
「掃除機の下取りで、査定が一番高いお店ってどこ?」
「新しい掃除機を購入するために今使ってる掃除機を処分したい」
こんなことが気になってる方に向けて、大手家電量販店がおこなっている掃除機の下取り情報をまとめました!
まず結論からお伝えすると、掃除機の下取りをおこなってくれるのは大手7社のうち、下記の大手2社になります。
- 下取りを常時おこなっているのは「ノジマ」と「ヤマダデンキ」の2社のみ
- 付属品の欠品ありでも買取ってくれるのは「ノジマ」
ノジマであれば、下取りと付属品の欠品も買取ってくれるため、どちらの店舗も近くにある場合は、ノジマで下取りをお願いしたほうが便利であると言えますね。
これから紹介していきますが、下取り価格もヤマダデンキに比べて、最大4倍近くの下取り価格で買取ってもらえるためお得になります。
さらに「ノジマ」では【下取りチェッカー】という下取りサービスと提携しており、スマホで簡単に下取り価格が分かる画期的なサービスを導入しています。
このあたりのサービスの詳しい説明、そして大手7社の下取り価格を比較したものをこれから紹介していきます。普段は掃除機の下取りをおこなっていない大手も、期間限定キャンペーンで下取りしているため、下取りに出す際は確認するとよいでしょう。
「PR」ノジマで買い替えると最大7万円の買取キャッシュバック!
下取り値引きと買取キャッシュバックはなにが違うの??
例)シャープ 5ドア冷蔵庫 SJ-X416J をデジタル家電専門店ノジマで購入する際
引用:ノジマのWEBチラシ
販売価格(税込) 195,800円
下取りありで最大 -30,000円
さらに下取り品が買取対象なら最大 -70,000円 の買取キャッシュバック!
※2022年8月現在のサービス内容です。予告なく変更することがございます。
・下取り値引きとは…壊れていても、古くても下取り品があれば値引きの対象。
・買取キャッシュバックとは…下取り品の買取サービスです。買い替えるまえに下取りチェッカーを利用して査定証明を取得する必要がございます。
※買取キャッシュバックサービスは、株式会社ノジマと株式会社アシストが提携して提供している下取りサービスです。下取チェッカーに関するご質問やご連絡は株式会社アシストまでお問い合わせください。
【掃除機の下取り】家電量販店大手7社の相場を比較!
ここでは大手7社がおこなっている掃除機の下取りと引き取りについて表にまとめました。
●Dyson V7 Slim SV11 SLM 2019年製を下取りに出す場合
家電量販店名 | 下取り(買取)査定価格 | 備考(マイナスは処分費用) |
ノジマ | 4,300円 | 査定額がつかないものでも掃除機購入で無料引き取りしてもらえる(店頭) |
ヤマダデンキ | 1,000円 | 回収手数料に 550円〜1,100円かかる |
ヨドバシカメラ | – | 回収手数料に1,100円かかる |
ビックカメラ | – | 掃除機購入で無料引き取りしてもらえる (箱に小家電詰め込みで- 1,958円) |
エディオン | – | 回収手数料に 550円かかる |
ケーズデンキ | – | あんしんパスポート会員限定の下取りキャンペーンをおこなうことがある 通常は回収手数料に 1,100円かかる |
ジャパネットたかた | – | 購入品によって1万円〜2万7千円の下取り値引きが適用されることがある そのほか回収手数料に550円がかかる |
※2023. 3月時点当社調べとなります。実際の下取り価格と異なることもあります。
※各社全て掃除機購入者を前提とした場合
上記のように「Dyson」のコードレス掃除機で試算した結果、下取り(買取)査定額が出たのは「ノジマ」「ヤマダデンキ」の2社という結果になりました。
また「ジャパネットたかた」の下取り値引きは高額でお買い得に思えますが、一部の商品のみが対象となっており、欲しいメーカーや製品を選ぶことができません。
そのため購入する人を選んでしまうデメリットがあります。
また「ヤマダデンキ」の買取には「付属品が揃っていること」「色あせ・サビ・破損がある製品は対象外」という厳しい条件もありました。
以上から考えると、一番お得で下取り条件も厳しくないのが「ノジマ」ということになりますね。
「ノジマ」「ヤマダデンキ」の2社以外の家電量販店は古い掃除機を査定して下取り(買取)するというサービスはあまりおこなっておらず、小型家電リサイクルが中心のようです。
ではここから更に各社の下取りについて、もう少し詳しく説明していきます。
ノジマ
一番お得な下取り条件だった「ノジマ」では「下取りチェッカー」という事前に下取り価格が分かるシステムが導入されています。
下取りチェッカーを使えば、誰でもかんたんに下取り価格が調べられる新しい下取りサービスです。
ただ今、デジタル家電専門店ノジマ全店で対応しています!(下取りチェッカー公式サイト)
「ノジマ」で掃除機を下取りに出す際、下記のような条件があります。
「ノジマ」掃除機の下取り条件
- 下取りできるメーカーは、パナソニック、シャープ、日立、東芝、三菱、Dyson、IRobot
- 製造から国内メーカー5社は5年以内、DysonとIRobotは7年以内
- 上記以外のメーカーは買取、無料下取りの対象外
「ノジマ」は多少の傷や付属品の欠品があっても下取りしてくれるので、もし掃除機の買い替えを検討しているなら、一度検討してみてください!
LINEまたはWEB操作で30-60秒程度で確認できます。
\WEB査定はこちらから/
ヤマダデンキ
「ヤマダデンキ」では、掃除機の買取と引き取りの両方をおこなっており、下記のような条件があります。
「ヤマダデンキ」掃除機の買取条件
- 下取りできるメーカーは、東芝、日立、シャープ、パナソニック、三菱、Dyson、ロボロック、ヤマダセレクト
- 製造年式は2015年〜2022年製で、それ以前は買取対象外
- 買取は店舗のみ
- 買取の際、身分証明書が必要になる
- 正常に作動し付属品がすべてそろっており破損のない製品に限る
- 色あせ、サビ、破損がある製品は買取対象外
「ヤマダデンキ」は「ノジマ」より厳しい買取条件となっていますね。
また、買取条件に当てはまらなかった製品は小型家電リサイクル法に基づいた有料の引き取りをおこないます。
「ヤマダデンキ」掃除機の引き取り条件
- キャニスター型:550円~
- スティッククリーナー:1,100円~
- ハンディ型:1,100円~
「ヤマダデンキ」の店舗数は日本全国に約700店舗以上あるため、身近な家電量販店で買取や処分できるので、日本全国場所を選ばないという点では評価ができます。
出典:掃除機の買取査定・買取価格|家電の買取ならヤマダの買取事前査定サービス
ヨドバシカメラ
「ヨドバシカメラ」では、掃除機の下取りはおこなわれていませんが、有料での引き取りはおこなっています。
「ヨドバシカメラ」掃除機の有料引き取り条件
- 掃除機の回収料金は一律1,100円、出張回収の場合はプラス2,200円
- ヨドバシカメラ店舗または、テレフォンショッピング限定のサービス
- 一部対象外のエリアがある
出張回収では配送エリア外の場合は非対応となり、店舗持ち込みとなります。事前に確認が必要になるでしょう。
また、処分したい家電が複数ある場合は「ヨドバシカメラ」と提携しているリネットジャパンの「小型家電宅配リサイクル回収チケット」を使うとお得になることがあります。
小型家電宅配リサイクル回収チケットは、決められた箱のサイズに入れば何点でも1,950円で家電を回収してくれる制度なので、こちらの利用も検討してみてください。
小型家電宅配リサイクルの条件
- オンラインで注文可能で1,950円
- 箱のサイズは3辺合計160cm・30kg以内
- 回収用のダンボールのみ準備が必要
- 故障していても回収可能
ビックカメラ
「ビックカメラ」では家電の買取は一部おこなっているものの、掃除機は対象外でした。しかし、店舗限定で古い掃除機を無料引き取りするサービスをおこなっています。
「ビックカメラ」掃除機の引き取り条件
- 新しい掃除機を1台購入につき、古い掃除機を1台無料引き取り
- 引き取りする掃除機は動作しなくてもよい
- 店舗限定のサービスとなる
「ビックカメラ」も箱に詰め放題の引き取りサービスをおこなっており、1箱で1,958円となっています。
ただし、次の製品は回収不可となってしまったので、家電の持ち込みを考えている場合は注意しましょう。
「ビックカメラ」回収できない製品
- テレビ、冷蔵庫、洗濯機/乾燥機、エアコンの家電4品目
- ※メーカーカタログにテレビとして記載されているモニターに関しては、回収対象外
- 灯油、石油等を使用する製品(ストーブ等)
- 既定のサイズ(梱包状態で3辺160cm・30キロ以内)を超える製品
- 業務用で使用されていた製品
また、「ビックカメラ」ではデジタル機器に関しては積極的に買取をしており、買取内容については、BicCamera GROUP 買取サービスからご確認いただけます。
また「ビックカメラ」には系列店舗で「コジマ」があります。系列店舗にはなりますが、「コジマ」では掃除機の下取りや、引き取りはおこなっていないので注意しましょう。
コジマで下取りをおこなっているのは、家電リサイクル法対象商品(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン等)を購入したときに、同一品目の不用品リサイクル回収するというものでした。
街中でコジマの店舗を見かけると「コジマ×ビックカメラ」と看板に書かれていますが、実際にはビックカメラと同じ条件での下取り・引き取りはおこなっていないことを覚えておきましょう。
出典:買い替え無料下取りサービス【店舗限定】 | ビックSUPERサービス
エディオン
「エディオン」では下取りサービスはありませんが、引き取りサービスはおこなってます。
「エディオン」掃除機の引き取り条件
- 小型の場合は550円だが、120cm以上の掃除機は1,100円のリサイクル料金が発生する
- 縦+横+高さの合計が120cm以下で重さが10kg以下
- 取り外し工事不要で使用でき、人が一人で運べるもの
- フランチャイズ店舗では引き取りサービスができない店舗がある
掃除機をお得に買い替えようと思ったら他社を検討する必要がありそうです。
ケーズデンキ
「ケーズデンキ」では、基本的に下取りサービスはありませんが、引き取りサービスがおこなわれています。
「ケーズデンキ」掃除機の引き取り条件
- 引き取り料金は1,100円
- 引き取りのみの場合は出張料金が発生
「ケーズデンキ」の掃除機の引き取りは中型品目となり価格は1,100円です。他の家電量販店と比べると割高に感じてしまいますね。
下取りサービスは基本的に…と書いた理由ですが、過去に期間限定であんしんパスポート会員のみの下取りキャンペーンをおこなっているようでした。
過去の下取りの条件は以下のようになります。
- 期間内に対象店舗で新しい掃除機を購入
- あんしんパスポート会員限定で5,000円で下取り
- 下取りに出す掃除機は古い年式や壊れた掃除機でも可能
「ケーズデンキ」の下取りはあんしんパスポート会員限定なので、「ケーズデンキ」で買い替えを検討している人はスマホアプリをダウンロードして、こまめに情報をチェックしておく必要がありそうですね。
出典:家電リサイクル – CSR | ケーズデンキ −株式会社ケーズホールディングス
ジャパネットたかた
テレビショッピングでおなじみの「ジャパネットたかた」ですが、古い掃除機を査定して買取するようなサービスはおこなっています。
その代わり、下取り値引きの対象商品を購入することで、大幅な値引きが期待できます。
「ジャパネットたかた」掃除機の下取り条件
- 指定商品を購入する場合、最大27,000円の下取り値引きが適用される場合がある
- 年式・故障の有無に関わらず、箱に入る掃除機なら下取り可能
- 商品が到着したときに配送業者に渡すだけ
- ただし、下取り回収手数料として税込900円が必要
「ジャパネットたかた」の下取りは、いろんな商品で継続的におこなわれているサービスであり、定価より大幅値引きで購入できるチャンスとも言えます。
高額な下取りは魅力的ですが、選べる機種には限りがあり、高い金額の製品しかないので、購入する際は他家電量販店と比べ総合的に判断する必要があります。
出典:【ジャパネットたかた】下取り・引き取りサービス:通販、テレビショッピング
掃除機の下取り・買取・処分の違い
最後に掃除機の下取りと買取、リサイクル家電の処分、その違いについて触れておきます。
掃除機の下取りの基礎知識
「掃除機の下取り」とは掃除機の買い替え、つまり新商品を購入する前提の場合、古い洗濯機を引き取ってもらえるサービスです。
下取りは大きく分けると、
- 下取りを大きく分けた場合
- 買取してもらえる場合
- 無料引き取りしてもらえる場合
- 有料(処分費用として)で引き取ってもらえる場合
この3パターンに分かれます。
掃除機の下取りに関しては先にご覧いただいたとおり、買取ってもらえるケースはごくわずか。
大半は有料にて引き取りをおこなっている販売店が多いという結果でした。
現時点で掃除機の下取りは【常時下取り(買取)査定をしているのは「ノジマ」と「ヤマダデンキ」の2社】、【付属品の欠品ありでも査定額を付けてくれるのは「ノジマ」】となっており、「ノジマ」の下取りが一番お得と言えますね。
家電量販店により下取りの掃除機を買取・引き取り・処分として対応されるかは様々です。
普段は有料引き取りであるお店が下取りでポイントキャンペーンをおこなうこともありますので、まずは実際にいくらになるのか、購入予定の品物と総合的に判断するとよいでしょう。
掃除機の買取の基礎知識
家電量販店に限らず、リサイクルショップで買取してもらえる掃除機ももちろんあります。
そのため、最寄りの家電量販店で買取してもらえない場合は、リサイクルショップでの買取を検討することをおすすめしています。
ただし、基本的な買取条件として購入から3年以内のものや状態のよい掃除機に限るケースが多いので、必ず買い取ってくれるわけではないことを覚えておきましょう。
4年以上経過した掃除機は一部を除いて無料買取や買取不可になることもあります。
ちなみに買取や下取りをお考えの際は下記の記事を参考にすると良いでしょう。
掃除機の寿命は約7年!お得な買い替え時やおすすめ機種について解説
まとめ
今回は掃除機の下取りについて、家電量販店7社の違いを比較してきました。
本記事の内容をもう一度、以下にまとめておきます。
- 掃除機の下取り(買取)査定を常時おこなっているのは「ノジマ」と「ヤマダデンキ」の2社
- 付属品の欠品ありでも査定額を付けてくれるのは「ノジマ」
- 下取り値引き額が一番高いのは「ジャパネットたかた」だが、決まった製品しか選べない
- 購入時に無料で下取りしてくれるのは「ビックカメラ」
- 有料引き取りしてくれるのは「ヨドバシカメラ」「エディオン」「ケーズデンキ」
繰り返しになりますが、「パナソニック、シャープ、日立、東芝、三菱、Dyson、IRobot」のメーカーで国内メーカーは製造から5年以内。そしてDyson、IRobotは製造から7年以内の掃除機を下取りに出す場合は、ノジマが一番お得になっています。
掃除機の買い替えを検討しているのであれば、まずは「下取りチェッカー」を使って、お持ちの掃除機の下取り価格をチェックしてみてください。
ぜひ、本記事が買い替えを検討している際のご参考になれば幸いです。