iPhoneを修理と買い替えどちらにするべきかの2つの判断基準

author-avatar
下取りガイド 川辺 あさひ
スマホを持って悩む人

「iPhoneを地面に落として、画面が割れちゃった!修理に行こうかな、それとも買い替えようかな?」

このように悩んだことはありませんか?

このように迷った際には、端末の使用年数や故障内容をもとに判断していきましょう。

◎使用年数

・端末の使用年数3年以上の場合は買い替え

・端末の使用年数3年未満の場合は修理

◎故障内容

・起動しない、iOSのアップデートができないなどの場合は買い替え

・画面割れやバッテリー消耗などの場合は修理

Apple社が端末とバッテリーの耐用年数を3年と発表したこともあり、使用期間3年を基準に、買い替えか修理かを判断することをおすすめします。

このほか、故障内容を基準に判断する場合は、iPhoneのバッテリー消耗が激しくなってくるなど軽微な症状の場合は修理。起動しないなど重度な故障の場合は買い替えがおすすめです。

記事内では、買い替えと修理の場合の費用相場や、正規業者と修理業者の特徴などについても解説しています。

修理と買い替えのメリット、デメリットについてもお伝えしていますので、どちらがより適しているかを判断し、快適なiPhoneライフを送っていきましょう。

1.  iPhoneの買い替え・修理は使用年数と故障内容で判断

悩む人

iPhoneの買い替えと修理のタイミングは、使用年数と故障の内容をもとに判断していきましょう。

◎使用年数

・端末の使用年数3年以上の場合は買い替え

・端末の使用年数3年未満の場合は修理

◎故障内容

・起動しない、iOSのアップデートができないなどの場合は買い替え

・画面割れやバッテリー消耗などの場合は修理

それでは、以下で詳しく解説していきます。

1-1. 端末の使用年数で判断する

iPhoneの修理と買い替えを迷った場合は、端末の使用年数で判断することをおすすめします。

Appleは以前、iPhoneのバッテリー寿命および本体の耐用年数を3年と発表しました。もちろん、使用回数や使用時間などによっても実際の寿命は変わってきますが、3年をひとつの目安とするのが良いでしょう。

1-1-1. 使用期間が3年以上の場合は買い替え

iPhoneのバッテリー寿命と本体の耐用年数が3年という発表があったことから、3年以上使用している端末の場合は、買い替えをおすすめします。

修理をしても内部の基板が経年劣化していくため、いずれは起動不能など重度の故障に見舞われる可能性もあるからです。

1-1-2. 使用期間が3年未満の場合は修理

使用期間が3年未満の場合は、基本的に修理をおすすめします。

しかし、修理内容によっては費用が高額になる場合もあるので、修理をしても新品端末に買い替えるより割が良いかどうかを計算してみましょう。

具体的には、以下のように計算します。

iPhone8を2年間使用しており、画面割れしてしまった場合

◎耐用年数3年-使用期間2年=残りの使用期間1年間

  • 正規業者の修理費用:Applecare+加入者は12900円
  • スマホ修理業者の修理費用:スマートドクタープロの場合、6380円

この場合、1年間のiPhone8の使用料を12900円もしくは6380円で買ったと考えます。

もし新品のiPhoneに買い替えた場合、iPhone 12 mini(64GB)でも69800円となり、1年間分の使用料金に換算すると、69800÷3=約23300円となり、買い替え費用のほうが高くなってしまいます。

つまり、修理をした方が費用的には割が良いということになるのです。

実際には、携帯会社のキャンペーンなどを利用して、新品端末をもっと安く手に入れられる場合もありますので、買い替えたほうが安い場合もあるかもしれません。

使用期間が3年未満であれば修理をおすすめしますが、上記の計算式に基づいて、支払う費用を比較し判断してください。

1-2. 故障の内容で判断する

iPhoneを修理するか買い替えるかは、故障の内容で判断することもできます。

費用があまりかからない軽微な故障であれば修理の方が良いでしょうし、何らかの原因でiPhoneが起動しなくなっているなど、重度な故障の場合は買い替えた方が良いでしょう。

1-2-1. 起動しない場合は買い替え

購入してから長期間使用したiPhoneは、起動しないという症状が出る場合があります。起動しない場合は使用することができませんので、買い替えを検討してください。

経年劣化以外にも、水没などで端末内部に水が浸透してしまい、起動しなくなってしまうこともあります。

また、端末が古くなると、容量不足や起動してもすぐにアプリが落ちてしまったり、iOSのアップデートに対応できなかったりするようになります。この場合も、買い替えを考えてください。

1-2-2. 画面割れやバッテリー消耗などは修理

基本的に、画面割れやバッテリー消耗などは修理で対応しましょう。

画面割れやバッテリーの消耗の際にかかる修理費用は、機種にもよりますが1万円以下のことが多く、買い替えにかかる費用よりも圧倒的に安く済む場合が多いです。

もちろん、あまりに酷い画面割れの場合は追加修理費用がかかりますし、バッテリーの劣化によってリチウムイオン電池が膨張した場合など、単なるバッテリー交換では済まない場合もあります。

しかし、一般的には画面割れやバッテリー消耗などは軽微な故障と考えられているため、修理で十分対応が可能です。

2. iPhoneの買い替えと修理をする場合の費用比較

お金

iPhoneを修理、買い替えする場合には費用が気になるのではないでしょうか。

機種や修理箇所、保証の有無によっても料金が変わってきますので、以下で詳しく解説していきます。

2-1. iPhoneを買い替えた場合の費用相場

携帯ショップや家電量販店など様々な場所でiPhoneを購入できますが、以下はApple Storeで2022年2月現在販売中のiPhone端末価格です。

機種名

価格

iPhone 13 Pro

・122,800円(128GB)

・134,800円(256GB)

・158,800円(512GB)

・182,800円(1TB)

iPhone 13 Pro Max

・134,800円(128GB)

・146,800円(256GB)

・170,800円(512GB)

・194,800円(1TB)

iPhone 13

・98,800円(128GB)

・110,800円(256GB)

・134,800円(512GB)

iPhone 13 mini

・86,800円(128GB)

・98,800円(256GB)

・122,800円(512GB)

iPhone 12

・86,800円(64GB)

・92,800円(128GB)

・104,800円(256GB)

iPhone 12 mini

・69,800円(64GB)

・75,800円(128GB)

・87,800円(256GB)

iPhone SE

・49,800円(64GB)

・55,800円(128GB)

機種や容量にもよりますが、最新機種のiPhone13シリーズは10万円以上の端末が多くなっています。

2-2. iPhoneを修理した場合の費用相場

故障した箇所によって修理費用は変わりますが、基本的には新しい機種の方が高くなります。新しい端末のほうが、画面が大きくなったり高機能になっているため、部品の価格も上がっているからです。

しかし、Apple Storeや正規サービスプロバイダ(ヨドバシカメラやビックカメラなどの大手家電量販店)で修理する場合と、街中にある修理業者に依頼する場合とでは料金が大きく異なります。

2-2-1. Apple Storeや正規サービスプロバイダで修理する場合の費用

有料保証サービスのApplecare+に加入している場合の修理費用は、12900円です。未加入の場合は、保証対象外修理サービス料金がかかります。

下記は2022年2月現在のApple保証対象外修理サービス料金です。正規サービスプロバイダで修理する場合は、料金が異なることがあります。

機種名

料金(保証対象外の場合)

iPhone 13 Pro Max, iPhone 12 Pro Max, iPhone 11 Pro Max, iPhone XS Max

77,480円

iPhone 13 Pro, iPhone 12 Pro, iPhone 11 Pro, iPhone XS, iPhone X

70,980円

iPhone 13, iPhone 12

57,980円

iPhone 12 mini, iPhone 11 mini, iPhone XR, iPhone 8 Plus

51,480円

iPhone 8, iPhone 7 Plus

40,040円

iPhone 6s Plus

39,380円

iPhone 7

36,080円

iPhone 6s

35,970円

iPhone SE (第2世代), iPhone SE, iPhone 5s

33,440円

AppleCare+に加入していれば修理費用は安くなりますが、保証対象外になると一気に費用が上がるため注意してください。

2-2-2. スマホ修理業者で修理する場合の費用

業者によって費用は異なりますが、多くの場合、Apple Storeや正規サービスプロバイダと比べると修理費用は安くなります。

・カメラレンズの修理・交換の費用例

業者名

料金

スマホスピタル

10,780円(iPhone8の場合)

スマートドクタープロ

19,800円から(iPhone11,12シリーズ)

・水没の場合の修理費用例

業者名

料金(水没の場合)

スマホスピタル

4,980円

スマートドクタープロ

7,700円から

・画面割れの修理費用例

業者名

料金(水没の場合)

スマホスピタル

4,480円(iPhone8の場合)

スマートドクタープロ

6,380円(iPhone8の場合)

・バッテリー交換の費用例

業者名

料金(水没の場合)

スマホスピタル

5,800円(iPhone8の場合)

スマートドクタープロ

6,050円(iPhone8の場合)

Apple Storeや正規サービスプロバイダと比べ、かなり格安で修理できることが分かります。

3. 修理は正規業者と修理業者どっちが良いの?

iPhone

修理をする際には、Apple Storeや正規サービスプロバイダなどの正規業者と、街中にあるスマホ修理業者に依頼するのとどちらが良いのでしょうか?

結論からお伝えすると、Applecare+の保証サービスに加入している場合は、正規店であるApple Storeもしくは正規サービスプロバイダでの修理をおすすめします。

しかし、Applecare+に加入していない場合は保証サービスを受けることができないため、一般業者での修理を検討してみてください。

ApplecareとApplecare+の違いとは?

Applecareは、iPhone購入者全員が無料で受けられる保証で、購入後1年間、限定保証が付帯されます。いわゆる初期不良やバッテリー交換が対象となり、画面割れや傷、水没などは保証対象外です。

Applecare+はオプションとして提供されている有料の保証サービスで、画面割れや傷、水没などの過失による損傷でも最大2回まで保証対応が可能です。

3-1. Apple Storeや正規サービスプロバイダに依頼した場合

Apple Storeや正規サービスプロバイダ(ヨドバシカメラやビックカメラなどの大手家電量販店)での修理には、以下のような特徴があります。

・店舗持ち込みもしくは郵送で修理可能。Appleの公式サイトから事前の予約が必須

・「本体交換」という対応のため、iPhone内のデータは全て消去される

・修理は数日かかり、郵送サービスを利用する場合は1週間程度かかることが多い

3-2. 一般の修理業者に依頼した場合

街中にあるスマホ修理業者での修理には、以下のような特徴があります。

・予約不要で修理可能、即日修理が可能なところが多い

・修理時間は状況にもよるが、30分~1時間程度

・壊れた個所の部品を交換するので、iPhone内のデータは消去されない

4.買い替えもあり? iPhoneの修理・買い替えのメリットとデメリット

iPhoneのメリットデメリット

iPhoneを修理する場合も買い替える場合も、それぞれメリットとデメリットがあります。

以下でお伝えする解説を参考にして、修理と買い替えのどちらがよりメリットが大きいかを判断してください。

4-1. 買い替えのメリット

iPhoneの買い替えには、以下のようなメリットがあります。

iPhone買い替えのメリット

  • 新品が手に入る
  • 機能や性能がアップする

それでは、ひとつずつ解説していきます。

4-1-1. 新品が手に入る

iPhoneを買い替えた場合、新品の端末が手に入ります。新しい機種を選んだ場合は、機能面も優れており、iOSのアップデートにも長期間対応可能です。4年程度は問題なく使えるでしょう。

また、iPhoneを新規購入の形で購入すると、保険加入が安くなったり、その他の特典が付与される場合もあります。

携帯会社によっては、特定の機種を購入し指定のプランに加入すると、iPadをプレゼントするといったキャンペーンを行っていることがあるのです。こういった特典に魅力を感じる場合は、iPhoneの買い替えがメリットになると言えるでしょう。

4-1-2. 機能や性能がアップする

新しいiPhoneを買う場合、元々の機種よりも古い端末を買う人は少ないでしょう。以前よりも新しい機種を買った場合、機能や性能がアップしています。

具体的には、iPhoneを起動した際の速度が速くなったり、より高画質の画像を撮影できるようになったりします。最新のバージョンのみに対応しているアプリも、問題なく利用できるでしょう。

買い替えを行い、機能や性能がアップすることで、今までよりも快適にiPhoneを利用できることはメリットと言えます。

4-2. 買い替えのデメリット

iPhoneの買い替えには、以下のようなデメリットがあります。

iPhone買い替えのデメリット

  • 支払い費用が高額
  • データ移行や再設定が手間

それでは、ひとつずつ解説していきます。

4-2-1. 支払い費用が高額

買い替えを行う際には、機種代金を支払う必要があります。一般的には、元々利用していた機種と同等か、より新しい機種に買い替えることになるでしょう。

「2-1. iPhoneを買い替えた場合の費用相場」でもお伝えしましたが、最新機種のiPhone13シリーズは10万円以上の端末が多くなっています。

3~4年程度でiPhoneを買い替えると考えた場合、年間あたり3~4万円程度を端末代として支払っていることになります。人によって感じ方は異なりますが、決して安い金額とは言えないのではないでしょうか。

4-2-2. データ移行や再設定が手間

新しいiPhoneに買い替えると、必ず発生するのがデータ移行やアプリなどの再設定です。

たとえばLINEなどメッセージのやり取りでよく利用するアプリについては、できるだけ早く使えるようにしたいと思う人が大半でしょう。しかし、設定の仕方がよく分からなかったり、データ移行に失敗して、それまでのメッセージや写真が消えてしまうトラブルが発生することも珍しくありません。

古い端末からのデータ移行の仕方が分からず引き継ぎできなかったり、データ移行やアプリの設定に1日~数日かかることはデメリットと言えるでしょう。

4-3. 修理のメリット

iPhoneの修理には、以下のようなメリットがあります。

iPhone修理のメリット

  • 使い慣れた携帯を使い続けられる
  • 買い替えより安い場合が多い
  • データを保持したまま即日修理が可能な場合が多い

それでは、ひとつずつ解説していきます。

4-3-1. 使い慣れた携帯を使い続けられる

修理では壊れた場所のみを直すため、端末自体を交換するわけではありません。そのため、使い慣れたiPhoneを引き続き使うことができます。

もし新しいiPhoneに買い替えた場合、ホームボタンやロック解除時の認証方法など、ちょっとした操作方法が異なるだけでもストレスがかかるものです。使い慣れた携帯をそのまま使用できることは、大きなメリットと言えるでしょう。

4-3-2. 買い替えより安い場合が多い

修理は故障した部分のみを直すため、買い替えよりも費用が安く済む場合が多いです。費用面を気にしている人にとっては、修理のほうがメリットが多いと言えます。

しかし、画面とカメラなど複数の箇所が壊れている場合は注意が必要です。この場合は修理費用をそれぞれ払うことになるため、買い替えよりも安くなるとは限りません。

4-3-3. データを保持したまま即日修理が可能な場合が多い

修理を依頼した場合、非正規店であればデータはそのままで即日修理が可能な場合が多いです。

Apple Storeや正規サービスプロバイダでは修理の場合本体交換となってしまいますが、非正規店では部品交換のみを行うため、データが消失することはないからです。

作業時間も故障個所によりますが、30分~1時間程度で済む場合が多く、iPhoneをできるだけ早く手元に返してもらいたい人にとってはメリットと言えます。

4-4. 修理のデメリット

iPhoneの修理には、以下のようなデメリットがあります。

iPhone修理のデメリット

  • 非正規店で修理した場合、正規保証サービスから外れる可能性がある
  • 正規店で修理すると時間がかかる

それでは、ひとつずつ解説していきます。

4-4-1. 非正規店で修理した場合、正規保証サービスから外れる可能性がある

非正規店で修理をすると、Appleの正規保証サービスが受けられなくなることがあります。

iPhoneを購入した際にApplecare+に加入している人は、画面割れやバッテリー交換などの故障の際、修理代金が値引きされます。

しかし一度でも非正規店で修理をすると、以降は対象外となってしまいApplecare+を利用して修理が受けられなくなるのです。また、買い替えの際に古い機種を下取りしてもらうことも不可能になります。

しかし、最近ではiPhone端末の買い取りサービスを行っている店舗も増えてきており、メルカリやヤフオクといったオークションでも出品可能です。

正規店で修理をしてもらうことや、下取りをしてもらうことに価値がある人にとっては、非正規店での修理はデメリットとなるので気を付けましょう。

4-4-2. 正規店で修理すると時間がかかる

Apple Storeや正規サービスプロバイダなどの正規店では、修理内容によっては即日修理が可能な場合もあります。

しかし、多くの場合は即日では修理できず、特に郵送サービスを利用する場合は1週間程度かかります。

代替機を借りられる場合も、希望通りの機種になるとは限りません。不慣れな状態で代替機を使用したり、代替機が借りられない場合は電話やメッセージ機能がない状態で何日か過ごすことになります。

すぐにiPhoneを返してもらいたい人にとっては、時間のかかる正規店での修理はデメリットになるでしょう。

5. iPhoneの修理がおすすめな人

iPhone

ここまで、買い替えと修理は端末の使用年数や故障内容で判断すること。また、修理のメリットやデメリットについてもお伝えしてきました。

それでは、どのような場合にiPhoneの修理がおすすめなのでしょうか?

以下の表をご覧ください。

iPhoneの修理がおすすめな人

・iPhone端末の使用歴が3年未満

・少しの画面割れやバッテリー消耗など、症状が軽度

・AppleCare+に加入しており、新品と交換可能

AppleがiPhoneの耐久年数は3年という発表をしたことで、3年に満たない使用期間であれば、買い替えよりも修理をした方がお勧めです。

特に、画面割れやバッテリー消耗といった軽微な故障にあたるものについては、修理費用もそれほど高額ではないため、迷わず修理をして良いと言えます。

また、Apple Storeや正規サービスプロバイダで修理をする場合には本体交換となるため、新品を手に入れたい人にも修理がおすすめです。

6. iPhoneの買い替えがおすすめな人

iPhone

次に、iPhoneの買い替えがおすすめな人についてまとめていきます。

以下の表をご覧ください。

iPhoneの買い替えがおすすめな人

・iPhone端末の使用歴が3年以上

・端末が起動しない

・iOSのアップデートに対応できない

・本体容量が上限になり、アプリやメールなどが使用できなくなる

iPhone端末の使用歴が3年以上になると、だんだん内部の基板が劣化していき、起動不可などの重度の故障を引き起こす可能性が高くなってきます。

端末が起動しなければ使用できませんし、起動していても、古い端末だとiOSのアップデートに対応できなくなってきてしまうのです。

また、本体の容量が足りなくなり、使用しているアプリのアップデートができなくなったり、新規インストールができなくなった場合も買い替えをおすすめします。

7. 買い替える場合はノジマの下取りがおすすめ

高額査定

もし、iPhoneの修理費用が高額で買い替えることになった場合は、今まで使っていた端末は下取りに出すのがおすすめです。

家電量販店のノジマでは、モバイル会員限定のサービスとして、商品を購入していない場合でもiPhoneの下取りを行っています。

機種や端末の状態に応じて下取り金額が査定され、ノジマスーパーポイントとして付与されます。ポイントは、ノジマでの買い物の際に1ポイント1円として利用できるため便利です。

買い替えの際、使わなくなった古いiPhoneの処分に困ってしまう人も多いのではないでしょうか?ぜひノジマの下取りサービスを利用して、身の回りをスッキリさせていきましょう。

8. まとめ

本記事では、iPhoneを修理するか買い替えるかの判断基準についてお伝えしてきました。

修理と買い替えについては、端末の使用年数や故障内容をもとに判断していきましょう。

◎使用年数

・端末の使用年数3年以上の場合は買い替え

・端末の使用年数3年未満の場合は修理

◎故障内容

・起動しない、iOSのアップデートができないなどの場合は買い替え

・画面割れやバッテリー消耗などの場合は修理

次に、iPhoneを買い替えた場合の費用についてお伝えしました。Apple Storeで販売中のiPhone端末価格は以下になります。

機種名

価格

iPhone 13 Pro

・122,800円(128GB)

・134,800円(256GB)

・158,800円(512GB)

・182,800円(1TB)

iPhone 13 Pro Max

・134,800円(128GB)

・146,800円(256GB)

・170,800円(512GB)

・194,800円(1TB)

iPhone 13

・98,800円(128GB)

・110,800円(256GB)

・134,800円(512GB)

iPhone 13 mini

・86,800円(128GB)

・98,800円(256GB)

・122,800円(512GB)

iPhone 12

・86,800円(64GB)

・92,800円(128GB)

・104,800円(256GB)

iPhone 12 mini

・69,800円(64GB)

・75,800円(128GB)

・87,800円(256GB)

iPhone SE

・49,800円(64GB)

・55,800円(128GB)

機種や容量にもよりますが、最新機種のiPhone13シリーズは10万円以上の端末が多くなっています。

また、iPhoneを修理する場合は、修理箇所や保険の加入状況によって費用が変わります。

◎Apple Storeや正規サービスプロバイダで修理

・AppleCare+に加入している場合:12900円(最大2回まで)

・AppleCare+に加入していない場合:機種によって33440円~77480円

◎スマホ修理業者で修理(例:iPhone8の場合)

・カメラレンズ:10,780円

・水没:4,980円

・画面割れ:4,480円

・バッテリー交換:5,800円

Apple Storeや正規サービスプロバイダと、スマホ修理業者にはそれぞれ以下の特徴があります。

◎Apple Storeや正規サービスプロバイダ

・店舗持ち込みもしくは郵送で修理可能。Appleの公式サイトから事前の予約が必須

・「本体交換」という対応のため、iPhone内のデータは全て消去される

・修理は数日かかり、郵送サービスを利用する場合は1週間程度かかることが多い

◎スマホ修理業者

・予約不要で修理可能、即日修理が可能なところが多い

・修理時間は状況にもよるが、30分~1時間程度

・壊れた個所の部品を交換するので、iPhone内のデータは消去されない

iPhoneの修理や買い替えの際の費用が理解できたところで、次に買い替えや修理のメリット、デメリットについてお伝えしました。

iPhone買い替えのメリット

  • 新品が手に入る
  • 機能や性能がアップする

iPhone買い替えのデメリット

  • 支払い費用が高額
  • データ移行や再設定が手間

iPhone修理のメリット

  • 使い慣れた携帯を使い続けられる
  • 買い替えより安い場合が多い
  • データを保持したまま即日修理が可能な場合が多い

iPhone修理のデメリット

  • 非正規店で修理した場合、正規保証サービスから外れる可能性がある
  • 正規店で修理すると時間がかかる

それぞれメリットとデメリットを理解したうえで、修理がおすすめな人、買い替えがおすすめな人をまとめました。

iPhoneの修理がおすすめな人

・iPhone端末の使用歴が3年未満

・少しの画面割れやバッテリー消耗など、症状が軽度

・AppleCare+に加入しており、新品と交換可能

iPhoneの買い替えがおすすめな人

・iPhone端末の使用歴が3年以上

・端末が起動しない

・iOSのアップデートに対応できない

・本体容量が上限になり、アプリやメールなどが使用できなくなる

携帯電話は毎日の生活に欠かせないものとなりました。

修理をするか買い替えをするか、本記事でご紹介した判断基準をもとに検討し、納得いく選択をされることを願っております。

人気記事


おすすめ記事

スマートフォンいつでも下取り査定

でかしこく買い替えよう

でかしこく買い替えよう