プログラミング向きノートパソコンのおすすめ10選!初心者でも使いやすいモデル

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下取りガイド 川辺 あさひ

これからプログラミングのやり方を学びたい方や、外出先でも仕事をしたいプログラマーにおすすめなのはノートパソコンです。

しかし、ノートパソコンといってもどれでも良いわけではありません。

スペック不足だと仮想環境を構築できないことや、プログラミングに必要なソフトを起動できないことがあるためです。

そこで本記事では、プログラミング向きノートパソコンの選び方や必要なスペック、おすすめモデル10選を紹介します。

プログラミングにはWindowsとMacどっちを選ぶ?

プログラミングのノートパソコンは言語や目的によって、Windows・Macのどちらを選べば良いかが異なります。

ここではOSの違いやメリットについて紹介します。

Windowsを使うメリット

プログラミングをするうえで、Windowsのノートパソコンを使うメリットは以下のとおりです。

ノートパソコンの種類が豊富

Windowsのノートパソコンは各メーカーから発売されています。

種類が豊富で、自分に必要なスペックのモデルを探しやすいのが魅力です。

対応しているソフトが多い

Windowsは会社や学校のパソコンで多く採用されているOSです。

そのため、プログラミングの開発・実行に必要な仮想環境を構築しやすく、様々な言語に対応できます。

特段の理由がなければ、Windowsのノートパソコンをおすすめします。

Macを使うメリット

Macのノートパソコンは、iOSのアプリを開発するのに向いています。

なぜならiOSのアプリは、Appleが作ったSwiftを用いてプログラミングされているためです

Macのノートパソコンは高性能がゆえに、価格が高額に設定されています。また、Windowsと比較すると種類が少なく、選択肢が多くありません。

Swiftでのプログラミングに携わる方以外は、Windowsがおすすめです。

プログラミングに必要なノートパソコンのスペック数

基板のイメージ画像

プログラミング用のノートパソコンには、相応のスペックが求められます。最低限必要なノートパソコンのスペックは以下のとおりです。

  • CPUはCore i5以上
  • メモリは8GB以上
  • ストレージはSSDの256GB以上

これらに加えて、用途によってはGPUも重要な要素となります。

ここでは各パーツに必要なスペックについて詳しく紹介します。

CPUはCore i5以上が快適

プログラミング用のCPUは、インテルであればCore i5以上を選択しましょう。

Core i5はインテルのミドルスペックとなるため、ある程度の負荷にも耐えられるためです。

ただし、多量のデータを使用するAIの開発や、仮想環境を構築してプログラミングを実行するならCore i7以上がおすすめです。

AMDのCPUであればRyzen 5以上を選択してください。

メモリは16GB以上が理想

プログラミングの内容や必要なソフトによっては、メモリが8GBでも問題ありません。

しかし、負荷の高い計算をノートパソコンで実行する際には、メモリ8GBでは不足する可能性があります。

そこで、プログラミング用のノートパソコンをお探しの方は、メモリが16GB以上のモデルから探すのが理想です。

メモリやCPUは、計算速度に影響を与える重要なパーツです。より素早くプログラミングをするためにも、できる限り性能の高いモデルを選びましょう。

ストレージは256GB以上がおすすめ

ストレージのイメージ画像

ノートパソコンのストレージは大きく分類すると、SSDとHDDの2種類があります。

SSDはHDDよりも価格が高いものの、読み込み・書き込みが高速でできます。

一方、HDDは大容量でも安く購入できるのがメリットです。

プログラミングをするのであれば、読み込み・書き込み速度が使い勝手に大きく影響するため、SSDがおすすめです。

さらにプログラミングのノートパソコンには、仮想環境の構築やソフトのインストールなどが必要となります。

そのため、ストレージの容量は256GB以上を確保しましょう。

GPUはNIVIDIA GeForceを選ぶのがおすすめ

GPUは3Dデータやゲームなどの画面表示に必要な処理をするパーツです。

GPU搭載のノートパソコンを使うことで、3Dデータを活用したゲーム開発がスムーズにできます。

またAIや機械学習の高速処理のために、GPUプログラミングを組み込みたい方も、GPU搭載のノートパソコンがおすすめです。

ちなみにGPUプログラミングとは、CPUに加えてGPUの演算能力を活用することで、高速処理をするプログラミング技術のことです。

GPUが必要な場合は、NIVIDIAのGeForceのなかから選択すると良いでしょう。

プログラミング向きノートパソコンの選ぶポイント

プログラミング向きのノートパソコンを選ぶ際は、使いやすさに影響する以下の項目も重要なポイントです。

  • 画面サイズ
  • 重量
  • バッテリー駆動時間
  • 新品・中古

各ポイントについて詳しく解説します。

画面サイズは用途に合わせて

ノートパソコンの画面サイズは、小さいほど携帯性に優れ、大きいほど視認性が高まります。

外出先でプログラミングをしたいなど、持ち運びやすさを重視するのであれば、画面サイズは14インチ以下がおすすめです。

一方、自宅やオフィスでノートパソコンを据え置きとして使う場合、画面サイズは15インチ以上のほうが作業効率を高められます。なぜなら画面が大きいほど、見やすくなるためです。

持ち運ぶ場合は1.5kg以下がおすすめ

持ち運びやすさを重視する方は、重量が1.5kg以下のモデルにしましょう。

ただしノートパソコンは、軽いほど持ち運びやすくなりますが、画面サイズが小さくなる傾向にあります。

軽くても画面サイズが小さすぎて見えにくくなっては、元も子もありません。

自分が見やすい画面サイズで、軽いモデルを探すのがポイントです。

出先で使う場合、バッテリー駆動時間もチェック

「カフェでコーヒーを飲みながら仕事したい」

「新幹線の移動中も作業をしたい」

このように出先でノートパソコンを使いたい方は、バッテリー駆動時間も選ぶ際の重要なポイントです。

外出先では電源を確保できないこともあるため、バッテリー駆動時間が短いと思うように作業できないケースもあるためです。

また、高負荷のプログラムを実行する場合は、使用電力も大きくなるため駆動時間が短くなることも考えられます。出先で使う方は、余裕のあるモデルを選択しましょう。

安いから中古を選びたいけど大丈夫?

安いノートパソコンをお探しの方は、中古を購入するのも選択肢の1つです。

中古のノートパソコンのなかには、高性能なモデルが安い値段で販売されていることもあるためです。

しかし、中古は以前のユーザーがどのように扱っていたかわからないため、すぐに故障してしまう可能性もゼロではありません。

ほかにもバッテリーが劣化しているなどのリスクがあります。

そこで、安いノートパソコンを探している方には、型落ちモデルをおすすめします。

型落ちモデルは新品でありながら、高性能なモデルがお得に購入できるためです。

プログラミング向きノートパソコンのおすすめ10選

「プログラミング用のノートパソコンは高そう」や「どれを選べば良いかわからない」と、思っている方もいるでしょう。

そこで、必要なスペックを満たしつつ、お得に購入できるノートパソコン10選を紹介します。

DELL:Vostro 3420

DELL:Vostro 3420

引用:DELL公式

DELLのVostro3420は、約8万円で購入できる安いノートパソコンです。しかしながら、メモリは16GBでストレージも512GBと十分なスペックがあります。

プログラミングのやり方を学びたい初心者に、おすすめのプログラミング向きノートパソコンです。

メーカー

DELL

型番

Vostro 3420

OS

Windows 11 Pro

CPU

Core i5-1135G7

メモリ

16GB

ストレージ

SSD 512GB

GPU

Iris Xe グラフィックス

画面サイズ

14.0インチ

重量

1.48kg

バッテリー駆動時間

最大約6.5時間(3セルバッテリー・41Wh)

HP:Pavilion 15-eg

HP:Pavilion 15-eg

引用:HP公式

HPのPavilion 15-egは、画面サイズが15.6インチで視認性に優れたプログラミング向きノートパソコンです。CPUに12世代のCore i5、メモリに16GB、ストレージに512GBのSSDを搭載しています。

スタンダードモデルながら十分なスペックを備えており、価格を抑えながらも高性能なノートパソコンを探している方におすすめです。ただし画面の大きさゆえに、重量は約1.71kgとやや重い仕上がりになっています。

メーカー

HP

型番

Pavilion 15-eg2000

OS

Windows 11 Home

CPU

Core i5-1240P

メモリ

16GB

ストレージ

SSD 512GB

GPU

Iris Xe グラフィックス

画面サイズ

15.6インチ

重量

1.71kg

バッテリー駆動時間

最大約7時間

Apple:MacBook Air

Apple:MacBook Air

引用:Apple公式

SwiftでiOSのアプリを作成するのであれば、Appleのノートパソコンがおすすめです。そのなかでもMacBook Airは約14万円とお手頃な価格帯なので、初心者でも手が出しやすいモデルといえるでしょう。

搭載しているM1チップは8コアCPUと7コアGPUで、パワフルでスピーディーな計算処理を実現します。また画面サイズが13.3インチで、重量が1.29kgと、持ち運びやすさも魅力です。

メーカー

Apple

型番

MacBook Air

OS

macOS

CPU

Apple M1チップ

メモリ

8GB

ストレージ

SSD 256GB

GPU

Apple M1チップ

画面サイズ

13.3インチ

重量

1.29kg

バッテリー駆動時間

最大約18時間

※Apple TVアプリのムービー再生時

Microsoft:Surface Laptop 4

Microsoft:Surface Laptop 4

引用:Microsoft公式

MicrosoftのSurface Laptop 4は、CPUやメモリ、ストレージの組み合わせをカスタマイズできるノートパソコンです。パワフルでスピーディーな動作に加えて、軽量でコンパクトな本体は携帯性も優れています。またSurface Laptop 4は、一日中利用できるほどの長時間のバッテリー駆動時間も魅力です。

メーカー

Microsoft

型番

Surface Laptop 4

OS

Windows 11 Home

CPU

Core i5-1135G7

Core i7-1185G7

メモリ

8GB

16GB

32GB

ストレージ

SSD 256GB

SSD 512GB

SSD 1TB

GPU

Iris Xe グラフィックス

画面サイズ

13.5インチ

15インチ

重量

13.5インチ:1.265~1.288kg

15インチ:1.542kg

バッテリー駆動時間

16.5~19時間

※搭載するCPUにより変動

富士通:LIFEBOOK WA1/G

富士通:LIFEBOOK WA1/G

引用:富士通公式

富士通のLIFEBOOK WA1/Gは、エントリーモデルながらCPUにCore i5を搭載しているノートパソコンです。8GBのメモリと256GBのストレージを搭載し、最低限のスペックを満たしています。10万円以下で購入できることから、プログラミング初心者に向いているモデルです。

メーカー

富士通

型番

LIFEBOOK WA1/G

OS

Windows 11 Pro 64ビット版

CPU

Core i5-10210U

メモリ

8GB

ストレージ

SSD 256GB

GPU

UHD グラフィックス

画面サイズ

15.6インチ

重量

約2.0kg

バッテリー駆動時間

約8.8時間

ASUS:Vivobook 14X X1403ZA

ASUS:Vivobook 14X X1403ZA

引用:ASUS公式

ASUSのVivobook 14X X1403ZAは、第12世代のCore i7を搭載したノートパソコンです。16GBのメモリを搭載し、デスクトップ並みのハイスペックを実現しています。これほど高性能なのに、価格は14万円以下と安く設定されているのが魅力です。

メーカー

ASUS

型番

Vivobook 14X X1403ZA

OS

Windows 11 Home

CPU

Core i7-12700H

メモリ

16GB

ストレージ

SSD 512GB

GPU

Iris Xe グラフィックス

画面サイズ

14インチ

重量

約1.6kg

バッテリー駆動時間

約9.0時間

Lenovo:IdeaPad Slim 360i

Lenovo:IdeaPad Slim 360i

引用:Lenovo公式

LenovoのIdeaPad Slim 360iは第11世代のCore i7を搭載し、マルチタスクもパワフルに処理できるハイスペックモデルです。16GBのメモリと512GBのストレージで、快適なプログラミングをサポートします。さらに重量が1.5kg以下と持ち運びやすいことや、最大13時間利用できることも強みです。

メーカー

Lenovo

型番

IdeaPad Slim 360i

OS

Windows 11 Home 64bit

CPU

Core i7-1165G7

メモリ

16GB

ストレージ

SSD 512GB

GPU

Iris Xe グラフィックス

画面サイズ

14インチ

重量

約1.41kg

バッテリー駆動時間

約13.0時間

Dynabook:BZ/MV

Dynabook:BZ/MV

引用:Dynabook公式

DynabookのBZ/MVは15.6インチのディスプレイに、第12世代Core i5を搭載したプログラミング向きノートパソコンです。DVDスーパーマルチドライブを搭載しているので、DVDでソフトをインストールしたい方におすすめします。また、最大32GBまでメモリを増設できるのもポイントです。

メーカー

Dynabook

型番

BZ/MV

OS

Windows 11 Home 64ビット

CPU

Core i5-1235U

メモリ

8GB

ストレージ

SSD 256GB

画面サイズ

15.6インチ

重量

約1.98kg

バッテリー駆動時間

約9.5時間

マウスコンピューター:B4-i5

マウスコンピューター:B4-i5

引用:マウスコンピューター公式

マウスコンピューターのB4-i5は、第12世代のCore i5を搭載したプログラミング向きノートパソコンです。十分なメモリやストレージと、持ち運びやすいコンパクトボディが魅力です。また、メモリは最大64GBまで拡張できるので、メモリ不足になった場合でも対応できます。

メーカー

マウスコンピューター

型番

B4-i5

OS

Windows 11 Home 64ビット

CPU

Core i5-1240P

メモリ

16GB

ストレージ

SSD 512GB

画面サイズ

14インチ

重量

約1.38kg

バッテリー駆動時間

約10時間

HP:15s-fq

HP:15s-fq

引用:HP公式

HPの15s-fqはWi-Fi6を搭載し、高速で安定したネット通信を実現できるノートパソコンです。CPUには第12世代のCore i5を採用しています。他のスペックも高く、画面サイズも15.6インチで見やすいため、プログラミング開発がしやすいノートパソコンといえます。

メーカー

HP

型番

15s-fq5000

OS

Windows 11 Home

CPU

Core i5-1235U

メモリ

16GB

ストレージ

SSD 512GB

画面サイズ

15.6インチ

重量

約1.6kg

バッテリー駆動時間

約7.5時間

プログラミング初心者さんが揃えたいPC周辺機器とは

「もっと素早くコードを入力したい」

「長時間のデスクワークで疲れがたまる」

このような方は、以下の3つの周辺機器がおすすめです。

  • 外付けモニター
  • 外付けキーボード
  • ノートパソコン用スタンド

これらの周辺機器を揃えることで、プログラミングの作業効率がアップして、長時間でも疲れにくくなるでしょう。

ここでは、3つの周辺機器を使うメリットについて解説します。

外付けのPCモニターで画面をより広く使える

ノートパソコンのデメリットは、PCモニターと比べると画面サイズが小さいことです。

そのため、「もっと画面が広ければ見やすいのに…」と感じている方もいるでしょう。

そのような方には、外付けのPCモニターをおすすめします。

外付けモニターの広い画面で、一度に多くの情報を見ながら作業を進められるためです。

例えば画面を分割して、コード入力しながら、プログラミング言語の手引を確認するといった使い方もできるでしょう。

また自宅やオフィスで外付けモニターを利用することで、いつも使いなれたノートパソコンで作業できるようになります。

外付けキーボードで作業効率アップ

プログラミングの効率を上げるために重要なのは、キーボードです。

しかしノートパソコンのキーボードは、キーストロークが浅く、キーピッチも短いため打ちにくいと感じる方もいるでしょう。

打ちにくいキーボードは、誤入力や疲れがたまる原因です。

作業効率を高めるためにも、自分にあった外付けキーボードを購入しましょう。

ノートパソコン用スタンドで長時間の作業もしやすい

ノートパソコン用スタンドはノートパソコンに角度をつけることで、長時間の作業が楽になるPC周辺機器です。

その理由は、「姿勢が良くなる」「ノートパソコンの冷却性能が向上する」「タイピングしやすくなる」などが挙げられます。

ノートパソコンでプログラミングをする方は購入を検討してみてください。

プログラミングで使用するソフトもチェックしておこう

「PYTHON」と書かれたブロック

プログラミング開発によく利用されているのは、IDEと呼ばれる統合開発環境です。

IDEはテキストエディタやコンパイラなど、ソフトウェア開発に必要な機能をまとめたシステムのことです。

代表的なIDEと対応言語、対応OSを以下の表にまとめました。

統合開発環境

対応言語

対応OS

Visual Studio

  • PHP
  • Python
  • C#
  • JavaScript
  • Visual Basic
  • C++
  • F#

・Windows

・macOS

Eclipse

  • JAVA
  • C
  • C++
  • PHP
  • Python

・Windows

・macOS

Xcode

  • Swift
  • Objective-C
  • C
  • C++
  • Java

・macOS

AWS Cloud9

  • Node.js
  • JavaScript
  • Python
  • PHP
  • Ruby

不問

※クラウド型サービスのため

「Visual Studio」は個人利用であれば無料プランもあります。プログラミングを勉強したい方は、「Visual Studio」で仮想環境を構築してみましょう。

まとめ

プログラミング用のノートパソコンを選ぶ際は、最低でも以下のスペックを超えているモデルにしましょう。

CPU:Core i5以上

メモリ:8GB以上

ストレージ:SSD 256GB以上

また、高負荷のプログラムをテストする場合には、これ以上のスペックが必要になることもあります。

このようにプログラミング向きノートパソコンは、ある程度の性能が求められるため、8万円~15万円程度の費用がかかります。

そこでおすすめしたいのは、ノジマの下取りプログラムです。

今あるパソコンを下取りして、買い替え資金の足しにしましょう。高性能なノートパソコンが欲しい方は、ぜひチェックしてみてください。

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