
「電動自転車から変な音がするけどなにが原因だろう?」
「異音が直らないんだけどどうしたらいい?」
電動自転車を日常的に運転していると、いつもは聞こえないはずの異音が聞こえることがあるのではないでしょうか。
結論から先に言うと、電動自転車の異音を放置したままにすることは、次の理由からおすすめできません。
- 自転車の寿命を縮める
- 運転自体が危険になる
また電動自転車から異音がしたら具体的には次のような対処が必要になります。
- 電動自転車から異音が発生する原因は「ギア」「ペダル」「モーター」「ブレーキ」の部位ごとに異なるため、それぞれに適切な対処をおこなう
- 異音を予防するには、定期的な点検や安全運転を心がける
そこで本記事では、電動自転車から異音が生じた時に取るべきステップや原因別の対処法、異音を予防する方法について解説していきます。
▼この記事を読むと分かること
- 電動自転車の異音は故障の合図
- 電動自転車に異音があった時に取るべきステップ
- 電動自転車に異音があった時の対処法
- 電動自転車の異音を予防する方法
- 電動自転車を買い換えるタイミング
この記事を読めば、異音が生じた際に取るべき手順や対処法が分かるはずです。
電動自転車を今後も安全に乗り続けたいという人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
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電動自転車の異音は故障の合図
電動自転車を通常運転している場合は、キコキコといったようにペダルを漕ぐ音は出ますが、異常がない場合はその他の音はあまり鳴りません。
しかし、電動自転車になにかしらの異常があった場合は「キーン」や「ギコギコ」「ミシミシ」といった異音が聞こえることがあります。
異音が生じるということは電動自転車が次のような状態であることが考えられます。
- 故障する手前である
- すでに故障している
異音が出ているにもかかわらず自転車を乗り続けてしまうと、電動自転車の寿命を早めるだけではなく、ブレーキが効かない、いきなり動かなくなるなど非常に危険なため、早めの対処が必要です。
電動自転車に異音があった時に取るべき4ステップ
電動自転車の異音に気がついた場合には、早めの対処が必要ですが、まずは以下の4つの手順を取るようにしてください。
- 異音がしている部位を特定する
- 部位別の対処法を試す
- ショップに修理に出す
- 買い替えを検討する
最初からショップに持ち込んで修理を依頼する方もいますが、異音の種類や状況によっては自分の手で修理できることもあります。
自転車ショップに持ち込む手間や修理費用が浮くため、まずは自分で対処できないかを試しましょう。
1.異音がしている部位を特定する
電動自転車で異音が生じる部位は、大きく分けると以下の4部位に分かれています。
- 「ギア」
- 「ペダル」
- 「モーター」
- 「ブレーキ」
異音が聞こえてくる部位によって対処法が変わってきますので、まずは自転車を駐輪場などの広いスペースがある場所に停め、自転車から降りてどこから音が鳴っているかを確認してください。
自転車から降りると音が鳴らなくなる場合もあるので、その際はもう一度乗りゆっくりと漕ぎながら音を確認しましょう。
音が鳴っている部位を特定できないと、異音の原因を取り除くことができないのでしっかりと確認してください。
2.部位別の対処法を試す
異音が生じる部位が特定できたら、後ほど詳しく説明する部位別の対処法を試してください。
部位によって取るべき対処法が変わるので、適切な対処をしましょう。
原因となっている部位とは違う部位に対処してしまうと、故障に繋がったり余計に異音がなったりということがあるため、しっかりと原因を見極める必要があります。
3.ショップに修理に出す
異音の部位を特定し対処法を試しても直らない、という場合はショップに持ち込んで修理を依頼するのも手です。
自分で直せるのが一番ですが、直らないまま運転し続けることは非常に危険なので、少し面倒かもしれませんがショップに持ち込んで修理を依頼しましょう。
ショップで修理を依頼する場合の費用と所要時間の目安は以下の通りです。
費用 | 所要時間 | |
ギアの修理 | 1,000円〜3,000円 | 10分〜30分 |
ペダルの修理 | 2,000円〜4,000円 | 20分〜40分 |
モーターの修理 | 5,000円〜2万円 | 1時間以上 |
ブレーキの修理 | 2,000円〜5,000円 | 30分〜1時間 |
ギアやペダルが故障の原因の場合は、そこまで費用と時間はかかりませんがブレーキやモーターの修理の場合は費用も時間も多くかかってしまいます。
特に、モーターを交換しないと直せないとなった場合には、ショップに交換用のモーターがないこともあるため、一定期間預かってもらうことになるかもしれません。
その場合は1週間以上修理期間がかかってしまう場合もあります。
4.買い替えを検討する
自分で異音が直せなかったり、ショップに持ち込んでも修理費用を高く請求されてしまう場合は、電動自転車を買い換えるというのも1つの手です。
自転車の状態によって下取り価格は変わりますが、買い取ってもらった費用を新しい自転車の購入代金に充てることができるため、修理して乗り続けるよりも買い換えた方が得をする場合もあります。
新しいモデルの自転車に乗りたい、まだ故障の度合いが酷くないけど修理に出すのが手間だ、という場合は買い替えを検討しましょう。
電動自転車に異音があった時の対処法
電動自転車に異音があった時の部位別の対処法をご紹介します。
部位によって対応が変わってくるため、しっかりと異音が鳴っている部位を特定した上で対処していきましょう。
ギアに異音がある場合
ギアから異音がする際の原因は、チェーンの寿命や変速ワイヤーの伸び、ギアの寿命などが考えられます。
ワイヤーの伸びに関しては、根本の部分を手で掴み何度か回すことで直ることがあります。
しかし、チェーンやギアが寿命の場合はパーツの交換が必要になります。
自転車ショップや通販サイトで該当パーツを購入し、交換するようにしましょう。
ペダルに異音がある場合
ペダルを踏み込んだ際に軋むような異音がする際の原因は、ペダルの劣化やグリス切れが考えられます。
グリスとは、自転車にとっての潤滑油でありこれが切れてしまうことによって、軋むような音が生じるのです。
その場合は一度ペダルを外し、グリスを塗って再度音が出ないか確認してください。
それでも異音がなってしまう場合はペダルに寿命がきているかもしれません。
グリスを差しても直らない場合は、自転車ショップや通販サイトでペダルを購入し交換しましょう。
モーターに異音がある場合
モーター部分から異音が聞こえる場合は、モーターの故障や寿命が原因であることが多いです。
モーター自体を修理するのは素人にはとても難しく、交換することでしか直せない場合が多いので、購入したショップへ問い合わせをし修理に出しましょう。
モーターを修理に出す場合は費用が高くなってしまうので、買い替えを検討するのもありです。
モーターの交換については下記の記事で詳しくご紹介していますのでチェックしてみてください。
電動自転車のモーター交換はどうやるの?自分でするor依頼の費用
ブレーキに異音がある場合
前輪のブレーキから異音がする原因は、ブレーキをする時の摩擦が強すぎることが考えられます。
ブレーキシューの角度を調整することで摩擦を弱めましょう。
弱めすぎるとブレーキの効き自体が弱くなってしまい危険なので注意が必要です。
後輪のブレーキから異音がする原因は、特定が難しく自分で修理することは難しいです。
自転車のブレーキは後輪が主に果たしているため、下手に自分で修理しようとして対処を間違えると、ブレーキが効かなくなってしまう可能性があります。
なおブレーキの交換については下記の記事にて詳しく紹介していますので、そちらもチェックしてみてください。
電動自転車のブレーキ交換はどうやるの?自分で直す方法や依頼時の費用
東京・神奈川・埼玉ならサイクルショップCOGGEYがおすすめ!
関東にお住まいの方で自転車の修理を検討している場合、「サイクルショップCOGGEY」がおすすめです。
画像:サイクルショップCOGGEY(コギー)豊洲店
サイクルショップCOGGEYは、東京を中心に神奈川や埼玉に9店舗展開している自転車屋さんです。
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サイクルショップCOGGEYを利用するメリットは以下の通りです。
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- 自転車のどこに異常があるのかを丁寧に教えてくれるため安心して利用できる
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- 全店に整備士資格の保有者が在籍している
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- 傷害保険・盗難保険の案内あり
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サイクルショップCOGGEYによれば、特に最初の「安全点検サービス」はだいたい半年に1回程度が目安だといいます。
なので、あと1回は予備で何か不具合を感じた場合に利用することがおすすめとのことです。
自転車に異音が生じただけでは故障しているかどうか判断がつかず、「自転車ショップにこれだけで持っていっていいのかな」と不安になる方もいるでしょう。
しかし、サイクルショップCOGGEYなら自転車にちょっとした異常があっただけでも、気軽に確認してもらえます。
自転車に何かあった際の駆け込み寺としても、サイクルショップCOGGEYは非常におすすめです。
電動自転車の異音を予防する方法
電動自転車から異音が鳴るということは、どこかしらに異常が発生し故障の合図であることが多いです。
しかし、日常的に以下の3点を気をつけることで故障を防ぎ、異音を予防することができます。
定期的に点検する
自転車は日常的に乗ることが多く、些細な原因で異常が発生しやすいです。
そのため最低でも2週間に1度は時間をとり、定期的に点検するようにしてください。
タイヤの空気が抜けていたり、グリスが切れかかっている場合は点検時に対処することで故障を防ぐことができます。
万が一故障していた場合でも、早めに発見できればすぐに修理することもできるので、定期的な点検は自転車の寿命を伸ばすためにも重要です。
安全運転を心がける
電動自転車は頑丈に作られてはいますが、段差や悪路にはどうしても弱い構造になっています。
そういった道路を運転することで小さなダメージが自転車に蓄積していき、故障に繋がってしまうため、なるべく悪路は避けて安全運転を心がけましょう。
屋内に自転車を保管する
電動自転車は屋外で保管することが多いですが、雨や紫外線の影響でダメージを受けてしまいます。
長期間外での保管を続けると故障に繋がりやすいため、可能な限り屋内もしくは屋根付きの場所に保管するようにしましょう。
異音が治らない場合は電動自転車の寿命かも
自分で修理を試みたがどうしても異音が直らない、という場合は電動自転車の寿命が近づいているのかもしれません。
一般的に電動自転車の寿命は7年〜8年といわれています。
しかし、前述のように
- 悪路の運転を繰り返す
- 屋外で長期間保管する
ことによって寿命を縮め3年〜4年で故障することもあります。
寿命になると、修理することは困難となり処分して新しい電動自転車を購入するしかなくなってしまうでしょう。
電動自転車を買い替える場合は寿命が来る前に検討しよう
電動自転車が完全に故障し修理が困難な場合は、手放すしかありません。
処分する場合は費用や手間もかかってしまいます。
しかし、一定期間乗り回したあとの電動自転車は下取りに出して買い取ってもらうことで買い替えることができます。
買い替えを検討する場合は、自転車がまだ乗れることが前提となるため、寿命がきてからでは手遅れです。
そのため、電動自転車の買い替えを検討する場合は、購入から3〜4年以内を目安に早めに検討する必要があります。
ちなみに電動自転車の販売店での現在の下取りサービス状況については下記の記事でもご覧いただけます。
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まとめ
いかがでしたか?
電動自転車に異音が発生した際にとるべき手順と、部位別の対処法がご理解いただけたと思います。
最後にこの記事の内容をまとめてみます。
・電動自転車の異音は故障の合図なので早めに対処が必要
・電動自転車に異音があった時に取るべきステップは次の4つ
- 異音がしている部位を特定する
- 部位別の対処法を試す
- ショップに修理に出す
- 買い替えを検討する
・電動自転車に異音があった時の部位別の対処法
ギア、ペダル、モーター、ブレーキでそれぞれ対処法が異なる
・電動自転車の異音を予防する方法は次の3つ
- 定期的に点検する
- 安全運転を心がける
- 屋内に自転車を保管する
・電動自転車を買い換えるには購入してから3〜4年以内が目安
この記事を参考に、電動自転車を安全に乗り続け、適切なタイミングで買い替えできることを願っています。