
「1人暮らしで使う、ちょうどいいサイズの炊飯器が欲しい」
「家族はいるけど、そんなにお米を食べないから5合炊きは大きいかな」など、炊飯器のサイズ選びで悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
まず結論からお伝えすると、3合炊きの炊飯器は1〜2人暮らしで1〜2合炊くことをメインに考えている人におすすめすることができます。
なぜ、「1〜2合炊くことをメインに考えている人におすすめできるのか」「炊飯器のサイズの他に、事前に知っておくべきことはあるか」など…
炊飯器を購入する機会はそこまで多くないため、何を見て選べばいいか迷ってしまいますよね。
これらの疑問を解決するために、本記事では下記について説明していきます。
- 3合炊き炊飯器はどんな人におすすめ?
- 炊飯方式の違いについて
- 3合炊き炊飯器はどこのポイントを見て選べばいいのか
- おすすめの3合炊き炊飯器TOP10
- 炊飯器のよくある質問2選
炊飯器は、ご飯が大好きな日本人にとっては欠かせない家電です。
今後の食卓を充実させるためにも、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
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3合炊き炊飯器はどんな人におすすめ?
まず、3合炊き炊飯器はどんな人におすすめできるのかを解説していきます。
冒頭でもお伝えしましたが、結論としては「1〜2人暮らしの家」で使う分にはちょうどいいサイズの炊飯器になります。
1合のお米を炊いたあとの重さは約340gになるので、3合になると約1kg。
一般的に売られているお茶碗一杯分が約150gになるため、6〜7杯のお米を炊けるという計算になりますね。
お茶碗のイメージが付きにくい人は、コンビニのおにぎりをイメージしてください。
コンビニのおにぎりは約100gのご飯で握られているため、おにぎり10個分の量が炊けるサイズが3合炊きの炊飯器のサイズになります。
3人家族が1日3食食べるとして、1人が毎食おにぎり1個分のご飯しか食べられないことを考えると、ちょっと足りない場面が出てきそうですよね。
また、あとで解説する項目でも出てきますが、炊飯器は容量いっぱいに炊いた場合、ご飯に炊きムラが出やすいという特性を持っています。
これらをまとめると、以下のような人たちには不向きのサイズであることが分かります。
▼3合炊き炊飯器が不向きな人
- 3人以上で暮らしている
- 1〜2人暮らしではあるが、毎回3合近くのお米を炊くことが多い
「ご飯を炊くときは毎回1〜2合あれば十分」という方であれば、3合炊きの炊飯器をおすすめすることができます。
炊飯方式の違いについて
次に、炊飯器ごとの炊飯方式を解説していきます。
3合炊きに限った話ではないのですが、今の炊飯器には主に3種類の炊飯方式があります。この炊飯方式は、炊き上がりのおいしさやコスパに関わってくる要素になるため、1つずつ覚えておきましょう。
1.IH炊飯
1つめの炊飯方式は、IH炊飯です。
IH炊飯は、これから解説する炊飯方式の中でも最も「炊き上がりの美味しさ」と「コスパ」のバランスが取れたものになります。
最もバランスが取れているため、一般的に人気なのはIH炊飯になりますね。
特徴としては、お米を入れる内釜と呼ばれる部分全体を熱することができるため、お米にムラなく熱を伝えることができます。
このムラなく熱を伝える作業を、各メーカーの炊飯器が温度を調整しながらうまく炊いてくれるため、美味しく炊き上がりやすいというわけですね。
IH炊飯の炊飯器は1〜3万円で購入することができるため、手に入れやすい価格帯であることも人気の要因になっています。
「そこまでご飯に強いこだわりはないけど…。日本人だし、ちゃんと美味しいご飯は食べたい」という人には、おすすめの炊飯方式になります。
圧力IH炊飯
2つめは、圧力IH炊飯になります。
圧力IH炊飯は、先ほど紹介した「IH炊飯に圧力をかけてご飯を炊く機能」が追加されている炊飯器になります。
炊飯中に蒸気を逃さずに圧力をかけられるようになることで、100℃以上の高温で炊飯できるようになります。
お米は基本的に高温であればあるほど「糊化」という現象が進み、もっちりとした食感になっていくので、もっちりとしたお米が好みの人にはピッタリの炊飯器であると言えます。
また普段から、玄米やもち麦などの雑穀を混ぜて炊く場合も、玄米などの外皮が柔らかくなりやすいため食べやすくなるのも、圧力IH炊飯の特徴になります。
ただ、IH炊飯に圧力機能を足したものになるため、価格もIH炊飯の製品よりやや高めに設定されている製品が多いですね。
予算にも余裕があり、なおかつもっちりとしたご飯が好きという人は、圧力IH炊飯の炊飯器を選択肢に入れてみるといいでしょう。
マイコン炊飯
3つめは、マイコン炊飯です。
マイコン炊飯の特徴としては、内釜の底面から釜をあたためて炊飯するタイプの炊飯器になります。
IH炊飯が釜全体をあたためて炊飯することに対して、マイコン炊飯は底面から釜をあたためて炊飯していくため、どうしても「炊きムラが出やすくなる」という特徴があります。
熱源が複数ある炊飯器で炊いたご飯と、熱源が底面にしかない炊飯器で炊いたご飯では、どうしても炊いたあとに違いが出てしまうことはイメージできますよね。
ただし、炊きムラが出てしまうという弱みはありますが、その分シンプルな構造になっているため、価格もおさえられた製品が多いです。
筆者もマイコン炊飯器を使っていた経験がありますが、1〜2合のお米を炊く分には、炊きムラを感じたことは正直あまりありません。
3合炊きの炊飯器で毎回容量いっぱいに炊く場合は注意したほうがいいですが…
「たまにしかお米を炊かないし、一度に3合も炊く予定もない」という人には、コスパに優れた3合炊きのマイコン炊飯器をおすすめしています。
ここまでに紹介した炊飯方式の特徴を「炊き上がり」「コスパ」ごとにまとめてみたので、こちらも参考にしてみてください。
炊き上がり | コスパ | |
IH炊飯 | ◯ | ◯ |
圧力IH炊飯 | ◎ | △ |
マイコン炊飯 | △ | ◎ |
3合炊き炊飯器の選び方とは?
それでは、次は3合炊き炊飯器の選び方について解説していきます。
保温性能や便利機能について解説していくので、炊飯方式の違いの他にも購入するときの判断材料がほしいという人は、ぜひこちらも参考にしてみてください。
少し大きめのサイズを選ぶ
ここまでの項目で軽くお伝えしましたが、炊飯器は予定している炊飯量よりも、少し大きめのサイズを選ぶのがいいでしょう。
1〜2合をメインで炊く場合は、3合炊き炊飯器を。そして2〜3合をメインに炊く場合は、5合炊き炊飯器を選ぶようにするといいですね。
ここまでに説明したように炊飯器は容量いっぱいに炊いてしまうと、炊きムラが出やすい状況になってしまうからです。
もちろん、炊飯器によっては対策されているモデルもありますが…
少し大きめのサイズを選んだほうがご飯を混ぜやすかったり、急に友人が複数人来たときなどに対応することもできるため、便利な場面は多くなるのでおすすめしています。
保温性能も意識しておく
次に、炊飯器を選ぶときは保温性能も意識して選びましょう。
基本的にご飯は保温すればするほど、味が落ちてしまいます。
理由は、保温されている状態というのは「常に70℃ほどの弱火で加熱されている状態と同じ」になるからですね。
ご飯は水分を含んでいるので、加熱が続き、水分が抜けていけばパサパサになり味が落ちていってしまいます。
長時間保温しているご飯は黄ばんだり、炊き立てよりもパサパサになっていくのはこのような状況が続いているからですね。
炊飯器メーカーも保温性能には力を入れているのですが、密閉性や保温時の蒸気管理の性能の違いによって、保温性能は異なることは覚えておきましょう。
炊いてからすぐに冷凍するのであれば問題ありませんが、12時間を超える保温を予定している場合は、保温性能に優れたモデルを購入するといいですね。
必要な便利機能から選ぶ
最後に、必要な便利機能から選ぶということを解説します。
炊飯器の便利機能には、以下のような機能があります。
- 早炊き
- エコ炊き
- 食感炊き
- 糖質カット炊き
- 銘柄炊き
- 蒸気カット機能
たとえば、急いでご飯を炊きたい場面が多い人は「早炊き」機能は必須になります。日常の電気代を節約したい人は「エコ炊き」機能が必須に。
他には小さいお子さんが食事の準備を手伝ってくれる家庭であれば、フタを開けた時の蒸気でヤケドしないように「蒸気カット」機能があると安心です。
このように今の炊飯器は、高価なモデルになるほど多くの便利機能が搭載されているため、必要な機能から炊飯器を選んでみてもいいですね。
おすすめの3合炊き炊飯器TOP10
それでは、3合炊き炊飯器のランキングを紹介していきます。
今回のランキングは、各販売サイトのランキングやレビューなどを参考に作成いたしました。3合炊き炊飯器の購入を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
第1位:象印 極め炊き NP-RNO5
参考価格(税込) | 20,791円 |
炊飯方式 | 圧力IH炊飯 |
内釜 | 黒まる厚釜 |
保温時間 | 30時間まで |
本体の重さ | 4kg |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 230×195×320mm |
お手入れ機能 | 内ふた丸洗い、クリーニング機能 |
カラー | ブラック/ホワイト |
便利機能 | 早炊き/食感炊き/エコ炊き |
第2位:アイリスオーヤマ RC-IL30
参考価格(税込) | 12,281円 |
炊飯方式 | IH炊飯 |
内釜 | 極厚火釜 |
保温時間 | 12時間まで |
本体の重さ | 4kg |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 230×200×310mm |
お手入れ機能 | 内ふた丸洗い |
カラー | ホワイト/アッシュ/ブラック/グレー |
便利機能 | 早炊き/銘柄炊き/早炊き/糖質カット炊き/エコ炊き |
第3位:象印 極め炊き NP-GK05
参考価格(税込) | 16,244円 |
炊飯方式 | IH炊飯 |
内釜 | 黒まる厚釜 |
保温時間 | うるつや保温:30時間まで 高め保温:12時間まで |
本体の重さ | 3.2kg |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 230×190×300mm |
お手入れ機能 | 内ふた丸洗い、クリーニング機能 |
カラー | ステンレスブラウン |
便利機能 | 早炊き/エコ炊き/ |
第4位:三菱電機 備長炭 炭炊釜 NJ-SEB06
参考価格(税込) | 17,800円 |
炊飯方式 | IH炊飯 |
内釜 | 備長炭コート2層厚釜 |
保温時間 | 一定保温:24時間まで たべごろ保温:12時間まで |
本体の重さ | 4.1kg |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 231×204×289mm |
お手入れ機能 | 内ふた丸洗い、クリーニング機能 |
カラー | 月白/深紅 |
便利機能 | 食感炊き/早炊き/エコ炊き |
第5位:象印 極め炊き NL-BD05
参考価格(税込) | 8,777円 |
炊飯方式 | マイコン炊飯 |
内釜 | 黒厚釜 |
保温時間 | 12時間まで |
本体の重さ | 2.7kg |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 235×195×325mm |
お手入れ機能 | 内ふた丸洗い、クリーニング機能 |
カラー | ブラック/ホワイト |
便利機能 | 早炊き/エコ炊き |
第6位:東芝 RC-5XN
参考価格(税込) | 11,596円 |
炊飯方式 | IH炊飯 |
内釜 | 備長炭ダイヤモンド釜 |
保温時間 | 12時間まで |
本体の重さ | 3.8kg |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 230×204×295mm |
お手入れ機能 | 内ふた丸洗い |
カラー | ホワイト/ブラック |
便利機能 | 早炊き/エコ炊き |
第7位:タイガー魔法瓶 炊きたてミニ JAI-R552
参考価格(税込) | 6,480円 |
炊飯方式 | マイコン炊飯 |
内釜 | 黒遠赤釜 |
保温時間 | 12時間まで |
本体の重さ | 2.2kg |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 224×189×283mm |
お手入れ機能 | なし |
カラー | ホワイト |
便利機能 | 遠赤外線/蒸気カット |
第8位:パナソニック Wおどり炊き SR-JW058
参考価格(税込) | 58,796円 |
炊飯方式 | 圧力IH炊飯 |
内釜 | ダイヤモンド竈釜 |
保温時間 | 24時間まで |
本体の重さ | 5.1kg |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 243×208×307mm |
お手入れ機能 | 内ふた丸洗い、クリーニング機能 |
カラー | 豊穣ホワイト/シャインブラック |
便利機能 | 食感炊き/早炊き/エコ炊き |
第9位:アイリスオーヤマ 銘柄炊き RC-PD30
参考価格(税込) | 14,999円 |
炊飯方式 | 圧力IH炊飯 |
内釜 | 極厚火釜 |
保温時間 | 12時間まで |
本体の重さ | 5.3kg |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 236×217×299mm |
お手入れ機能 | 内ふた丸洗い |
カラー | ブラック/ホワイト |
便利機能 | 食感炊き/銘柄炊き/早炊き/糖質カット炊き/エコ炊き |
第10位:タイガー魔法瓶 炊き立て JPF-A550
参考価格(税込) | 16,800円 |
炊飯方式 | IH炊飯 |
内釜 | 土鍋コーティング5層遠赤特厚釜 |
保温時間 | 24時間まで |
本体の重さ | 3kg |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 232×181×322mm |
お手入れ機能 | 内ふた丸洗い |
カラー | サテンブラック/サテンホワイト |
便利機能 | 早炊き/エコ炊き |
炊飯器のよくある質問2選
最後に、炊飯器に関するよくある質問を2つ紹介します。
こちらも3合炊き炊飯器を購入するときに出てきやすい疑問なので、購入前に悩まなくていいように事前に知っておきましょう。
Q.「3合炊き炊飯器のご飯はまずいって本当ですか?」
3合炊きの炊飯器を使っている人から、たまに「3合炊き炊飯器のご飯はまずい」という声を聞くことがありますが…
基本的に「炊飯器のサイズによって味が変わることはない」と思っておいていいでしょう。
それでは、なぜこのような声を聞くことがあるのか?
それはおそらく、以下の2つの理由が当てはまるからだと筆者は考えています。
- 3合炊きのマイコン炊飯器で、容量いっぱいに炊いている
- 3合炊き炊飯器は、5合炊き炊飯器に比べて高価なモデルが少ない
本記事でも紹介したように炊飯器はコスパを重視すると、マイコン炊飯器という容量いっぱいのお米を炊くことが苦手なモデルを選ぶことになります。
その結果、マイコン炊飯器を使って3合のお米を炊いていると、もともと炊きムラが出やすいモデルだけあって、まずいと感じてしまう人が多いというわけですね。
また、3合炊き炊飯器は1人暮らしの人が購入することが多いからか、高価な製品はそこまで多くありません。高価なモデルも多い5合炊き炊飯器と比較されたときに、マイナスの印象を受けることが多い可能性はありますね。
ただ、それはあくまで炊飯器の機能や使い方の問題になるため、炊飯器のサイズでご飯がまずくなることは基本ないと覚えておきましょう。
Q .「炊飯器は内釜の素材も気にしたほうがいいですか?」
内釜の素材についてですが、基本的には気にしなくても問題ありません。
素材の種類としては鉄や銅などが存在するのですが、企業によっては内釜を何層にも重ねていたり、そもそも素材を企業秘密として公開していないメーカーも多いです。
そのため素材を気にしないでいいというよりかは、鉄や銅などの正確な素材は把握しきれないので、重視して選ばなくてもいいというわけですね。
選び方の項目でも紹介したように、「3種類の炊飯方式」「サイズ感」「保温性能」「早炊きなどの便利機能」を見て、選ぶようにすることをおすすめしています。
まとめ
今回は3合炊き炊飯器の炊飯方式の違いや選び方、ランキングを紹介させていただきました。
最後にもう一度、本記事の内容をまとめておきます。
- 3合炊き炊飯器は「1〜2人暮らしの人」におすすめ
- IH炊飯は、おいしさとコスパのバランスに優れている
- 圧力IH炊飯は高価ではあるが、便利機能が充実している+もっちりとしたご飯が炊ける
- マイコン炊飯は、おいしさはやや劣るがコスパ重視の人におすすめ
- 炊飯器を選ぶポイントは「少し大きめのサイズを選ぶこと」「保温性能」「便利機能」に注目する
- 3合炊き炊飯器がまずいのはサイズの問題ではなく、使い方や機能が関係している
炊飯器は人によって重視するポイントは違うと思いますが、日常で必要になることが多い家電です。
最近は炊飯器調理なども流行っているため、カレーやお肉の煮込みにも使える便利な調理家電でもありますね。
生活スタイルに合った炊飯器を使用することで毎日の食卓の充実や、自炊をするキッカケにもなり節約にもつながります。
3合炊き炊飯器の購入を考えている人は、ぜひ本記事を参考にし、自分にピッタリの炊飯器に出会えることを願っております。
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