ロードバイクを購入したら、一緒に購入しないといけないアイテムのひとつがライトです。
自転車へのライトの取り付けなどは法律で義務付けられています。
もともとロードバイクにはライトが設置されていないため、後付タイプのライトを別途購入しないといけません。
しかし、さまざまなメーカーが色んなタイプのライトを販売しているため、どれを選べばよいのか分からず、困っている人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、おすすめのロードバイク用のライトを紹介します。
ライトを選ぶポイントや注意点なども紹介しているので、ロードバイク用のライトをお探しの方は、ぜひご覧ください。
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ロードバイクのライトはどんな性能が必要?
ロードバイクのライトには、用途に合わせた明るさとバッテリー持続時間、軽量性が求められます。
ロードバイク用のライトはロードバイクの用途によって、必要なバッテリー持続時間や明るさが異なります。
通勤通学で使用するのか、週末のロングライドやツーリングに使用するのかなどにあわせて、適切な商品を選びましょう。
また、ロードバイクは速く走ったり長距離を走ったりすることを目的に作られたスポーツバイク。
レースやロングライドが目的の方は、ロードバイク用のライトも軽さに注目するのがおすすめです。
ロードバイク用ライトを選ぶポイント
ロードバイク用のライトを選ぶ際には、下記のポイントをチェックするのがおすすめです。
- ライトの明るさ(ルーメン・カンデラ)を確認
- バッテリー方式と持続時間
- 本体の重量と取り付け方
- 防水性能もチェック
これらをチェックすることで、自分の用途に適したライトを選べるので、ぜひご確認ください。
ライトの明るさ(ルーメン・カンデラ)を確認
ライトの明るさを確認するには、「ルーメン」「カンデラ」を確認するのがおすすめです。
ルーメンとカンデラはそれぞれ下記を表します。
- ルーメン(光束):光源からの光の総量の単位
- カンデラ(光度):光源からの光の強さの単位
ルーメンが高ければ高いほど周囲を明るく照らすことができ、カンデラが高ければ高いほど遠くまで照らすことができます。
自転車で走行する場合、前方10m先の障害物を視認できる明るさが必要になるため、カンデラが400カンデラ以上の製品を選びましょう。
ルーメンについては、自分が主にロードバイクで走行する場所に合わせて決めるのがおすすめです。
以下に「大通り」「街灯の少ない路地」「街灯がない山道」で必要になる明るさの目安を紹介します。
- 大通り:200ルーメン以上
- 街灯の少ない路地:400ルーメン以上
- 街灯がない山道:1,000ルーメン以上
街灯が十分にある街なかでしか乗らないのであれば、200〜300ルーメン程度の明るさでも大きな問題はありません。
しかし、通勤通学やサイクリングなどでも使用するなら、街灯の少ない路地を走行することも考えられるため、400ルーメン以上の明るさがあると安心です。
もし街灯のない山道でも走行するのであれば、より明るい1,000ルーメン以上のライトを選ぶことをおすすめします。
悪路は地面の凹凸を確認しながら走る必要があるので、より広い範囲をしっかり照らせるライトが必要です。
バッテリー方式と持続時間
ライトのバッテリー方式は、おもに「充電式」「乾電池」「ソーラー充電式」の3種類です。それぞれ特徴があるので、使い方に合わせてお選びください。
それぞれのメリット・デメリットは下記のとおりです。
タイプ |
メリット |
デメリット |
充電式 |
・1度の充電で長時間使用できる製品が多い ・電池交換が不要なため、ランニングコストが安い |
・ライト本体が比較的高額 ・外で電池切れすると充電が困難 |
乾電池式 |
・ライト本体が低価格 ・外出先で電池切れを起こした際に、新しい電池を手に入れやすい |
・電池交換のコストと手間がかかる |
ソーラー充電式 |
・走行中にバッテリーを充電できるため、手間がかからない ・ランニングコストが安い |
・天気が悪いと充電できない ・日差しが弱い場合も十分に充電できない |
ランニングコストを抑えたい方は充電式がおすすめです。
充電方式はUSBでの充電が一般的で、乾電池を購入する必要がないため、コストを抑えて使い続けられます。
ただし、外出先で電池切れを起こすと充電が困難です。
モバイルバッテリーを用意すれば充電は可能ですが、充電できるまで待機する必要があります。
こまめな充電が苦手な方は乾電池式がおすすめ。外出先で電池切れになってもコンビニなどで購入すれば、すぐ使用できる手軽さが魅力です。
ただし、電池交換の手間とコストが必要になります。
充電の手間もコストも抑えたいなら、ソーラー充電式もひとつの選択肢です。
ただし天気が悪かったり、日差しが弱かったりすると十分に充電できません。ソーラー充電式を選ぶ場合は、予備で充電式や乾電池式を用意しておくのがおすすめです。
バッテリーの持続時間は、用途にあわせて必要な長さのものを選びましょう。
通勤・通学用なら1週間に1度程度の充電で大丈夫なように通勤・通学時間×5日分以上のものがおすすめです。
こまめに充電するなら、もっと短くても問題ありません。
ですが、週に1回程度の充電で運用できるものを選んでおくと、充電の手間が減らせます。
週末のロングライドを楽しみたい方は7時間以上のものを目安に購入するのがおすすめです。
本体の重量と取り付け方
ロードバイク用のライトは、軽いものをおすすめします。本来ロードバイクは速く走ったり、長距離を走ったりするための自転車で、自転車本体がかなり軽量です。
そのため、ライトもなるべく軽いほうが負担を軽減できます。
ただし、軽いライトは光量が少なめだったりバッテリーの持続時間が短かったりするので、用途に応じてバランスの良いものを選ぶのがおすすめです。
また、取り付け方もご確認ください。
ロードバイク用のライトは簡単に取り付けられるものがほとんどですが、商品ごとに取り付け方が異なるので、購入前にチェックするのがおすすめです。
ロードバイク用のライトで多いのが、ハンドル部分にマウント(台座)を設置し、マウントにライトを取り付けるタイプ。
ライトの着脱が簡単で、外出先でお店に入る際などに便利です。
ただし、ライトやマウントの形状によってはサイクルコンピューターやフロントバッグと干渉するおそれがあるため、購入前にご確認ください。
防水性能もチェック
ロードバイクは雨の日でも走ることがあるため、防水性能も必要になってきます。
雨の日に走るつもりがなくても、突然降られることもあるため、防水性能をチェックしておくのがおすすめです。
ロードバイク用のライトの防水性能は「IP規格」で確認できます。IP規格は防塵防水に関わる国際規格のことで「IP◯△」などと表記され、◯に入る数値が防塵性能、△に入る数値が防水性能を表します。
たとえば「IP65」なら、6が防塵性能、5が防水性能です。
数字が大きければ大きいほど、防水性能が高くなります。防塵性能を備えていない場合は「IPX5」と表されます。
ロードバイク用のライトでは「IPX4以上」を目安に選ぶのがおすすめです。
IPX4以上なら、あらゆる方向からの飛沫を受けても影響がないため、雨の日でも安心して走行できます。
より高い防水性能を求める方は、さらに数字の大きい製品をお選びください。
コスパ最強ロードバイク用ライトのおすすめモデル11選
選び方を踏まえて、ロードバイク用ライトのおすすめモデルを紹介します。
さまざまなモデルをピックアップしているので、ライト選びの参考にしてください。
CATEYE(キャットアイ)|AMPP(アンプ)500
引用元:CATEYE(キャットアイ)
価格(税込) |
4,650円(Amazon / 2023年7月28日時点) |
最大の明るさ |
500ルーメン |
バッテリー方式 |
USB充電式 |
バッテリー持続時間 |
ハイ:約1.5時間(500ルーメン) ロー:約3時間(250ルーメン) デイタイムハイパーコンスタント:約5時間(500 / 250ルーメン) 点滅:約50時間(250ルーメン) |
重量 |
117g |
防水性能 |
IPX4 |
※常時点灯した状態に点滅加えたモード
CATEYE(キャットアイ)|VOLT400
引用元:CATEYE(キャットアイ)
価格(税込) |
6,609円(Amazon / 2023年7月28日時点) |
最大の明るさ |
400ルーメン |
バッテリー方式 |
USB充電式 |
バッテリー持続時間 |
ハイ:約3時間 ミドル:約8時間 ロー:約18時間 デイタイムハイパーコンスタント:約11時間 点滅:約60時間 点滅:約60時間 |
重量 |
120g |
防水性能 |
IPX4 |
CATEYE(キャットアイ)|GVOLT70
引用元:CATEYE(キャットアイ)
価格(税込) |
5,855円(Amazon / 2023年7月28日時点) |
最大の明るさ |
約260ルーメン |
バッテリー方式 |
USB充電式 |
バッテリー持続時間 |
ハイ:約7時間(260ルーメン) ミドル:約9.5時間(200ルーメン) ロー:約40時間(50ルーメン) デイタイムハイパーコンスタント:約25時間(260ルーメン / 50ルーメン) 点滅:約210時間 |
重量 |
96.5g |
防水性能 |
IPX4 |
GENTOS(ジェントス)|AX-013SR
引用元:GENTOS
価格(税込) |
7,018円(公式オンラインショップ / 2023年7月28日時点) |
最大の明るさ |
250ルーメン |
バッテリー方式 |
USB充電式 |
バッテリー持続時間 |
High:2時間(250ルーメン) Mid: 5時間(100ルーメン) Eco:30時間(10ルーメン) 点滅:80時間 |
重量 |
102g |
防水性能 |
IPX5 |
OLIGHT(オーライト)|RN400
価格(税込) |
3,395円(公式サイト / 2023年7月28日時点) |
最大の明るさ |
400ルーメン |
バッテリー方式 |
USB充電式 |
バッテリー持続時間 |
High:1時間40分(400ルーメン) Mid:3時間10分(200ルーメン) Low:6時間30分(100ルーメン) ストロボ1:7時間(10~200ルーメン) ストロボ2:5時間30分(20~200ルーメン) |
重量 |
85g |
防水性能 |
IPX7 |
SERFAS|USL-450
引用元:ライトウェイ
価格(税込) |
4,290円(Amazon / 2023年7月28日時点) |
最大の明るさ |
450ルーメン |
バッテリー方式 |
USB充電式 |
バッテリー持続時間 |
Over:2.5時間(450ルーメン) Hi:3.5時間(200ルーメン) Mid:7時間(100ルーメン) Low:14.5時間(50ルーメン) 点滅:20時間(100ルーメン) 日中点滅:25時間(450ルーメン) |
重量 |
162g |
防水性能 |
IPX4レベル |
CATEYE(キャットアイ)|SYNC CORE(シンクコア)
引用元:CATEYE(キャットアイ)
価格(税込) |
6,373円(Amazon / 2023年7月28日時点) |
最大の明るさ |
500ルーメン |
バッテリー方式 |
USB充電式 |
バッテリー持続時間 |
ハイ:2時間(約500ルーメン) ミドル:9時間(約150ルーメン) ロー:15時間(約100ルーメン) デイタイムハイパーコンスタント:18時間(約500ルーメン / 約100ルーメン) 点滅:130時間(約100ルーメン) |
重量 |
94g |
防水性能 |
IPX4 |
CATEYE(キャットアイ)|AMPP1100
引用元:CATEYE(キャットアイ)
価格(税込) |
11,299円(Amazon / 2023年7月28日時点) |
最大の明るさ |
約1,100ルーメン |
バッテリー方式 |
USB充電式 |
バッテリー持続時間 |
ハイ:約1.5時間(1100ルーメン) ミドル:約2時間(800ルーメン) ロー):約4.5時間(400ルーメン) デイタイムハイパーコンスタント:約6.5時間(1100/400ルーメン) 点滅:約50時間(200ルーメン) |
重量 |
200g |
防水性能 |
IPX4 |
OLIGHT(オーライト)|RN 1500
価格(税込) |
8,895円(公式サイト / 2023年7月28日時点) |
最大の明るさ |
1500ルーメン |
バッテリー方式 |
USB充電式 |
バッテリー持続時間 |
ローモード:12.5時間(300ルーメン) ミドルモード:4時間(750ルーメン) ハイモード:1.5時間(1500ルーメン) フラッシュ1:11.5時間(0-750ルーメン) フラッシュ2:10時間(0-750ルーメン) |
重量 |
172g |
防水性能 |
IPX7 |
LEZYNE(レザイン)|MACRO DRIVE 1300XXL
引用元:LEZYNE
価格(税込) |
14,850円(Amazon / 2023年7月28日時点) |
最大の明るさ |
1,300ルーメン |
バッテリー方式 |
USB充電式 |
バッテリー持続時間 |
BLAST:4時間(800ルーメン) ENDURO:8時間(450ルーメン) ECONOMY:23時間(150ルーメン) FEMTO:148時間(15ルーメン) FLASH:42時間(150ルーメン) PULSE:28時間(150ルーメン) OVERDRIVE:2時間30分(1300ルーメン) |
重量 |
208g |
防水性能 |
IPX7 |
GENTOS(ジェントス)|XB-450B
引用元:GENTOS
価格(税込) |
3,828円(公式オンラインショップ / 2023年7月28日時点) |
最大の明るさ |
210ルーメン |
バッテリー方式 |
乾電池式 |
バッテリー持続時間 |
Highモード:12時間 Ecoモード:23時間 クイック点滅:29時間 スロー点滅:26時間 |
重量 |
85g(電池含む) |
防水性能 |
IP64 |
ライトが設置されてない・点灯しない場合は法律違反
ロードバイクに限らず、自転車が公道を走る際、道路交通法第52条、第63条9で下記の内容が義務付けられています。
- ブレーキとライト、反射材の3つを設置すること
- 夜間に走行する場合にはライトを点灯させ、反射板の設置またはテールライトを利用すること
以上の内容に違反した場合には5万円以下の罰金等が科せられてしまいます。
すべて設置されているシティサイクルとは異なり、ロードバイクにはいずれも設置されていないため、別途購入して取り付けなければなりません。
また、ライトには自分の存在をアピールする役割もあります。
夜間にロードバイクのように高速で走る自転車が無灯火だと、周囲がロードバイクの存在に気づきにくく非常に危険です。
法律で義務付けられているというだけでなく、自分や他の車、自転車、歩行者などの安全のためにも、夜間にロードバイクで走行する場合は必ず点灯させるようにしましょう。
また、フロントライトは点滅ライトだけ点灯させることを認められていないため、注意が必要です。
点滅ライトを点灯させるには、別で点滅しないライトを点灯させる必要があります。
点滅ライトのみで走行している方は、この機会に点滅しないライトを用意するのがおすすめです。
まとめ
ロードバイク用のライトについて、選び方やおすすめ商品、注意点などを紹介しました。
最後に記事を振り返りましょう。
- 自転車はライトの取り付けや夜間走行時のライト点灯が法律で義務付けられている
- ロードバイクはライトが搭載されていないため、別途購入が必要
- ロードバイクを選ぶ際には「ライトの明るさ」「バッテリー方式と持続時間」「本体の重量と取り付け方」「防水性能」をチェックするのがおすすめ
- 夜間走行時にライトを点灯していないと、5万円以下の罰金等が科せられる
- 自身や周囲の安全のためにも取り付けや夜間の点灯は必須
- フロントライトは点滅ライトのみで点灯させることを認められていないため注意
ロードバイクに限らず、自転車はライトの取り付けや夜間走行時の点灯が法律で義務付けられています。
法律で義務付けられていなくても、ロードバイクが夜間に無灯火で走るのは非常に危険です。必ずライトの取り付けや夜間の点灯を行いましょう。
ライトは用途に応じて適切な商品が異なるため、この記事で紹介した商品や選び方を参考に、最適なローバイク用のライトを見つけてください。