
「MacBookを買う予定なんだけど、どのシリーズを選べばいいかわからない」
「M1・M2チップがスゴいことはわかるけど…。結局どんな違いがあるんだろう」
など、MacBookは高価な買い物になるので、できるだけ自分にあったシリーズを選びたいですよね。
結論からお伝えすると、基本的には価格も安く持ち運びやすいMacBook Airをおすすめしています。
本記事ではMacBook Airをおすすめしている理由やMacBookのメリット、詳しい選び方を紹介しています。
MacBookの購入で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
MacBookを使う魅力とは
MacBookを使う魅力で、まず挙げられるのはデザイン性です。
すべてのアップル製品に言えることなのですが、シンプルながら高級感のあるデザインに魅力を感じるユーザーがほとんどです。
薄い見た目からもシャープな印象を持つ方が多いため、場所を問わずに作業できることも魅力の1つです。
他にもMacBookを使うメリットがあるので、紹介させていただきます。
MacBookを使うメリット
MacBookを使うメリットの中には「アップル製品との互換性の高さ」があります。
たとえば、iPhoneで撮った写真をMacBookに送るときにはAirdropを使うことですぐに送れます。
このときにWindowsの場合は「USBケーブルを接続してから送らないといけない」などの一手間が加わるのですよね。
またMacBookで再生した音楽を聞きたいときも、AirPodsであれば耳につけるだけですぐに再生できます。
他メーカーのイヤホンでも、一応同じように再生できるのですが…
実際に試したときには、MacBookとの接続がうまくいかないなどの互換性の悪さを感じました。
パソコンを使うことが多い人ほど、これらの一手間はストレスにつながっていきます。
アップル製品を愛用している人ほど、MacBookにはメリットがあることを知っておいてください。
アップル製品のM1・M2チップでよりサクサク稼働する
2020年11月以降に発売されたMacBookには、「M1・M2チップ」という高性能なパーツが実装されています。
チップとは、MacBookの主なスペックに関するパーツの総称になります。
つまり、旧モデルよりも「同時に複雑な処理ができる」「メモリも増えたのでサクサク稼働できる」ことを意味しているので、単純にハイスペックになったのだと覚えておきましょう。
あとで解説していますが、一番下のスペックとされているM1チップでも十分な高性能を備えています。
高度な動画編集など、よほど専門的な作業をしないかぎりはオーバースペックとなってしまうので、目的にあうモデルを選ぶようにしましょう。
MacBookの現行モデルの特徴
次に、MacBookの現行モデル(MacBook Air、MacBook Pro)の特徴を紹介します。
名称のない「無印MacBook」は2019年に廃盤となっているので、今から紹介する2種類の中から選ぶことになります。
MacBook Airの特徴
MacBook Airの特徴は、何といっても軽さです。
2022年に販売された「MacBook Air(M2)」は1.24kgに対し、「MacBook Proシリーズ」は1.4〜2.16kgの重さがあります。
サイズも小さめに作られているため、持ち運びやすいのは嬉しいポイントですね。
また現行モデルで搭載しているチップは、「M1」「M2」の2種類になります。
MacBook Proの特徴
MacBook Proの特徴は、専門的な作業も楽にこなせるスペックです。
4K動画の編集など、重めの作業をメインでおこなう場合はMacBook Proがおすすめです。
画面サイズも、MacBook Proでは16インチまで展開しています。
「持ち運びやすいのも大事だけど、画面は大きく使いたい…」という人は、MacBook Proの購入を検討しましょう。
MacBook Proに搭載しているチップですが「M2」「M2 Pro」「M2 Max」の3種類あり、MacBook Airよりもスペックの高いものを搭載しています。
MacBook ProとAirの違いとは?
それぞれの特徴を解説しましたが、違いがわかりやすいように以下に各スペックをまとめました。
MacBook Air 13.6インチ(M2) | MacBook Pro 14.2インチ(M2 Pro) | |
重さ | 1.24kg | 1.6kg |
CPU | 合計8コア | 合計10コア |
メモリ | 8GB/16GB/24GB | 16GB/32GB/64GB/96GB |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB | 512GB/1TB/2TB/4TB/8TB |
重さは説明した通りですが、他のスペックを見てもらうとMacBook Proのほうが高いことがわかります。
ここまでに説明したように、用途に合うほうを選びましょう。
MacBookのスペック数を用途別にチェック
MacBookを選ぶうえで、見るべきスペックも解説します。
基本的には、次の3つを見るようにしましょう。
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それでは、各スペックが何を指しているかを順に解説していきます。
CPU
CPUはパソコン内の処理をおこなう重要なパーツで、起動時のパフォーマンスを左右します。
パソコンに負荷がかかる作業を考えているなら、CPUが高い数値を示しているモデルを購入しましょう。
ただし繰り返しにはなりますが、2022年に発売された「MacBook Airの合計8コア」のCPUは、過去のMacBook Proをはるかに上回っています。
(筆者が使ってる2017年製のMacBook Proで4コア。このCPUでも動画編集の作業をサクサクこなせます)
よほどスペックにこだわりがなければ、合計8コアを上回っていたら十分であることは覚えていてください。
メモリ
メモリ容量は、複数の動作を同時におこなうための指標になります。
書類やメールなどの作成をメインにするなら、8GBで問題ありません。
ただし「動画の書き起こしをしながら、他の重めの作業をしたい」というような複数の動作を考えているなら、16GB〜のメモリを購入しましょう。
注意点は、MacBookはメモリの増設ができないことです。
MacBookは気軽に買い替えられる価格でもないので、もし心配があるなら16GB〜の購入をおすすめします。
ストレージ(SSD・HHD)
ストレージとは、パソコンにデータを保存できる容量を指します。
MacBookの現行モデルは、最低でも256GB〜のSSDストレージを備えています。
(SSD・HDDの各特徴は次の画像にまとめています)
こちらも多くの写真や動画を保存したい場合は、大きめのストレージを選んで購入しましょう。
外付けハードディスクに保存するという手もありますが、やはりMacBook本体のストレージに保存できたほうが利便性は上がります。
MacBookを選ぶポイントとは
スペックのほかにもMacBookを選ぶポイントがあるので、こちらも紹介します。
安く購入できる方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
画面の大きさは持ち運び・据え置きなど用途に合わせて
まず画面の大きさですが、MacBookの現行モデルには13〜16インチのサイズがあります。
画面が小さいものほど軽くなるので、持ち運ぶことが多いならMacBook Airの13インチモデル。
外部モニターに接続して据え置き型で使いたいなら、MacBook Proの16インチを選ぶなど用途にあわせて選びましょう。
おすすめは、実際に店舗で大きさを確認してから購入することです。
「思っていたよりも画面が小さい」「持ってみると重かった…」など、予想と違うことも考えられます。
画面の大きさで悩んでいるなら、店舗で確認してみてください。
価格帯はどのように考えるべき?用途と予算を合わせる
次に価格帯ですが、MacBook Airを購入するなら13万円〜。MacBook Proを購入するなら24万円〜が必要になります。
MacBookはカスタマイズが可能なので、お金を出せば最大スペックまで上げることも可能です。
ただし繰り返しになりますが、MacBookでは一番下のスペックとされてるMacBook Airでも、ほとんどの作業をサクサクとこなせます。
初めはついカスタマイズしたくなりますが、オーバースペックとならないように使用用途から最適のスペックを選びましょう。
安くMacBookを買うなら中古や型落ち品を狙うのもあり
MacBookは人気なので、市場には中古品が多く出回っています。
「MacBookに憧れて買ったけど、あまり使わなかった」というユーザーも多いので、状態の良いMacBookもよく販売されています。
なるべく予算を抑えたいという人は、中古品を狙ってみてもいいでしょう。
他にもアップルには認定整備済製品といって、新品のアップル製品を15%オフで購入できるサービスもあります。
すでに販売が終了している型落ち品もかなりお得に購入できるため、おすすめのサービスになります。
初心者にも!普段使いモデル|MacBook3選
それでは、初心者にもおすすめのMacBookを3つ紹介します。
こちらは、価格がおさえられたシリーズを中心に選ばせていただきました。
MacBook Air Retinaディスプレイ 13.3 MGN63J/A
出典:Apple
参考価格(税込) | 134,800円 |
画面サイズ | 13.3インチ |
CPU | Apple M1チップ 8コア |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
駆動時間 | 15時間 |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 304.1×16.1×212.4 mm |
重さ | 1.29kg |
MacBook Air Liquid Retinaディスプレイ 13.6インチ MLXW3J/A
出典:Apple
参考価格(税込) | 137,600円 |
画面サイズ | 13.6インチ |
CPU | Apple M2チップ 8コア |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
駆動時間 | 15時間 |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 304.1×11.3×215 mm |
重さ | 1.24kg |
MacBook Pro Retinaディスプレイ 2000/13.3 MWP82J/A
出典:Apple
参考価格(税込) | 156,160円 |
画面サイズ | 13.3インチ |
CPU | 第10世代 Core i5 2GHz/4コア |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB |
駆動時間 | 10時間 |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 304.1×15.6×212.4 mm |
重さ | 1.4kg |
社会人におすすめモデル|MacBook2選
次に、社会人におすすめのMacBookを2つ紹介します。
MacBookの中では、ミドルスペックとなる製品を選びました。
「基本は事務的な作業だけど、たまに重いデータを使う作業がある」という人は、こちらがおすすめになります。
MacBook Air Liquid Retinaディスプレイ 13.6 MLXX3J/A
出典:Apple
参考価格(税込) | 168,000円 |
画面サイズ | 13.6インチ |
CPU | Apple M2チップ 8コア |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 512GB |
駆動時間 | 15時間 |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 304.1×16.1×212.4 mm |
重さ | 1.24kg |
MacBook Pro Liquid Retina XDRディスプレイ 14.2 MKGP3J/A
出典:Apple
参考価格(税込) | 239,267円 |
画面サイズ | 14.2インチ |
CPU | Apple M1 Proチップ 8コア |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB |
駆動時間 | 11時間 |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 312.6×15.5×221.2 mm |
重さ | 1.6kg |
クリエイター・プロ向けモデル|MacBook2選
最後に、クリエイター・プロ向けモデルを2つ紹介します。
こちらはMacBookの中ではハイスペックモデルとなります。高画質の画像や映像編集が主な用途であるときは、こちらから選びましょう。
MacBook Pro Liquid Retina XDRディスプレイ 14.2 MPHE3J/A
出典:Apple
参考価格(税込) | 254,800円 |
画面サイズ | 14.2インチ |
CPU | Apple M2 Proチップ 10コア |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB |
駆動時間 | 12時間 |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 312.6×15.5×221.2 mm |
重さ | 1.6kg |
MacBook Pro Liquid Retina XDRディスプレイ 16.2 MNW83J/A
出典:Apple
参考価格(税込) | 319,800円 |
画面サイズ | 16.2インチ |
CPU | Apple M2 Proチップ 12コア |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB |
駆動時間 | 15時間 |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 355.7×16.8×248.1 mmmm |
重さ | 2.15kg |
まとめ
今回はMacBookの魅力や特徴、メリットなどのほかにおすすめのシリーズ7選を紹介しました。
最後にもう一度、本記事の内容をまとめておきます。
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故障していても査定しているので、買い替えの場合はノジマの下取りを検討してみてください。