【MacBook】初めての修理はどうする?4つの方法や料金を解説

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下取りガイド 望月

「MacBookの修理はどこに出せばいい?大事なPCだから信頼できる所に依頼したいな…」

「値段や期間はどこも同じ?Appleの正規じゃない非正規のショップもあるけど何が違うの?」

MacBookが故障してしまったとき、修理をどうすればよいのか戸惑ってしまう人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、MacBookの修理方法について、初めてMacを修理に出す人にもわかりやすく解説します!

記事では、上記の①〜③のAppleの正規修理、④の非正規修理それぞれのメリットとデメリットを解説します。

その上で、おすすめする人にまで言及しますので、あなたに合った修理方法が判断できます。

また、安くないMacBookの修理費用によっては、「買い替え」もひとつの選択肢となります

後半では、修理費用の目安を提示しながら、買い替えについても考察しますのでぜひ参考にしてください。

大切なMacBookの修理にベストな方法が選べるように、最後まで読み進めていきましょう。

1.MacBookの修理を網羅的に解説!4つの方法・料金と期間

MacBookの修理方法は、正規修理の3つの方法と、非正規修理ショップに依頼する方法の4つです

1章では、4つの方法と、正規修理と非正規修理の違いについて、料金や期間を比較しながらお伝えしていきます。

  • MacBookの修理方法は4つある
  • 正規修理と非正規修理の違い

あなたのMacBookはどこで、どんな修理をするのがベストなのか、順にみていきましょう。

1-1.MacBookの修理方法は4つある

MacBookが故障してしまった時、修理を依頼する方法は4つあります。

「MacBook」4つの修理方法

正規修理

①Apple Storeに持ち込む​​

②Appleリペアセンターに配送する​​

③Apple正規サービスプロバイダを利用する

非正規修理

④Apple製品の非正規修理ショップ​​に依頼する​​

それぞれ解説します。

1-1-1.Apple Storeに持ち込む

まず1番に挙げられるのは、Apple StoreにMacBookを持ち込んで修理を依頼する方法です。

Apple Storeとは、Macの販売元であるApple社が運営する直営販売店のことで、なんといってもApple製品を専門に扱っているので信頼感があります

Apple Storeは現在日本国内に10店舗、都内に5店舗と京都、名古屋、福岡、川崎、大阪にそれぞれ1店舗ずつ展開しています。

修理サービスは店内にある「Genius bar」と呼ばれるサポートカウンターで請け負っています。

ただし、MacBookを持ち込む際には、事前の予約が必要なので注意しましょう。

<お近くのApple Storeについてはこちらからご確認ください>

Apple-公式サイト|Apple Store日本

1-1-2.Appleリペアセンターに配送する

2つめは、Appleリペアセンターに配送する方法です。

自宅から修理の依頼ができるので、近所にApple Storeがない方や店舗まで行く時間が取れない人におすすめです

手順は簡単で、オンラインか電話で配送での修理を申し込むと、Apple指定の配送業者が自宅まで集荷に来てくれ、業者がAppleのリペアセンターへ配送してくれます。

配送修理はAppleの修理と連動しているため、修理料金はAppleの店舗で修理依頼をした時と基本的に同様になります。

(※)故障状態や各種状況によっては価格が異なるケースもあります

ただし修理期間については、配送期間の分、長めになることが多いので注意しましょう。

<Appleリペアセンターについては下記サイトでご確認ください>

Appleサポート公式サイト

1-1-3.Apple正規サービスプロバイダを利用する

MacBookの修理方法として、「Apple正規サービスプロバイダ」を利用する方法もあります。

Apple正規サービスプロバイダは、Appleの認定を受けたエキスパートが修理をしてくれる修理カウンター(業者)のことで、北海道から沖縄まで全国各地に設置されています

Apple正規サービスプロバイダでは、Apple Storeにある修理カウンターと同等の品質で修理を行ってもらえ、また、Apple公式の保証制度もAppleの店舗と同様に適用されます。

昨今、出かけやすい大型家電量販店でもApple正規サービスプロバイダとしてMacBookの修理を受け付けている所が数多くありますので、Apple Storeが近くにない人はぜひ利用してみると良いでしょう

店舗によっては混雑する場合もあるので、電話やWebで予約してからの来店をおすすめします。

<Apple正規サービスプロバイダについては下記サイトでご確認ください>

Appleサポート公式サイト

1-1-4.Apple製品の非正規修理ショップ​​に依頼する

4つめは、Apple社とは関係のない、街に点在する修理業者(Apple製品の非正規修理ショップ)に依頼する方法です。

非正規修理ショップは全国各地にあり、即日での対応を受け付けてくれるところも少なくないため、時間がなく、急いで修理に出したいというときには便利です

店によって特徴や料金はさまざまですが、多くの場合、正規店に比べて料金が安く、修理は迅速に行われます。

ただし、使用する部品が純正でないことや、修理人がAppleの専門家でないことなどのデメリットもあります。

正規修理と非正規修理の違いについては、次の項で解説しますので参考にしてください

1-2.正規修理と非正規修理の違い

Macの正規修理と非正規修理では具体的にどんな違いがあるのかを、3つの視点から言及します。

  • 「Apple公認か否か」の違い
  • 「修理費用」の違い
  • 「修理期間」の違い

順にみていきましょう。

1-2-1.「Apple公認か否か」の違い

正規修理と非正規修理ショップの大きな違いは、『Appleが修理店として公認しているかどうか』です。

正規修理

非正規修理

Appleの公認

有り

無し

修理に使う部品

Apple純正品

純正品ではない部品

修理する技術者

Apple修理のトレーニングを

受けている

Apple修理のトレーニングは

受けていない

「Apple公認か否か」は、提供できる修理サービスの質に大きく影響します

正規修理は、Appleから修理のトレーニングを受けた技術業者によって行われます

Appleから公式の修理マニュアルが提供されているため、修理に信頼性が持てます。

また、使用する部品もAppleの純正品であるため、修理後も安心して製品を使用できます。

一方、非正規修理ショップでは、業者独自の方法で修理が行われます​​

純正品ではなく独自のルートで入手した互換性のある部品を使用することが多いため、修理後、製品の品質に影響を及ぼす可能性がないとは言い切れません。

1-2-2.「修理費用」の違い

多くの場合、正規修理に比べて、非正規修理の方が安価で修理をしてもらえます

正規修理の3通りの方法では基本的に費用は同額ですが、非正規修理では規定がないためショップによって料金がさまざまです。

ご参考までに、MacBook修理費用の目安を示した下記表をご覧ください。

<修理内容>

機種

正規修理

(保証対象外での修理)

非正規修理

バッテリー修理

・MacBookPro

 13~16インチ

20,800円

13,000円〜

・MacBookAir

 11~13インチ

13,800円

自然故障

・MacBookPro

     13インチ

・MacBookAir

 11〜13インチ

41,000円〜

30,000円〜

・MacBookPro

 15~16インチ

47,000円〜

破損・液体接触

​​による故障

・MacBookPro

     13インチ

・MacBookAir

     11〜13インチ

51,000円〜87,000円

40,000円〜

・MacBookPro

  15~16インチ

58,000円〜124,000円

※価格はAppleサポート公式サイトや主な修理業者のサイトを参考に示したものです。2022年3月時点の料金であり、あくまでも目安で、故障状態や状況によって変動する可能性があります。

※非正規修理では相談料や部品代が別途かかる場合があります。

このように、一般的には非正規修理の方が費用が安く抑えられますが、「Apple製品1年限定保証」、「AppleCare+ for Mac」といった保証制度の対象となっている場合は、話が違ってきます

「Apple製品1年限定保証」は、Apple純正品の購入から1年以内の故障であれば無料保証が適用されるというもので、この対象なら修理料金は無料になります。
(※)ただし、破損の場合は有償修理となります。

「AppleCare+ for Mac」は、1年保証を3年に延長できる保証制度です。
これに加入していて保証期間内であれば、修理費用は大きく割引になります。
たとえばデバイスの水没で、通常10万円以上かかる修理費用が4万円弱まで抑えられた例があります。

チェック!

修理費用は多くのケースで非正規修理ショップの方が安価ですが、正規店で保証制度を利用した場合は違ってきますし、非正規の業者間でも価格に差異があるので、事前に見積もりをとって確認した方が良いでしょう。

1-2-3.「修理期間」の違い

修理期間は、正規修理に比べ非正規修理ショップの方が格段に早いといえます

たとえば、バッテリー交換の場合、正規店では大体5〜7営業日のお渡しとなります。

配送の場合は、配送期間としてさらに時間がかかることもあります。

一方、非正規修理ショップのバッテリー交換は多くのケースで即日対応です。

数時間、早いところでは最短15分というショップも存在していて、MacBookをすぐに使いたい人にとっては魅力的です。

ただし、早い反面、雑な対応をしたり、高額な料金を請求する良くない業者も存在するので、ショップ選びには慎重になることが求められます。

いかがでしょう。

ここまで読んで大枠はつかめたけれどまだ修理の依頼先を決めかねている…という方のために、次章より正規修理と非正規修理のメリットとデメリットをさらにくわしく解説していきます。

2.MacBook「正規修理」のメリットとデメリット

MacBookを正規修理する場合の、メリットとデメリットをみていきます。

正規修理は、以下の3通りです。

  • Apple Storeに持ち込む​​
  • Appleリペアセンターに配送する​​
  • Apple正規サービスプロバイダを利用する

メリットとデメリットをしっかり把握しておきましょう。

2-1.「正規修理」の3つのメリット

MacBookの正規修理のメリットを示した下表をご覧ください。

正規修理のメリット

純正品の部品で

修理してくれる

正規修理ではAppleが認定した純正品の部品で修理が行われる。

信頼性や安心感は互換性の部品に比べて大きいといえる。

故障している部分を

すべて修理してくれる

正規修理では、依頼した部分以外にも故障している部分がないかをチェックしてくれ、不具合があれば修理を行なってくれる。

AppleCare+​​(※)​​に

加入していれば安く修理できる

AppleCare+(※)に加入していれば安く修理ができる​​。

(※)AppleCare+は商品購入時に任意で加入する保証。基本保証が1年間であるのに対し、こちらは3年間ハードウェア、ソフトウェアの故障に対応している。料金や対応内容は製品によって異なる

正規修理の大きな特徴は、Apple公認という高い信頼性です。

正規修理ではAppleの純正品を使って、専門のトレーニングを受けた技術者が修理を請け負ってくれます。

また、故障を招く疑いのある部分をすべてチェックして修理してくれるので、修理後のトラブルが起こりにくくなります。

今後生じる可能性の高いトラブルを回避して修理回数を抑えることができるので、料金が高いといっても、コストパフォーマンスで考えると大変メリットの高い修理方法といえるでしょう。

2-2.「正規修理」の3つのデメリット

一方、正規修理ショップを利用した際にも、デメリットといえることがあります。

デメリットを示した下表をご覧ください。

正規修理のデメリット

修理費用が

高額になる場合がある

保証期間外では、総じて費用は高額。

非正規修理ショップの倍近くになる場合もある。

修理に

時間がかかる

短くとも5〜7営業日。

配送の場合はそれ以上かかることもある。

データが

初期化されてしまう

正規修理では、どんなケースであれ修理の際にデータを初期化する

正規修理では、先述のように故障を招く疑いのある部分をすべてチェックして修理することもあり、料金は非正規修理より高額です。

また、修理に時間がかかるだけでなく、受付自体にも時間を要する場合があります

AppleStoreの「Genius bar」は完全予約制で直近3〜5日ほど予約が取れないことも多いと言われています​​。

3点目のデメリットとして、データが初期化されてしまうことも忘れてはなりません。

修理中のデータ消失について「Appleは一切責任を負わない」と明言していますので、バックアップは必須となります。

3.MacBook「非正規修理」のメリットとデメリット

正規修理のメリットとデメリットをしっかり把握できましたでしょうか。

次に、MacBookを非正規修理ショップで修理する場合の、メリットとデメリットをみていきます。

3-1.「非正規修理」の3つのメリット

MacBookの修理で非正規修理ショップを利用した場合のメリットを示した下表をご覧ください。

非正規修理のメリット

修理費用が

正規店より安い

多くのケースにおいて、正規店より費用が安い。

半分ほどの価格で請け負うショップもある。

短い期間で

修理対応してもらえる

即日対応をしているショップが多い。

数時間や数十分で請け負うケースもある。

データが

初期化されない

基本的にデータの初期化はせず(※)に、必要な部分の修理だけを行う

(※)故障の状況によって、またショップの方針によって初期化を行う可能性もあります。修理前にできる限りデータのバックアップをとっておくことをおすすめします。

非正規修理のメリットは、なんといっても正規に比べて費用が安いことです。

正規修理では保証やサービスに加入していないと多額の費用が必要となるケースでも、非正規の修理ショップでは、保証に加入しているのと同等の価格帯で修理してくれることがあります。

ただし、ショップによって費用に差異があるので、数社の見積もりを比較検討することをおすすめします。

また、非正規の修理ショップでは短い期間で修理対応がしてもらえます。

特に店頭に持ち込んでのバッテリー交換では、即日で修理が完了するケースも多いので、すぐパソコンを使いたい人にとっては魅力的です。

3-2.「非正規修理」の3つのデメリット

一方、MacBookの修理で非正規修理ショップを利用した際にはデメリットもあります。

デメリットを示した下表をご覧ください。

非正規修理のデメリット

今後Appleの正規修理が

受けられなくなる

純正部品を使わず独自のルートから仕入れた部品を使っているため、再度故障した際に正規店での修理を受けることができなくなる

互換性パーツが

使用される

純正の部品ではなく、互換性のある部品を使用して修理をする

優良業者ばかりとは

限らない

迅速な対応を謳って雑な処理を行ったり、部品代などの費用を加算して、法外な値段を請求する悪徳業者も存在する

最大のデメリットは、非正規修理ショップで1度修理をすると、今後Appleの正規修理がうけられなくなることです。

純正品でない部品を使っているため、公式での修理を受けることができなくなってしまいます。

また、非正規修理のショップは数多くあり、残念ながら中には悪徳業者も存在します。

安い修理費用を謳って部品代などの費用を加算し、法外な値段を請求されるケースも少なくないので、修理費用の見積もりや、口コミなどを参考にした慎重な業者選びが重要になります。

4.正規修理をおすすめする人・非正規修理をおすすめする人

ここまで解説してきた内容から、「正規修理をおすすめする人」「非正規修理をおすすめする人」をまとめました。

どちらに修理を依頼するか迷ったときの参考にしてください。

4-1.正規修理をおすすめする人

下記のような人には、正規修理をおすすめします。

正規修理をおすすめする人

①Apple公認という信頼性を重視する人

②純正品の部品で修理してもらいたい人

③故障している部分がないか全てチェックして欲しい人

④Appleの保証サービスに加入している人・保証期間中の人

正規修理は、Appleから修理のトレーニングを受けた技術業者によって行われます

Appleから公式の修理マニュアルが提供されているため、修理に信頼性が持てます。

②正規修理ではAppleの純正品を使って修理が行われるので、互換性に関して不安材料がありません

非正規点のでは純正品でない部品を使用するため、互換性に100%問題がないとはいいきれない上に、その後、Appleでの公式の修理が受けられなくなってしまいます。

③正規修理では、故障を招く疑いのある部分をすべてチェックして修理してくれるので、修理後のトラブルが起こりにくくなります

④Appleは保証サービスが手厚く、加入していれば修理費用が大きく抑えられます

4-2.非正規修理をおすすめする人

下記のような人には、非正規修理をおすすめします。

非正規修理をおすすめする人

①Apple公認か否かにこだわりのない人

②なるべく早く修理をしたい人

③できるだけ安い費用で修理をしたい人

④Appleの保証に加入していない人・保証期間が過ぎてしまった人

①Apple公認か否かにこだわりがないのであれば、早い時間でリーズナブルに修理が済ませられる非正規の修理ショップをおすすめできます。

非正規であっても優秀な技術者を揃えた信頼出来る業者は数多くありますので、ご自身に合った良いショップを探してみましょう。

②非正規の修理ショップでは、短い期間で修理対応がしてもらえます

特に店頭に持ち込んでのバッテリー交換では、即日で修理が完了するケースも少なくありません。

③非正規修理は、総じて正規修理に比べて費用が安くなっています。

④正規修理では保証やサービスに加入していないと多額の費用が必要となるケースでも、非正規の修理ショップでは、保証に加入しているのと同等の価格帯で修理してくれることがあります

5.MacBookを修理に出す前にしておくべき3つのこと

ここまで読まれたあなたは、正規、非正規双方のメリットとデメリットを把握した上で、修理の依頼先を決められたかと思います。

ここでは、いざMacBookを修理に出すというときに、事前にしておくべき3つのことを解説します。

  • 症状を正しく伝えられるように整理する
  • 保証の有無や期間を確認する
  • データをバックアップする

よく読んでしっかりおさえておきましょう。

5-1.症状を正しく伝えられるように整理する

修理に出すMacBookの症状を、依頼先のスタッフに順序立てて伝えられるように整理しておいてください

慌ててとりとめなく話したり、うろ覚えの情報を話すと、修理対応のミスや時間のロスにつながります。

不具合が発生した際の状況や、現在の状態、ここまでの経緯を順序立てて説明することで、依頼先のスタッフは原因の予測が立てやすくなり、修理対応も進めやすくなります

修理に出す前に、MacBookの症状を整理し、できれば紙などに記録して正確に伝えられるようにしておきましょう。

チェック!

【修理の前にWebサポートに相談してみよう】

MacBookの症状をしっかり整理したら、修理の前に、AppleのWebサポートに相談してみるのも一案です。

Appleは電話やチャットにて、製品に関する相談受付やサポートを行っています。

これらのサービスを利用することで修理に出すまでもなく問題が解決する場合もあるため、不調の度合いにもよりますが、1度は相談してみると良いでしょう。

Appleサポートへのお問い合わせ

5-2.保証の有無や期間を確認する

Appleの保証への加入の有無や、期間がどうなっているかを確認しておきましょう

AppleStoreや正規サービスプロバイダなどの正規修理に出す場合、保証によって無料や割引価格で修理をしてもらえる可能性があります。

非正規修理に出そうとしていた場合も、保証期間が残っていることが判明すれば、信頼性の高い正規修理に切り替えることを改めて検討できるでしょう。

ただ、損傷が激しい場合など故障の状態によっては、保証の対象外となってしまい、別途修理料金が必要となるケースもあります。

チェックの際は、保証の内容までしっかり把握し、場合によってはAppleに問い合わせて確認しましょう。

5-3.データをバックアップする

MacBookを修理に出す前に、必ず保存されているデータのバックアップをしておいてください

修理の際にデータが消失してしまうと、ほとんどの場合、2度と復旧することができません。

先述したように正規修理では、どんな故障であっても基本的にMacを初期化して修理にあたります

非正規修理では、故障した部分だけを修理するため必ず初期化するわけではありませんが、修理の過程で初期化の必要が生じる場合もありますし、トラブルでデータが消失してしまう可能性もないとは言い切れません

正規にせよ非正規にせよ、修理に出すときにはデータ消失の覚悟が必要になりますので、大切なデータは忘れずバックアップしておくようにしましょう

MacBookの主なバックアップ方法として、Time Machineを使う方法と、iCloudを使う方法があります。

チェック!

【バックアップが取れないときはデータ復旧業者へ依頼】

Macが動作せずバックアップを取ることができない場合や、バックアップデータが保存されているか不安に感じる方は、データ復旧業者への依頼をおすすめします。

データ復旧業者であれば、動かないMacBookからデータを取り出すことも可能です

故障したMacBookデータのバックアップに関して不安に感じられる方は、修理に出す前にデータ復旧業者に相談してみましょう。

6.修理費用によっては「買い替え」も選択肢の1つになる

ここまで、MacBookの修理について解説してきましたが、修理費用が高額の場合は「買い替え」も選択肢の1つになります

ここで改めて、MacBookの修理費用の目安を見てみましょう。

<修理内容>

機種

正規修理(保証対象外)

非正規修理

自然故障

・MacBookPro

     13インチ

・MacBookAir

 11〜13インチ

41,000円〜

30,000円〜

・MacBookPro

 15~16インチ

47,000円〜

破損・液体接触

​​による故障

・MacBookPro

     13インチ

・MacBookAir

     11〜13インチ

51,000円〜87,000円

40,000円〜

・MacBookPro

  15~16インチ

58,000円〜124,000円

※価格はAppleサポート公式サイトや主な修理業者のサイトを参考に示したものです。2022年3月時点の料金であり、あくまでも目安で、故障状態や状況によって変動する可能性があります。

※非正規修理では相談料や部品代が別途かかる場合があります。

金額に対する高い安いの感覚は個人差がありますが、新品購入後3年程度のMacBookの修理でしたら、3万円〜4万円で修理する価値はあります。

同等のものを購入するとしたら、中古でも5万円〜10万円はかかるので、お使いのものを修理して使った方がお得です。

しかしながら、製造後5年以上経過したMacBookの場合は、高額な修理費を支払うより、その分を新しいパソコン代に充てる方が合理的です。

パソコンの技術進歩は早く、昔買ったMacと同価格の新しいパソコンを比べると、性能がかなり向上しています。

つまり、昔買ったMacBookより性能の良いパソコンが、当時より安く買える可能性があるのです。

お使いのMacBookの修理費用が思ったより高額だった場合は、「買い替え」を検討してみることをおすすめします。

7.パソコンの買い替えはノジマの「下取りサービス」がおすすめ!

パソコンを買い替えるなら、ノジマの「下取りサービス」がおすすめです!

下取りサービス

ノジマでは、モバイル会員限定で以下の製品の下取りの取り扱いがあります。

下取りの金額は、ノジマスーパーポイントとして返還されます。

<下取り対象製品>

  • パソコン・タブレット(iPad含む)
  • 携帯電話(スマホ・ガラケー)
  • モバイルWi-Fiルーター(ドコモ・Y!mobile)
  • ゲーム(※1)
  • カメラ(デジカメ・一眼・ビデオカメラ)
  • レコーダー

(※1)ゲームは以下の製品が対象です

Nintendo Switch/PS4 Pro 1TB/PS4 1TB/PS4 500GB/PS3/PS3/PS4/Nintendo Switchのゲームソフト

上記製品以外にも、期間限定で下取りを行う場合があります。

詳しくは店頭スタッフにお問い合わせください。

※製品の状況などにより査定額が付かない場合がありますが、その場合でも引き取りできるということです。

壊れていても査定してくれるので、買い替えの際はぜひノジマの利用を検討してみてください!

nojima online 下取りサービス

8.まとめ

MacBookの修理方法は4通りあります。

<正規修理>

  • AppleStoreに持ち込む
  • Appleリペアセンターに配送する​​​​
  • Apple正規サービスプロバイダを利用する​​

<非正規修理>

・​​Apple製品の非正規修理ショップ​​に依頼する​​

Apple公認という信頼性を重視する人は、少し費用や時間はかかってしまいますが、正規修理を選んだ方が良いでしょう。

Appleの保証サービスに加入していれば、修理費が無料になったり、大幅に割引される場合もあります。

とにかく早い時間で、リーズナブルに修理を済ませたいという人には非正規の修理ショップがおすすめです。

Apple公認でなくても、優秀な技術者を揃えた信頼出来る業者が数多くあります。

記事を参考に、お使いのMacBookの修理に最適な方法を選んで頂けたらと思います。

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