冷蔵庫の消費電力は全体の約14%!かかる電気代を徹底解説【新旧の比較一覧付】

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下取りガイド Admin

「冷蔵庫ってどのくらい電気代がかかっているんだろう?」 「家電の中でも結構電気代がかかっているのかな?」

そう思っていませんか?もしそのように考えているのなら、まさにあなたの考えの通りです。

実際に冷蔵庫の消費電力は家電の中でも一番高く、14.2%を占めています 家電における消費電力の割合 ここで気になるのが、冷蔵庫の消費電力からどのくらい電気代がかかっているのかということですよね。

冷蔵庫の電気代は、消費電力によって変わってきます。その計算式は、年間消費電力×1kWhあたりの電気料金単価です。 冷蔵庫の消費電力は、古いものや新しいもの、モデルによって差が出てきます。

古いものほど消費電力が高く、10年前の冷蔵庫だと最新モデルの2倍もの電気代になってしまうこともあるのです。

このように、冷蔵庫の消費電力は電気代と密接に関係しているため、どんな製品を使うかによって家の電気代は大きく変わってくるのです。

そこで今回は、冷蔵庫の消費電力やそれににかかる電気代について、古いモデルや最新モデルを比較し詳しく説明していきます。  

本記事のポイント

消費電力をもとに冷蔵庫にかかる電気代が分かる

●冷蔵庫の消費電力の相場が分かる

新しいモデルと旧モデルの冷蔵庫の消費電力から電気代の違いが分かる

さらに、「高い電気代を抑えたい」とお考えの人に向けて、冷蔵庫の電気代を抑える方法もお伝えします。

 

この記事を読めば冷蔵庫の消費電力からおおよその電気代を知ることができ、節電対策や買い替えによる節電でどのくらい節約できるのかを知ることができるでしょう。

この記事が冷蔵庫の電気代節約のお役に立てれば幸いです。  

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1.冷蔵庫の消費電力は全体の14.2%で一番大きい

家庭における電気代 消費実態 参考:資源エネルギー庁「家庭におけるエネルギー消費実態について」

冒頭でもお話した通り、24時間365日動き続ける冷蔵庫の消費電力は家にある電化製品の中で一番大きいと言われています。 平成22年度に資源エネルギー庁が出した統計によると、冷蔵庫は家庭の電力消費の中で14.2%を占め、次いで照明器具が13.4%、テレビが8.4%、エアコンが7.4%でした。

このことからも分かるように、冷蔵庫は家電の中でも多くの消費電力を使っています。そのため、冷蔵庫の消費電力や電気代を抑えることで、家全体の電気代を節約することにつながるのです。

ただひとくくりに冷蔵庫の電気代と言っても、製造年や容量、各家庭で契約している電力会社の電気プランによって電気代は変わってきます

そこで、家の冷蔵庫にどのくらいの電気代がかかっているのかを知るためには、お使いの冷蔵庫の消費電力や契約する電力会社のプランを元に「自分の場合」を算出し、比較していくことが必要です。

2.家の冷蔵庫の消費電力から電気料金を計算する方法

電卓と円マーク

先ほど、冷蔵庫にどのくらいの電気代がかかっているかについては、お使いの冷蔵庫ごとに異なるため自分の場合の数値を算出することが必要だというお話をしました。

冷蔵庫にかかる電気代は自分で求めることができます。 具体的には、冷蔵庫の年間消費電力と契約するプランの電気料金単価から算出します。 年間電気料金の数式

ただし、実際の冷蔵庫の電気代は、冷蔵庫を開閉する回数や時間など使い方によっても変わってきますので注意が必要です。この計算式から求められる冷蔵庫の年間電気料金は、あくまでも目安であることを頭に入れておきましょう。

この計算式を使って年間電気料金を求めるためには、冷蔵庫の年間消費電力と1kWhあたりの電気料金単価を調べる必要があります。

こで、年間消費電力と電気料金単価をどのようにして知ることができるのかについて、詳しく説明していきます。

2-1.冷蔵庫の年間消費電力を知る方法

お使いの冷蔵庫の年間消費電力を知る方法は3つあります。具体的に説明すると、

①冷蔵庫の裏にあるラベルを確認する

②取扱説明書や公式サイトで確認する

③「しんきゅうさん」で計算する

の3点です。 それぞれについて詳しく説明していきましょう。

2-1-1.冷蔵庫の裏にあるラベルを確認する

消費電力が記載されたラベルは、冷蔵庫の裏側に貼ってあることが多いです。裏側のラベルを確認するためには、冷蔵庫を大きく動かすしかありません。 大きな冷蔵庫を動かすのは女性一人だと体力的に厳しいので、数人で動かす必要があります。その際、床や壁を傷つけないように気をつけましょう。

2-2-2.取扱説明書や公式サイトで確認する

お使いの冷蔵庫の取扱説明書がすぐ手元にある場合は、説明書に記載してある消費電力を調べてみましょう。 もし取扱説明書が手元になくても、型番が分かれば公式サイトで調べることができます。型番は、冷蔵庫内のラベルに記載してあることが多いので、確認してみてください。

2-2-3.「しんきゅうさん」で計算する

冷蔵庫裏のラベルが見れなくても型番が分からなくても、今すぐに調べられる方法が環境省が運用する省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」です。

「しんきゅうさん」は冷蔵庫を購入した年、容量、メーカー、型番を入力するだけで、おおよその年間消費電力が分かる、とても簡単で便利なシステムです。もしメーカーや型番が分からなくても大体の数値を出してくれます。

さらに新しい冷蔵庫の買い替えを検討している場合は、購入予定の冷蔵庫の容量やメーカー、型番などを入力することで、年間消費電力や電気代がどのくらい変わるのかも知ることができます。

例えば2014年に購入した425リットルの冷蔵庫の年間電気料金を「しんきゅうさん」で調べてみましょう。 まず、「しんきゅうさん」のサイトにアクセスし、冷蔵庫の購入年と容量を入力します。

年間消費電力 カンタン比較ページ 出典:「しんきゅうさん」  

次に、これから購入を考えている冷蔵庫の容量、メーカー、型番を入力します。

今回は、パナソニックの401L〜450L、NR-E416V-Nの冷蔵庫にしました。メーカーや型番はプルダウン方式で出てくるので、もし具体的な商品が決まっていなかったり、買い替え自体が未定な場合は、とりあえず仮で入力しておけば大丈夫です。

年間消費電力 カンタン比較ページ 出典:「しんきゅうさん」  

そして、「比較する」を押して結果を見ると、次のような画面が表示されます。

年間消費電力 カンタン比較ページ 出典:「しんきゅうさん」  

この画面から、2014年製、401〜450Lの冷蔵庫のおおよその年間消費電力は370〜410kWh、年間電気代は9,990円〜11,070円だということが分かります。

2-2.1kWhあたりの電気料金単価を知る方法

1kWhあたりの電気料金単価(円)は、ご自分が契約する電力会社の電気料金プランによって異なります そもそもkWhとは何かと言うと、電気の量の単位です。

電力会社では1kWhあたりの電気料金単価を開示しています。単価は契約するプランや使用する電気量によっても変わってくるので、詳しくは契約する電力会社の公式サイトを確認することが必要です。 契約するプランを忘れてしまった場合は、検針票や請求書に契約プランが記載されていることが多ので一度確認してみましょう。

例えば東京電力の場合、

  • 電気の使用量が多い家庭向けの「プレミアムプラン」/基本料金286円
  • さまざまなライフスタイル向けの「スタンダードプラン」/基本料金286円〜
  • 夜間の利用がメインの人向けの「夜トクプラン」/基本料金214.5円
  • オール電化住宅向けの「スマートライフプラン」/基本料金286円〜
  • 再生可能エネルギー利用の人向けの「アクアエナジー100」/基本料金561円〜

など主に5タイプの契約プランがあります。

さらにその中でも電気を使用する量や時間帯によって種類が細かく分けられているので、しっかり確認することが必要です。

3.消費電力から分かる冷蔵庫にかかる電気料金一覧

キッチン 開いた冷蔵庫 ここまで、冷蔵庫の電気代の計算方法について説明してきました。冷蔵庫の電気代は、冷蔵庫の年間消費電力と1kWhあたりの電気料金単価で変わっていくことがお分かりになったかと思います。

ところが、先ほどもお話した通り、冷蔵庫の消費電力は製造年や容量などによって違います。また、電気料金単価は契約する電力会社の料金プランによって定められています これらをいちいち調べて計算するのは、やはり少し大変ですよね。

そこで、細かい計算をしなくても、パッと見てお使いの冷蔵庫の電気代の目安をつけられるように、電気料金単価別に冷蔵庫の電気代をまとめました。

比較に用いた電力会社は、大手電力会社とされる北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力の10社で、一般家庭の多くが利用する「従量電灯Bプラン」です。

電力会社によっては電力の使用量に応じて電気代の単価を段階的に設定していますが、ここでは一番高い単価を比較の値として用います。電気代の数値は、2022年1月20日時点のものです。

また、比較に利用する冷蔵庫の消費電力は、環境省が運用する「「しんきゅうさん」」を使い算出しています。 ぜひ、あなたの冷蔵庫の電気代を知る目安に、参考にしてみてください。

3-1.冷蔵庫の容量(200L)の場合

冷蔵庫の容量が、1人暮らしに最適な200Lの場合、「しんきゅうさん」によると年間消費電力は2014年製の場合330〜430kWh、2018年製の場合300kWh、2021年製の場合も300kWhとなります。

これを電力会社の大手10社の電気料金単価にかけて電気料金を算出すると、冷蔵庫の年間電気料金は次のようになります。

200Lの冷蔵庫の年間電気料金(目安) 200L冷蔵庫 年間電気料金(目安) ※単位は円

3-2.冷蔵庫の容量(300L)の場合

次に2〜3人暮らしに最適とされる300Lの冷蔵庫の場合を見ていきましょう。

300Lの場合の年間消費電力は、2014年製の場合420〜500kWh、2018年製の場合357kWh、2021年製の場合315kWhとなります。これを電力会社の大手10社の電気料金単価にかけて電気料金を算出すると、冷蔵庫の年間電気料金は次のようになります。

300Lの冷蔵庫の年間電気料金(目安) 300L冷蔵庫 年間電気料金(目安) ※単位は円

3-3.冷蔵庫の容量(400L)の場合

次に、3〜4人家族に最適な400Lの冷蔵庫の場合をみていきましょう。​​

400Lの場合の年間消費電力は2014年製の場合420〜470kWh、2018年製の場合372kWh、2021年製の場合は340kWhとなります。

これを電力会社の大手10社の電気料金単価にかけて電気料金を算出すると、冷蔵庫の年間電気料金は次のようになります。

400Lの冷蔵庫の年間電気料金(目安) 各社電気料金単価

※単位は円

3-4.冷蔵庫の容量(500L)の場合

最後に、4〜5人家族に最適な500Lの冷蔵庫の場合をみていきましょう。

​​500Lの場合の年間消費電力は2014年製の場合340〜380kWh、2018年製の場合274kWh、2021年製の場合は269kWhとなります。

これを電力会社の大手10社の電気料金単価にかけて電気料金を算出すると、冷蔵庫の年間電気料金は次のようになります。

​​ 500L冷蔵庫 年間電気料金(目安)

※ 冷蔵庫の節電方法や節電効果について知りたい方は「冷蔵庫はどのくらい節電できる?節電効果と節電方法を徹底解説!」こちらをご参考下さい。

4.【比較しよう!】冷蔵庫の年間電気代の相場は約7,000円〜8,000円

シーソー お金 つり合い 先ほどの説明で、ご自分の冷蔵庫のおおよその電気代がお分かりになったのではないでしょうか。

そこで次は相場と比較することで、自分の冷蔵庫の電気代が高いのか安いのかを判断していきましょう。 結論から言うと、冷蔵庫の年間電気代の相場は約7,000円〜8,000円で、月々に換算すると約600円〜700円だとされています。 その根拠について、具体的に説明していきましょう。

まず、相場を知るためにはさまざまな冷蔵庫の電気代を算出し、その平均値を出すことが必要ですよね。そこで、代表的なメーカーの2021年製冷蔵庫の年間消費電力を参考に、年間の電気代を算出していきます。 「電気料金単価がそれぞれ違うから比較できないのでは?」と思う人も多いでしょう。

ここで用いるのが、全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている新電気料金目安単価です。 全国家庭電気製品公正取引協議会では、新電気料金目安単価を27円/1kWhと定めていて、これは電化製品のカタログに掲載されている年間消費電力を計算する際にも用いられています

 

今回はこの新電気料金目安単価27円/1kWhを用いて、電気代の相場を出していきましょう。 では、代表的な冷蔵庫メーカーのカタログから、2021年製冷蔵庫の消費電力と年間の電気料金の目安を見ていきます。

パナソニック

  • 406L(NR-J41RC) 年間消費電力289kWh×27円=7,803(円)
  • 501L(NR-J50RC) 年間消費電力315kWh×27円=8,505(円)
  • 601L(NR-J60RC) 年間消費電力313kWh×27円=8,451(円)

TOSHIBA

  • 411L(GR-T41GXK) 年間消費電力315kWh×27円=8,505(円)
  • 501L(GR-T500GZ) 年間消費電力259kWh×27円=6,993(円)
  • 601L(GR-T600FK) 年間消費電力311kWh×27円=8,397(円)

HITACHI

  • 401L(R-S40R) 年間消費電力273kWh×27円=7,371(円)
  • 540L(R-HW54R) 年間消費電力292kWh×27円=7,884(円)
  • 602L(R-HW60R) 年間消費電力254kWh×27円=6,858(円)

三菱

  • 405L(MR-CD41G) 年間消費電力298kWh×27円=8,046(円)
  • 503L(MR-MX50G) 年間消費電力265kWh×27円=7,155(円)
  • 600L(MR-WX60G)年間消費電力290kWh×27円=7,830(円)

これらの数値だけ見ても分かるように、年間電気料金の幅が6,858円〜8,505円となっています。

さらに平均値を出すと7,816円となり、電気料金単価の変動を加味しても、冷蔵庫の消費電力から見る相場は7,000円〜8,000円となるのです。

5.旧モデルの冷蔵庫の場合は消費電力が大きいので注意

たくさんの冷蔵庫 先ほどの冷蔵庫の電気代の相場のお話で、自分の冷蔵庫の電気代と比較してみて「自分の冷蔵庫の電気代は高いな」と感じた人も多いのではないでしょうか。

 

電気代が相場より高いと感じた人は、お使いの冷蔵庫の年式を確認してみましょう。実は、古い冷蔵庫の場合は新モデルよりも消費電力が大きくなってしまうので注意が必要です。 その理由は2つあり、

①冷蔵庫の寿命は6〜9年

②最新モデルになるほど省エネ機能が備わっているから という点です。

 

それぞれについて、詳しく説明していきましょう。

5-1.冷蔵庫の寿命は6〜9年

冷蔵庫の寿命は、一般的に6〜9年と言われています。寿命を迎えたり、寿命を超えて使うと、冷蔵庫の冷却機能が劣化して冷えにくくなってしまいます。

冷蔵庫の寿命を6〜9年とする理由は、国税庁が定める冷蔵庫の耐用年数が6年だということと、全国家庭電気製品公正取引協議会が定める「製造業表示規約」の中で、メーカーは最低9年間冷蔵庫の修理部品を保証するように義務付けられているからです。

購入から9年以上経つと、冷蔵庫が故障しても部品が手に入らず修理できなかったり、修理代が高額になってしまう可能性があります。そのため、冷蔵庫の寿命は6〜9年だと言われているのです。

5-2.最新モデルになるほど省エネ機能が備わっているから

冷蔵庫の省エネ機能は年々進化しています。特にここ数年の進歩はめざましく、経済産業省が算出している「省エネ基準達成率」が100%を超えるモデルも珍しくありません。

 

さらに環境省が運用している「しんきゅうさん」のサイトでも冷蔵庫の省エネ性能の向上について触れていて、例えば401L〜450Lの冷蔵庫の場合、ここ10年ほどで約37%〜43%の省エネを実現していると示しています。

最新モデルに搭載されている主な冷蔵庫の省エネ機能とは主に、

  • モーターの回転数を制御するインバーター
  • 自動省エネ運転
  • 断熱材
  • 内容量を把握するセンサー

などです。それぞれの機能について詳しく説明していきますね。

5-2-1.モーターの回転数を制御するインバーター

従来の冷蔵庫では冷却を担うコンプレッサーの回転数が一定でしたが、最近ではコンプレッサーの回転を制御して効率よく運転させるシステムが備わっています。

例えば扉の開閉に応じてコンプレッサーの回転数を制御したり、冷えすぎている場合に制御するといった機能です。これにより、省エネを実現しています。

5-2-2.自動省エネ運転

冷蔵庫が自動的に省エネモードに切り替わる機能です。例えば長時間ドアの開閉がない時、室内が暗くなった際に自動的に電力を抑えて運転します。

5-2-3.断熱材

冷蔵庫は大きいクーラーボックスのようなものです。断熱材の性能が良いほど外気の温度に影響されにくく冷気が逃げないため、効率的に冷却することができます。

冷蔵庫の外壁の内側を覆っている真空断熱材の性能は年々向上してきていて、最近は従来よりも薄くて断熱性能が高い断熱材が開発されてきています。 外気の影響を受けず冷却状態が保てるということで、大きな省エネ効果を発揮していると言えます。

5-2-4.内容量を把握するセンサー

ここ数年で急速に発達した人工知能は、冷蔵庫にも搭載され始めています。

冷蔵庫のドアを開けなくても内容量を把握して教えてくれたり、庫内の食材で作ることができるメニューを提案してくれる機能もあります。 在庫チェックのためにドアを何度も開閉しなくて良いので、省エネ効果も抜群です。

 

6.新しいモデルと旧モデルの冷蔵庫の電力消費を比較

天秤 A B 比較 旧モデルの冷蔵庫は新モデルよりも大きな電力を消費していることをお話しましたが、実際にどのくらい消費電力に違いがあるのかを知りたい人も多いのではないでしょうか。

そこで、旧モデルと新モデルの消費電力を比較して、年間電気料金にどのくらい違いがあるのか比較してみましょう。 比較がしやすいように冷蔵庫のメーカーは同じものとし、電気料金の計算には全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている新電気料金目安単価を27円/1kWhを使います。 また、製造年別の消費電力は環境省が運用する「しんきゅうさん」を利用し比較しています。

6-1.20年前との比較

まずは、20年前の冷蔵庫と今の冷蔵庫の消費電力を比較してみましょう。

20年前と言うと2002年なので、かなり昔のように感じますね。

実際には20年前の冷蔵庫をまだお使いの人は少ないかもしれませんが、この20年でどのくらい省エネ機能が進化したかという点も参考にしてみてください。 200L、400L、500Lの3タイプで20年前と現モデルの冷蔵庫の年間消費電力と年間電気料金は次の通りです。  

20年前(2002年)現モデル(2022)
200L430〜560kWh306kWh
11,610〜15,120円8,260円
400L640〜730kWh345kWh
17,280〜19,710円9,320円
500L720〜800kWh274kWh
19,440〜21,600円7,400円

  この表から分かるように、20年前の冷蔵庫はかなり大きな消費電力を使っています。500Lの冷蔵庫では、現モデルの約3倍もの電気料金になっているため、買い替えも視野に入れることがおすすめです。

6-2.15年前との比較

次に、15年前、2007年の冷蔵庫の消費電力と現モデルの消費電力、それを元にした年間電気料金を比較していきましょう。  

15年前(2007年)現モデル(2022)
200L410〜550kWh306kWh
11,070円〜14,850円8,260円
400L550〜630kWh345kWh
14,850円〜17,010円9,320円
500L590〜650kWh274kWh
15,930円〜17,550円7,400円

  この表からも分かるように、20年前のタイプよりは15年前の方が消費電力が抑えられてきてはいるものの、年間電気料金は1万円を越えるなどまだまだ消費電力の大きさが伺えます。

6-3.10年前との比較

10年前、2012年のモデルと現行モデルの消費電力とそれを元に計算する年間電気料金を比較していきましょう。

2012年製だと、まだ使っている人もいるかもしれませんね。

ただ、前にも説明した通り、冷蔵庫の寿命は6〜9年と言われているので、そろそろ買い替えを考え始める頃です。買い替えを視野に入れている人は、買い替えたらどのくらい年間電気料金が抑えられるのか、ぜひ参考にしてみてください。  

10年前(2012年)現モデル(2022)
200L350〜460kWh306kWh
9,450〜12,420円8,260円
400L430〜500kWh345kWh
11,610〜13,500円9,320円
500L390〜440kWh274kWh
10,530〜11,880円7,400円

  この表からも分かるように、10年前の冷蔵庫は、少しずつ現モデルの省エネ性能に近づいています。とは言え、まだまだ消費電力は大きい印象です。400Lや500の場合は、買い替えで3,000円〜4,000円も年間の電気代を抑えられることが分かります。

6-4.5年前との比較

最後に、5年前、2017年製と現行モデルの消費電力と年間電気料金を比較していきましょう。  

5年前(2017年)現モデル(2022)
200L299kWh306kWh
8,070円8,260円
400L382kWh345kWh
10,320円9,320円
500L281kWh274kWh
7,600円7,400円

  この表からも分かるように、5年前と現モデルでは、同じ容量では消費電力と年間電気料金に大きな違いはありません。

ですが、2017年製の400Lから現行モデルの500Lに買い替えた場合で考えると、年間電気料金は約3,000円近く抑えられることになります。

また、5年前のモデルでも省エネ機能は十分備わっていますが、最新モデルの場合は省エネ機能だけでなく人工知能の搭載やそのほかの便利機能が充実している場合もあります。買い替えの際は、消費電力だけにとらわれず、全体的な機能や性能をみて判断すると良いでしょう。

※ 旧モデルと最新モデルの電気代の比較が詳しく知りたい方は「古い冷蔵庫の電気代は高い!新旧比較と買い替えがおすすめな人を解説」も合わせてお読み下さい。

7.冷蔵庫の消費電力を抑える10の方法

COST 電球 お使いの冷蔵庫の消費電力と年間の電気代、新しい冷蔵庫との電気代の比較をしてみて、「冷蔵庫の消費電力を抑えて電気代を節約したい」と感じた人も多いでしょう。

冷蔵庫の消費電力を抑える方法は10種類あり、

  • ドアの開閉は最小限に
  • 冷蔵庫内に食品を詰め込みすぎない
  • 冷凍庫にはぎっしり詰める
  • 熱いものは冷ましてから入れる
  • 急速冷凍機能を使う回数を減らす
  • 設定温度を見直す
  • 壁から少し離して設置する
  • 冷蔵庫の背面を掃除する
  • ドアパッキンの劣化に注意
  • 高温になる場所への設置を避ける

です。

それぞれについて詳しく説明していきます。

7-1.ドアの開閉は最小限に

ドアを開ける回数が多いほど、冷蔵庫の電力は消費されます。

ドアを開けることで冷蔵庫内に外気が入るため庫内の温度が上がり、それを冷やそうとするからです。 冷蔵庫のドアの開閉は、回数や時間をできるだけ少なくした方が節電につながります。

7-2.冷蔵庫内に食品を詰め込みすぎない

冷蔵庫の中に食品を詰め込みすぎると、それを冷やすためにより大きな電力が必要になります。そのため、冷蔵庫の消費電力を節約したい場合は、冷蔵庫の中にあまり物を詰め込みすぎないことがポイントです。

「どうしても量を減らせない」という人は、冷蔵庫の大きさを見直すこともおすすめです。大きい冷蔵庫ほど省エネ機能を搭載できるため、冷蔵庫の消費電力は400Lを境に下がるとされています。家族の人数と冷蔵庫の大きさが見合っていない可能性がある場合は、ぜひ一度冷蔵庫の大きさを見直してみましょう。

7-3.冷凍庫にはぎっしり詰める

冷蔵庫には物を詰め込みすぎない方が省エネになりますが、冷凍庫の中身はぎっしり詰まっていた方が省エネになります。

その理由は、冷凍庫に物が詰まっている方が効率よく冷却できるからです。冷凍庫の中にある物は凍っていますので、保冷剤がたくさんある状態だと考えればイメージが付きやすいのではないでしょうか。

中身がぎっしり詰まってお互いを冷やしている状態であれば、冷凍庫のドアを開けた際も外気の影響を受けにくく、温度が下がりにくいので省エネにつながります。

7-4.熱い物は冷ましてから入れる

作り置きをしたり、残ったおかずを翌日に食べようと、タッパーに入れて冷蔵庫にしまうことは良くありますよね。

その際、熱い物は冷ましてから冷蔵庫に入れるように気を付けましょう。

まだ湯気が出ていたり、容器を触っても熱い状態のまま冷蔵庫に入れてしまうと、それを冷やすために冷蔵庫は大きなパワーを使うことになります。冷ましてから入れた方が、無駄な電力を使わずにすみます。

7-5.急速冷凍機能を使う回数を減らす

急速冷凍機能は、鮮度を保ったまま美味しく冷凍できる便利な機能ですが、短時間で大きなパワーを使う機能でもあります。 そのため、あまり頻繁に急速冷凍機能を使っていると冷蔵庫の消費電力も大きくなってしまいますので気を付けましょう。

7-6.設定温度を見直す

冷蔵庫の設定温度を見直すことで、節電効果を高めることができます。電気代が高いと感じたら、まずは冷蔵庫の設定温度を確認してみてください。 もし、「強」になって入る場合は「中」に変更することで、消費電力を抑えることができます。

7-7.壁から少し離して設置する

冷蔵庫は放熱しながら運転をしているので、周囲に障害物があると熱を逃すことができず、冷蔵庫自体が熱くなってしまいます。 冷蔵庫が熱くなってしまうと冷却するために余計な電力を使ってしまいますので、設置するときは壁から離すことが大切です。

7-8.冷蔵庫の背面を掃除する

先ほどのお話でもあった通り、冷蔵庫は放熱しながら運転しています。その熱の逃し先は、左右や上部、背面にあることが多く、冷蔵庫の裏側にホコリが溜まっていると冷蔵庫が冷えない原因になってしまうのです。

「最近冷蔵庫の冷えが悪い気がする…」と悩んでいる場合は、冷蔵庫の裏側を見てみてください。ホコリが溜まっているかもしれません。

7-9.ドアパッキンの劣化に注意

冷蔵庫のドアパッキンが劣化してしまうと、その隙間から冷気が逃げてしまい、余計な電力を使ってしまいます。

ドアパッキンはゴム製なので、経年劣化は避けられません。古い冷蔵庫を使っていて電気代が気になる場合は、ドアパッキンが劣化していないか確認してみましょう。

7-10.高温になる場所への設置を避ける

冷蔵庫は外気の影響を少なからず受けています。そのため、直射日光が当たる場所やコンロなど熱源の近くに設置してしまうと冷蔵庫自体が熱くなり、冷却のために無駄なパワーを使ってしまうのです。

日本電機工業会(JEMA)では、冷蔵庫周囲の温度が30度から35度に上昇した際に約47%も消費電力が上がった例があると報告しています。無駄な電力を使わないためにも、冷蔵庫周辺の温度には注意するようにしましょう。

※冷蔵庫の節電方法についてもっと知りたい人は、「冷蔵庫はどのくらい節電できる?節電方法と節電効果を徹底解説」の記事をご覧ください。今すぐにできる冷蔵庫の節電方法とその効果について詳しく知ることができ、あなたにピッタリの節電方法が見つかりますよ。

8.古い冷蔵庫は下取りに出して買い替えるのがおすすめ

前にも説明した通り古い冷蔵庫は消費電力が大きく、新しい冷蔵庫に買い替えることで節電効果が高まる可能性があります。

例えば10年前の冷蔵庫を買い替えた場合年間で3,000円〜4,000円ほどの電気代の節約になる場合も。そのため電気代を大幅に節約したい人は、思い切って新しい冷蔵庫に買い替えるのが節電への近道でしょう。

新しい冷蔵庫に買い替える際には古い冷蔵庫を処分しなければなりません。冷蔵庫は家電リサイクル法により、粗大ゴミでは捨てられず、所定のリサイクル料金を支払って処分する必要があります。 そこでおすすめなのは、廃棄ではなく下取りに出すという方法です。

冷蔵庫の下取りは大まかに3パターンに分けられ、

  • リサイクル料を払って引き取ってもらう
  • 無料で引き取ってもらう
  • 買取してもらう

の3つです。それぞれについて詳しく説明していきますね。

8-1.リサイクル料を払って引き取ってもらう

先ほども説明した通り、冷蔵庫を処分するにはリサイクル料を支払わなければなりません。

リサイクル料はメーカーによって異なりますが、170リットル以下の小さいもので3,672円〜、171リットル以上の大きいもので4,644円〜となっています。

詳しくは、家電リサイクル券センターによるリサイクル料金の一覧表を参照してください。 冷蔵庫を処分する際には、事前にリサイクル料金を調べておき、所定の金額を用意しておきましょう。

8-2.無料で引き取ってもらう

家電量販店の中では、冷蔵庫を無料で引き取ってくれる場合もあります。この場合は、「対象の新製品やパーツを購入した場合」などという制限が加えられていることが多いです。

無料で引き取ってもらえた場合、通常であれば4,000円〜5,000円ほど必要だったリサイクル料金を支払わずにすむので、総合的に見て冷蔵庫の購入に関する出費を抑えることができます。  

8-3.買取してもらう

中古の冷蔵庫でも、状態が良ければ買取してもらえることが多いです。買取の魅力は2つあり、

  • 少額でも手元に入る
  • リユースに貢献できる

という点です。それぞれについて説明していきます。

8-3-1.少額でも手元に入る

買取は少しの金額でも手元に入るので、結果的に新しい冷蔵庫を購入する際の支出を抑えられることが大きな魅力です。 リサイクル料金も支払わなくて良いので、冷蔵庫処分する人にはぜひ知っていただきたい方法です。

冷蔵庫の買取は、新製品を購入した家電量販店やリサイクルショップなどに依頼できます。 ただし、買取ってもらえる製品には制限があることが多いです。古すぎるとそもそも買取ってもらえません。

多くの店舗が、5年以内に製造された冷蔵庫なら買取り可能です。 さらに、相場価格以下で取引されることもあるという点に注意しなければなりません。

8-3-2.リユースに貢献できる

まだ綺麗で使える冷蔵庫をリユース品として市場に出すことができるのも、買取の魅力です。 中古品の冷蔵庫を求めている人はたくさんいます。

「息子が一人暮らしを始めるので、冷蔵庫を探している」 「2台目の冷蔵庫が欲しい」 「転勤族なので、とりあえず数年使える冷蔵庫が欲しい」 といったニーズです。

冷蔵庫は壊れてしまったら買取の対象外になってしまいますし、もちろんリユースもかないません。まだ使えるうちに下取り・買い替えを進めていきましょう。  

よりお得な下取りなら『下取りチェッカー』がおすすめ!

「できるだけ相場に近い値段で買取ってもらいたい」 「下取りで損をしたくない」 そう思っている人には「下取りチェッカー」がおすすめです。

下取りチェッカー

下取りチェッカーとは、株式会社アシストが提供するサービスです。LINE・WEBから簡単に下取り価格の相場を知ることができます。

よくある「一律○円で下取り!」ではなくメーカーやモデルに応じた適正価格で下取りをしてくれるため、損をすることがありません。

下取りチェッカーの魅力をもう少し詳しくお伝えすると、大きく次の3つです。

①市場取引価格で下取りしてもらえる

②LINEまたはWEBで、24時間いつでも依頼ができる

③リユースに貢献できる

れぞれについて説明すると、

市場取引価格で下取りしてもらえる 「下取りチェッカー」ではメーカーやモデルごとの下取り適正価格を調べられるので、お持ちの冷蔵庫の取引相場を知っておくことができます。しかも提携するデジタル家電専門店ノジマで下取りしてもらえるので、適正価格での取引が可能です。

LINEまたはWEBで、24時間いつでも依頼ができる 「下取りチェッカー」は、LINEまたはWEBの2種類の査定方法が利用可能。気軽に利用できるだけでなく、24時間いつでも下取りの依頼ができるので、忙しい人でも気兼ねなく利用できます。

リユースに貢献できる お持ちの冷蔵庫を廃棄ではなく下取りに出すことにより、「まだ使える」冷蔵庫をリユースすることができます。実際、購入してから5〜6年程度しか経っていなければ、まだまだ現役であることが多いですよね。

下取りに出すことで、「数年だけ使いたい」と中古品を求めている人に、使ってもらうことができます。

 

「下取りチェッカー」はLINE・WEBから利用ができ、入会金や手数料などの費用は一切かかりません。

冷蔵庫の下取りについて気になる人は、LINEまたはWEBのお好きな方法で、適正価格をチェックしてみましょう。

下取りチェッカー

 

 

9.まとめ

いかがでしたか?冷蔵庫の消費電力量や消費電力から計算する電気料金の比較、古い冷蔵庫と新しい冷蔵庫の消費電力と電気料金の違い、冷蔵庫の消費電力を抑える方法について説明してきました。

最後にこの記事をまとめると、

◎冷蔵庫の消費電力は全体の14.2%で家電の中で一番大きい

◎家の冷蔵庫の消費電力から電気料金を求める方法は、 年間消費電力と1kWhの電気料金単価から年間の電気料金を算出する。

年間電気料金の数式 ◎年間消費電力は、

①冷蔵庫裏にあるラベルを確認する

②取り扱い説明書で確認する

③公式サイトで型番を検索し、確認する

④「しんきゅうさん」で計算する

 

電気料金単価は、契約する電力会社の電気料金プランを確認する ◎電気料金単価別の年間電気料金の目安

200L冷蔵庫 年間電気料金(目安)

300L冷蔵庫 年間電気料金(目安) 400L冷蔵庫 年間電気料金(目安) 500L冷蔵庫 年間電気料金(目安) ◎冷蔵庫の年間電気代の相場は約7,00円〜8,000円で、月々に換算すると約600円〜700円

 

◎新しい冷蔵庫の方が消費電力が小さい理由は、

①冷蔵庫の寿命は6〜9年

②最新モデルになるほど省エネ機能が備わっているから

 

古い冷蔵庫と新しい冷蔵庫の消費電力と電気料金を比較すると、 冷蔵庫サイズ別 2001年製 2021年製 消費電力比較 冷蔵庫サイズ別 2015年製 2021年製 消費電力比較 冷蔵庫サイズ別 2011年製 2021年製 消費電力比較 冷蔵庫サイズ別 2015年製 2021年製 消費電力比較 ◎冷蔵庫の消費電力を抑える方法は11種類あり、

・ドアの開閉は最小限に ・冷蔵庫内に食品を詰め込みすぎない ・冷凍庫にはぎっしり詰める ・熱いものは冷ましてから入れる ・急速冷凍機能を使う回数を減らす ・設定温度を見直す ・壁から少し離して設置する ・冷蔵庫の背面を掃除する ・ドアパッキンの劣化に注意 ・高温になる場所への設置を避ける ・冷蔵庫を買い替える となります。

 

冷蔵庫の消費電力について計算方法や相場を知り、ご自分の冷蔵庫の消費電力と電気料金の目安がお分かりになったでしょうか。

 

もし相場より高い場合は、ぜひご紹介した節電方法を実践してみてください。この記事であなたの冷蔵庫の消費電力が節約できることを願っています。

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