炊飯器が臭い時はどうすればいい?原因と対処法を紹介!

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下取りガイド 川辺 あさひ
臭う

「炊飯器から、なんだか変なにおいがする・・」
「炊いたお米が少し臭いと家族から言われるようになった」など、炊飯器は古くなるにつれてにおいに関するトラブルが発生するようになります。

毎日使う炊飯器だからこそ、炊きあがったお米から異臭がしたり、炊飯器自体が臭かったら、食べる時に気になるだけでなく安全面でも心配になってしまいますよね。

まず初めに結論からお伝えすると、炊飯器の異臭はにおいの種類と原因によって対処法が違います。

「炊飯器の異臭にはどのような種類があるのか」「異臭の原因とは何か」「対処法と予防法はどうすればよいのか」など…

本記事ではこれらの疑問を解決するために、下記について解説していきます。

  • 炊飯器からするにおいの種類とその原因
  • 炊飯器のにおいは自分で取れる?
  • 炊飯器が臭くならない為の予防策
  • 炊飯器のにおいがとれない場合は炊飯器の寿命を疑う
  • においが気になったら買い替えを検討しよう

炊飯器のにおいが気になっている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

炊飯器からするにおいの種類とその原因

悩む人

実は炊飯器から出る嫌なにおいには、それぞれの種類と原因があります。

これから4つの嫌なにおいについて紹介していくので、炊飯器から異臭がすると感じている人はぜひ参考にしてみてください。

ぬか臭がする

ぬか臭とは少しゴムのようなにおいや、少し鼻をツンと指すような酸っぱいにおいを指します。

このようなにおいがした場合は、洗米が不十分であることが原因の可能性が高いです。

お米の米ぬかがついたままだと、炊きあがったごはんが黄色く変色したり、酸っぱいにおいの元になってしまいます。

対策としては、洗米の回数を1~2回増やしてみましょう。

その他にも、お米が古いということも考えられます。

お米が古くなると、表面についたぬかが酸化することによって、臭いと感じるにおいが発生してしまうのですよね。

お米が古くてにおいが出ている場合は、新しいお米に買い換えることが最も有効な対処法になります。「最近、ぬか臭さを感じる…」という場合は、新しいお米に買い替えてみることも検討してみてください。

プラスチック臭がする

プラスチック臭とは、新品のプラスチック容器などからする、油臭さのようなにおいを指します。

このようなにおいがした場合は、内釜にしゃもじを入れたまま保温していることが原因と考えられます。

プラスチック臭が移ってしまうだけでなく、しゃもじに付着した雑菌も繁殖しやすくなるので、しゃもじは必ず内釜の外で保管しましょう。

他にも、買ったばかりの時はゴム臭やプラスチック臭がする場合もあるのですが、これについては使用に伴いにおいも軽減されていきます。

新品当初のにおいがどうしても気になる場合は、以下の方法を試してみてください。

  1. 内釜の3分の1まで水を入れて炊飯ボタンを押す
  2. 約15分沸騰させて停止
  3. 本体が冷めたら内釜・内ふたなどお手入れできるパーツを洗う
  4. 上記の手順を何度か繰り返す

ただし、メーカー・機種によっては、専用のお手入れモードが搭載されていることもあるため、上記の手順をする前に、必ず説明書を確認してからにしましょう。

腐敗臭がする

腐敗臭はその名の通りで、食材などが腐った時などに発生するにおいを指します。

この腐敗したにおいは、炊飯器のお手入れが不十分であることが原因と考えられます。

炊飯器は高温多湿であるため、雑菌が繁殖しやすい環境であり、それに加えて雑菌はお米の主成分であるデンプンが大好物です。

雑菌を炊飯器に残さないためにも、毎回内釜や内ふただけでなく、パッキンもしっかりお手入れ・乾燥させるようにしましょう。

汚れを放置してしまうと、菌が繁殖・付着してしまいますし、炊飯器ににおいを充満させてしまいかねないので、しっかり説明書通りのお手入れをすることが大事です。

以前に調理したもののにおいがする

炊き込みご飯などの調理をした後や、炊飯器で煮込み調理などをした後に、以前に調理した料理のにおいが残ることがあります。

特に圧力IH炊飯器で調理する時は、熱で圧力をかけて蒸気を出すため、食材や調味料の臭いがこびりつきやすくなります。

さらに、保温時間が長くなるとにおいが定着しやすくなるのですよね。

炊飯器ににおいを定着させないためにも、調理後はすぐにタッパーなどに移し替える。そして、炊飯器のお手入れも早めにするといいでしょう。

炊飯器のにおいは自分で取れる?

お掃除

それでは次に、においがついてしまった場合の対処について解説していきます。

炊飯器が寿命でない限りは、自分でお手入れしてにおいが取れる可能性が高いので、これから紹介する方法を参考にしてみてください。

炊飯器に備わっているお手入れ機能を使用する

炊飯器に「お手入れ機能」が搭載されていないか、まずは説明書を確認してみましょう。

お手入れ機能が搭載されている場合には、初めにお手入れ機能を試し、洗えるパーツ、掃除できる場所をしっかりお手入れすることをおすすめします。

重曹を使ってにおいをとる

次に、重曹を使う場合のお手入れ手順を紹介します。重曹を使った掃除方法は以下の通りです。

  1. 1~2合目の線まで水を入れたあと、重曹を小さじ2分の1~1杯入れる
  2. 「早炊き」か「お手入れ」コースで炊飯ボタンを押す
  3. 終わったらお湯を冷ましてから捨て、水洗いできるパーツを全て洗う
  4. 水気を拭き取って乾かす

重曹は100均でも購入できるため、気軽に試すことができます。そのほかの家電の掃除にも使えるので、試しに購入してみるのもおすすめです。

クエン酸を使ってにおいをとる

重曹の準備が難しい場合は、クエン酸を使用した以下のお手入れを試してみましょう。

  1. クエン酸を20g入れてから、水を7~8分目くらいまで入れる
  2. 「早炊き」か「お手入れ」コースで炊飯ボタンを押す
  3. 終わったらお湯を冷ましてから捨て、水洗いできるパーツを全て洗う
  4. 水気を拭き取って乾かす

クエン酸がない場合には、クエン酸の代わりにレモン数枚でも代用できます。

塩を使ってにおいをとる

クエン酸や重曹でもにおいがとれない、もしくは準備できない場合は、内ふたや蒸気口を殺菌するために、塩を使って部品を煮沸します。

  1. 大きめの鍋に濃度1%の塩水を用意
  2. 沸騰させる
  3. 沸騰したら内釜や内ふた・蒸気口などのパーツを鍋に入れて、10~15分煮沸させる
  4. 火を止め、そのまま冷ます
  5. 冷めたら水洗いして、乾かす

これらの対処法はどれも有効なものなので、気軽に試せるものからやってみて、炊飯器のにおいを取り除いてみましょう。

炊飯器が臭くならないための予防策

炊けたご飯

次に、普段からできる炊飯器が臭くならない為の予防策をまとめていきます。

これを意識するだけで、炊飯器が臭くなると感じることはかなり少なくなるので、参考にしてみてくださいね。

長時間保温をしない

ここまでの項目で説明しましたが、炊きあがったお米を長時間保温すると、においの原因になりやすいです。

そのため、食べきらない場合はすぐに冷蔵か冷凍をするようにしましょう。

おすすめの手順は以下の通りです。

  1. 炊きあがったらしゃもじでご飯をほぐす
  2. すぐに食べない分は小分けにしてラップかタッパーに入れる
  3. 粗熱をとって冷蔵か冷凍をする
  4. 食べる時に電子レンジで解凍・あたため

少し面倒に感じますが、長時間保温したご飯よりも美味しく食べられて、炊飯器にもにおいがつきにくくなります。

炊飯器を使った後はすぐにお手入れする

炊飯器を使った後はすぐに、釜やフタをお手入れしましょう。お手入れの手順は簡単で、釜やフタを洗って水気を拭き取り、乾燥させるだけでOKです。

お米が触れている釜の部分や、お米の成分が付着しやすいフタは雑菌が繁殖しやすいので、清潔に保ちましょう。

お米を長時間水に浸さない

お米を長時間水に浸しすぎると、水温が上がるため雑菌が繁殖し、お米が腐敗する原因になります。

そのため、においが気になるのであれば長時間の浸水は基本的にやめたほうがいいですね。

気温や湿度が高ければ高いほどお米の腐敗は早くなるため、夏のクーラーなどがない部屋に炊飯器がある場合は特に気をつけましょう。

タイマー機能を使うなど、どうしても長時間浸水する必要がある場合は、氷を入れて水温が高くなりすぎないようにする、もしくは次で解説しているお酢を加えて炊く方法を試してみてください。

お米に少量の酢を加えて炊飯する

酢には細菌の繁殖を抑える効果があります。
お米を炊くときに少量の酢を混ぜて炊くことで、においを抑える効果が期待できます。

「酢の味やにおいがお米につくのでは?」と疑問に思うかもしれませんが、炊きあがった時にはほとんど残らないので大丈夫です。

炊飯器のにおいがとれない場合は寿命を疑う

壊れた家具

ここまでに炊飯器のにおいの原因、対処法、予防法と紹介してきましたが、それでもにおいが取れない場合は、炊飯器の寿命を疑った方がいいかもしれません。

基本的に、炊飯器の寿命は3〜5年と言われています。正確には使用頻度や使い方によって、この期間は変わってきますが、3年以上使っていて嫌なにおいが取れなくなってしまった場合は、炊飯器の寿命を考えたほうが良いでしょう。

使用期間が短い時は、内釜を交換して使い続けるべきか?

炊飯器の寿命は「内釜が3〜5年」「温度センサーなどの外釜(本体)が5〜10年」と言われているため、外釜が壊れていなければ、内釜だけを買い替える人も多いようです。

そこで、以下に大手メーカーの内釜交換の参考価格を表にまとめてみたのですが、筆者は少し割高な印象を受けました。

メーカー 参考価格(5.5合炊き)
パナソニック 5,800円~11,000円
東芝 4,820円~15,800円
三菱 19,000円~28,800円
日立 16,200円~20,000円
象印 11,700円
TIGER 11,480円~20,980円

保証期間内であれば、メーカーに内釜の交換依頼をするのも手ですが、「寿命が近く、においが取れなくなっていること」「本体価格と大きく変わらないこと」を考えると、得策とは言えないかもしれませんね。

*炊飯器の寿命・故障について以下の記事で詳しく解説しています。

炊飯器の寿命は3〜5年!寿命の症状や、お得に買い替える方法を紹介

においが気になったら買い替えを検討しよう

ひらめき

においが取れないという状態は、炊飯器が故障しているかもしれませんし、無理に使い続けることで「ご飯が炊けなくなってしまった」となれば、生活に支障が出てしまいますよね。

そのような期間を出さないためにも、今回紹介した対処法を試してみてもにおいが取れなくなった場合は、炊飯器の買い替えをおすすめしています。

まだ使用できる状態であれば、下取りで5,000円以上の値がつくこともありますし、壊れる前に買い替えることをおすすめします。

炊飯器の処分方法としては「下取り」「買取」「フリマアプリに出品」があるので、処分する場合は、ご自身に合う方法を選んでみてください。

処分方法ごとのメリット・デメリットは以下の通りです。

処分方法 メリット デメリット
下取り 古い炊飯器の売却額分で、お得に新しい炊飯器を購入できる 壊れている場合は下取りできない可能性がある
買取 フリマアプリよりも手間がかからず買取ってもらえる 買取価格がつかなかったり、買取拒否されることがある
フリマアプリ 他の処分方法よりも高値がつく可能性がある 手間や時間がかかる

炊飯器の下取りは、下取りチェッカーと提携している家電量販店の「ノジマ」が一番良い条件で下取りしてくれます。

炊飯器の下取り条件について、以下の記事で大手9社の条件を比較していますので、参考にしてみてください。

炊飯器の下取り 大手9社を比較!一番お得なのは?

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下取りチェッカー下取りチェッカーは、誰でも簡単に家電の下取り価格を調べられるサービスです。

専用アプリが不要で、LINEとWEBから下取りして欲しい商品の状態や型番を入力すればすぐに下取り価格が分かるので、とてもお手軽に査定できるためおすすめしています。

ちなみに下取りチェッカーと提携しているノジマの炊飯器下取り条件は、以下になります。

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他の量販店に比べて圧倒的に条件が良いので、ぜひ一度下取りに出したいと思っている品を下取りチェッカーで価格をチェックしてみてください。(LINEの友達追加は、下記から簡単に行えます)

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まとめ

今回は炊飯器が臭い時の原因と対処法について解説させていただきました。

最後にもう一度、本記事の内容をまとめていきます。

  • 炊飯器から出るにおいは、原因によって対処法が違う
  • 炊飯器にこびりついたにおいは、「お手入れ機能」「重曹」「クエン酸」「塩」を使って落とす
  • 3年以上使用していて、お手入れしてもにおいが取れない場合は炊飯器の寿命の可能性が高い
  • 故障する前に、買い替えるのがおすすめ

毎日食べるご飯なので、できればいつも美味しく食べたいものですよね。

炊飯器から嫌なにおいを出さないように、本記事のお手入れ方法や予防法を参考にしてみてください。

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