冷蔵庫の買い替え時期を決める7つのタイミングを詳しく解説

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下取りガイド Admin

「冷蔵庫の買い替え時期はいつ?」 「冷蔵庫はいつ買い替えをするべき?」

冷蔵庫は比較的長く使える家電製品だからこそ、どのタイミングで買い替えを検討するべきか迷いますよね。

冷蔵庫の買い替え時期を決めるタイミングとしては、次の7つがあります。 冷蔵庫の買い替えを検討するタイミング 冷蔵庫が壊れる予兆を感じたら買い替えをするタイミングですが、その他にも補修用性能部品の保有期間を目安に買い替え時期を検討できます。

買い替え時期を逃すと急に冷蔵庫が故障し、冷蔵庫が使用できない期間が生まれてしまうかもしれません。事前に冷蔵庫の買い替え時期を把握して、計画的に冷蔵庫の買い替えを検討することが欠かせません。

そこでこの記事では、冷蔵庫の買い替え時期を検討する7つのタイミングや実際に冷蔵庫を買い替える時期を詳しく解説していきます。  

この記事を読むと分かること
  • 冷蔵庫の平均的な買い替え時期は12.9年
  • 冷蔵庫の買い替え時期を検討する7つのタイミング
  • 【2023年】冷蔵庫を買い替える時期は?
  • 冷蔵庫は壊れる前に計画的に買い替えをする

この記事を最後まで読めば冷蔵庫を買い替える時期が把握でき、計画的に買い替えができるようになります。

冷蔵庫は日常生活に欠かせない家電製品なので、使用できない期間を作らないよう計画的な買い替えができるようになりましょう。

冷蔵庫の平均的な買い替え時期は12.9年

半開きの大型冷蔵庫 2021年3月に内閣府が実施した「消費動向調査」では、冷蔵庫の平均使用年数は12.9年だと公表されています。 冷蔵庫の平均使用年数 つまり、12~13年の使用年数を目途に冷蔵庫の買い替えをしている世帯が多いことになります。

冷蔵庫の買い替え理由として故障が55.5%と最も多く、長期間の使用で冷蔵庫が故障し買い替えに至っているケースが多いようです。 冷蔵庫を買い替えた理由 ※全国の世帯のうち外国人・学生・施設等入居世帯を除く約5,218万世帯が調査対象

参考:内閣府「2021年消費動向調査」

冷蔵庫を含む家電製品は消耗品なので、いつまでも使えるわけではありません。

次の章では、冷蔵庫を買い替えるタイミングについてより詳しく解説していきます。

冷蔵庫の買い替え時期を検討する7つのタイミング

開いた冷蔵庫 冷蔵庫の買い替えを検討する具体的なタイミングとしては、次の7つがあります。  

  1. 補修用性能部品の保有期間を過ぎたとき
  2. 冷蔵庫の冷えが悪い
  3. 冷蔵庫から水漏れがする
  4. 製氷機で氷が作れない
  5. 冷蔵庫から異音がする
  6. 冷蔵庫から異臭がする
  7. ライフスタイルの変化

  なぜこのタイミングで冷蔵庫の買い替えを検討しなければならないのか詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

補修用性能部品の保有期間を過ぎたとき

補修用性能部品の保有期間とは、冷蔵庫が故障したときに修理をする部品をメーカーが保有している期間のことです。

部品の保有期間に法律的な定めはありませんが、「公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会」では冷蔵庫の補修用性能部品の保有期間は9年と提示しています。 冷蔵庫の補修部品 保有期間 つまり冷蔵庫の製造を打ち切ってから9年が経過すると、修理をするための部品が手に入らなくなるのです。

(稀に保有期間が過ぎても部品が残っているケースもあります)

補修用性能部品の保有期間を過ぎた冷蔵庫を使用していると

  • 冷蔵庫の急な故障に対応できない
  • 冷蔵庫が故障をしても修理するための部品がない

という事態に陥るので、冷蔵庫の買い替えを検討する一つのタイミングとなります。

参考:公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会「補修用性能部品表示対象品目と保有期間」

冷蔵庫の冷えが悪い

冷蔵庫を冷やす仕組みは製品によって異なりますが、一般的な家庭用冷蔵庫はガス圧縮式を採用しています。

ガス圧縮式の冷蔵庫には、冷媒ガスが通る管が張り巡らされています。

冷蔵庫内では液体の冷媒ガスが余分な熱を吸収して、気体に変化します。気体になった冷媒ガスはコンプレッサーで圧縮されて、凝縮器で液体に戻ります。

冷媒ガスは液体に変化すると温度が上昇するので冷蔵庫の外側で熱を放出します。 冷蔵庫の仕組み 図解 正常な冷蔵庫はこのサイクルを休むことなく繰り返し、冷蔵庫の内部を冷やしているのです。

しかし、冷蔵庫の故障や老朽化により

  • 冷媒ガスの回路に異常がある
  • コンプレッサーや凝縮器が故障している
  • 冷媒ガスの管が破損し冷媒ガスが漏れている

など冷蔵庫を冷やす仕組みに支障をきたす不調が出てくると、冷蔵庫が冷えなくなります。

冷媒ガスの回路やコンプレッサーなど冷蔵庫にとって要となる部分は、一度壊れると修理をしない限り直りません。

修理に出すとしても、故障している部分によっては50,000円以上かかるケースもあります。

購入時よりも明らかに冷蔵庫の冷えが悪いときや冷蔵庫の温度がなかなか下がらないときは、冷蔵庫の買い替えを検討するタイミングです。

※ 古い冷蔵庫から新しい冷蔵庫に買い替えた場合、どの程度電気代に差が出るか知りたい方は「古い冷蔵庫の電気代は高い!新旧比較と買い替えがおすすめな人を解説」をご覧下さい。

冷蔵庫から水漏れがする

冷蔵庫の水漏れには、下記のような原因があります。  

冷蔵庫の水漏れの原因 水漏れの場所
受け皿に水が溜まっている 冷蔵庫の背面や下部に設置されている受け皿の水が溢れている 冷蔵庫の下
ドレンホースの詰まり 霜取りで発生した水を受け皿に運ぶドレンホースが詰まると水が逆流し溢れてしまう 冷蔵庫の内部
コンプレッサーの故障 冷蔵庫の冷却機能の低下、水の蒸発の不具合が起こり水が漏れる 冷蔵庫の内部・冷蔵庫の下
製氷機の故障 製氷機能が正常に作動せず水が漏れる 製氷機や貯水タンク周辺
パッキンの劣化 扉やドレンホースのパッキンが劣化して冷蔵庫の機能を低下させている 冷蔵庫の内部・冷蔵庫の下

  冷蔵庫の受け皿に水が溜まっている場合やドレンホースが詰まっている場合は、水を取り除いたり掃除をしたりすれば簡単に改善できます。 ただし、製氷機やコンプレッサーの故障はメーカーに修理を依頼しなければ改善できません

2-2.補修用性能部品の保有期間が過ぎたとき」でも解説しましたが、部品の保有期間が過ぎている場合は修理自体が難しいかもしれません。 ドレンホースや受け皿のお手入れをしても冷蔵庫からの水漏れが改善しない場合は、買い替えを検討する必要があるでしょう。

製氷機で氷が作れない

貯水タンクを満水にしても製氷機で氷が作れない場合は、製氷機機能が故障している可能性があります。

製氷機の故障が疑われるときには、下記の項目をチェックしてみてください。  

製氷機の故障が疑われるときのチェック事項
①製氷機機能がオンになっているか 休止中のままでは製氷ができないため製氷開始の操作をする
②受け皿に食材が入っていないか 食材が入っているとセンサーが反応して製氷開始しない場合がある
③清掃をしているか 自動掃除機能などを使い定期的なお手入れをすることで改善する可能性がある
④貯水タンクが正常にセットされているか 貯水タンクが外れている、水が不足していると製氷できない

  製氷機のお手入れや機能の確認をしても正常に作動しない場合は、製氷機機能が故障している可能性が高いです。 製氷機機能は他の冷蔵庫機能に影響を及ぼすとは考えにくいですが、製氷機機能がないと不便で困る場合は冷蔵庫の買い替えを検討するタイミングだと言えるでしょう。

冷蔵庫から異音がする

冷蔵庫はファンやコンプレッサーが搭載されているので、ある程度の運転音が聞こえるのは正常な状態です。

しかし、長時間異音が続いたり異音が大きくなったりする場合は、下記のような故障が疑われます。  

故障の原因 異音の状態
コンプレッサーの故障 「ブーン」という音が大きくなる・長時間継続して聞こえる
ファン・凝縮器の故障 「ブーン」「キーン」といった作動音は冷蔵庫が冷えると消えるのが正常 冷蔵庫内が冷えても聞こえるときは故障の可能性がある
サーモスタットの故障 冷蔵庫内を適温に管理する部品であるサーモスタットが故障すると、正常な温度管理ができなくなる 常にファンや圧縮機が稼働している状態となり「ブーン」「キーン」といった作動音が継続して聞こえる
霜取り装置の不具合 自動霜取り機能が正常に稼働しないと霜が蓄積され続けてしまう 最終的に霜とファンが接触するようになり「カラカラ」と継続して聞こえる

  冷蔵庫の心臓部分とも言えるコンプレッサーが壊れると、「ブーン」という音が継続して聞こえます。

また、冷蔵庫が充分冷えているのに「ブーン」「キーン」といった音が止まない場合は、ファンや凝縮器、サーモスタットの故障が考えられます。

異音が聞こえる部品は、冷蔵庫の機能を左右する部品が多いです。

冷却性能の低下や水漏れなども同時に発生する可能性があるので、買い替えを検討してみてください。

※ 冷蔵庫から異音が気になる方は「冷蔵庫の音がうるさい時に取るべき4つのステップ!異音別に原因紹介」も合わせてお読み下さい。

冷蔵庫から異臭がする

冷蔵庫の内部や周辺から食材とは異なる異臭がする場合は、冷蔵庫が故障している可能性があります。

冷蔵庫の異臭は、冷蔵庫の寿命や転倒が原因で起こることが多いです。

冷蔵庫内は精密に作られているので、地震や冷蔵庫の移動をきっかけに配管が壊れることがあります。

また、冷媒ガスを循環させているコンプレッサーは経年劣化しやすい部品です。

コンプレッサーが故障したときにガスが漏れて、異臭が起きることもあります。 冷蔵庫の異臭には、次の2つがあります。  

異臭の種類 異臭の原因
微エーテル臭 冷蔵庫の温度調整をする冷媒ガスが漏れている可能性がある
オイル臭 冷蔵庫の配管が割れたり破れたりしている可能性がある

  独特な微エーテル臭がする冷媒ガスには、フロンガスが使われていることがあります。

フロンガスは火と混ざると有害ガスを発生するので、とても危険です。 ノンフロンやオイルの場合は火気に触れることで、発火するかもしれません。

冷蔵庫からの異臭はとても危険な故障の予兆なので、すぐに買い替えや修理を検討してください。

ライフスタイルの変化

冷蔵庫が使用できる状態であっても、ライフスタイルの変化により冷蔵庫の買い替えを検討することがあります。

例えば、引っ越しは冷蔵庫の買い替えを検討するタイミングです。

  • 次の住まいに合う冷蔵庫のサイズに変更する
  • 次の住まいのインテリアに合う冷蔵庫に変えたい
  • 長期間同じ冷蔵庫を使用しているので寿命を迎える前に買い替える

など、住まいや暮らし方に合う冷蔵庫を見直す機会となっています。

また、家族構成の変化も冷蔵庫を買い替えるタイミングです。

最適な冷蔵庫の目安サイズは「70L(1人当たりの容量)× 家族の人数 + 100L(常備食材量)+ 70L(予備食材量)で算出できます。

家族構成が2人から4人に変わると、適切な冷蔵庫の容量は310Lから450Lに変化します。  

  • 2人分の冷蔵庫サイズ:70L × 2+100L + 70L = 310L
  • 4人分の冷蔵庫サイズ:70L × 4+100L + 70L = 450L

  使いやすさを考慮して、家族構成に合う冷蔵庫に買い替えるケースも多いです。

冷蔵庫は毎日使用する電気製品だからこそ、ライフスタイルの変化が冷蔵庫を買い替えるタイミングとなるのです。

【2023年】冷蔵庫を買い替える時期は?

両脇に並んだ冷蔵庫 冷蔵庫を買い替えると決めたときに、気になるのがお得に冷蔵庫を買い替える時期です。

ここでは、どのタイミングで冷蔵庫を買い替えるべきか解説していきます。

「少しでも安く買い替えたい」「最新の冷蔵庫にしたい」など目的に応じて、買い替えの時期を検討してみてください。

最新機種に買い替えたい場合はメーカーサイトを確認

せっかく冷蔵庫を買い替えるなら、最新の性能が備わった最新機種を選びたい人は多いのではないでしょうか。

ひと昔前までは冷蔵庫の新商品は10月〜11月頃に集中していましたが、最近は各メーカーが策略を立てながら新商品を発表するようになりました。

そのため、2023年もとくに定められた新商品発表の時期はなく、各メーカーの公式サイトやリリース情報で最新機種の発売時期を確認するのが得策です。

  気になるメーカーや機種、サイズで絞り込み検索をすると目当ての最新機種の情報が掴みやすいので、参考にしてみてください。

型落ちの安い製品を狙うなら新機種の発表後

少しでも安く冷蔵庫の買い替えをしたいなら、一世代や二世代前の型落ちを狙うといいでしょう。

型落ちの冷蔵庫の値段が下がるのは、新機種の冷蔵庫発表の後です。

新しい冷蔵庫が発売される前に、余っている在庫をある程度処分したいと考えるからです。

最新機種と比較すると機能は劣りますが、何年も買い替えしていない場合は性能や省エネ性能のアップが見込めるでしょう。

新しい冷蔵庫が発売された後に家電量販店や家電製品のオンラインショップを見てみると、お得な型落ち冷蔵庫に出会えるかもしれません。

年末年始や決算セールも狙い時

冷蔵庫を安く買い替えたい場合は、年末年始のセールや決算セールを利用するのも一つの方法です。

セールや決算ではどの家電量販店も売上に重点を置いているため、普段よりも安い価格で購入できる可能性が高いです。

セールの開催時期は店舗により異なりますが

  • 年末年始
  • 3月や9月などの決算時期
  • 夏のボーナス時期
  • 周年や誕生祭など家電量販店のイベント時

に開催されるため、あらかじめ確認をして計画的に買い替えるのがおすすめです。

ただし、セール品を購入する場合は、返品ができないことが多いです。サイズや製品の情報をしっかりと確認したうえで購入するようにしましょう。

※ 冷蔵庫の買い替えを検討されている方は「【容量別】おすすめの省エネ冷蔵庫12選!自分に合った選び方を紹介」こちらの記事もご参考下さい。

冷蔵庫は壊れる前に計画的に買い替えをする

冷蔵庫をのぞく女性 冷蔵庫は故障してから買い替えると、状況によっては食材の保管ができない期間ができてしまい生活に支障が出ます。

冷蔵庫は決して安い電化製品ではないので、故障をしてから買い替えるとなると急な出費に困る可能性もあるでしょう。

「冷蔵庫は故障を機に買い替えよう」「故障をするまで使おう」と考えるのではなく、冷蔵庫の状態を見ながら故障をする前に計画的に買い替えをするように心がけてみてください。

冷蔵庫の買い替え時には、使わなくなる古い冷蔵庫が発生します。

まだ使用できる状態なら処分をしないで、下取りに出すことを検討してみてください。

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買い替えしたい冷蔵庫はいくらで下取りをしてもらえるのか確認したうえで、冷蔵庫を買い替えするスケジュールが立てられるようになります。

専用アプリのダウンロードは不要ですぐに査定依頼ができるため、ぜひ利用してみてください。

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まとめ

冷蔵庫を買い替えるタイミングや時期が把握でき、計画的に冷蔵庫の買い替えをしようと思えたかと思います。

最後にこの記事の内容をまとめてみると

〇2021年3月に内閣府が実施した「消費動向調査」では冷蔵庫の平均使用年数は12.9年

〇冷蔵庫を買い替えるタイミングは次の7つ

  1. 冷蔵庫の補修用性能部品の保有期間である9年を過ぎたとき
  2. コンプレッサーの故障や老朽化により冷蔵庫が冷えにくくなったとき
  3. コンプレッサーや製氷機の故障による水漏れがある
  4. 製氷機で氷が作れない
  5. 長時間継続して異音がするまたは異音の音が大きくなる
  6. 微エーテル臭やオイル臭などの異臭がする
  7. 引っ越しや家族構成などライフスタイルの変化があった

〇冷蔵庫をお得に買い替える時期は下記のとおり

  1. 最新機種を狙うならメーカーの公式サイトやリリース情報を確認
  2. 型落ちの安い製品を狙うなら新機種の発表後がおすすめ
  3. 家電量販店やオンラインショップの決算や年末年始セールも狙い時

冷蔵庫が故障してから買い替えようとすると、状況によっては冷蔵庫が使用できない期間ができてしまいます。

この記事をもとに、冷蔵庫を買い替える時期やタイミングを把握しながら計画的に冷蔵庫の買い替えができることを願っています。

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