ドライヤーから異音がするのは故障?原因と自分でできる対処法をチェック

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下取りガイド 若狭
ドライヤーから異音がするのは故障?原因と自分でできる対処法をチェック

パチパチと変な音が聞こえる、購入して間もないのにジーという音がするなど、ドライヤーの異音に悩んでいませんか。

ドライヤーから鳴る異音を放置していると、故障やトラブルにつながる恐れがあります。

そのため、異音に気付いた際は早めに原因を突き止めて対処しなければなりません。

本記事では、ドライヤーから異音がする原因と対処法を紹介します。

ドライヤーを長持ちさせる使い方についても取り上げるので、ぜひ参考にしてください。

ドライヤーから異音がする原因をチェック

ドライヤーから異音がする原因は、主に次の3つです。

  • ホコリ・髪の毛汚れなどが詰まっている
  • ドライヤーに部品や異物が入った
  • イオンがドライヤーから発生している

それぞれで症状が異なるため、自身のドライヤーの異音と照らし合わせてみてください。

順番に解説します。

ホコリ・髪の毛汚れなど詰まっている|パチパチ・カチカチ

ドライヤーの使用中にパチッと音が鳴る場合は、ホコリや髪の毛の汚れが吸込口に溜まっている可能性が高いです

ホコリが溜まると放熱できなくなり、内部の温度が上昇します。それに伴って保護装置が作動することにより、パチッという異音が生じます。

また、イオン機能付きドライヤーの場合は、電極部が汚れることで異常放電が起こり、パチパチという音が鳴ります。

ホコリや髪の毛汚れによる異音は掃除することで解消されるので、こまめに手入れしましょう。

ドライヤーに部品や異物が入ったのかも|カラカラ

ドライヤーを落としたりぶつけたりすると、衝撃で部品が外れることがあります。

本体内部に外れたパーツが入り込むことで、送風時にカラカラと音が鳴ります

電源を入れていないときにドライヤーを振ると、カラカラと音が鳴る場合は、部品が外れている可能性が高いです。

部品不良によってドライヤーが突然使えなくなる可能性もあるため、早めに修理を依頼するか買い替えをおすすめします。

イオンがドライヤーから発生している|ジー

イオン機能付きドライヤーの場合、使用中にジーという異音がする場合があります。

この音はイオンを発生させるための放電音です

故障していると思われがちですが、正常な動作音であるため気にする必要はないでしょう。

ただし、いつもと音が異なる場合は故障の可能性も考えられるため注意が必要です。

ドライヤーから異音がする以外に注意するポイント

異音以外にも次のような不具合が見られる場合は、ドライヤーの寿命が近づいていたり、故障していたりする可能性が高いです。

  • 焦げ臭いニオイがする
  • 電源が入らない
  • 熱がこもっている
  • 温風または冷風がうまく切り替わらない

当てはまる場合は、早急に修理や買い替えを検討しましょう。

順番に解説します。

焦げ臭いニオイがする

ドライヤーから出る焦げ臭いニオイは、次の3つが原因となって生じます。

  • 髪の毛が焦げている
  • 内部の電気系統に溜まったほこりが焦げている
  • 寿命によって電子回路がショートしている

使用中のドライヤーは100℃近くになることが多いため、至近距離で温風を当て続けると髪の毛が焦げることがあります。

この場合は故障にはあたらないので修理や買い替えの必要はありませんが、最低でも髪から10cm以上離して使用するようにしましょう。

一方、内部の電気系統に溜まったホコリが焦げていたり、電子回路がショートしていたりする場合は、ドライヤーの寿命が近づいているサインです。

異音や火花が出て突然動かなくなる恐れもあるため、早めに修理や買い替えを検討しましょう。

電源が入らない

ドライヤーの電源が入らない場合は、故障の可能性が高いです。

内部に溜まったホコリによる本体の発熱、コードのショート、経年劣化などにより、パーツが異常発熱を起こし、断線することが主な原因です。

ただし、電源が入らないだけでなく本体が熱いなどの症状がある場合は、一時的な不良の可能性もあります。

時間が経って熱が冷めれば再度使えるようになりますが、同じ症状が何度も起こる場合は故障しているケースが多いです。

そのため、電源が入らない不具合が発生した場合は、ドライヤーの新調を検討しましょう。

熱がこもっている

ドライヤー本体や電源コードに熱がこもっている場合は、使用を中止してください。

本体の発熱は、内蔵のサーモスイッチが故障して温度調節ができなくなっているサインです。

一方、コードが熱くなっている場合は、内部で断線が起きている可能性が高いでしょう。

一般的にドライヤーの本体や電源コードは、使用頻度が高くなるほど故障のリスクも高まります。

なお、コードを巻きつけて収納している場合は、その分劣化のスピードが早まるため、なるべく伸ばしたまま収納するようにしましょう。

温風または冷風がうまく切り替わらない

電源は入るけれど、温風から冷風にうまく切り替わらない、冷風しか出ない場合は、内部のヒーターや切り替えスイッチが故障している可能性が高いです。

そのまま使用を続けると、発熱や異臭などのトラブルにつながる恐れがあるため、早めに使用を中止して買い替えを検討しましょう。

ドライヤーから異音がしたら自分でできる対処方法

ドライヤーから異音がしたら、使用を中止するか、販売店やメーカーに修理を依頼するのが最適です。

しかし、日頃のお手入れであれば自身でも対応可能です。

こまめに掃除することによって、症状が解消する可能性も十分あります。

ここからは、ドライヤーから異音がした際に、自分でできる対処法を紹介します。

  • ドライヤーの汚れを掃除する
  • 商品の取扱説明書で症状を確認する
  • 販売店やメーカーに修理を依頼する

順番に見ていきましょう。

ドライヤーの汚れを掃除する

ドライヤーからパチパチと音が鳴る症状は、フィルターや吸込口に溜まった汚れを除去すれば解消する可能性が高いです。

フィルターを外せないタイプの場合は、次の手順で汚れを取り除きましょう。汚れが溜まりやすいため、こまめに掃除するのがポイントです。

  1. 電源を切り、プラグをコンセントから外す
  2. フィルターの表面についた汚れやホコリをティッシュや歯ブラシで取る
  3. 掃除機で残ったホコリを吸い取る

一方、フィルターを外せるタイプは次の手順で掃除します。

  1. 電源を切り、プラグをコンセントから外す
  2. ドライヤー本体からフィルターを取る
  3. ティッシュや歯ブラシでホコリを取る
  4. 水洗いが可能なタイプの場合は、軽く水で洗う
  5. しっかり乾燥させる

また、吹出口にもホコリが溜まりやすいので、週に1度のペースで掃除するのがおすすめです。

  1. 電源プラグをコンセントに挿す
  2. 冷風を出す
  3. 水を含ませた綿棒で溜まったホコリを取り、風で飛ばす

商品の取扱説明書で症状を確認する

取扱説明書には、よくあるトラブルの原因や対処法が記載されているケースがあります。

手元にある場合は、似たような症状について書かれていないか確認しましょう。

対処法が書かれていれば、異音が解消されるか実際に試してみてください。

なお、取扱説明書に故障と記載されている症状については無理に解消しようとせず、使用を中止するのがおすすめです。

販売店やメーカーに修理を依頼する

掃除しても異音が解消されなかったり、取扱説明書にも記載がなかったりした際は、販売店やメーカーに修理を依頼しましょう。

どのような異音がするのか、どんなタイミングで不具合が発生するのかを事前にまとめておくことで、依頼をスムーズに進められます。

ドライヤーの寿命を長持ちさせる使い方

ドライヤーの寿命は、普段の使い方次第で伸ばすことが可能です。

ここからは長持ちさせるための3つの方法を紹介します。

  • ドライヤーに汚れを溜めないようにこまめに掃除する
  • 熱がこもったままの状態で電源を切らない
  • コードを巻き付けて収納しない

順番に見ていきましょう。

ドライヤーに汚れを溜めないように細目に掃除する

ドライヤーに汚れやホコリを溜めないよう、こまめに掃除しましょう

歯ブラシや掃除機、細かい場所には綿棒を使い、吸込口やフィルターを清潔に保つのが重要です。

なお、使用直後は熱が冷め切っていないため、使用前や冷風でクールダウンしてから掃除するのがおすすめです。

掃除できる範囲は製品ごとに異なるので、取扱説明書を確認してください。

熱がこもったままの状態で電源を切らない

ドライヤーに熱がこもったままの状態で電源を切ると、モーターに負担がかかり、寿命が短くなる恐れがあります。

そのため使用後は冷風モードに切り替え、熱を逃がしてから電源を切りましょう

また、温風で髪を乾かした後に冷風を当てると、キューティクルが引き締まって髪のツヤが増す効果も期待できます。

ドライヤーだけでなく髪のためにも、冷風で熱を冷ましてから電源を切るようにしましょう。

コードを巻き付けて収納しない

ドライヤー本体にコードを巻き付けて収納すると、断線につながる恐れがあります

とくにコードの根元を曲げる行為は、断線や故障の原因となるため注意してください。

ドライヤーを収納する際は、カゴに入れたりコードを伸ばしたまま引き出しにしまったりして、負担がかからないよう心がけましょう。

ドライヤーは寿命が来る前に買い替えがおすすめ

ドライヤーの寿命は3〜4年程度といわれていますが、使用中に異音がする場合は、寿命が近づいているサインかもしれません。

普段意識していないと気付けないケースもあるため、日々の音を覚えておいて聞き分けるようにしましょう。

また異音以外にも、焦げ臭いニオイがする、温風または冷風がうまく切り替わらないなどの症状が見られる場合は突然動かなくなる可能性が高いため、買い替えをおすすめします。

まとめ

今回は、ドライヤーから異音がする原因と対処法を紹介しました。

最後にもう一度、本記事の内容をまとめておきます。

  • ドライヤーから異音がする主な原因は、汚れの蓄積や部品の混入
  • イオンドライヤーの使用中に鳴る「ジー」という音は正常な動作音なので問題ない
  • 異音以外にも、焦げ臭さや熱がこもっているなどの症状が現れた場合は注意が必要
  • ドライヤーから異音がしたら、汚れを掃除したり取扱説明書を確認したりするのがおすすめ
  • 長持ちさせるには、こまめな手入れや熱を逃がしてから電源を切るなどの方法を試すとよい
  • ドライヤーの寿命は3~4年だが、異音がする場合は早めに対処または買い替える必要がある

ドライヤーから異音がする原因には、吸込口に汚れが溜まっていたり、衝撃によって外れた部品が内部に入り込んだりすることが挙げられます。

そのまま放置していると故障やトラブルにつながる恐れがあるので、異音に気付いた際は原因を突き止めて早めに対処しましょう。

なお、ドライヤーの寿命は使い方次第で伸ばせます。

長く使い続けたいなら、こまめに手入れすることが大切です。

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