「布団乾燥機は必要なの?」、「布団乾燥機の選び方が知りたい」と気になっている人は多いのではないでしょうか?この記事では、布団乾燥機を使用するメリット・デメリット、布団乾燥機の選び方などについて説明します。おすすめの布団乾燥機も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
布団乾燥機は必要?ダニ対策や温めで活躍!
布団乾燥機は布団を温めたり、乾燥させることができる家電です。湿度が高く、天気が悪い梅雨の時期に乾燥させたり、寒い冬に就寝前に温めておいたりと1年中使えることが特徴です。布団を外に干しにくい花粉の季節やPM2.5の飛散が気になる時期でも、布団乾燥機があれば室内で天日干しをしたような効果を感じることができます。
庭やベランダに布団を干すスペースがない場合、排気ガスやホコリなどの影響が気になって外干しに抵抗がある場合にも布団乾燥機は役立ちます。ダニ対策機能を搭載している布団乾燥機が多いので、ダニ対策ができることも特徴です。さらに、アタッチメントを変えることで靴を乾燥したり、衣類を乾燥することもできます。布団乾燥機1台で、布団の乾燥から温め、ダニ対策、靴や衣類の乾燥までできるので持っていると便利な家電であるといえます。
布団乾燥機を使用するメリット・デメリット
布団乾燥機の使用にはメリットもありますが、デメリットもあります。メリットとデメリットを事前に確認して購入を決めましょう。
雨季には乾燥、冬季には温めと一年中使える
布団乾燥機は梅雨の時期に使用するものというイメージが強いですが、実は1年中活躍する家電です。湿気の多い梅雨の時期には布団の乾燥や衣類乾燥として使うことができ、冬には布団を温めることで快適に眠りにつくことができます。また、ダニ対策機能のある布団乾燥機であればダニを気にすることなく快適に眠ることができます。布団を外に干すことが難しい環境でも、室内で乾燥ができるのが布団乾燥機の魅力です。
羽毛布団やマットレスへの使用は注意が必要
羽毛布団は高温に弱いので、布団乾燥機を使うときには高温になりすぎないように注意が必要です。マットレスの素材によっては布団乾燥機を使うと熱で変形したりすることがあるため、温度や使用時間に気を付ける必要があります。また、ビーズ素材やナイロン、ウレタン素材も熱に弱いので、布団乾燥機を使うときには様子を見ながら使用することをおすすめします。
布団乾燥機は、30分使用するごとに10円~20円程度の電気代がかかります。家族が多く乾燥したい布団が多い場合や布団乾燥以外にも衣類乾燥にも使用したい場合には、省エネタイプを選ぶといいでしょう。
後悔しない布団乾燥機の選び方
布団乾燥機を後悔なく選ぶためには、布団乾燥機の機能や仕組みを知って、自分に合った機能がついてるものを選ぶようにしましょう。こちらでは、後悔しない布団乾燥機の選び方について説明します。
布団の乾燥能力やあたために必要な時間
乾燥や温めにかかる時間は布団乾燥機のモデルによって異なります。乾燥時間が長すぎるものは使い勝手が悪く使わなくなってしまうので、シングル布団で最短乾燥時間が30分前後のものが使いやすいです。一部だけ急いで温められる速乾モードを搭載しているモデルもあるので、購入前に確認しておくといいでしょう。
ダニ対策モード
販売されている多くのモデルにダニ対策モードが搭載されています。ダニは約50℃で30分以上布団を温めることで死滅効果が期待できるとされています。ダニ対策コースが終了した後は布団にダニの死骸が残るため、掃除機で吸い取ると清潔さを保つことが可能です。夏などダニが繁殖しやすい時期には週に1回、冬は月に1度を目安に行うことがおすすめです。
マット不要タイプとマットが必要なタイプ
布団乾燥機にはマットが不要なタイプと必要なタイプがあります。マットが不要なタイプは敷布団と掛け布団の間にノズルを入れて温風を送る仕組みです。セッティングは楽ですが、布団全体に温風がいきわたらない可能性があることに注意しましょう。マットが必要なタイプは、敷布団と掛け布団の間にセットしたマットに温風を送り込むので布団全体を乾燥することができます。しっかりとダニ対策を行いたい場合はマットが必要なタイプがおすすめです。
乾燥機のサイズと重量
布団乾燥機は1年中使用できますが、コンパクトなサイズを選ぶと使わないときに収納がしやすいです。また、衣類や靴、布団乾燥など家の中のさまざまな場所で使用する場合は、コンパクトで軽いモデルが使いやすいです。
イオン脱臭の機能
シャープのプラズマクラスターやパナソニックのナノイーなどのイオン機能が搭載されたモデルは消臭効果が期待できます。布団は丸洗いすることが難しいため、消臭や脱臭機能が付いたモデルを使えば、におい対策になります。イオン脱臭機能を使うことで、靴の脱臭にも使用可能です。
静音性
布団乾燥機の動作音は通常運転モードでは、50~65dBの物が一般的です。数字が小さいほど静かになるので、静音性を重視するのであれば55dB以下のモデルを選びましょう。静音モードを搭載したモデルであれば、30dBまで抑えられる布団乾燥機もあります。
タイマー機能
布団乾燥機にはタイマー機能が搭載されているモデルもあるので、家事や仕事をしながらでも効率的に使用することができます。特に就寝前に布団を温めたいときにはタイマー機能を活用すると便利です。
布団乾燥機の人気メーカーを紹介
布団乾燥機はメーカーによって特徴が異なります。こちらでは、布団乾燥機の人気メーカーについて説明します。
アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマの布団乾燥機は、マットなしの「カラリエ」というシリーズが人気です。5分で急速温めができる機能があり、コンパクト設計で収納しやすいことが特徴です。2組の布団を同時に温めることができるモデルもあり、時間の節約になります。
パナソニック
パナソニック独自のイオン機能であるナノイーを搭載したモデルは脱臭効果があります。パナソニックの布団乾燥機にはマットありとマットなしのどちらのモデルもあり、マットありはマットを使って洗濯物を乾燥させる機能があります。マットなしは独自のノズルで交換位に温めることができ、靴や衣類乾燥も可能です。
三菱
三菱は日本で初めて布団乾燥機を発売したメーカーです。代表モデルである「フトンクリニック」はマット式で中綿まで熱を伝えてダニ対策に効果を発揮します。ナノサイズの銀粒子を使用したフィルターでアレルギー物質を抑制し、清潔な温風で乾燥ができます。
布団乾燥機のおすすめモデル6選
布団乾燥機のおすすめモデル6選を紹介します。
▼布団乾燥機の比較表
メーカー 機種名 | 価格 |
アイリスオーヤマ|FK-L1-WP | 11,360円 |
三菱電機|AD-X80 | 16,980円 |
パナソニック|FD-F06X2-N | 15,882円 |
シャープ|UD-DF1 | 11,800円 |
ブルーノ|BOE047 | 10,395円 |
日立|HFK-CV1B | 12,953円 |
※いずれも2023/6/21時点の販売価格です。
アイリスオーヤマ|FK-L1-WP
出典:ふとん乾燥機カラリエlight FK-L1-WP|アイリスプラザ
少ないボタンで簡単に操作でき、素早く乾燥と温めができる布団乾燥機です。夏は湿気対策に、冬は暖かさ対策に使用可能です。マット不要なので布団にホースを差し込むだけで簡単に使うことができます。
参考価格:11,360円|アイリスプラザ (2023/6/21時点) |
三菱電機|AD-X80
マット式布団乾燥機で、シングルサイズからダブルサイズまでしっかりと温めることができます。枕や靴、長靴も乾燥することができるので、一台あると便利です。
参考価格:16,980円|Amazon (2023/6/21時点) |
パナソニック|FD-F06X2-N
出典:パナソニックふとん暖め乾燥機(マットレスタイプ) FD-F06X2-N
ナノイーと温風で枕のにおいや頭皮臭を脱臭することができます。コンパクトなサイズなので、収納場所にも困りません。
参考価格:15,882円|Amazon (2023/6/21時点) |
シャープ|UD-DF1
プラズマクラスターと温風でダニ対策ができます。コンパクトで軽いので、収納しやすく運びやすいことが特徴です。衣類や靴の消臭や乾燥、空気清浄運転も可能です。
参考価格:11,800円|Amazon (2023/6/21時点) |
ブルーノ|BOE047
マットがいらないので、伸縮式のノズルを使って簡単に布団を温めることができます。ダニ対策、衣類乾燥機能や靴乾燥機能があるのでインテリアにも似合うデザインです。
参考価格:10,395円 |Amazon (2023/6/21時点) |
日立|HFK-CV1B
V字型のアタッチメントで温風を広げやすいことが特徴です。部屋干しや靴乾燥、デオドラント乾燥、ダニ対策など機能が充実しています。
参考価格:12,953円 |Amazon (2023/6/21時点) |
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まとめ
布団乾燥機を使用するメリットやデメリット、選び方、おすすめモデルなどについて説明しました。最後に記事の内容をおさらいしましょう。
【布団乾燥機を使用するメリット・デメリット】
【後悔しない布団乾燥機の選び方】
布団乾燥機は湿気の多い梅雨の時期だけでなく、冬の寒い時期に布団を温めたり、衣類や靴の乾燥にも活用できる便利な家電です。ダニ対策機能や消臭・脱臭機能などもあるので、乾燥や温め以外にもさまざまな使い方ができます。事前に必要な機能が付いているかどうかを確認してから購入しましょう。