プロジェクターの処分方法3つ!無料で簡単に処分できる方法

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下取りガイド 川辺 あさひ
白いプロジェクター

「費用はかけずにプロジェクターを処分したい」

「面倒な手続きをせず、手軽にプロジェクターを処分したい」

家にあるプロジェクターを処分しようと思ったとき、このように考えている人もいるのではないでしょうか。

たしかに、パソコンや一部の家電は気軽に一般ごみとして捨てられないこともあり「プロジェクターもどのように捨てたらよいのかわからない」と悩む人は珍しくありません。

実は、プロジェクターはパソコンなどとは異なり、以下のような方法で簡単に処分が可能です。

プロジェクターの処分方法

それぞれかかる手間や金額に特徴があるため、あなたの状況に合わせて処分方法を選ぶことが重要です。

下記の表のように、プロジェクターの処分方法は必要な手間・費用がそれぞれ異なります。

不燃ごみ

粗大ごみ

不用品回収業者

使用済小型家電の回収ボックス

処分方法

自分で処分

自分で処分

業者が回収

自分で処分

処分場所

収集所

収集所

自宅

市区町村庁舎など

処分できる日

ごみの日

事前予約した日

最短即日

各施設の営業時間内

大きなプロジェクター

×

×

処分費用

0円

300円程度

1~2万円

0円

プロジェクターは処分方法を正しく理解していないと、処分に不要な手間がかかったり必要以上の費用がかかったりして、損をすることがあります。

この記事を読んで、損をしないプロジェクターの処分方法を理解しましょう。

この記事を読むとわかること

  • 【ケース別】プロジェクターのおすすめ処分方法
  • プロジェクターを処分する手順

さらに記事の後半では、中古プロジェクターの売却について解説します。よりお得にプロジェクターを処分したい人はぜひチェックしてください。

【注意】

今回紹介する処分方法は、「家庭用(個人向け)プロジェクター」の処分方法です。

事業用(法人向け)プロジェクターの場合は、メーカーの回収サービスやパソコン3R推進協会の回収サービスを利用してください。

1.  プロジェクターを処分する方法3つ

プロジェクターを使用する

プロジェクターを処分する方法は、主にこの3種類です。

  • 不燃ごみとして処分する
  •  不用品回収業者に処分を依頼する
  • 「使用済小型家電の回収ボックス」を利用する

どの方法で処分するかを決める前に、まずはそれぞれの処分方法について順番にみていきましょう。

 

1-1. 不燃ごみとして処分する

一つ目は、不燃ごみとして処分する方法です。

長辺が30cm未満のプロジェクターであれば、小型の金属類やガラス類と同様、不燃ごみの収集日に収集場所におくだけで処分が完了します。

なお収集日は自治体によって異なるため、お住いの地域の収集日を確認してください。

プロジェクターを不燃ごみで処分する方法は、ごみ袋以外の費用がかからないうえ捨て方も手軽で、もっとも一般的な方法といえます。

 

1-1-1. 長辺が30cm以上なら粗大ごみとして処分する

長辺が30cm以上のプロジェクターは、粗大ごみとして処分します。

粗大ごみとは一般的に

  • 長辺が30cm以上の金属製品
  • 長辺が30~50cm以上のプラスチック製品・木製品

のことです。

処分したいプロジェクターが長辺30cmを超える場合は、粗大ごみとして処分しましょう。

粗大ごみの定義は自治体によって異なります

粗大ごみの定義は全国共通ではありません。

粗大ごみとは「家庭から排出される のごみ」のことをさし、捨て方のルールや細かい分類は自治体によって違いがあります。

なかには「粗大ごみ」に分類される品目は寸法に関係なく、すべて有料の粗大ごみ処理券を貼って処分する必要があるケースもあります。

プロジェクターを不燃ごみ・粗大ごみとして処分したい場合は、必ずお住いの地域のルールを確認してください。

 

1-1-2. 水銀ランプは有害ごみとして処分する

処分したいプロジェクターが光源に水銀ランプを採用している場合、ランプは取り外し「有害ごみ」としてプロジェクター本体とは別に処分する必要があります。

プロジェクターの光源とは、主に

  • 水銀ランプ
  • LED光源
  • レーザー光源

の3種類です。

このうち水銀が含まれるランプは、環境汚染や健康被害を防止するために「有害ごみ」として処分する必要があります。LED光源やレーザー光源の場合は本体と一緒に処分が可能です。

有害ごみの処分方法は自治体によって違うため、お住いの地域のルールを確認してください。

地域の有害ごみに関するルールを調べるためには、下記のキーワードで検索してください。

各自治体が公開している、ごみに関する案内ページにアクセスできます。

Google検索画面

光源の種類は「製品の仕様」で確認できます

プロジェクターの光源の種類は、「製品の仕様」に記載があり、チェックできます。

製品の仕様は、メーカー・サイトによっては

  • 基本仕様
  • スペック情報
  • 基本スペック

などの表記になっているケースもありますが、内容は同じです。

製品の仕様のなかから、「光源」の項目を探してみましょう。

光源の項目に

  • 水銀ランプ
  • 超高圧水銀灯
  • UHEランプ
  • UHMランプ

などと書かれている場合は、そのプロジェクターは水銀ランプを使用しています。

製品の仕様は取扱説明書やメーカーのホームページ、販売サイトなどでチェック可能です。プロジェクターを処分する前には、光源の項目を確認してみてください。

 

1-2. 不用品回収業者に処分を依頼する

二つ目に紹介するのは、不用品回収業者に依頼する方法です。

不用品回収業者に依頼すると、10,000円前後の費用がかかりますが、プロジェクター以外のロールスクリーンやプロジェクター台など周辺機器もまとめて回収・処分してくれます。

また依頼当日や翌日に回収に来てくれるケースが多いため、すぐにプロジェクターを処分できます。

費用がかかる代わりに、最も簡単にプロジェクターを処分できる方法です。

 

1-3. 「使用済小型家電の回収ボックス」を利用する

三つ目に紹介するのは、「使用済小型家電の回収ボックス」を利用して、プロジェクターを処分する方法です。

使用済小型家電の回収ボックスとは、「小型家電リサイクル法」に基づいた取り組みの一種で、市区町村庁舎や家電量販店に設置されている箱のことです。

この方法では、回収ボックスまで自分で運ぶ必要がありますが、設置された回収ボックスに投入するだけで、プロジェクターの処分ができます。

なかでも市区町村庁舎や公営施設に設置されている回収ボックスは無料で利用ができるため、処分費用をかけずにプロジェクターを処分したい人におすすめです。

 

2.  【ケース別】プロジェクターのおすすめの処分方法

プロジェクターの処分

1.プロジェクターを処分する方法3つ」では、プロジェクターの処分方法に種類があることを説明しました。

しかし、ただプロジェクターの処分方法だけを羅列されても、「じゃあどの方法でプロジェクターを処分したらいいの?」と悩んでしまう人もいるでしょう。

そこでこの章では、ケース別におすすめの処分方法を紹介します。

プロジェクターの処分方法

それぞれのケース別に、おすすめの理由やメリット・デメリットを解説していきます。

ぜひ処分方法選びの参考にしてください。

 

2-1. 無料で簡単に処分したい場合は「不燃ごみ」

前述した通り、プロジェクターを処分するもっとも一般的な方法です。

事前申し込みや手続きの必要がなく、不燃ごみを収集する日に袋に入れて収集場所に置いておくだけで、簡単に処分ができます。

とくに急いでいないときは、不燃ごみとして処分するのがいいでしょう。

 

2-1-1.不燃ごみとして処分するメリット

プロジェクターを不燃ごみとして処分するメリットは、この2つです。

不燃ごみとして処分するメリット

①処分費用がかからない

不燃ごみとして処分する場合は、ほかのごみと同じように捨てられるため、処分費用がかかりません。

必要なのは、プロジェクターを入れるための、一般的なごみ袋だけです。

 

②事前申し込みや面倒な手続きがない

不燃ごみは、袋に入れて収集場所に持っていくだけなので、事前の手続きや申し込みがありません。

詳しくは「3-1. 不燃ごみとして処分する場合の手順」で解説しますが、処分方法はほかの一般ごみと同じです。

 

2-1-2.不燃ごみとして処分するデメリット

プロジェクターを不燃ごみとして処分すると、以下のようなデメリットがあります。

不燃ごみとして処分するデメリット

①収集場所まで持っていく手間がかかる

不燃ごみは、自分で収集場所に持っていく必要があります。

重さのあるプロジェクターを持ち運ぶのは大変だと感じる人もいるかもしれません。

 

②大きなのプロジェクターは処分できない

1-1-1. 長辺が30cm以上なら粗大ごみとして処分する」で解説したとおり、粗大ごみに該当するような大きなプロジェクターは、不燃ごみとして処分できません。

大きなプロジェクターは、粗大ごみとして処分する必要があり、事前の申し込みと300円程度の処分費用が必要です。

プロジェクターを粗大ごみとして処分する方法は、「3-2. 粗大ごみとして処分する場合の手順」で詳しく解説します。

 

2-2.  今すぐに・まとめて処分したい場合は「不用品回収業者」

  • 今すぐにプロジェクターを処分したい
  • ロールスクリーンなどの周辺機器や、ほかの不用品もまとめて処分したい

このような場合は、不用品回収業者に回収を依頼すると、簡単に処分が可能です。

 

2-2-1.  不用品回収業者に回収を依頼するメリット

不用品回収業者に回収を依頼するメリットは

回収業者に回収依頼するメリット

の2点です。

 

① 今すぐに処分ができる

不用品回収業者では、最短で申し込み当日に回収をしています。

不燃ごみや粗大ごみとして処分する場合、ごみの収集日までプロジェクターを手元に置いておく必要があります。しかし、不用品回収業者に依頼すれば、今日のうちにプロジェクターを手放すことが可能です。

 

② ほかの不用品もまとめて処分できる

プロジェクターを処分するとき、「ロールスクリーンなどの周辺機器も処分したい」と想うことは当然のことです。

不用品回収業者では、プロジェクター以外の不用品もまとめて回収依頼できます。

ごみとして処分するときのように、「分別はどうしたらいいんだろう」「これは不燃ごみで……これは可燃ごみで……」と悩む必要もなく、簡単に処分ができます。

不用品回収業者では、複数の不用品をまとめて処分したほうがお得です

不用品回収業者の処分費用は「1つ回収して〇〇円」ではなく「トラック1台で〇〇円」と計算します。

そのため、不用品が複数ある場合はできるだけまとめて処分を依頼したほうがお得です。

とくに引越しや大掃除などで他にも処分するものがあるときに、不用品回収業者にまとめて回収してもらうのがおすすめです。

 

2-2-2.  不用品回収業者に回収を依頼するデメリット

不用品回収業者に回収を依頼する最大のデメリットは、

不要品回収業者に回収依頼するデメリット

ことです。

不用品回収業者の料金システムは、「不用品を1つ回収して〇〇円」というものではありません。

多くの不用品回収業者では、「トラック1台で〇〇円」という計算方法を採用しています。

 

下記は、一部の不用品回収業者が提示している料金表の一部です。参考にしてください。

会社名/プラン

軽トラック

1.5トントラック

粗大ごみ回収本舗

14,800円

34,800円

KADODE

15,000円

30,000円

ワンナップLIFE

19,800円

39,800円

不用品の量にかかわらず、トラックのサイズや台数が変わらなければ同じ費用がかかるため、プロジェクターだけを処分したい場合は、処分費用が割高になってしまいます。

プロジェクター単体での回収ができる業者も存在します

なかには、プロジェクター単体で回収依頼ができる不用品回収業者もあります。

処分費用は業者によって差がありますが、目安としてはプロジェクター1点で3,000円前後です。

3,000円でもほかの処分方法と比べると高額ですが、

  • 自分で持ち出す必要がない
  • 分別について気にしなくてよい

というメリットがあるのでぜひ検討してください。

不用品回収業者に処分を依頼する流れは、「3-3. 不用品回収業者に回収を依頼して処分する場合の手順」で詳しく解説します。

 

2-3. 近くに回収ボックスがある場合は「使用済み小型家電回収ボックス」

自宅の近くに使用済み小型家電回収ボックスが設置してある場合は、無料ですぐに処分ができる、回収ボックスにを利用して処分するのがおすすめです。

「使用済小型家電の回収ボックス」の設置場所を調べる方法

対象品目やボックス設置場所など、「使用済小型家電の回収ボックス」についての情報は、自治体のホームページでチェックできます。

以下のようなキーワードで検索すると、すぐに使用済小型家電の回収ボックスに関するページにアクセスできますよ。

Google検索画面

 

2-3-1. 使用済み小型家電回収ボックスを利用して処分するメリット

回収ボックスを利用するメリットは、

回収ボックスを利用して処分するメリット

点です。

 

①処分費用がかからない

通常、市区町村庁舎や市民センターなど公営施設に設置されている回収ボックスは無料で利用できるため、費用をかけずに処分ができます。

 

②施設の営業時間内ならいつでも処分できる

回収ボックスを利用できる時間は、施設の営業時間内であることがほとんどです。

24時間対応ではありませんが、営業時間中はいつでも処分ができます。

 

2-3-2.  使用済み小型家電回収ボックスを利用して処分するデメリット

回収ボックスを利用する処分方法には、以下のようなデメリットもあります。

回収ボックスを利用して処分するデメリット

デメリット以上のメリットはないため、近くに回収ボックスがない場合は、ほかの処分方法を選ぶことをおすすめします。

 

①近くに回収ボックスがない場合、プロジェクターを持っていくのに苦労する

近くに回収ボックスがない場合は、重いプロジェクターを回収ボックスの設置場所まで持ち運ぶ必要があります。

プロジェクターは重く、荷物になるため、長時間持ち運ぶのは大変です。

 

②回収できる小型家電が決まっているケースがある

一部の自治体では、回収できる小型家電の種類を定めている場合があります。

たとえば

  • 回収ボックスの投入口より大きい小型家電は回収できない
  • 自治体で定めた品目以外は回収できない

など、プロジェクターが指定されていない場合は、回収ボックスでは処分できません。

回収できる小型家電の種類は、自治体のホームページでチェックできます。

使用済み小型家電回収ボックスを利用して処分する方法は、「3-3. 使用済み小型家電回収ボックスを利用して処分する場合の手順」をチェックしてください。

3. 【処分方法別】プロジェクターを処分する手順

処分する手順

この章では、処分方法ごとにプロジェクターを処分する手順について解説します。

 

3-1. 不燃ごみとして処分する場合の手順

プロジェクターを不燃ごみとして処分するときの手順は以下のとおりです。

①プロジェクターをごみ袋に入れる

②ごみの収集日に収集場所に持っていく

以上で処分完了です。

手続きなどは必要なく、ほかの一般ごみと同様に処分できます。

3-2. 粗大ごみとして処分する場合の手順

プロジェクターを粗大ごみとして処分する手順は、以下のとおりです。

①電話やWebで各自治体の粗大ごみ収集受付窓口に申し込む

②粗大ごみ処理券を購入する

③粗大ごみ処理券に必要事項を記入してプロジェクターに貼り付ける

④収集日がきたらプロジェクターを収集場所に持っていく

なお、細かい流れやサービスの名称など、自治体によって異なりますので、注意してください。

①電話やWebで各自治体の粗大ごみ収集受付窓口に申し込む

粗大ごみの申し込みは、主に電話とWebで申し込みができますが、とくにWebでの申し込みがおすすめです。

申し込みでは、

  • 収集日
  • 収集場所
  • 必要な粗大ごみ処理券の金額

をメモしておきましょう。

これらはとても大切な情報なので、おちついてメモが取れるWebでの申し込みがおすすめです。

申し込みに必要な情報

申し込みには、以下の情報が必要です。

  • 氏名
  • 電話番号
  • 住所
  • 収集する日
  • 収集場所(ごみをどこに出すか)
  • ごみの種類と数量

とくに、自宅周辺の粗大ごみの収集場所はどこになっているのか、あらかじめ確認しておきましょう。

 

②粗大ごみ処理券を購入する

申し込みがすんだら、粗大ごみ処理券を買いましょう。

必要な粗大ごみ処理券の金額は、前述のとおり申し込みの時点か、インターネットでも確認できます。

粗大ごみ処理券は、市区町村庁舎やコンビニエンスストアなどで購入できます。

【金額は自治体によって異なるため、購入前にしっかりと確認しましょう】

以下は、プロジェクターを処分するために必要な粗大ごみ処理券の金額の例です。参考にしてくださいね。

自治体

分類

金額

東京都新宿区

プロジェクター

400円

大阪府大阪市

幅・奥行・高さの合計が1.5m未満のもの

200円

神奈川県川崎市

プロジェクター 長辺が30~49cm

200円

 

③粗大ごみ処理券に必要事項を記入してプロジェクターに貼り付ける

粗大ごみ処理券

出典:中野区公式ホームページ「「粗大ごみ」の出し方(事前申し込み制)

粗大ごみ処理券を購入したら、必要事項を記入し、プロジェクターに貼り付けます。

粗大ごみ処理券には、収集日と氏名を記入する必要があります。

最近では、個人情報を書くことに不安がある人のために、

  • イニシャル
  • 受付番号

を記入するだけでよい自治体も増加しています。申し込み時に確認してみましょう。

粗大ごみ処理券に必要事項を記入したら、プロジェクターに貼り付け、あとは収集日を待つだけです。

 

④収集日がきたらプロジェクターを収集場所に持っていく

収集日が来たら、プロジェクターに粗大ごみ処理券を貼り、収集場所に持っていきましょう。

収集業者の到着を待ったり、作業を確認する必要はありません。

収集場所にプロジェクターを置いたら処分完了です。

 

3-3. 不用品回収業者に回収を依頼して処分する場合の手順

ここからは、プロジェクターを不用品回収業者に回収依頼して処分する場合の手順を解説します。

①電話やWebで申し込む
②見積もりを確認する
③回収日を決める
④回収してもらう

詳細は業者によって異なりますが、大きな流れは上記のようになります。

①電話やWebで申し込む

まずは、電話やWebから申し込みをします。

申し込みの時点で、見積もりに必要な情報を伝えるケースもあります。

見積もりに必要な情報とは、

  • 氏名
  • 電話番号
  • 収集する日
  • 不用品の種類と数量

などです。

上記の情報はあらかじめ用意しておきましょう。

 

②見積もりを確認する

電話やメールで見積もりを出してもらいましょう。

前述のとおり、見積もりでは、契約者の情報以外に回収する不用品の種類や数量を確認します。

不用品の量が多い場合は、スタッフが訪問して見積もりをすることもあります。

しかし、プロジェクターとその周辺機器だけを処分する場合、電話での簡単な見積もりで済むことがほとんどです。

 

③回収日を決める

見積もりに納得したら、回収する日時を決めます。

あらかじめ希望の日程を2〜3日リストアップしておきましょう。

なお、なかには申し込み当日に回収できる不用品回収業者も存在します。

 

④回収してもらう

見積もりが終わり回収日が決まったら、あとは、回収日当日を待つだけです。

スタッフが来たら、プロジェクターを引き渡しましょう。

料金を支払ったら、処分完了です。

 

3-3. 使用済み小型家電回収ボックスを利用して処分する場合の手順

プロジェクターを使用済み小型家電回収ボックスを利用して処分するときの手順は以下のとおりです。

①使用済み小型家電回収ボックスが設置してある場所へ持っていく
②回収ボックスに投入する

以上です。

事前の申し込みなどは不要で、回収ボックスに投入数するだけで処分完了です。

 

4. まだ使えるプロジェクターは売却可能!売却できるかの判断ポイント3つ

プロジェクターとお金を交換する

プロジェクターを処分する方法といえば、「捨てる」というイメージがあるかもしれません。

しかし、実は以下のような状態のプロジェクターであれば売却できるケースがあります。

チェックするポイント

実際に、買取業者には以下のようなプロジェクターが売却されています。

メーカー(型番)

発売年

買取価格

EPSON (EH-TW5350)

2015年発売

9,450円

EPSON (EF-100B)

2019年発売

31,000円

BenQ(TH671ST)

2017年発売

10,000円

参考:買取ステーション「プロジェクターの最新買取実績

処分を急いでいおらず、できるだけお得にプロジェクターを処分したい場合は、プロジェクターが売れる状態かどうか、これから紹介するポイントをチェックしてみてください。

 

4-1. 製品の型番・年式をチェック

まずは、製品の型番と年式を確認しましょう。

7年以内に発売されたプロジェクターの場合、売却できるケースがあります。

メーカーでは、7~8年ほどで部品の製造を終了すると言われています。そのことから、買取業者では、7年以上前に製造されたプロジェクターは買取していない傾向があります。

プロジェクターがいつ発売されたものかは、取扱説明書やメーカーのホームページで確認できます。

また本体の裏側などに貼ってあるシールに型番が書いてあるケースもあります。

プロジェクターを売却する場合は、まずは製品の型番や年式を確認してみましょう。

 

4-2. 正しく機能するかをチェック

基本的に、動かないプロジェクターは売却できません。

そのため、

  • 電源が入るか
  • 問題なく投影できるか
  • 反応しないボタンはないか

など、プロジェクターが正しく機能するかを確認しましょう。

なお、「基本的な動作はできるけど、この機能だけが反応しない」のような状態の場合、売却できるケースもあります。

気になる人は、売却先に問い合わせてみましょう。

 

4-3. 付属品の有無をチェック

プロジェクターの付属品は、全てそろえる必要はありません。

しかし、できるだけ多くそろえたほうが、買取価格が上がる可能性があります。

プロジェクターの付属品とは

  • 電源ケーブル
  • 接続用ケーブル
  • リモコン
  • 接続用アダプタ
  • 取扱説明書
  • 保証書
  • 外箱

などです。

プロジェクターの売却を考える場合は、できるだけ付属品をそろえてから査定に出しましょう。

【注意】

電源コードやリモコンなど、機能に影響がある付属品が不足している場合は、売却できないケースもあります。

売却先によって対応が変わるため、あらかじめ確認しておきましょう。

 

5. プロジェクターを売却する方法2つ

プロジェクターを売る方法

プロジェクターを売却するおすすめの方法は、主に2つあります。

  1. 「買取専門店やリサイクルショップ」に売る
  2. 「下取り」をする

ここからは、それぞれの特徴について解説します。

5-1. すぐに手放したいなら「買取専門店やリサイクルショップ」に売る

プロジェクターをすぐに売却して手放したい場合は、買取専門店やリサイクルショップに売るのがおすすめです。

一部の買取専門店やリサイクルショップには、段ボール箱に入れて発送するだけで査定・買取をしてくれる便利なサービスがあります。

このような業者の場合、自宅から直接プロジェクターを処分できるので、すぐにプロジェクターを手放せます。

査定の基準は業者によって差があるため、注意してください

  • 買取できるプロジェクターかどうか
  • 何円で買取できるか

など、査定の基準は業者によって違いがあります。

場合によっては、買取ができずプロジェクターが手元に戻ってきてしまうケースもあります。

しかしなかには、買取できない場合でもプロジェクターを回収してくれる業者もあります。査定の基準はあらかじめ確認してから依頼しましょう。

 

5-2. 新しいプロジェクターを買う場合は「下取り」をする

プロジェクターを処分するだけではなく、新しいプロジェクターと買い替えたいと思っている場合は、「下取り」がおすすめです。

下取りとは、新しいプロジェクターを購入するときに、古いプロジェクターを売却できる制度です。

古いプロジェクターを売却したお金は、新しいプロジェクターの購入費用に充てたり、お店のポイントとして受け取れたりします。

プロジェクターを買い換える場合は、お得に新品プロジェクターが購入できる「下取り」がおすすめです。

【下取りは、プロジェクターの買い替えが前提です】

下取りは、ただ古いプロジェクターを売却するだけではなく、買い替えが前提となるため、売却と購入の手続きがシンプルというメリットがあります。

売却する場合は、売却の手続きと購入の手続きを別々に行う必要がありますが、下取りの場合は売却と購入をまとめて行うため、面倒な手続きが1回で済みます。

新しいプロジェクターを購入する予定がある場合は、下取りもぜひ検討してください。

 

6. まとめ

この記事を読み終わった今、プロジェクターの処分方法について理解できたかと思います。

さいごに記事の内容をまとめると、

〇プロジェクターを処分する方法はこの3つです。

プロジェクターの処分方法

〇ケース別のおすすめ処分方法はこちらです。

プロジェクターの処分方法

〇それぞれの処分方法の処分手順はこちらです。

 

・不燃ごみ

①プロジェクターをごみ袋に入れる
②ごみの収集日に収集場所に持っていく

 

・粗大ごみ

①電話やWebで各自治体の粗大ごみ収集受付窓口に申し込む
②粗大ごみ処理券を購入する
③粗大ごみ処理券に必要事項を記入してプロジェクターに貼り付ける
④収集日がきたらプロジェクターを収集場所に持っていく

 

・不用品回収業者

①電話やWebで申し込む
②見積もりを確認する
③回収日を決める
④回収してもらう

 

・使用済み小型家電回収ボックス

①使用済み小型家電回収ボックスが設置してある場所へ持っていく
②回収ボックスに投入する

 

〇以下のようなプロジェクターの場合は、売却できるケースもあります。

チェックするポイント

〇プロジェクターを売却する方法は主にこの2つです。

  1. 「買取専門店やリサイクルショップ」に売る
  2. 「下取り」をする

この記事では、プロジェクターの処分方法について解説しました。

あなたがスムーズにプロジェクターを手放せたら幸いです。

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