
布団は毎日使うものだからこそ、清潔な状態を保ちたいものです。
しかし、布団はホコリがたまりやすく、ホコリやフケなどをエサとするダニの発生も気になりますが、布団のクリーニングは手間がかかり、専門業者に依頼すると高額な費用がかかってしまうでしょう。
そこで役立つのが、自宅で手軽に布団をきれいにできる布団クリーナーです。
この記事では、布団クリーナーの魅力や選び方のポイントについて解説します。
また、布団専用モデルだけでなく、掃除機と兼用できるモデルなど、おすすめの製品も紹介しますので、布団クリーナーを探している人は、ぜひ参考にしてください。
布団クリーナーを使う魅力とは
ここでは、布団クリーナーを使う魅力について解説します。
メリットは手軽なこと
布団クリーナーのメリットは、手軽に布団を清潔に保つことができる点です。
布団だけでなくマットレス・ソファー・カーペットなどの布製品は、ホコリがたまりやすくダニも繁殖しやすい環境ですが、布団クリーナーを使えば簡単にホコリやダニを取り除けます。
毎日使う布団からダニやホコリといったアレルギーの原因となりやすい物質を取り除くことで、アレルギー症状の改善も期待できるでしょう。
デメリットは染み込んだ汚れに効果がないこと
布団クリーナーのデメリットは、汗やシミ汚れに効果がないことです。
布団の除菌やホコリを吸引することはできますが、布団に染み込むような汗やシミなどは取り除くことができません。
そのため、専門業者に依頼するような本格的な布団クリーニングには及ばない点に注意しましょう。
また、普通の掃除機と同様に騒音が出やすいため、夜間に使用する場合や集合住宅で使用する場合には、周りの人への配慮が必要です。
クリーナーの集じん方法は用途に合わせて
ここでは、クリーナーの集じん方法について解説します。
主な集じん方法は次の2つです。
- サイクロン式
- 紙パック式
それぞれについて見ていきましょう。
サイクロン式|ごみ捨てが簡単
サイクロン式の布団クリーナーは、ごみと空気を遠心力で分離させてダストケースにためていくのが特徴です。
たまったごみはある程度まとまりますので、ごみ捨て時はフタを開けてさっと捨てられます。
ただし、ハウスダストが舞い上がりやすいため、マスクの装着や、ごみ袋の口を閉じながらダストケースを開けるなどして対策するのがおすすめです。
また、サイクロン式は定期的にダストケースやフィルターのお手入れが必要になります。
ダストケースとフィルターが水洗いできる製品を選ぶと、清潔を保ちやすいでしょう。
紙パック式|お手入れがラク
紙パック式の布団クリーナーは、ダストボックスやフィルターのお手入れが不要です。
ごみがいっぱいになったら紙パックごと捨てられるため手間がなく、ハウスダストも舞い上がりにくいでしょう。
紙パックは消耗品ですのでランニングコストがかかりますが、紙パックはプレフィルターの役割もあります。
そのため、クリーナー本体のフィルターは、紙パックを交換しても吸引力が弱くなったと感じたときにお手入れすれば問題ありません。
布団クリーナーはどの点に注目して選ぶ?
ここでは、布団クリーナーを選ぶポイントについて解説します。
布団クリーナーは専用モデルと兼用モデルに分かれる
布団クリーナーは、布団専用のモデルと、普通の掃除機と兼用できるモデルに分かれます。
布団専用のモデルは、布団を清潔にすることに特化した機能がついています。
たとえば、たたき機能は布団に振動を与えることでハウスダストを浮かび上がらせ、効率的に吸引できます。
その他にもUVライトや温風機能など、ハウスダストやダニ対策ができる機能を搭載しています。
掃除機と兼用できるモデルでは、吸い込み口を広くしたブラシレスの簡易的な布団用ツールが付属している場合もありますが、UVランプやたたき機能を搭載するなど布団専用モデルと遜色ないアタッチメントを付属している場合もあります。
収納スペースを節約したい場合などは、掃除機と兼用タイプがおすすめです。
電源方式をチェック|有線・無線
布団クリーナーの電源方式は、有線タイプと無線タイプがあります。
有線タイプは安定した吸引力を発揮できます。また、運転時間の制限がありませんので、大きい布団を掃除するときや、複数の布団をまとめて掃除したい人におすすめです。
コンセントの位置によってはコードが届かない場合もありますので、コードの長さもチェックしましょう。
無線のコードレスタイプは、コードが邪魔になることがなく、スムーズにクリーナーを動かせます。
運転時間はバッテリーの容量によって変わりますが、1~2枚の布団であれば十分に掃除できるでしょう。
充電にどれくらい時間が掛かるかも把握しておくと便利です。
軽量を選ぶなら2kg以下のものがおすすめ
布団クリーナーは軽量化が進んでおり、近年では重くても2kg強の重量になっています。
しかし、使う頻度が多いものですので、収納からの出し入れや、掃除する際にかかる手や腕への負担を軽減するためには、2kg以下のできるだけ軽い製品を選ぶのがおすすめです。
普通の掃除機と兼用できるタイプでは、ハンディ使用時の重量が1kgを切る製品もあります。
おすすめ機能をチェック|ダニ対策・除菌対策に効果抜群
布団クリーナーは、製品によってUVランプ、HEPAフィルター、温風機能、ごみセンサーなどが搭載されています。
UVランプは殺菌灯として医療現場などでも使用されており、除菌・ウイルス除去・ダニの活動を抑制する効果があります。
吸引せずにUVランプだけ照射できる製品もあり、吸引や回転ブラシで痛んでしまうようなデリケートな布製品にも使用可能です。
HEPAフィルターは、布団クリーナーの排気をきれいにする役割です。
せっかくハウスダストを吸引しても、フィルターがなければすき間から漏れたハウスダストが排気とともにまき散らされてしまいます。
HEPAフィルターは空気清浄機などにも搭載されており、超微細な0.3μm(マイクロメートル)の粉塵を99.9%以上取り除けますので、安心して使用できるでしょう。
温風機能はダニが死滅する約50℃~60℃の温風を出しながら吸引しますので、ダニ対策に効果的です。
布団を乾燥させる効果もあり、ダニが繁殖しにくい環境にするだけでなく、梅雨など湿気が多い時期でも布団がジメジメせずに快適になります。
ごみセンサー機能は、目に見えない大きさのハウスダストまで検知し、効率よく掃除できる機能です。
ただし、新品の布団や毛布などは遊び毛が出やすいため、センサーが反応し続けてしまう場合もありますので注意しましょう。
出典:MC-DF500G | ふとん掃除機 | Panasonic
布団クリーナーの人気メーカー・ブランド
ここでは、布団クリーナーの人気メーカーについて解説します。
レイコップ・ジャパン
レイコップ・ジャパンは、世界で初めて布団専用のクリーナーを製品化したメーカーです。
もともと医師であった代表者が、アレルギーを持つ人の助けになるように、ダニを取り除くためのクリーナーとして開発しました。
除菌やダニ抑制効果があるUVランプは全ての布団クリーナーに搭載し、そのほかは温風機能やコードレスタイプ、ポータブルタイプなどの違いがあります。
ダイソン
ダイソンはシンガポールを拠点とする電気機器メーカーです。
サイクロン式のコードレススティッククリーナーが主力商品で、吸引力の高さや排気のクリーンさに力を入れています。
現在は、布団専用のクリーナーの取り扱いがありませんが、多くの掃除機でアタッチメントとして布団向けツールが使用可能です。
アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマは、宮城県仙台市が本社の生活用品メーカーで、家電も多く販売しています。
布団クリーナーはサイクロン方式やごみ感知センサー搭載など基本的な性能はしっかりと押さえつつ、使い捨てフィルターを採用するなど利便性を高めています。
性能が高いながらも価格は抑えられていますので、コスパの良い製品をお探しの人におすすめのメーカーです。
布団専用|おすすめの布団クリーナー6選
ここでは、布団専用クリーナーから、おすすめ商品を6つ紹介します。
レイコップ|NewStyle レイコップ|RS4-100JPWH
出典:ふとんクリーナー NewStyle RAYCOP | レイコップ公式オンラインストア
こちらは、レイコップの布団クリーナーの中で最も軽く、コードレスで操作性が良い布団クリーナーです。
搭載しているUVランプで菌とウイルスを99.9%除去、吸引を合わせるとダニも99.9%除去でき、吸引なしでUV照射するモードで繊細な布製品の除菌もできます。
回転ブラシとUVランプを一体型にすることで布団の端までクリーニングしやすくなっている製品です。
参考価格(税込) | 22,800円 | カラー | ホワイト |
集じん方法 | サイクロン | 集じん容積 | – |
電源方式 | コードレス | 運転時間/充電時間 | [標準]28分/3.5時間 |
ごみセンサー | – | HEPAフィルター | ○ |
水洗い可能 | ダストケース フィルター3種 | 重量 | 1.42kg |
パナソニック|ふとん掃除機|MC-DF500G
出典:電気掃除機 MC-DF500G | Panasonic
こちらは、布団専用のクリーナーとしては初めての紙パック式モデルです。
目に見えない約20μmのハウスダストを見つけられるセンサーを搭載し、きれいになっているかランプを見て判断できます。
1分間に約6000回の高速振動をするブラシがかき上げたホコリをしっかりと吸引し、ハウスダストなどのアレル物質を99%以上除去できる製品です。
参考価格(税込) | 19,940円 | カラー | シルバー ピンクシャンパン |
集じん方法 | 紙パック | 集じん容積 | 0.35L |
電源方式 | コードあり | コードの長さ | 5m |
ごみセンサー | ○ | HEPAフィルター | – |
水洗い可能 | フィルター ブラシカバー | 重量 | 2kg |
アイリスオーヤマ|布団クリーナーハイパワー|FCA-22H-C
出典:布団クリーナーハイパワー FCA-22H-C|アイリスオーヤマ
こちらは、吸引仕事率100Wとアイリスオーヤマの従来品よりもハイパワーな布団クリーナーです。
ダニの活動を抑えつつ、布団をふっくらさせる効果もある温風機能を搭載しています。
ワイドな30cmのヘッド幅で、シングルサイズの布団なら縦に2往復できれいにできる製品です。
参考価格(税込) | 13,800円 | カラー | アイボリー |
集じん方法 | サイクロン | 集じん容積 | 0.2L |
電源方式 | コードあり | コードの長さ | 4m |
ごみセンサー | ○ | HEPAフィルター | – |
水洗い可能 | ダストケース フィルター 回転ブラシ | 重量 | 2.2kg |
レイコップ|レイコップPRO|RS3-100JPWH
出典:ふとんクリーナー レイコップPRO | レイコップ公式オンラインストア
こちらは、UVランプと温風機能を搭載した布団クリーナーです。
従来の温風搭載モデルよりも軽量になり、重さのバランスも調整され軽い力で操作できるようになりました。
超微細な0.3μmの粉塵を99.9%以上キャッチするHEPAフィルターにより、排気もクリーンな製品です。
参考価格(税込) | 26,950円 | カラー | ホワイト |
集じん方法 | – | 集じん容積 | – |
電源方式 | コードあり | コードの長さ | 5m |
ごみセンサー | – | HEPAフィルター | ○ |
水洗い可能 | ダストケース フィルター 回転ブラシ | 重量 | 2.2kg |
ソウイジャパン|温風ふとんクリーナー|SY-062
こちらは、重量が1.35kgで布団専用クリーナーとしては最軽量クラスの製品です。
除菌効果があるUVランプに加え、温風機能と1分間に4000回の振動でダニやホコリを浮かび上がらせて吸引できます。
ダストケースだけでなくフィルターとメッシュガードも水洗いできるため、清潔を保ちやすいでしょう。
参考価格(税込) | 5,880円 | カラー | ホワイト |
集じん方法 | ダストケース | 集じん容積 | 0.6L |
電源方式 | コードあり | コードの長さ | 4m |
ごみセンサー | – | HEPAフィルター | ○ |
水洗い可能 | ダストケース フィルター メッシュガード | 重量 | 1.35kg |
ANABAS|ふとんクリーナー|FP-100
出典:ふとんクリーナー FP-100 – ANABAS|太知ホールディングス
こちらは、除菌率99%のUV除菌ランプを搭載した布団クリーナーです。
2つの高速たたきパッドが1分間に7000回と高速に振動し、布団に潜むダニやホコリを奥からたたき出せます。
1.4kgと軽量ながらパワフルな吸引力を持ち、値段を抑えたコスパの良い製品です。
参考価格(税込) | 5,921円 | カラー | ホワイト系 |
集じん方法 | – | 集じん容積 | 0.6L |
電源方式 | コードあり | コードの長さ | 4m |
ごみセンサー | – | HEPAフィルター | – |
水洗い可能 | ダストケース フィルター | 重量 | 1.4kg |
掃除機と布団兼用|おすすめの布団クリーナー6選
ここでは、布団クリーナーとしても使える掃除機を6つ紹介します。
ダイソン|Dyson Digital Slim Fluffy Origin|SV18 FF ENT EX
出典:Digital Slim Fluffy Origin (SV18 FF ENT EX)|ダイソン
こちらは、布団に対応できるアタッチメントが2つ付属するスティッククリーナーです。
1つはワイドな開口部で布地を吸い込みにくい設計の「フトンツール」で、ブラシレスのためデリケートな布製品に向きます。
もう1つは内蔵モーターでブラシを高速回転させる「ミニモーターヘッド」で、繊維の奥にあるホコリをかき出して吸引が可能です。
参考価格(税込) | 56,100円 | カラー | ゴールド系 |
集じん方法 | サイクロン | 集じん容積 | – |
電源方式 | コードレス | 運転時間/充電時間 | [エコ]40分/3.5時間 |
ごみセンサー | – | HEPAフィルター | – |
水洗い可能 | ダストケース フィルター 回転ブラシ | 重量 | 1.9kg |
Shark|EVOPOWER SYSTEM iQ コードレススティッククリーナー|CS851J
出典:Shark EVOPOWER SYSTEM iQ |Shark(シャーク) 公式オンラインストア
こちらは、ハンディ使用時の重量が0.9kgと超軽量のスティッククリーナーです。
アタッチメントに、約20cm幅の「布団用ノズル」と、小型の「ミニモーターヘッド」が付属します。
充電ドックを兼ねるスタンドにはアタッチメントも立てられるようになっており、収納性も良い製品です。
参考価格(税込) | 69,300円 | カラー | アッシュブラウン コッパー |
集じん方法 | – | 集じん容積 | – |
電源方式 | コードレス | 運転時間/充電時間 | [エコ]62分/3.5時間 |
ごみセンサー | ○ | HEPAフィルター | – |
水洗い可能 | ダストケース フィルター 回転ブラシ | 重量 | 0.9kg(ハンディ) |
レイコップ|コードレスUVスティッククリーナー レイコップRSC|RSC-300JPWH
出典:スティッククリーナー レイコップRSC-300 | レイコップ公式オンラインストア
こちらは、アタッチメントに除菌効果があるUVランプ付きのヘッドが付属するスティッククリーナーです。
UVヘッド用の回転ブラシは、布団や布製ソファー向けのフィンパンチブラシと、カーペットやマットレス向きの床用ブラシがあり、用途に合わせて付け替えが可能になっています。
参考価格(税込) | 29,800円 | カラー | ホワイト |
集じん方法 | – | 集じん容積 | – |
電源方式 | コードレス | 運転時間/充電時間 | [Low]38分/3.5時間 |
ごみセンサー | – | HEPAフィルター | ○ |
水洗い可能 | ダストケース フィルター | 重量 | 0.96kg(ハンディ) |
コイズミ|コードレススティッククリーナー カルスイ|KCL-1010
出典:スティッククリーナー KCL-1010|KOIZUMI 小泉成器 商品総合サイト
こちらは、ヘッドの底面が床用と布団専用の2種類あり、マグネット式で簡単に付け替えられるスティッククリーナーです。
フィルター前にティッシュペーパーを挟めるようになっており、フィルターの汚れを抑えつつ、ごみを捨てるときも一緒にまとめて捨てやすくなっています。
参考価格(税込) | 33,000円 | カラー | ホワイト ブラック(限定品) |
集じん方法 | – | 集じん容積 | 0.3L |
電源方式 | コードレス | 運転時間/充電時間 | [弱]40分/4.5時間 |
ごみセンサー | – | HEPAフィルター | ○ |
水洗い可能 | ダストケース フィルター3種 ブラシヘッド | 重量 | 1.27kg |
三菱電機|コードレススティッククリーナー iNSTICK ZUBAQ|HC-JD2B
こちらは、重心のバランスを重視したU字型のハンドルが特徴的なスティッククリーナーです。
布団専用ヘッドのブラシ毛には、ダニのフンや死がいなどのアレル物質を抑制するアレルパンチ植毛を採用しています。
また、布団専用ヘッドは抗菌加工されており、衛生的に使用できる製品です。
参考価格(税込) | 90,330円 | カラー | ガンメタリックシルバー |
集じん方法 | サイクロン | 集じん容積 | 0.25L |
電源方式 | コードレス | 運転時間/充電時間 | [標準]40分/70分 |
ごみセンサー | – | HEPAフィルター | ○ |
水洗い可能 | ダストケース フィルター | 重量 | 1.3kg(ハンディ) |
エレクトロラックス|UltimateHome 700 軽量コードレススティッククリーナー|EFP71525
出典:UltimateHome 700 軽量コードレススティッククリーナー | Electrolux Japan
こちらは、エレクトロラックスの中で最軽量のスティッククリーナーです。
UVライトを搭載した「UVベッドノズル」は、布団や布製品からダニ・ホコリなど1.0μmの微細な粒子まで除去できます。
別売りのパワープロモップノズルで水拭きもできるなど、マルチに使用できる製品です。
参考価格(税込) | 78,100円 | カラー | ウォルナットブラウン |
集じん方法 | サイクロン | 集じん容積 | 0.3L |
電源方式 | コードレス | 運転時間/充電時間 | [低電力]50分/4.5時間 |
ごみセンサー | – | HEPAフィルター | – |
水洗い可能 | ダストケース フィルター2種 | 重量 | 1.3kg(ハンディ) |
布団にクリーナー掃除機を使うときのかけ方のコツ
布団にクリーナー掃除機を使うときは、まず布団にシワができないように広げておくと、スムーズに布団クリーナーをかけられます。
次に、布団クリーナーを布団に押しつけないようにしながら、同じ場所で長時間止めずにゆっくりと動かします。
シングルの布団では、横方向に10秒で1往復できるスピードが目安です。
布団の端から側面も、忘れずにかけましょう。
おすすめの掃除頻度 | |
1日~2日に1回 | 「ハウスダストやフケがたまりやすい箇所」 枕・敷き布団(表面)の上半分・掛け布団(裏面)の上端 |
週1回 | 「布団全体」 |
1か月に1回 | 「ハウスダストがたまりにくい箇所」 敷き布団(裏面) |
製品によっては、布団クリーナーを動かす方向を定めている場合がありますので、使用前には取扱説明書をしっかり確認することが大切です。
また、UVランプは安全対策として、布団から離れた状態では点灯しない場合があります。
また、寝具が暗い色の場合に反応しないこともありますので、注意しましょう。
まとめ
最後に、布団クリーナーのメリット・デメリットや選び方、使うときのポイントをまとめます。
[メリット]
- 手軽にホコリやダニを取り除いて布団を清潔にできる
- アレルギー症状の改善も期待できる
[デメリット]
- 汗やシミ汚れなど、染み込むような汚れには効果がない
- 騒音が出やすいため、夜間や集合住宅では周りの人への配慮が必要
[選び方]
- ごみ捨てを簡単にしたいならサイクロン式
- お手入れをラクにしたいなら紙パック式
- 布団を徹底的にきれいにしたいなら布団専用モデル
- 布団をさっと掃除できて収納スペースを節約したいなら兼用モデル
- 複数の布団をまとめて掃除したいなら電源は有線タイプ
- コードが邪魔にならずスムーズに掃除したいなら無線のコードレスタイプ
- 収納からの出し入れや、手や腕の負担を軽減したいなら2kg以下の製品
- 掃除機と兼用タイプは1kgを切る製品もある
- UVランプは、除菌・ウイルス除去・ダニの活動を抑制
- HEPAフィルターは、ハウスダストを取り除き排気をきれいにする
- 温風機能は、ダニを死滅させて吸引するのでダニ対策に効果的
- ごみセンサー機能は、ハウスダストを検知して効率よく掃除できる
[使うときのポイント]
- 布団にシワができないように広げておく
- 布団に押しつけないようにしながら、ゆっくりと動かす
- 横方向に10秒で1往復できるスピードが目安
布団クリーナーは、気になるハウスダストを手軽に掃除できます。
自分のライフスタイルにあった布団クリーナーを選んで、快適な睡眠環境をつくりましょう。