって発生することがあります。
あまりなじみがないと思うので、パルセーターと駆動部についてカンタンに解説しますね。
パルセーターとは洗濯機の底にある水流を作るための回転翼のことをいい、下記の画像の赤丸部分のことを指します。
続いて駆動部とは、洗濯槽やパルセーターを動かすため、洗濯機の裏側に隠れているモーターやベルトのことを言います。
この駆動部にも異物がはさまってしまうと、ベルトやモーターに異物が干渉することで、摩擦から焦げ臭いにおいを発生させる原因につながります。
パルセーターや駆動部にはさまりやすい異物の代表として、以下のものが挙げられます。
- 靴下
- ハンカチ
- 安全ピン
- コイン
- 女性用下着のホック
- 布マスク
これらに共通しているのは、せまい隙間に入ってしまうほどの大きさや薄さという点ですね。
こまかな洗濯物を選択するときは、ポケットに安全ピンやコインが残ってないか確認したり、ネットを使って隙間に入らないように工夫するとよいでしょう。
クラッチの寿命
次に「クラッチの寿命」について解説します。
焦げ臭いにおいは、洗濯機のクラッチの寿命でも発生します。
クラッチとはパルセーターやモーターからの動力を伝える、もしくは遮断するための部品ですね。
クラッチが故障すると動力がうまく伝わらなくなるため、異音が出たり汚れが落ちなくなったり、脱水がされないというトラブルも合わせて発生します。
焦げ臭いにおい以外にも、汚れが落ちなかったり脱水がされないなどのトラブルが併発している場合は、クラッチが故障していないか確認しましょう。
Vベルトが劣化した
最後は「Vベルトが劣化した」について解説します。
Vベルトとは、モーターとプーリーと呼ばれる円盤状の部品をつなぐベルトの伝達に使われます。
このVベルトはゴム製の消耗品のため、長年使用すると劣化してベルトが伸びたり、亀裂が入って最悪切れてしまうこともあります。
劣化してくると、モーターの動力が上手くプーリーに伝わらず、空回りしてしまい焦げ臭いにおいが発生してしまいます。
焦げ臭いにおいと共に、これらの症状がある場合はVベルトの劣化を疑いましょう。
洗濯機が焦げ臭いときは自分で直せるもの?
「洗濯機から焦げ臭いにおいがするときに自分でも修理できるのか?」という点について、解説します。
結論からお伝えすると、洗濯機が焦げ臭いときの修理は「自分で無理せずおこなえるもの」と「部品の劣化・交換が必要があり業者に依頼が必要なもの」があります。
洗濯機の部品の交換は専用工具や知識が必要になるため、業者に修理を依頼するか、洗濯機そのものを買い替えるしかありません。
それでは無理せずおこなえるものと、業者に依頼が必要なものをそれぞれ詳しく解説していきますね。
無理せず自分でおこなえること
まずは「無理せず自分でおこなえること」について解説します。
無理せず自分でおこなえることは、原因でも紹介した洗濯機に紛れ込んだ異物を取り除くことです。
はさまったものを取り除くだけならば専門知識も必要なく、部品の交換などもありません。
ただし、はさまった異物がどうしても取れない場合は、無理せずに業者に修理を依頼しましょう。
無理に取ろうとして部品の破損や故障、手のケガなどに繋がる可能性があるためです。
部品の劣化・交換については業者に修理を依頼する
続いて「部品の交換・劣化については業者に修理を依頼する」について解説します。
部品の交換・劣化についての対応は業者に修理を依頼するほうが確実です。
部品の交換については、専門知識や専用工具が必要になり、素人には難しい作業となるためですね。
さきほどもお伝えしましたが、素人が部品の交換をおこなうと、洗濯機を壊してしまう可能性があります。
特にモーター類は、洗濯機の部品の中でも高額な部品になります。
部品代の参考として大手製造メーカーである、HITACHIのサイトより価格を引用させていただきました。
駆動部品 | 3.1万~4.6万前後 |
出典 : 修理の目安 洗濯乾燥機 HITACHI
自分で修理をして洗濯機を壊してしまい、よけいな出費を増やすくらいなら、業者に修理を依頼するほうが確実です。
また、部品の劣化の判断についても、業者に依頼して点検してもらったほうがよいでしょう。
クラッチやVベルトは、一般人が日常生活で目にする機会のない部品になります。
そのため部品の劣化具合から、修理が必要かどうかの判断が難しいのですよね。
少しでも判断に悩むものであれば、修理が必要かプロに見てもらい判断してもらいましょう。
洗濯機を長く使うために気を付ける4つのポイント
最後にまだ洗濯機の買い替えを検討していない方へ、洗濯機を長く使うために、気を付けるべき4つのポイントをお伝えします。
気をつけるポイントは、以下の4つになります。
- 洗濯物を詰め込みすぎない
- 洗濯物のポケットから異物を出す
- 掃除を定期的におこなう
- 使い終わったら蛇口を閉める
ここで紹介した4つのポイントを意識して洗濯機を使うことで、洗濯機の寿命を伸ばすことができます。
洗濯機で洗濯物を洗うときや、洗濯機を掃除するときに取り入れてみてください。
ではそれぞれ詳しく解説していきますね。
洗濯物を詰め込みすぎない
1つめは「洗濯物を詰め込みすぎない」です。
洗濯機は洗濯物の容量が決まっており、規定以上の洗濯物を詰め込んでしまうと、モーターに負荷がかかり故障の原因につながります。
また、洗濯物の詰め込みすぎは汚れが落ちなかったり、生乾きの原因にもなります。
洗濯物の容量は操作パネルに表示されていることがほとんどで、筆者が使っている洗濯機を確認したところ、容量は9kgと表示されていました。
洗濯機の操作パネルに表示されている容量を確認し、必要以上に詰め込まないようにしましょう。
洗濯物のポケットから異物を出す
2つめは「洗濯物のポケットから異物を出す」です。
焦げ臭いにおいの原因でもお伝えしましたが、異物がはさまると故障の原因になります。
洗濯物を洗濯機に入れる前に、ポケットの中身を確認してから入れましょう。
ホックが付いている女性用の下着などは、専用ネットに入れて洗うと万が一ホックが取れてはさまることがないので、安心して洗うことができますね。
掃除を定期的におこなう
3つめは「掃除を定期的におこなう」です。
洗濯機も定期的な掃除をすることで、故障の原因となる異物を発見したり、カビや黒ずみの発生などを減らして長く使うことができます。
掃除する箇所は、洗剤投入口と糸くずフィルターとなりますが、掃除に合わせてパルセーターに異物がはさまってないか確認しておきましょう。
使い終わったら蛇口を閉める
4つめは「使い終わったら蛇口を閉める」です。
洗濯機を使ってないときも、水道の蛇口を開きっぱなしにしてませんか?
実は、水道の蛇口を開きっぱなしにすることで、給水ホースと蛇口を繋いでいる部品に常に水圧が掛かっている状態になります。
通常なら5年から10年持つ部品も、水圧のせいで劣化が早くなってしまい水漏れの原因につながります。
余計な故障やトラブルになるので、使い終わったら蛇口を閉めるようにしましょう。
また、洗濯機の水漏れについては「洗濯機が水漏れしてる!場所ごとで原因や対処の仕方が違うので解説します(後日アップ予定)」にて詳しく解説しています。
修理が難しければ買い替えを検討する
最後に「修理が難しければ買い替えを検討する」について解説します。
洗濯機だけでなく、すべての家電に当てはまるのですが、修理部品の保有期間は決まっています。
洗濯機は製造が終了してから、6年間は修理に必要な部品をメーカーが保有してますが、7年目以降は保有しなくてもよくなります。
そのため洗濯機の年式によっては、修理ができない可能性があるのですよね。
このようなケースで洗濯機の修理が難しければ、買い替えを検討してみてください。
また年式が古くなるといろいろな部品の劣化が進み、総合的に判断すると修理代より買い替えたほうが安くなることがあります。
もし、修理が必要となる故障が出たときは買い替えも検討しましょう。
洗濯機の買い替えを検討している方は、家電量販店のノジマと提携している「下取りチェッカー」というサービスを使ってみてください。
「下取りチェッカー」は、LINEで無料下取り査定ができるサービスです。
買い替えしたい洗濯機はいくらで下取りをしてもらえるのか確認したうえで、洗濯機を買い替えするスケジュールが立てられるようになります。
専用アプリのダウンロードは不要ですぐに査定依頼ができるため、ぜひ利用してみてください。
また、下取りチェッカーではWEB査定も加わり、さらに査定しやすくなりました。
洗濯機の査定では入力する項目として以下の6つの項目を入力すると概算下取り価格をだしてくれます。
- メーカー
- 年式
- 洗濯機タイプ
- 型番
- 正常動作の有無
- 破損、異臭の有無
たとえば「東芝の全自動洗濯機で洗濯容量7kg以下」を下取りチェッカーで査定した場合、700円〜16,700円の査定が付いていました。
※2015年以降に製造されたものが買取対象
冷蔵庫を買い替えるときに、1万円でも値引きされればうれしいですし、処分する手間も省けるので助かりますよね。
LINE、またはWebから60秒以内に査定してもらえるという手軽さと、買取実績のデータを元に算出してるので、下取り価格もしっかりしているという特徴もあります。
洗濯機のような大型家電はフリマアプリでの販売は難しいので、気になった人はぜひ使ってみてください。
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まとめ
今回は、洗濯機から焦げ臭いにおいの原因と対策の仕方、修理について解説してきました。
最後にもう一度、本記事の内容をまとめておきます。
- 洗濯機から焦げ臭いにおいがするときは「異物が紛れ込んだ」 「クラッチの寿命」 「Vベルトの劣化」 の3つが原因
- 異物が紛れ込んだ場合は、パルセーターや駆動部に異物がはさまることで、摩擦から焦げ臭いにおいが出る
- クラッチの寿命は焦げ臭いにおいが出るほかに、異音・洗濯・脱水などのトラブルにつながる
- Vベルトの劣化が始まると、洗濯機から「キー」という異音が発生。もしくは焦げ臭いにおいや洗えないなどのトラブルが発生する
- 焦げ臭いにおいがするときの修理は、できないと判断したら無理せず業者に依頼をする
- 洗濯機を長く使うためには「洗濯物を詰め込みすぎない」 「ポケットから異物を出す」 「掃除を定期的におこなう」 「使い終わったら蛇口を閉める」の4つに気をつける
- 修理が難しければ買い替えを検討する
洗濯機から焦げ臭いにおいがしたときは、何かしらのトラブルが起きています。
そのまま放置しておくと、洗濯機の故障してしまい高額な修理代が掛かることが予想されます。
焦げ臭いにおいがしたときは、すぐに使用を止めて業者に修理点検してもらい、修理できない場合に備えて、買い替えも検討しておきましょう。