
ロードバイクのサドルは、快適なライドのためにもこだわりたいパーツの1つです。
自分に合ったサドルに交換することで、
- お尻の痛みの改善
- ロードバイクの軽量化
- 安定したライディングの実現
など様々なメリットがあります。
本記事ではロードバイクのサドルを選ぶポイントと、おすすめのサドルを5つ 紹介します。
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ロードバイクのサドルを変えて快適に
ロードバイクのサドルは、ローディーとロードバイクとの大切な接点です。
自分のライディング姿勢に適したサドルに交換することで、しっかりと体を支えられ快適なライドを楽しめます。
例えば以下の悩みを持つ方は、交換を検討しましょう。
- お尻や股間の痛みで楽しめない
- ロングライドで疲れてしまう
- ロードバイクの軽量化を図りたい
- もっと力強いライディングがしたい
また見た目にこだわって、おしゃれで恰好良いロードバイクに仕上げるためにも、サドルは重要なパーツです。
このようにローディーによって、こだわりたいポイントは様々でしょう。大切なことは、自分にフィットするサドルを使用することです。
快適なライドのためにも、現在のサドルに満足できていない方は、交換をおすすめします。
お尻の痛みなどがある人はサドルがあっていない可能性
「お尻が痛い」と悩んでいる方は、現在のサドルが自分の体やライディング姿勢とあっていないのかもしれません。
お尻の痛みを解消するためにも、サドルの交換を検討してみましょう。
なかには「サドルはどれも一緒で、交換しても同じ」と思っている方もいるかもしれません。
たしかに一見するとどれも同じような形状で、違いがないように感じるかもしれませんが、細かな部分が異なります。
細かな違いを把握することで、自分にマッチしたサドルが選べてお尻の痛みを改善できます。
サドルを選ぶ際に注目すべき点は形状?
「サドルは、どれも同じに見える」という方のために、サドルを選ぶ際に注目すべきポイントを解説します。
具体的には、以下の6つのポイントを確認することで、自分に適しているかを判断できます。
- 座面が平べったいか湾曲しているか
- 横幅が広いか狭いか
- 縦幅が長いか短いか
- レール素材は金属かカーボンか
- サドルに厚みがあるか
- 穴が開いているかどうか
これらの違いには、それぞれメリットやデメリットがあります。サドルの形状・材質などで得られる効果について理解を深めましょう。
座面の形状
サドルを選ぶ1つ目のポイントは座面の形状です。具体的にはサドルを横から見て、直線的なデザインか曲線的なデザインかがポイントです。
直線的なデザインは、「フラットタイプ」と呼ばれています。フラットタイプの特徴は、走行中にお尻の位置を変えやすいことです。
つまり前傾姿勢をとったり、上体を起こしたりといった様々な姿勢に対応できます。ロングライドを楽しみたい方に向いている形状です。
一方、曲線的なデザインは「湾曲タイプ」と呼ばれています。湾曲タイプはお尻の形にフィットする形状で、安定した姿勢でペダリングが可能です。
一定の速度で走行したい方は湾曲タイプをおすすめします。
横幅
サドルを選ぶ2つ目のポイントは座面の横幅です。
横幅の広いサドルは「ワイドタイプ」と呼ばれ、広い面積で体を支えてくれます。
広い面積で支えるため、体重が分散されお尻の負担を減らすのにも役立ちます。
そのため、がっしりとした体格の方や骨盤の幅が広い方、上体を起こした姿勢で走行する方に向いている形状です。
横幅の狭いサドルは「ナロータイプ」と呼ばれます。
ナロータイプの特徴は、幅が狭いため足を動かしやすいことです。
前傾姿勢で力強く走りたい方に向いています。
ナロータイプはお尻とサドルの接地面積が少ないため体重を分散できず、痛いと感じる場合もあるので注意しましょう。
縦幅
サドルを選ぶ3つ目のポイントは座面の縦幅です。
縦幅の長さに影響するのは、サドルの先端である「ノーズ」の長さです。一般的なノーズに比べて、短いタイプを「ショートノーズサドル」と呼びます。
ショートノーズサドルは、先端の長さを短くすることで「前乗り」をしやすくしたサドルです。
前乗りすることで力強いペダリングができるため、高強度の走りをしたい方に向いています。また一般的なノーズの長さでは、股間に痛みを感じる方にもおすすめです。
ただしショートノーズサドルのデメリットは、前後に座れる長さも短いためセッティングがシビアなことです。
一方、一般的なノーズは前後に座れる幅も広くなるため、お尻の位置を調整しやすくなります。上体を起こして走行する方に適したサドルです。
素材
サドルを選ぶ4つ目のポイントはレールの素材です。
レールの素材は「金属」と「カーボン」の2種類に分類できます。
レールが金属のサドルは、比較的価格が安く購入しやすいのがメリットです。また耐久性にも優れており、長期にわたって使用できるのも魅力です。ただし、金属のためサドルの重量が重くなるデメリットもあります。
一方、カーボンのレールは、金属に比べて高額なので購入するハードルが高いといえるでしょう。カーボンのメリットは軽量化を図れることです。
「少しでも速く走りたい」という方はカーボンのサドルを検討してみてください。
厚み
サドルを選ぶ5つ目のポイントはサドルの厚みです。
サドルは厚いほどクッション性が増すため、お尻の痛みを軽減できます。お尻が痛くなりにくいので、ロングライドを快適に楽しみたい方に向いています。
ただし、やわらかすぎると力が逃げてしまい、力強いペダリングができなくなるので注意しましょう。
一方、サドルが薄いとクッション性が低下するため、使用感は硬くなります。メリットは足の動きを邪魔せず、スムーズにペダリングできることです。
前傾姿勢で走行するような、スピードを出したい方は薄いサドルが向いています。
穴あき
サドルを選ぶ6つ目のポイントは、中央部に穴が開いているかどうかです。
走行中はサドルの中央部分に体の体重がかかりやすく、股間や尿道付近に痛みを感じる方もいるでしょう。
そのような方は、穴の開いているサドルがおすすめです。穴により股間や尿道への圧迫を抑えられるためです。
ただし、中心部に穴をあけると他の接地部分に負担が増えます。股間や尿道付近に痛みを感じていないのであれば、穴がなくても問題ないでしょう。
おすすめのロードバイク用サドル
自転車競技は、1868年にフランスで開催された自転車レースが始まりといわれています。
このためロードバイク用のブランドは海外に多く、サドルでも同様です。ここでは海外の人気メーカーから、おすすめのロードバイク用サドルを5つ紹介します。
Selle Italia(セライタリア):SLR TI 316 SUPERFLOW
Selle Italia(セライタリア)は120年以上にわたって活躍しているサドルのメーカーです。歴史と革新的な技術により、ハイエンドのサドルで人気を集めています。
そのSelle ItaliaのSLR TI 316 SUPERFLOWは、中央部の大きな穴が特徴で、股間や尿道付近の圧迫を緩和します。
SLR TI 316 SUPERFLOWのスペックは以下のとおりです。
重量:S3 185g / L3 190g サイズ:S3 131×275mm / L3 145×275mm レール:TI 316 Tube Φ7mm |
Selle San Marco(セラサンマルコ):Aspide Short Racing
Selle San Marcoはイタリアの人気サドルメーカーです。Aspide Short Racingはフラットタイプの形状で、ショートノーズサドルとなります。大きな穴によって、前傾姿勢の際の股間・尿道付近への圧迫を防止します。
Aspide Short Racingのスペックは以下のとおりです。
重量:S3 185g / L3 190g サイズ:S3 139×250mm / L3 155×250mm レール:Xsilite(AiSi304ステンレス製中空レール) |
FIZIK(フィジーク):ARIONE R3 OPEN WHITE
引用:FIZIK公式
FIZIKは1996年に設立したメーカーで、美しいデザインが特徴です。ARIONE R3 OPEN WHITEは洗練されたデザインで、おしゃれなロードバイクに仕上げたい方におすすめします。フラットタイプ・一般的なノーズ長でお尻の位置を調整しやすいのもポイントです。
ARIONE R3 OPEN WHITEは以下のとおりです。
重量:レギュラー 230g / ラージ 240g サイズ:レギュラー 300×132mm / ラージ 298×142mm レール:kium(金属製) |
SERFAS(サーファス):MH-RX Performance RX Saddle w
引用:SERFAS公式
SERFASのMH-RX Performance RX Saddle wは、不快な圧力やしびれを解消するために設計されたサドルです。また4方向に伸縮する素材により、ローディーの動きに合わせてサドルがフィットするため、接地面の摩擦を減らします。お尻が痛くないサドルを探している方におすすめです。
MH-RX Performance RX Saddle wのスペックは以下のとおりです。
重量:408g サイズ:160mm×265mm レール:クロモリ |
Cinelli(チネリ):SCATTO Caleido
引用:Cinelli公式
Cinelliは独創的なデザインが魅力のサドルメーカーです。SCATTO Caleidoはカラフルなカラーリングで、個性的なロードバイクに仕上げたい方におすすめします。
SCATTO Caleidoのスペックは以下のとおりです。
重量:230g サイズ:137×277mm レール:クロモリ |
まとめ
ロードバイクのサドル選びは、サドル沼とも呼ばれるほど奥の深いものです。沼にはまらないためにも、6つのポイントを押さえて選ぶのが大切です。
しかし、海外のメーカーは品質・デザインともに優れたサドルも多いため、目移りするのも仕方がないでしょう。ただし、いくつも購入するのは金銭的に大きな負担です。
そこでおすすめなのは下取りチェッカーです。不要な家電製品・電動自転車を下取りして、自分の体に合うサドルの購入資金にしてみてはいかがでしょうか。