外付けGPUはノートパソコンやスリムパソコンなど、内部にGPUを搭載できないパソコンをゲーミング仕様にするのに向いています。
しかし、別途GPUを購入しなければいけない後付けタイプもあるため、選ぶ際には注意が必要です。
そこで本記事では外付けGPUの選び方、おすすめ8選を紹介します。
お持ちのノートパソコンでPCゲームを楽しみたい方はぜひご覧ください。
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ノートパソコンをゲーミング仕様にするならGPUを用意しよう
ノートパソコンは省スペース設計のため、内部に余分なスペースが空いておらず、サイズの大きなGPUを増設できません。
外付けGPUであれば内部のスペースに関係なく拡張できるので、ノートパソコンのデメリットをカバーできます。<s/p>
この章ではノートパソコンをゲーミング仕様にしたい方に向けて、外付けGPUの特徴やメリット・デメリットについて紹介します。
外付けGPUの特徴
外付けGPUとは、GPUをパソコンに外付けできるパーツです。
パソコン内部に設置しなくても良いため、ノートパソコンやスリムパソコンなどで高性能なGPUを搭載するのに役立ちます。
外付けGPUの種類は、GPU本体を搭載しているかどうかで「後付けタイプ」と「内蔵タイプ」に分けられます。
・後付けタイプ
後付けタイプは、GPU本体は搭載されておらず、別途GPUの購入が必要です。
GPUを組み込むケースのみなので、外付けGPUボックスとも呼ばれます。
すでにGPUを持っている方や、好きなGPUを選びたい方に向いています。
・内蔵タイプ
GPU本体が組み込まれたモデルで、GPUを組み込む必要がないため初心者の方にもおすすめです。
外付けGPUを使用するメリット
外付けGPUを利用するメリットは以下の3つです。
・ノートパソコンにGPUを搭載できる
外付けのため、ノートパソコンやスリムパソコンにもGPUを搭載できます。
・パソコン本体の熱対策になる
GPUは、モニター出力の計算処理のために多くの電気を消費するパーツです。
外付けGPUを利用することで、主な熱源のCPUとGPUを分けられるので、本体内部の熱上昇を抑えられます。
・簡単に着脱できる
外付けGPUのメリットは、簡単に着脱ができることです。
例えばノートパソコンであれば、取り外すことで携帯性を保てますし、自宅でゲームをしたいときには装着することで機能性を高められます。
外付けGPUはノートパソコンの良い点を残しつつ、機能性を拡張できるのがメリットともいえます。
外付けGPUがおすすめな人とは?
外付けGPUは、以下に該当する方におすすめの周辺機器です。
・ノートパソコンのグラフィック性能が弱いと感じている方
・ノートパソコンで3Dゲームを楽しみたい方
・デスクトップパソコンでも内部にGPUを搭載できない方
また、タワーケースで自作パソコンを構築している方は、内部のGPUを交換するほうが安く仕上がるでしょう。
一方でこんなデメリットも
外付けGPUはノートパソコンのグラフィック性能を高められるメリットがある一方で、以下のようなデメリットもあります。
・内部にGPUを増設・交換する方法に比べて割高
外付けGPUのデメリットは価格が高いことです。
外付けの場合は、GPUを搭載するためのケースが必要になることから、内部にGPUを増設・交換する方法と比べて割高になるためです。
・設置スペースが必要
外付けGPUの場合は、設置スペースを別途確保する必要があります。
パソコン環境を省スペースで済ませたい方には、デメリットとなるでしょう。
・パソコンがThunderbolt3対応でないと利用できない
外付けGPUの接続にはThunderbolt3ケーブルを用いるため、パソコンがThunberbolt3に対応している必要があります。
Thunderbolt3とUSB-Cのコネクタは似ていますが、別物のため、お持ちのパソコンがThunderbolt3に対応しているかを確認してください。
外付けGPUはどうやって選ぶ?
そのなかから、どのようなモデルが良いか悩む方は、以下の5項目をチェックしてください。
・GPUのスペック
・対応OS
・接続端子
・サイズ
・価格
この章では、各項目のポイントについて詳しく解説します。
GPUの注目すべきスペックとは?
GPUが内蔵されている外付けGPUの場合は、搭載されているGPUのスペックを確認します。
高負荷なゲームを楽しみたい方はGeForce RTX 3060以上、軽めのゲームを楽しみたい方はGeForce GTX 1650以上が目安です。
また後付けモデルの場合は、サイズ・グラフィックカードインターフェース・電源の供給量などから、希望するGPUを搭載できるか確認します。
対応可能なOSをチェックしよう|Windows・Mac
外付けGPUを選ぶ際のポイントは、お持ちのパソコンのOSに対応しているかどうかです。
WindowsとMacの両方に対応しているモデルもあれば、どちらか一方にしか対応していないモデルもあるためです。
なお、M1チップ搭載のパソコンについては外付けGPUを利用できません。
接続端子をチェック
外付けGPUとパソコンを接続するためのケーブル規格はThunderboltで、現状Thunderbolt以外では接続できません。
そのため外付けGPUを選ぶ際は、Thunderbolt3・Thunderbolt4のどちらの規格を採用しているかを確認してください。
合わせて、お持ちのパソコンがどちらの規格に対応しているかの確認も必要です。
小型のモデルはある?PC環境に設置できるサイズをチェック
外付けGPUには小型モデルもあります。
パソコン周りの設置スペースが少ない方や、省スペースで環境構築したい方は小型モデルも候補となるでしょう。
ただし、小型モデルの場合は搭載できるGPUが限られてしまうので注意が必要です。
安いモデルはある?価格帯をチェック
外付けGPUの安いモデルの価格帯は、後付けタイプで3万円~5万円、内蔵タイプで10万円前後となります。
しかし、後付けタイプの場合は別途GPUが必要なので、どちらにしても10万円前後はかかるでしょう。
なお高いモデルでは、搭載しているGPUの性能により30万円を超えるものもあります。
外付けGPUのおすすめ8選
「結局どれを選べば良いの?」と感じている方もいるでしょう。
そのような方のために、この章では数あるモデルのなかから、おすすめの外付けGPU8選を紹介します。
▼ゲーマー向けBTOパソコンの価格比較表
メーカー|型番 |
参考価格(税込) |
タイプ |
---|---|---|
39,800円(Amazon) |
後付けタイプ |
|
49,800円(Amazon) |
後付けタイプ |
|
51,000円(Amazon) |
後付けタイプ |
|
100,807円(Amazon) |
内蔵タイプ |
|
134,263円(Amazon) |
内蔵タイプ |
|
227,890円(Amazon) |
内蔵タイプ |
|
291,527円(Amazon) |
内蔵タイプ |
|
398,800円(Amazon) |
内蔵タイプ |
Razer|Core X
出典:Razer Core X | RC21-01310 Support & FAQs
ゲーミング用ブランドとして人気のRazerが発売している外付けGPUです。
後付けタイプなので別途GPUを購入する必要はあるものの、3万円台で購入できるのが魅力です。
ノートパソコンをゲーミングパソコン仕様にしたい方におすすめします。
参考価格(税込) |
39,800円(Amazon) 2023/7/16時点 |
---|---|
対応OS |
Windows 10 64 ビット RS5 以降 Microsoft Surface Pro 8 macOS High Sierra 10.13.4 以降 ※M1&M2チップ搭載のMacデバイスは不可 |
接続端子 |
Thunderbolt3 |
サイズ |
本体サイズ:168×374×230mm 最大内部寸法:160×330×60mm |
GPUタイプ |
・最大3スロット幅 ・フルレングス ・PCI Express×16 |
電源 |
内部電源:650W GPU最大電力サポート:500W |
SPARKLE|TBX-240FU
出典:Thunderbolt™ 3 PCIe Expansion Box|SPARKLE
後付けタイプのコンパクトな外付けGPUなので、省スペースに設置したい方におすすめです。
参考価格(税込) |
49,800円(Amazon) 2023/7/16時点 |
---|---|
対応OS |
Windows 10以降 macOS High Sierra 10.13.4以降 |
接続端子 |
Thunderbolt3 |
サイズ |
本体サイズ:215×154.3×69.9mm 対応GPUサイズ:175×131×38mm |
GPUタイプ |
・PCI Express Gen3×16 ・2スロット幅 |
電源 |
内部電源:240W GPU最大電力サポート:150W |
AKiTiO|AMU-AKTNPTNT3
持ち運びしやすいように持ち手が付いた後付けタイプの外付けGPUです。
ノートパソコンでゲーミング・VR環境を構築したい方におすすめします。
参考価格(税込) |
51,000円(Amazon) 2023/7/16時点 |
---|---|
対応OS |
Windows 10 macOS 10.13.4以降 |
接続端子 |
Thunderbolt3 |
サイズ |
本体サイズ:135×357×266mm 対応GPUサイズ:312×107mm |
GPUタイプ |
・PCI Express 3.0×16 ・2.5スロット幅まで ・フルレングス/フルハイト対応 |
電源 |
内部電源:650W |
SPARKLE|TBX-240FU+RTX3050
GeForce RTX 3050を内蔵した外付けGPUで、Thunderbolt3で接続することで、簡単にグラフィック能力を強化できます。
参考価格(税込) |
100,807円(Amazon) 2023/7/16時点 |
---|---|
内蔵GPU |
GeForce RTX 3050 8GB |
対応OS |
Windows 10以降 |
接続端子 |
Thunderbolt3 |
サイズ |
本体サイズ:215×154.3×69.9mm |
電源 |
内部電源:240W |
SPARKLE|Quadro MINI WORKSTATION-T1000
出典:Quadro MINI WORKSTATION TCX-230DA(T1000)|SPARKLE
DisplayPort 1.4aを4つ搭載しており、4画面同時出力が可能な内蔵タイプの外付けGPUです。
コンパクトボディにNVIDIA Quadro T1000を搭載しています。
参考価格(税込) |
134,263円(Amazon) 2023/7/16時点 |
---|---|
内蔵GPU |
NVIDIA Quadro T1000 |
対応OS |
Windows 10以降 |
接続端子 |
Thunderbolt3 |
サイズ |
本体サイズ:155×132.2×55.6mm |
電源 |
内部電源:230W |
SPARKLE|Quadro MINI WORKSTATION-RTX3000
出典:Quadro MINI WORKSTATION TCX-230DA(RTX3000)|SPARKLE
NVIDIA Quadro RTX 3000を内蔵した小型の外付けGPUです。
8ポートの入出力端子を搭載し、4画面同時出力ができます。
参考価格(税込) |
227,890円(Amazon) 2023/7/16時点 |
---|---|
内蔵GPU |
NVIDIA Quadro RTX 3000 |
対応OS |
Windows 10以降 |
接続端子 |
Thunderbolt3 |
サイズ |
本体サイズ:155×132.2×55.6mm |
電源 |
内部電源:230W |
ASUS|ROG XG Mobile GC31
出典:ROG XG Mobile GC31|Asus Store
ASUSのパソコンシリーズであるROG Flow Z13、X13、またはX16をお持ちの方におすすめの外付けGPUです。
独自のPCI Express 3.0×8接続によりグラフィック性能を向上させます。
参考価格(税込) |
291,527円(Amazon) 2023/7/16時点 |
---|---|
内蔵GPU |
NVIDIA GeForce RTX 3080 16GB |
サイズ |
本体サイズ:208×155×29.6mm |
電源 |
内部電源:280W |
GIGABYTE|RX 580 GAMING BOX
Radeon RX 580を内蔵した外付けGPUで、ノートパソコンのゲーム体験を改善してくれます。
参考価格(税込) |
398,800円(Amazon) 2023/7/16時点 |
---|---|
内蔵GPU |
Radeon RX 580 8G |
対応OS |
Windows 10 |
接続端子 |
Thunderbolt3 |
サイズ |
本体サイズ:212×96×162mm |
電源 |
内部電源:450W |
まとめ
外付けGPUはノートパソコンやスリムパソコンといった、GPUを増設・交換するのが難しいパソコンのグラフィック性能を高めるのに役立つパーツです。
そのため、以下に該当する方におすすめします。
・ノートパソコンでゲームを楽しみたい
・グラフィック性能を気軽に高めたい
ただし、外付けGPUの種類には「後付けタイプ」と「内蔵タイプ」があり、「後付けタイプ」はGPU本体を別途購入する必要があるので注意しましょう。