PS4の寿命は10年が目安|寿命が近い時の症状と長く使うポイント

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下取りガイド 川辺 あさひ

PS4の寿命は、10年といわれています。PS4が発売されたのが2013年11月のため、10年後である2023年に迎えることになります。

しかし、10年が経っていない今でも

「ゲーム中に画面がフリーズしてしまう」

「電源がうまく入らない」

とPS4の不調を感じている人もいるかもしれません。

下記のような症状が起こっている場合は、PS4の寿命を考えた方が良いでしょう。

PS4の寿命かもしれない症状

  • 電源が入らない、または落ちてしまう
  • 電源ランプが点滅している
  • 電源は入るものの画面に表示されない
  • 異音がする
  • ディスクのトラブルが起きる(勝手に排出・読み込まないなど)

しかし、使用環境を整えたり、修理に出したりなどの対処をすることで、改善する可能性もあります

そこで今回は、

  • PS4の寿命が10年とされている理由
  • P4の寿命が近づいている時に起こる症状(前兆)

を記事の前半で解説します。こちらを読むことで、自分のPS4が寿命を迎えているのかがわかるでしょう。

後半では、

  • PS4の寿命を延ばす方法6つ
  • 実際に寿命や故障だった場合の対処法
  • PS4を下取りに出した方が良い理由

を解説していきます。PS4の寿命の目安や寿命を延ばす方法、寿命を迎えたPS4をどうすべきかがわかります。

いつまでもPS4で楽しいゲームライフを過ごすために、ぜひ参考にしてください。

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1.PS4の寿命は10年が一つの目安とされている

Twitterや口コミなどからPS4の寿命は10年が目安といわれています。しかし、ソニーの公式サイトでは、現状P4の寿命についての情報はありません

では、なぜPS4の寿命は10年が目安とされているのかというと、電化製品の寿命が大きく関わっているからです。一般的に電化製品の寿命は、約10年と言われており、利用年数が長くなると、電化製品の性能が低下していきます。すると、新品の頃のような数値が出せなくなってくるため、故障や不具合といった症状が見受けられるようになります。

このことから、電化製品と同じように精密機器を使っているPS4の寿命も、10年が目安ではないかと認識されているようです。

◎PlayStation公式サイトでは、寿命について言及されていませんので、あくまでも目安として認識しましょう。

2.PS4は使い方や使用環境によって寿命に大きく幅がある

先述したようにPS4の寿命は10年が目安とされていますが、使い方や使用環境によって寿命の幅は大きく変わりますTwitterの口コミでは、問題なく使用できる人もいれば、購入してから4〜5年で壊れている人も見受けられます。

Twitterの口コミでもわかるように、本体、コントローラーともに10年未満で不具合が出ているユーザーもいます。

PS4の寿命を短くしてしまう要因は、さまざまなことが考えられます。

PS4の寿命を短くしてしまうと考えられる要因

プレイ時間

本体の電源を5時間以上つけっぱなしにしている

スリープ機能の使い方

スリープ機能を常に起動しままにしている

過充電

必要以上に充電をし過ぎている

電源の確保方法

電源タップを使用しており、適正な電力で動かしていない

空気の汚れ

タバコの煙などで部屋の空気が汚れている

置いている場所

床に直置きすると、ホコリや虫が入りやすい

室温

極端に寒い・暑い部屋にPS4を置いている

PS4本体の置き方

PS4本体を縦向きに置いている

PS4は精密機器のため、上記以外の理由も考えられますが、使い方や使用環境において、寿命の長さは変わってくるといえるでしょう。

3.PS4の寿命が近づいている時に起こる症状(前兆)

PS4の寿命が近づいている時に起こる症状がいくつかあります。もし、PS4に次のような症状が起こっている場合は、寿命が近づいていると考えた方が良いでしょう。

PS4の寿命が近づいた時に起こる症状

◎電源が入らない、または落ちてしまう

◎電源ランプが点滅している

◎電源は入るものの画面に表示されない

◎本体から異音がする

◎ディスクのトラブルが起きる(勝手に排出・読み込まないなど)

ここでは、上記の症状を具体的に解説していきます。Twitterで報告されている口コミをもとに解説していくので、参考にしてください。

寿命と決める前にできる対処法をチェックしよう

この章に出てくる症状があってもすぐには寿命と判断しないでください。この症状が出ていたら基本的に寿命のサインと捉えて欲しいですが、ケースによっては帯電していたり、自分でちょっとした対処をするだけで直ったりするケースもあります。その対処については、後述する「5-1.自分で調べて対処する」で解説するので、それを試してみてください。それを試した上でもまだ症状が改善されない場合は、寿命を疑いましょう

3-1.電源が入らない、または落ちてしまう

PS4の寿命が近づいた時の症状として「電源が入らない」または、プレイ中に「電源が落ちてしまう」などが挙げられます。

上記の口コミのように、PS4の電源が落ちることによって、寿命を感じる人もいます。

PS4は熱がこもりすぎると電源が切れる構造になっています。そのため、電源が勝手に落ちてしまった場合は、涼しい場所に移動したり、PS4を休ませてあげたりすると良いでしょう。

しかし、頻繁に症状が起こるのであれば寿命のサインです。なぜなら、熱以外の原因で頻繁に電源が落ちるということは、PS4本体内部の基盤にトラブルが生じているからです。そのため、耐熱限界を迎えた部品の磨耗欠損、経年劣化が原因で電源が落ちるようになります。

3-2.電源ランプが点滅している

PS4本体の電源ランプが点滅するようになった場合も、寿命が近づいていると考えられる症状です。

PS4の電源ランプは白や青、赤、オレンジの色が光ります。これは、PS4の状態を示すものであり、問題なく起動している場合は白のランプが点灯します。

ランプが表す意味は以下です。

PS4のランプの意味

電源ランプの色

意味

白色に点灯

電源オン

白色に点滅

電源オフ時の消灯前

オレンジ色に点灯

スタンバイ(スリープ)モード

オレンジ色に点滅

データのダウンロード/アップロードを開始および終了するとき

オレンジ色に点滅のまま

(正常な動作へ移行しない)

データーのダウンロード/アップロードがうまくいっていない可能性がある

青色に点滅

電源投入時・スタンバイ復帰時など

青色に点滅のまま

(正常な動作へ移行しない)

HDDにアクセスできていない可能性がある

赤色に点滅する

PS4の内部が熱くなっている。

PS4の電源を切って、しばらく放置する

消灯

電源オフ

しかし、白に点灯していても作動しなかったり、白以外の色が点滅していたりする場合は、PS4の寿命が近づいているサインです。

PS4本体だけではなく、コントローラーにも不具合を感じている人がいます。コントローラーの場合、白で点滅していると不具合が生じていることになります。

3-3.電源は入るものの画面に表示されない

電源が入っても、画面が表示されないという報告も見受けられます。

モニターに不具合があったり、HDMI自体に不具合があったりする場合も考えられるため、一概には言えませんが、頻繁に起こるようであれば寿命を疑った方が良いでしょう。

3-4.本体から異音がする

本体から異音がするという報告も散見されています。

PS4では、本体の熱を下げるために冷却ファンが作動しますが、あまりにも大きな音や異音がする場合は、本体内部の故障が考えられます。冷却するために、しばらく置いておいたり、涼しい環境でゲームをしたりしても改善されない場合は、寿命です。

3-5.ディスクのトラブルが起きる

ディスクを勝手に排出したり、読み込まなかったりするなどの不具合も多数報告されています。

PS4の初期型は、電源・排出ボタンが「物理式」ではなく「静電容量式」が採用されています。そのため、本体に溜まった静電気や接触不良によってイジェクトが誤動作してしまうことがあります。

静電気を放出するには、電源コードを抜いて​​完全放電したり、ホコリを掃除したりするのが有効です。しかし、それでも改善されない場合は寿命のサインとして受け止めて良いでしょう。

上記のようにTwitterでは、PS4の寿命を感じている人の報告が多数散見されました。さらに2022年以降の口コミが多いため、2023年で販売から10年を迎えるPS4の寿命が近づいてきたと考えられるでしょう。

4.PS4の寿命を延ばす方法6つ

寿命が10年と言われているPS4ですが、少しでも寿命を延ばし、長く遊びたいと考えている人もいるはずです。今使っているPS4の使い方や使用環境を改善するだけでも、PS4の負担を軽減できます

PS4の寿命を延ばす方法

・本体の電源を5時間以上つけっぱなしにしない

・電源を完全に切る

・PS4に適切な電力を供給する

・設置場所を見直す

・熱がこもらないよう対処する

・PS4を縦置きする場合は専用スタンドを使用する

適切で丁寧な使い方をすれば、寿命よりも長く使用できるかもしれません。どれも簡単に取り入れられる対処法のため、ぜひ試してみましょう。

4-1.本体の電源を5時間以上つけっぱなしにしない

本体の電源を5時間以上つけっぱなしにしておくことは寿命を短くする要因になります。なぜなら、長時間使用することによって、本体の内部が熱くなってしまい、負荷がかかってしまうからです。

PS4には本体を冷却するためのファンがついていますが、長時間の使用によって、内部からの熱をすべて放出できずに溜まってしまいます。精密機械は熱に弱いため、長時間の使用は注意する必要があります。

5時間以上使っていていきなり故障することはないかもしれませんが、適度に休憩を挟みながらゲームをするようにしましょう。

4-2.電源を完全に切る

PS4は長時間の放置対策として、「3時間放置でスタンバイモード」になる設定がデフォルトになっています。このスタンバイモードは、パソコンで言うとスリープ状態のようなものです。

完全にPS4をシャットダウンするよりも、スタンバイモードにしたほうがゲームの立ち上がりが早く、コントローラーの充電もしてくれます。また、本体やソフトの自動アップデートも行い、外出先でもゲームデータのリモートダウンロードができるなどメリットがたくさんあるため、活用している人も多いでしょう。

しかし、このスタンバイモードは完全に電源をシャットダウンするわけではありません。そのため、本体の寿命が縮む要因になる可能性が高まります。

スタンバイモードにしていると、緩やかに本体へ負荷がかかり続ける状態になるため、すぐに使用しない場合は電源を完全にシャットダウンし、休ませることが大切です。

電源を完全に切る3つの方法

①機能画面から[電源]を選び、[PS4の電源を切る]を選ぶ

②クイックメニューから[電源]>[PS4の電源を切る]を選ぶ

③電源ボタンを7秒以上(「ピッ」という音が2回するまで)押したままにする

※電源が完全に切れると、画面が消え、電源ランプが白色に点滅したあと消灯します

4-3.PS4に適切な電力を供給する

PS4に適切な電力を供給することも寿命を延ばす方法として有効です。

電源タップなどを使い、さまざまな電化製品を使っている人が非常に多いと思いますが、実はその電源タップを使うことにより、一つ一つの電化製品に供給する電力が少なくなっています。

PS4も同様で、電源タップを使ってつないだ場合、正常な電力が供給されません。正常な電力が共有されないと、PS4に必要な電力が足らずに電源が落ちてしまいます。

適切なシャットダウンができていない状態が続いてしまうと、システムが正常に判断できず、PS4本体に負荷がかかってしまいます。負荷がかかり続けると基盤に損傷が起こるため、寿命を早く迎えてしまうでしょう。そのため、寿命を延ばすためにもPS4を独立したコンセントに接続することが大切です。

また、コードに破損はないか、コード上に何か乗っていないかも確認しなくてはいけません。

4-4.設置場所を見直す

PS4に限らず、電化製品は精密な機械のため、ホコリや空気の汚れによって不具合が起こりやすくなります。ホコリや空気の汚れがPS4本体の内部や外部についてしまうと、うまく作動できずに故障したり、寿命を早く迎えたりすることが考えられます。

ホコリや空気の汚れが原因で起こる不具合

・ホコリやタバコのヤニなどが冷却ファンにこびりついて回転不良を起こしてしまう

・ホコリが通風孔に溜まり、空気清浄機の通りが悪くなるため、オーバーヒートを引き起こしてしまう

・PS4本体の内部が熱くなり、部品が劣化してしまう

そのため、ホコリの影響を受けにくい場所に置いたり、タバコなどで空気が汚れたりしないよう設置場所を見直しましょう。テレビ台の下にPS4を置いている人も多いと思いますが、意外とホコリが溜まりやすい場所でもあるため、こまめに掃除したり、通風孔のホコリを取ったりするなど注意してください。

最適なPS4の設置場所

・床から30cm以上、壁から10cm以上離れた台などに置く

・本体の周りには物を置かない

・直射日光が当たる場所は避ける

・湿気がこもる場所は避ける

100円ショップなどで売られている収納ボックスのようなケースに入れて保管しておくと、ホコリや空気の汚れからPS4を守ることができます。

4-5.熱がこもらないよう対処する

先述した通り、PS4は熱に弱い製品です。PS4に熱がこもってしまうと、温度を下げるための冷却ファンが高速回転します。それでも冷却が追いつかないときは、電源が切れる構造になっています。

しかし、PS4をうまく冷却できなかったり、熱によって何度も電源が切れたりする状態が続く場合は、熱暴走を起こしてしまいます。

熱暴走とは

電子機器に発生する現象。不測の発熱がさらなる発熱を招くという悪循環により、温度の制御ができずに、ついには爆発や機器の異常動作や機器の破壊に至る状態を言います。

この熱暴走を起こすと、異常動作や故障、寿命を早く迎えることにつながります

熱暴走が起きないようにするために以下の点に注意をして使用するようにしましょう。

PS4の熱暴走を防ぐ方法

・PS4をプレイする時は、本体を風通しの良い場所に置く

・長時間の使用は避ける

・過充電をやめる

・エアコンや扇風機、冷却ファンなどでゲーム機を冷やす

・ホコリや空気の汚れから守る

4-6.PS4を縦置きする場合は専用スタンドを使用する

設置スペースの関係で縦に置いている人もいるかもしれませんが、PS4を縦置きで使用する場合は、必ず専用のスタンドを使いましょう。

縦置き用スタンドを使用し、PS4を固定してあげないと非常に不安定になりがちです。そのため、少しの揺れによって落下してしまい、PS4に衝撃を与えてしまいます。衝撃を与えてしまうと、PS4内部に搭載されたHDDなどの機器が破損し、寿命を早く迎える原因となります。

もし、PS4を縦に置いて使用する場合は、落下などから防ぐためにも必ず専用の縦置きスタンドを設置しましょう

5.完全にPS4の寿命や故障かなと思った時は正しく対処しよう

PS4の寿命や故障だと思った時は、正しく対処することで改善する可能性が高くなります。また、しっかりと原因を特定し、故障になりうる要因を防ぐことで少しでも長くPS4を楽しむことができるでしょう。

PS4の寿命や故障を感じた時は、以下の3ステップで修理するか買い替えするかを検討してください。

①自分で調べて対処する

②修理or買い替えを検討する

③PS4を買い換える

この3ステップについて詳しく解説しますので、チェックしましょう。

5-1.自分で調べて対処する

まずは、自分で調べて対処することが大切です。なぜなら、PS4に不具合がでた場合、適切な対処をすることで改善することがあるからです。実際に、自分で対処することによって寿命ではなかったと気付けるかもしれません。まずは、PS4の不具合と対処方法について自分で調べてやってみましょう。

具体的な症状と対処方法を一覧にすると以下のようになります。

PS4の不具合と対処方法一覧

症状

対処方法

電源がたびたび落ちる

①電源コードの接触を確認する

②タコ足配線をやめる

③複数の家電を使用していないか電圧を確認する

④初期化する

電源ランプが青色、白色で点滅する

①電源を入れ直す

②システムソフトウェアの再インストールをする

電源ランプが赤色で点滅する

①本体を冷ます

②ホコリ対策をする

③設置場所を移動する

電源は入るのに画面が表示されない

①モニターの電源を確認する

②HDMI端子の差し込み口を変えてみる

③HDMIケーブルを変えてみる

ファンの音が大きくなった

①通風孔のホコリ対策をする

②設置場所を移動する

本体からピピピと音が鳴る

①静電気対策をする

ディスクが勝手に排出される

①静電気対策をする

②インクジェットのホコリを取り除く

実際に不具合が出ている場合、対処することによって寿命と言われる不具合やサインが消えるので、確認することが大切です。確認方法について、それぞれ具体的な方法が下記の記事に載っていますので、チェックしてみてください。

▼リンク

 PS4が故障?今すぐ試すべき対処法8つ|故障の場合の対処法も解説(後日更新)

5-2.修理or買い替えを検討する

上記の対処法を試してみても、全く改善されない場合はPlayStationサポートのオンライン修理に出すのか、買い替えをした方が良いのかを検討しましょう。

なぜなら、オンライン修理に依頼した場合、故障の状況によっては多額の修理代金が発生するため、新品を購入した方が良いケースもあるからです。

そのため、PS4の修理代金がどのくらいかかるのかをチェックし、修理をした方が良いのか、買い替えをした方が良いのかを検討しなくてはいけません。

5-2-1.修理代金を確認する

PS4には、オンライン修理というPSシリーズの故障診断から修理依頼ができるサポートサービスがあります。もし、PS4を修理に出した場合、修理箇所1箇所につき5,500円〜18,700円の修理代金がかかります

修理を依頼する場合、どのくらいの料金がかかるのかを確認しておくと修理依頼に出すべきか、新しく購入すべきかの参考になるでしょう。

PS4の修理代金をまとめた一覧は以下です。

寿命を迎えたPS4では使用年数が経っている場合が多いため、上記のような修理料金が発生します。また、PS4初期型( 商品モデル番号CUH-1000/1100および1200シリーズ)については在庫部品がなくなったため、修理の受付をしていません

5-2-2.買い替えを検討する

現在販売されているPS4の定価は32,978円(税込)です。万が一、ハードディスクの修理や交換が必要になった場合、10,000円以上の修理代金がかかってしまいます。新品を購入した方が金額は高くなってしまいますが、現在のPS4は初期モデルよりも性能が良くなっているため、確実に使いやすくなっています。

また、修理には時間がかかってしまうため、PS4の使用頻度が高い人も買い替えを検討した方が良いかもしれません。

PS4を修理に出した方が良い人

PS4を買い替えた方が良い人

・今のモデルを使いたい

・修理代金が安く済む

・PS4の使用頻度が低い

・修理代金が高い

・在庫部品がなくて修理ができない

・修理を待っていられない

・性能の上がったPS4を使いたい

・PS5が欲しい

修理を受け付けていない、修理料金を出してまでPS4を使いたくない、性能の高いPS4を使いたいなどと考えている人は、新しいPS4やPS5を購入することをおすすめします。

5-3.PS4を買い換える

先述したように、PS4を修理に出さず、買い換える方法もあります。買い替えをする場合、同じPS4、または2020年に発売されたPS5から選ぶことになりますので、どちらが良いのか検討してみましょう。

現在ソニーストアで発売されているPS4シリーズは、PlayStation®4 500GBのみです。

出典:ソニーストアPS4

カラーはジェット・ブラック/グレイシャー・ホワイトの2色、定価は32,978円(税込)となっています。初期のモデルよりも性能が良くなったPS4を手頃な価格で購入できるのが魅力です。

一方、PS5は半導体不足や海外への出荷が優先されていることから供給が遅れています。せっかく購入するのであれば、新しいPSシリーズが欲しいと考える人もいるでしょう。

PS4の購入はこちら

出典:ソニーストアPS5

現在、販売されているPS5は、

標準モデル:54,978円(税込)

デジタルエディション:43,978円(税込)

となっています。PS5は電子機器などの供給が遅れているため、製品の生産が間に合っておらず、なかなか手に入りにくいのが実情です。そのため、すぐに買い替えを検討している人にとってはPS5の購入は難しいかもしれません。

PS5の購入はこちら

※現在PS5は販売はしておりません。抽選販売となっていますので、ご確認ください。

PS4・PS5のどちらを購入したら良いのかの判断ポイント

PS4がおすすめの人

・手頃な価格で新しいPSが欲しい

・PS4が気に入っている

・PS5が購入できるまで待っていられない

PS5がおすすめの人

・PS5が欲しい

・PS5が購入できるまで待っていられる

・PS5でしかできないゲームソフトで遊びたいと考えている

6.新しいPSを購入するのであれば下取りに出そう

PS4を買い換える場合は、下取りに出すとお得に新しいPSを購入できます。なぜなら、下取り業者でPS4を査定すると自分のPS4に買値がつき、その分を差し引けるため、安く新しいPSを購入できるからです。

ただし、業者によっては下取り金額の幅が大きいため、自分自身で見極める必要があります。

例えば、全国展開をしているブックオフでは、故障していない通常のPS4で約10,000円前後で買値がつきます。ただし、箱や取扱説明書がついていなかったり、故障したりしている場合はもう少し価格が下がってしまうでしょう。

一方、ゲームの専門店であれば、約20,000円〜下取りをしているお店が多くあります。また、故障していても下取りをしてくれたり、付属品や遊ばなくなったゲームソフトを一緒に出すと高く買い取ってくれたりすることもあります。

もし、下取りをするのであれば、自分のPS4のスペックや状態を確認し、電話で聞いたり、見積もりを出したりした上で検討すると良いでしょう。

下取りに出したことで、新しいPSをお得に購入できるため、納得のいく下取り価格を提示してくれた業者を選んでくださいね。

7.まとめ

PS4の寿命が近くなってきたら起こる症状や寿命を延ばす方法などを解説してきました。

PS4の寿命が近づいた時に起こる症状

◎電源が入らない、または落ちてしまう

◎電源ランプが点滅している

◎電源は入るものの画面に表示されない

◎本体から異音がする

◎ディスクのトラブルが起きる(勝手に排出・読み込まないなど)

上記のような症状が起こった場合は、自分で対処したり、PlayStationサポートの修理依頼に申し込んだりすると良いでしょう。

しかし、正しく使用したり、不具合が発生した場合に適切な対処をしたりすると、PS4を長く楽しむことができます。

PS4の寿命を延ばす方法

・本体の電源を5時間以上つけっぱなしにしない

・電源を完全に切る

・PS4に適切な電力を供給する

・設置場所を見直す

・熱暴走を起こさないよう対処する

・PS4本体を正しく置く

PS本体の適切な使い方や使用環境を整えることがPS4自体の寿命を延ばす方法と言えるでしょう。とは言え、PS4は精密な機械を使用している製品です。どんなに丁寧で適切な使用方法でもいずれ寿命を迎えてしまいます

もし、寿命を迎えたり、故障してしまったりした場合は買い替えを検討するのも一つの手です。その際は、下取りするとお得に新品が購入できるのでおすすめです。中古のゲームを買い取ってくれる業者なら、故障していても下取りしてくれる可能性があるため、ぜひ試してみると良いでしょう。

この記事で少しでも長くPS4を楽しんでいただければ幸いです。

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