
PS5は発売から非常に多くの故障が発生しており、海外では訴訟問題にまで発展しています。実際に、今報告されている故障トラブルは以下のようになっています。
PS5本体の故障トラブルで報告されている症状 | |
|
特にこの中でもコントローラーに関する不具合が多く、アメリカでは訴訟問題にまで発展している状況です。
PS5の故障率はPS3、PS4に比べると高い傾向にあり、購入するかは悩ましいところです。
しかし、無償で受けられる保証サポートも充実しているため、うまく活用すれば購入しても問題を感じない方も多くいます。そのため、総合的に判断してPS5の購入を検討する必要があるでしょう。
そこで今回は、PS5に起こっている故障トラブルや故障した場合に受けられる無償サポートについて詳しく解説していきます。
この記事を最後まで読むとわかること |
◎PS5で起こっている故障トラブルを分かりやすく解説 ◎PS5の故障率を口コミを元に解説 ◎PS5が故障した際の対応を解説 ◎故障トラブルや修理サポートを判断材料にPS5を購入すべきか解説 |
この記事を最後まで読み、PS5の故障トラブルを把握し、購入すべきかどうすべきか検討しましょう。
1.【2023年最新】PS5で起こっている故障トラブル
冒頭でも述べたように、発売してから1年程経過したPS5には、多くの故障トラブルが報告されています。
PS5本体の故障トラブルで報告されている箇所と症状 | |
画面 | ・画面に何も映らない ・フリーズする |
電源 | ・電源が入らない、または勝手に落ちる ・適切に電源を切ってもエラー表示される |
ディスク | ・ディスクが取り出せない ・ディスクを認識しない |
音 | ・音が出ない ・異音がする |
再起動後に直った人もいれば、改善が見られず修理に出した人もいるため、故障の度合いはさまざまです。故障の発生についてはSNSでも報告されているので、それを基に詳しく解説します。
1-1.画面に関する故障トラブル
PS5の画面については、以下のような故障トラブルが報告されています。
・初期画面で何も表示されない ・プレイ中に画面がフリーズする ・電源はついているのに画面に何も表示されない |
購入したばかりのPS5を起動した際、初期画面に何も表示されなかったり、ゲームのプレイ中に突然画面がフリーズしてしまったりする故障トラブルが一部のユーザーにより報告されています。
また、PS4の初期不良でも多く報告された、「電源はついているのに画面に何も表示されない」というブルーライトデス現象と呼ばれる不具合も起きています。
ブルーライトデス現象とは、PS4において報告された初期不良を指す俗語のことです。
PS4の電源を入れた場合、電源ランプが青く光った後に白色に変わり、画面が表示されます。
しかし、ブルーライトデス現象が起こってしまうと、青の光から白色に変わらず、画面が表示されません。
ブルーライトデス現象をはじめ、電源に関する故障トラブルもTwitterで多く取り上げられています。
1-2.電源に関する故障トラブル
電源に関する故障トラブルは、以下のような症状が報告されています。
・電源が入らなくなった ・電源を入れた直後に電源が落ちる ・プレイ中に電源が勝手に落ちる ・適切に電源を落としたのに、次回起動時にエラーが起きる |
PS5をレストモード(パソコンのスリープ状態)にしていると勝手に電源が落ちていたり、適切に電源を落としたのにも関わらず、「前回不適切に電源が切られました」という画面になってしまったりという報告もあります。
上記のように頻繁に不具合が起きている人もいれば、以下のように、初期化しても全く使えなくなってしまう人もおり、症状はさまざまです。
1-3.ディスクに関する故障トラブル
PS5には、全機能を搭載した「通常モデル」と、ディスクドライブを搭載していない「デジタル・エディション」という2タイプがあります。ディスクを必要とする通常モデルで報告されている故障トラブルは以下の内容です。
・ディスクが出てこない ・ディスクを読み込まない ・ディスクを認識しない |
ディスクを読みこない時は、ディスク自体の汚れや破損が考えられるため、クリーニングをしたり、時間を置いてから再度試したりすると解決したという報告もあります。
しかし、以下のツイートのように、複数回修理に出したのにディスクが取り出せなくなってしまったケースがあるのも事実です。
ディスクを排出しない場合は、排出メカニズムの破損やファームウェアの問題が原因で発生するため、初期化やリセットが必要になり、場合によってはプレイデータを消失してしまいます。
1-4.音に関する故障トラブル
音が出ない、または異音がするといった故障トラブルも報告されています。
・一切音が出ない ・異音がする |
PS5では、本体を効率よく冷却するためにファンが取り付けられています。本体を冷却する際、高速に回転するファンの音に違和感を感じるユーザーもいるようです。その音を故障だと思ったユーザーから、PS5への問い合わせが一時的に増えましたが、下記のようにPlayStationサポートからは故障ではないと説明がありました。
PlayStation®5から音がする これは正常です。本体をより効率的に冷却するためにファンが一時的に高速で回転しているだけです。PS5の過熱を防ぐために、以下の手順に従うことをお勧めします。 ・PS5の側面と背面の通風孔がふさがっていないことを確認します。本体の周囲には、少なくとも10cmの空間があることを確認してください。 ・本体をカーペットや毛足の長い敷物の上に置かないでください。 ・ 本体を狭い所や雑然とした場所に置かないでください。PS5の通風孔またはその周囲には、ほこりがたまらないようにしてください。 |
とは言え、異音がした後に電源が入らなくなってしまったという報告もTwitter上で報告されています。
2.PS5のコントローラーの故障も多く発生している
コントローラーの不具合は、本体の故障よりも多く報告されています。PS5のコントローラーは、DualSenseと呼ばれるワイヤレスタイプ。傾けるだけで操作可能なモーションセンサーや内蔵マイク、モノラルスピーカーなどさまざまな機能が追加されたコントローラーです。
そのコントローラーの故障報告が相次いでおり、アメリカでは、コントローラーの不具合を認識していながらユーザーに公表しなかったとして、訴訟問題にまで発展しています。主なコントローラーの症状は、
・正常に操作できない ・スティック入力が勝手に行われる ・反応が悪い ・ボタンが陥没した |
などです。さらに、不具合を感じた消費者が修理を出したにも関わらず、再度壊れてしまったというケースも発生しています。
Twitterの口コミでは、使用開始から半年〜1年の間でコントローラーに不具合が起きているのが散見されています。
3.PS5の故障率は全体的に高い傾向
先述している通り、PS5にはさまざまな現象が起こっており、故障率は高い傾向といえます。
2013年に発売されたPS4についてソニーグループ株式会社は、「PS4の故障率は1%程度」とアメリカの当時のニュースで報告しました。
現状では、公式の情報は公開されていませんが、YouTubeやTwitterなどでゲームについて解説しているインフルエンサーが、PS5を所持しているユーザーに対してアンケートを行った結果があります。
PS5を所有している方に「PS5本体」に不具合が発生したかアンケートします!
ぜひ返信ツイートで具体的な不具合の内容もぜひ教えてください!
※アプリケーションエラーなどのソフトウェア面の不具合や、ゲームソフト自体のバグや不具合、コントローラーの不具合はノーカウントとします#PS5#不具合— Dゲイル (@DGalle___) February 19, 2021
PS5のコントローラー「デュアルセンス」で、スティックが入力されたままになる「ドリフト現象」が発生した人に質問です!
そのドリフト現象はコントローラーのリセットや、その他の対処法で改善されましたか?
※修理に出すのは改善されなかったに含まれます#PS5#デュアルセンス#ドリフト— Dゲイル (@DGalle___) February 23, 2021
このアンケート結果をまとめると、
PS5本体の不具合の発生率 | |
不具合なし | 77.5% |
不具合があったが、解決した | 11.7% |
不具合があり、解決していない | 10.8% |
PS5コントローラーの不具合の発生率 | |
不具合なし | 83.5% |
不具合があったが、解決した | 5.2% |
不具合があり、解決していない | 11.2% |
Twitterの一部のユーザー情報ではありますが、PS5の不具合について本体が22.5%、コントローラーが16.4%起きているということが一つの目安としてわかってきます。そのため、PS4の故障率が1%という報告に比べると、PS5の故障率は非常に高いと考えてもおかしくないのではないでしょうか。
そのため、PS5が故障する可能性が高いということを認識して、購入を検討する必要があります。
参考:Broken PlayStation 4 Systems
4.早期の故障トラブルであればサポートでPS5の修理保証を受けられる
PS5の購入から1年以内であれば、無償で修理サポートが受けられます。これはPS5を購入した時の基本的なサポートのため、1年以内に故障した際はこの修理サポートを活用しましょう。
ただ、このサポートを受けるためには、さまざまな条件や修理方法があります。ここでは、
- 無償で修理サポートを受ける場合の条件
- 準備するもの
- 保証対象外だった場合の修理料金
について詳しく解説します。ソニー・インタラクティブエンタテインメントが発表した新サービスについても紹介するので、参考にしてください。
4-1.無償で修理サポートを受ける場合の条件
無償で修理サポートを受けるためには、購入日から1年以内でないといけません。さらに、下記のPlayStation延長保証サービスの「アフターサービス規定 / 保証規定」の内容に当てはまる場合は、修理サポートが受けられないので、注意が必要です。
|
また、PS5には保証書がないため、レシートや納品書が商品を購入した証明になります。そのレシートや納品書に、
・購入日
・店名
・製品名
が記載されていないと、購入の証明として認められません。ですので、これからPS5を購入する人は、必ず上記のことが記載されているのかを確認して、大切に保管しておく必要があります。
無償修理を出す場合は、事前に必ずバックアップを取ろう! |
「無償修理に出したら、データが消えてしまった」という事案が起こっています。無償で修理には出せるものの、データが消える可能性があるため、それをきちんと理解し、必ずバックアップを事前に取ってから修理に出しましょう。 |
4-2.修理に出す際にすること
万が一、故障が発覚してしまった場合、修理に出す前にPlayStationサポートにある故障診断テストを試しましょう。その上で、症状がある場合は、オンライン修理に申し込む必要があります。具体的に行うことは以下の6ステップです。
オンライン修理6ステップ |
①オンライン修理受付サービスに申し込む ②修理品の症状を記入する ③見積もりをする ④商品を配送する ⑤修理が終わるのを待つ ⑥商品を受け取る |
ひとつずつ詳しく解説しますので、チェックしましょう。
4-2-1.①オンライン修理受付サービスに申し込む
故障診断テストを行い、それでも症状が直らない場合は、オンライン修理受付サービスを申し込みましょう。
やること | 必要なもの・情報 |
お客様情報を記入する ・メールアドレス ・電話番号 ・住所 | ・登録用のメールアドレス |
オンライン修理受付サービスのページへ飛ぶと、メールアドレスを入力する画面になるので、メールアドレスを入力し、送信します。しばらくするとメールが届くので、そこに記載してある「オンライン修理受付サービスの登録」をクリックし、お客様情報をすべて記入します。
見積もりをする場合、見積もり結果がメールで届くため、普段使っているアドレスを登録すると良いでしょう。
4-2-2.②修理品の症状を記入する
次に修理品の症状を記入します。
やること | 必要なもの・情報 |
・修理品の選択 ・症状の選択 ・不具合症状を記入 | 見積もりに必要な情報のため、正確に記入しましょう |
修理品や症状は、選択肢になっているため、当てはまる項目を選択します。また、不具合を記入する項目は見積もりに必要な情報のため、できるだけ詳しく正確に書きましょう。
4-2-3.③見積もりをする
購入してから1年以内かつ先述したアフターサービス規定/保証規定に該当しなければ、無償で修理が受けられます。しかし、修理サポートの条件に当てはまらない場合は料金が発生しますので、「見積り連絡に関する同意」は必ずしましょう。
4-2-4.④商品を配送する
次に商品を配送します。配送方法は下記の2つから選択できます。
①自分で郵送する
②業者に引き取りに来てもらう
やること | 必要なもの・情報 |
①自分で発送する場合、梱包をして着払いで郵送する ②引取を選択した場合、業者が引き取りにくる | ・修理品本体 ・ソフトや周辺機器、ケーブル、記録媒体など ・名前や修理受付番号など必要事項が記載されているメモ ・購入証明書 |
修理受付番号は、最初にオンライン修理受付サービスにメールを送信した際、送られてきたメールに記載されている8桁の数字です。また、症状が発生した際に使用していた物を全て一緒に送る必要があるので、忘れずに梱包しましょう。
4-2-5.⑤修理が終わるのを待つ
修理には数日〜7日程度かかります。年末年始などの繁忙期はさらに日数がかかる場合もあるでしょう。また、料金が発生する場合は、見積もりのメールが送られてくるため、しっかり確認してください。
4-2-6.⑥商品を受け取る
修理が終わったら商品を受け取ります。料金が発生した場合、宅配業者に支払う必要があります。支払い方法は、
- 現金
- 電子マネー
- クレジットカード
- デビットカード
から選べますので、準備をしておきましょう。
修理に出す際、宅配業者に引取を依頼すれば1歩も家から出ることなく、完結します。また、繁忙期を除けば、1週間程度で商品が手元に戻ってきますので、快適にゲームを楽しめます。
4-3.保証対象外だった場合の修理代金
オンライン修理サポートの保証対象外だった場合、修理代金がかかります。実際の修理代金と異なる場合もありますが、故障した時のために、チェックしておきましょう。
修理内容 | PS5通常モデル | デジタル・エディション |
外装部品の交換 | 7,150円(税込) | 7,150円(税込) |
電源ブロックの交換 | 9,350円(税込) | 9,350円(税込) |
メイン基板の交換 | 27,500円(税込) | 22,000円(税込) |
ディスク読取、駆動ブロックの修理・交換 | 8,800円(税込) | ー |
DualSense ワイヤレスコントローラーの修理・交換 | 3,300円~6,050円(税込) | 3,300円~6,050円(税込) |
4-4.購入から1年以内であれば保証サポートの延長ができる
これまでの保証サポートは、PS5購入から1年間だけでした。そのため、1年が経過すると保証の対象にはならず、故障した場合は料金が発生していました。しかし、2021年11月に発売から1周年を迎えたPS5に対し、ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、さらに1年保証を延長できるサービスを発表。
【PS5™の延長保証サービスについて】
提供価格は4,400円(税込)です。本体購入から1年以内であれば加入可能なので、万が一に備えたい方はいかがでしょうか?
加入条件などの詳細はこちらをご確認ください⇒https://t.co/zCKOp5zUZE pic.twitter.com/mkjOkgQtXd— Ask PlayStation JP (@AskPS_JP) November 10, 2021
そのため、4,400円を追加で支払うことにより、保証サポートを最大2年間延長できるようになります。
5.故障・サポート状況から考えるPS5を購入するかの判断ポイント4つ
PS5は故障トラブルが多いとは言え、サポート環境も充実しています。そのため、購入すべきかまだ悩んでいる人もいるかもしれません。そこで、PS5を購入する判断材料として、ポイントが4つあります。
- PS5でしかできないゲームソフトがある
- どうしても今のデザインのPS5モデルが欲しい
- ハイスペックになったPS5でゲームがしたい
- PS4を持っていない
この4つの点を踏まえ、PS5を購入するか判断すると良いでしょう。4つの判断ポイントを詳しく解説しますので、PS5の購入を検討してみてください。
5-1.PS5しかできないゲームソフトがある
PS5でしかプレイできないソフトが欲しい場合は、迷わず購入しましょう。現状、PS5対応のみのソフト自体はまだ少ないため、PS4でも遊べるのであれば、購入はおすすめできません。今までの傾向からすると、いずれPS5のゲームソフトが主流になりますが、完全に移行するまでに約3年程度はかかる見通しです。
しかし、PS4では発売されず、PS5しか対応しないゲームソフトもあります。遊びたいソフトがPS5でしかプレイできないのであれば、PS5を購入するべきといえます。
PS5を購入する判断ポイント① |
・PS5のゲームソフトはPS4でも販売されているものが多い ・すべてのソフトがPS5に移行するまでには約3年かかる見通し ・PS5しか対応しないゲームをプレイしたいなら購入するべき |
5-2.どうしても今のデザインのPS5モデルが欲しい
現行のPS5のデザインや機能が良く、このモデルが欲しいと考えている人は購入しても良いでしょう。これまでのPlayStationでは、初期モデルが発売された後に、サイズ変更されたものや性能が上がったものなどが発売されました。実際、PS4では初期モデルよりも価格を抑え、サイズが小さくなったスリム版や性能が向上したPS54roが発売されています。
現在のPS5は特徴的なデザインで、さまざまなコンセプトが込められています。さらに2021年度には、「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞。
PS5デザインの特徴 |
・「五次元」という言葉がコンセプト ・曲線を多用した白と黒のツートンカラー ・曲線は、冷却のための空気を循環させる機能として重要 ・左右を2枚のパネルで挟むことで、取り外しが可能になり、クリーニングがしやすい ・同封されたスタンドを活用すれば、縦置きと横置きどちらも対応 ・付属のDualSenseワイヤレスコントローラーも本体同様のデザインテーマにより仕上げられている |
現在販売されているPS5のサイズはかなり大きく、価格も税込54,978円と高額です。また、故障の報告も多くされているため、サイズや機能を見直したモデルが発売される可能性は高いでしょう。しかし、現行のPS5が気に入っており、このモデルが欲しいという人は、デザインが変わる前に購入を検討しても良いといえます。
PS5を購入する判断ポイント② |
・現行のPS5にはさまざまなコンセプトが込められている ・置き方やクリーニングといった実用性も兼ね備えている ・現行のPS5デザインが気に入っているなら購入を検討すると良い |
5-3.ハイスペックになったPS5でゲームがしたい
PS4よりもハイスペックになったPS5でゲームがしたい人も購入を検討すべきです。PS5はPS4よりもストレージやCPU、映像出力などの性能が上がりました。例えば、ストレージの読み込み速度が100倍以上になっているため、ロード時間が短縮されます。
さらに、映像出力も最大4Kから最大8Kになっているため、綺麗な画質を実感できるでしょう。そのため、PS5では迫力ある映像が体験できたり、画面から伝わる情報量が増えたりとPS4では感じなかった感動を覚えるはずです。
基本スペック | PS5 | PS4 Pro |
重さ | 4.5kg | 3.2kg |
ストレージ | SSD 825GB 読み込み速度5.5GB/s | HDD 1TB/2TB 読み込み速度 50~100MB/s |
CPU | AMD Ryzen™ “Zen 2” 8コア / 16 スレッド | AMD “Jaguar”, 8 cores |
CPU周波数 | 最大 3.5GHz まで可変 | 最大2.1GHz |
GPU周波数 | 10.3 TFLOPS | 4.20 TFLOPS |
システムメモリ | GDDR6 16GB | GDDR5 8GB |
映像出力 | 4K 120Hz 最大8K | 最大4K |
表を見ると、PS5ではかなりスペックが上がっていることがわかります。上記の内容を踏まえ、ハイスペックになったPS5でゲームをしたい!綺麗な画質でゲームを体験したい!と思う人はPS5を購入しても良いかもしれません。
PS5を購入する判断ポイント③ |
・PS4の改良版でもあるPS4proと比べてもスペックはかなり向上している ・読み込み速度は100倍以上になっている ・画質が綺麗なため、迫力ある映像が体験できる ・ハイスペックになったPS5でゲームをしたい人は検討しても良い |
5-4.PS4を持っていない
PS4を持っておらず、PlayStationのゲームをしたい場合はPS5を購入しましょう。上記で解説したように、PS5ではPS5向けのゲームソフトはもちろん、PS4対応のゲームソフトでも遊ぶことができます。さらに、PS4向けのソフトが販売されなくなり、いずれPS5に移行する時期が来ます。そのため、PS4を買ってしまうと将来的に損をする可能性があるかもしれません。
とは言え、PS5とPS4ではモデルやスペックにもよりますが価格に差があります。
PlayStation®4 500GB・・・32,978円(税込) PS5 標準モデル・・・・・ 54,978円(税込) |
「PS4のゲームしかプレイしない!」と考えているのであれば、価格を抑えたPS4を購入しましょう。しかし、ハイスペックになった点やいずれPS5に移行される点を踏まえると、PS5の購入をおすすめします。
PS5を購入する判断ポイント④ |
・PS4のソフトは、PS5でも遊べる ・PS4のソフトは、いずれ販売されなくなる ・PS4の方が価格は安いが、将来的に損をする可能性がある |
以上を踏まえ、まとめてみるとPS5を購入する判断ポイントは、下記のようになります。
この判断ポイントに当てはまる人は、PS5の購入を検討しましょう。
6.PS5を購入するにあたりPSシリーズの処分を考えている場合は下取りをしよう
もし、PS5の購入を検討しているのであれば、現在所持しているPSシリーズを下取りに出すことをおすすめします。下取りに出すと、本来のPS5の価格から下取り価格を引いた金額で購入ができ、お得に購入できます。
ゲームの中古品は、新しければ新しいほど下取り価格が高くなるのが特徴です。そのため、PS5を購入するのであれば、所持しているPSシリーズを1日でも早く下取りに出すと良いでしょう。
また、下取りをするということは、リユースにもつながります。もしかしたら、PS4などのPSシリーズを中古価格で手に入れたい人がいるかもしれません。その人が下取りしたPSシリーズを購入することによって、無駄なゴミを出さずに、環境にも優しい取り組みにつながります。
7.まとめ
PS5の故障トラブルや、修理サポート、購入すべき判断ポイントについて解説しました。この記事を読んだことにより、PS5を購入すべきか検討できたかと思います。
最後にこの記事の内容をまとめてみると
PS5の故障トラブルは? |
◎PS5本体の故障トラブルは多数報告されている 主に画面、電源、ディスク、音の不具合が多い ◎PS5のコントローラーの故障も多く見受けられている 修理に出しても再度故障する人もいる |
故障した場合は? |
◎1年以内に故障した場合、保証サポートが受けられる 1年経過している&保証サポート内ではない故障の場合は、料金がかかってしまう ◎補償の延長サービスが開始され、4,400円追加で支払えば1年延長できる |
PS5は、故障トラブルが多く報告されているものの、保証サポートのサービスが充実しているのが魅力です。修理に出した場合、時間や料金がかかってしまうケースもありますが、万が一故障したとしても安心して遊べるでしょう。これらを踏まえ、以下の4つを判断ポイントにし、PS5の購入を検討しましょう。
PS5を購入すべき人は? |
1.PS5でしかできないゲームソフトで遊びたい人 2.現行デザインのPS5が欲しい人 3.ハイスペックになったPS5で遊びたい人 4.PS4を持っておらず、PSのゲームがしたい |
PS5を購入する場合、PSシリーズを下取りに出すと良いでしょう。
下取りに出すと? |
1.不要なゲームを下取りに出すことで、お得にPS5を購入できる 2.PS5以前のPSシリーズを探している人が手に入れられる 3.下取りはリユースにつながるので、無駄なゴミを出さずに済む |
この記事が、PS5の購入を検討している人のお役に立てると幸いです。