【ケース別】冷蔵庫を処分する7つの方法と処分費用を解説

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下取りガイド suzuki

「冷蔵庫を処分したいけれど、処分方法が分からない」

「冷蔵庫は粗大ゴミで処分できるの?」

引越しや買い替え、故障を機に冷蔵庫を処分する場合、どのように処分すべきか迷う人は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、冷蔵庫は家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)に従い処分をすることが義務化されています。

自己判断で粗大ゴミやゴミステーションに放置すると、不法投棄となる可能性があります。不法投棄は5年以下の懲役もしくは1千万円以下の罰金、この両方の罰則を受けることになるのです。

そのため、家電リサイクル法に沿った正しい処分方法を把握したうえで、自分に合う方法で冷蔵庫を処分することが欠かせません。

そこでこの記事では、冷蔵庫の7つの処分方法と冷蔵庫処分にかかる費用、具体的な手順など、冷蔵庫を処分するときに知っておきたい情報をまとめて解説していきます。  

この記事を読むと分かること
〇冷蔵庫は家電リサイクル法に従い処分をする
〇冷蔵庫の処分費用は2,730円~5,600円が相場
〇【ケース別】冷蔵庫の3つの処分方法
〇冷蔵庫がまだ使える場合におすすめの4つの処分方法
〇冷蔵庫を処分するときの3つの注意点

この記事を最後まで読めば現状に合う冷蔵庫の処分方法が把握でき、実践できるようになるはずです。

家電リサイクル法に沿って適切に冷蔵庫を処分するためにも、参考にしてみてください。

※ 引越をきっかけに冷蔵庫の処分を考えている方は「引越しをするときに冷蔵庫を処分する8つの方法や費用を詳しく解説」こちらも合わせてお読み下さい。

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1.冷蔵庫は家電リサイクル法に従い処分をする

冷蔵庫

冒頭でも触れましたが、冷蔵庫は家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)に従い処分をすることが義務化されています。

家電リサイクル法とは家電製品の一部をリサイクルに回し、廃棄物の適正な処理及び資源の有効利用を図るものです。

一般家庭や事務所から排出された家電製品(エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)から、有用な部分や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。

引用:経済産業省「家電リサイクル法とは」https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/kaden_recycle/index.html

従来は使用済みの廃家電製品は破砕処理をした後に、約半分が埋め立てられていました。

国内の廃棄物最終処分場の残量がひっ迫していく中で、埋め立てる廃棄物の減少が急務となったのです。

そこで、廃棄物の減少と資源の再利用を図る循環型社会を実現するために、2001年4月に家電リサイクル法が施行されました。

家電リサイクル法の対象となる家電製品は、処分を依頼するときにリサイクル料金が発生します。通常のゴミのように無料で処分することはできません。

監修:弁護士 坂根賢(坂根法律事務所

 

では、冷蔵庫を処分するときにはどれくらいの費用がかかるのか、次の章で詳しく解説していきます。

2.冷蔵庫の処分費用は2,730円~5,600円が相場

電卓とボールペン

冷蔵庫を処分するときには家電リサイクル法が適用されるため、定められたリサイクル料金がかかります。冷蔵庫の処分費用は、2,530円〜5,500円が相場です。冷蔵庫のリサイクル料金は

・冷蔵庫のサイズ
・冷蔵庫のメーカー

により異なるため一律ではありません。

「一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センター」が公表している主な冷蔵庫メーカーのリサイクル料金は、下記のとおりです。

冷蔵庫(小:内容積170L以下)冷蔵庫(大:内容積171L以上)
シャープ3,740円(税込)4,370円(税込)
パナソニック3,740円(税込)4,370円(税込)
SANYO3,740円(税込)4,370円(税込)
三菱電機3,740円(税込)4,370円(税込)
無印良品3,740円(税込)4,370円(税込)
ヤマゼン5,200円(税込)5,600円(税込)
ニトリ5,200円(税込)5,600円(税込)

参考:一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センター「再商品化等料金一覧」

例えば、シャープ株式会社製の150Lの冷蔵庫を処分したい場合は、冷蔵庫小のリサイクル料金として3,740円(税込)が必要です。

次の章で詳しく解説しますが、処分する冷蔵庫の運搬が必要な処分方法ではリサイクル料金とは別に運搬料金がかかります。 運搬料金も含めると冷蔵庫を処分するために10,000円近くかかる可能性があるので、あらかじめどれくらいの処分費用がかかるのか確認をしておきましょう。  

【冷蔵庫のリサイクル料金は事前に検索できます】
冷蔵庫メーカーごとのリサイクル料金は、「一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センター」が公表している「>再商品化等料金一覧」より検索できます。

++++

出典:一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センター「再商品化等料金一覧」

家電製品メーカーが50音順に並んでいるので、処分したい冷蔵庫のメーカーをクリックするとリサイクル料金が表示されます。

ただし、先ほども解説したように処分方法によってはリサイクル料金に加えて運搬料金がかかるため運搬料金も念頭に置いて考えてみてください。

3.【ケース別】冷蔵庫の3つの処分方法

冷蔵庫を開ける手

家電リサイクル法に沿った冷蔵庫の処分方法としては、下記の3つがあります。 まだ使える冷蔵庫の処分方法 ケースによって処分の手順や処分料金が異なるため、詳しく解説していきます。

3-1.【買い替え・購入店がわかる場合】小売店に処分を依頼する

冷蔵庫を販売している家電量販店や通信販売、オンラインショップなどの小売店には、処分する冷蔵庫を引き取る義務があります。  

小売業者は、次に掲げるときは、正当な理由がある場合を除き、特定家庭用機器廃棄物を排出する者(以下「排出者」という。)から、当該排出者が特定家庭用機器廃棄物を排出する場所において当該特定家庭用機器廃棄物を引き取らなければならない。 一 自らが過去に小売販売をした特定家庭用機器に係る特定家庭用機器廃棄物の引取りを求められたとき。 二 特定家庭用機器の小売販売に際し、同種の特定家庭用機器に係る特定家庭用機器廃棄物の引取りを求められたとき。

引用:家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)第9条

引き取りの義務は販売した冷蔵庫を処分するときと、冷蔵庫の買い替えにより処分する冷蔵庫が発生したときに適用されます。

この2つのケースにおいて引き取り義務が遵守されない場合は、経済産業大臣や環境大臣による勧告・行政処分、刑事罰の対象となり得えます。

そのため、小売店が処分を拒否することは基本的にはできません。

・冷蔵庫を購入した小売店が明確な場合
・冷蔵庫を買い替えるため古い冷蔵庫を処分したい場合

というケースでは、まずは冷蔵庫を購入した小売店に処分を依頼しましょう。

【冷蔵庫を処分する手順】

冷蔵庫を販売している小売店には、下記の手順で処分を依頼します。

①冷蔵庫を購入した小売店に、冷蔵庫の処分を依頼したいことを伝えます。オンラインショップや家電量販店によっては、自店舗で購入した証拠として保証書等の提示を求められる可能性があります。

買い替えの場合は、新しい冷蔵庫を購入するときに処分したい冷蔵庫があることを伝えるとスムーズです。

②小売店から冷蔵庫の引取日とリサイクル料金、運搬費が伝えられます。料金の支払い方法は小売店により異なるため、事前に確認しておきましょう。(運搬日当日支払いや事前振込など)

③定められた日に冷蔵庫の引き取りが実施されます。買い替えの場合は、新しい冷蔵庫の搬入時に処分したい冷蔵庫を引き取ることが多いです。作業完了後には「家電リサイクル券・排出者控」を必ず受け取ってください。

【冷蔵庫の処分費用】

小売店経由で冷蔵庫を処分する場合は、冷蔵庫のリサイクル料金と運搬費が必要です。(運搬費は住まいの地域により異なるため、小売店に確認してください)  

小売店に処分を依頼する
利用ケース・処分する冷蔵庫を購入した小売店が明確な場合
・冷蔵庫を買い替える場合
料金リサイクル料金+運搬費

※冷蔵庫を買い替えようかタイミングに迷っている方は「冷蔵庫の買い替え時期を決める7つのタイミングを詳しく解説」をお読み頂くと、ベストな買い替え時期が分かります。

3-2.【購入店が不明な場合】自治体の指定業者に処分を依頼する

冷蔵庫を購入した小売店が分からない場合は、住まいの自治体が指定する処分業者に依頼をします。

自治体によっては「リサイクル協力店」「リサイクル協定店」などと呼んでいますが、どれも指定業者を指しています。

自治体の指定業者は自治体ホームページや一般財団法人家電製品協会の「全国自治体家電リサイクル関連ページ検索」より検索できます。

自治体の指定業者以外に処分を依頼すると、不法投棄や高額な処分費用請求などの被害につながる可能性があります。必ず自治体指定の業者を調べて利用するようにしましょう。

【冷蔵庫を処分する手順】

自治体の指定業者に依頼をする方法は、自治体により異なります。

自治体の指定する方法を守り、冷蔵庫を処分してください。

ここでは、オーソドックスな方法をご紹介します。

①自治体のホームページや自治体の窓口で公開されている指定業者に直接連絡をして、冷蔵庫の処分を依頼したいことを伝えます。

②指定業者から冷蔵庫の引取日とリサイクル料金、運搬費が伝えられます。料金の支払い方法は指定業者により異なるため、事前に確認しておきましょう。

③定められた日に冷蔵庫の運搬が実施されます。作業完了後には「家電リサイクル券・排出者控」を必ず受け取ってください。

 

【冷蔵庫の処分費用】

自治体の指定業者経由で冷蔵庫を処分する場合は、冷蔵庫のリサイクル料金と運搬費が必要です。運搬費は自治体や指定業者により異なるため、事前に確認してください。  

自治体の指定業者に処分を依頼する
利用ケース処分する冷蔵庫を購入した小売店が分からない場合
料金リサイクル料金+運搬費

3-3.【コストを抑えたい場合】自治体が指定する引場取所に持ち込む

自分自身で冷蔵庫の運搬ができる場合は、住まいの自治体が指定する引取所に持ち込めます。

自分で持ち込む最大のメリットは、運搬費がかからないことです。冷蔵庫の処分にかかる費用をリサイクル料金と振込手数料のみに抑えられます。

自治体指定の引取所所在地や引取時間は各自治体のホームページや自治体の窓口、一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センターの「指定引取場所検索」で確認できます。

家電リサイクル券センター 指定引取場所検索

出典:一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター「指定引取場所検索」

「指定引取場所検索」では住まいの住所や郵便番号を入力するだけで、最寄りの取引場所を把握することが可能です。

取引場所を確認してから、搬出が可能かどうか検討してみてください。

【冷蔵庫を処分する手順】 冷蔵庫を引取所に持ち込み処分する場合は、少し複雑な手順となります。

①処分したい冷蔵庫のメーカーと内容量を調べます。

冷蔵庫の内容量は、冷蔵庫の扉の内側に添付されているシールに記載されていることが多いです。「定格内容積」の部分が内容量にあたります。  

メーカーと内容量が把握できたら「再商品化等料金一覧」を見て、リサイクル料金がいくらかかるのか把握してメモをしておきます。

  • 処分する冷蔵庫のメーカー
  • 冷蔵庫の内容量
  • リサイクル料金

の3つが次の過程で必要となります。

②①で調べた内容を記入した用紙を持って、近くの郵便局に行きます。

郵便局で家電リサイクル券(料金郵便局振込方式)を受け取り、氏名やリサイクル料金、メーカーなどの必要事項を記入します。 家電リサイクル券の書き方

出典:一般財団法人家電製品協会「使わなくかった家電製品をご自分で指定取引場所に持っていく場合」

上記のように1枚目と2枚目に記入漏れがないように、必要事項を記入してください。

③記入済みの家電リサイクル券(料金郵便局振込方式)を郵便窓口に持っていき、リサイクル料金を振り込みます。(振り込み時には郵便局の振込手数料がかかります)

振り込み完了後に日付印が押印された振替申込受付証明書を受け取り、リサイクル券の指定引取所控の所定位置に添付をして持ち帰ります。

一部のゆうちょ銀行ATMでは、ATM経由でのリサイクル料金振り込みも可能です。(振り込み時には郵便局ATMの振込手数料がかかります)

ただし、ATM経由での振り込み時も、押印された振替申込受付証明書が必要です。

振り込み証明となるATMの利用明細書を持って郵便窓口に行き、日付印が押印された振替申込受付証明書を受け取ってください。

④支払い済みのリサイクル券と処分する冷蔵庫を持ち、指定の引取所に向かいます。

指定引取所ではスタッフの指示に従って、処分する冷蔵庫を渡してください。

このときに日付印が押印された振替申込受付証明書が添付されたリサイクル券がリサイクル料金が支払われている証明となるため、必ず持っていくようにしましょう。

【冷蔵庫の処分費用】 自分で引取所に持ち込み冷蔵庫を処分する場合は、冷蔵庫のリサイクル料金と郵便局の振込手数料が必要です。

自分で冷蔵庫を運搬するため、運搬費はかかりません。  

自治体が指定する引場取所に持ち込む
利用ケース

・冷蔵庫の処分費用を少しでも抑えたい場合

・自分自身で冷蔵庫を運搬し指定の場所に持ち込める場合

料金リサイクル料金+郵便局の振込手数料

4.冷蔵庫がまだ使える場合におすすめの4つの処分方法

冷蔵庫を開ける女性

冷蔵庫がまだ使用できる場合は、処分してしまうとリサイクル料金や運搬費などのコストがかかります。しかし、下記のような再利用できる方法が使えると冷蔵庫の処分にコストがかかりません。 まだ使える冷蔵庫の処分方法 冷蔵庫を賢く処分するためにも、どのような方法なのかチェックしてみてください。

4-1.小売店で下取りに出す

冷蔵庫を買い替える場合は、新しい冷蔵庫を購入する小売店に下取りを依頼できるケースがあります。

例えば、使用しない古い冷蔵庫を20,000円で下取りしてもらえると、処分するよりもお得に冷蔵庫の買い替えができます。大手家電量販店での下取りサービスの状況は、下記のとおりです。  

大手家電量販店での下取りサービスの状況
ノジマ下取り価格が事前に分かる「下取りチェッカー」と業務提携
ヤマダ電機

・2012年~2022年製の冷蔵庫

・本体に破損・変色・色あせ・サビがないこと

・付属品が揃っていること (その他条件有り)

ケーズデンキ対象商品を絞りキャンペーンとして実施している場合がある
ヨドバシカメラ下取りサービスなし
コジマ下取りサービスなし
ビックカメラ下取りサービスなし
エディオン下取りサービスなし

※2022年11月現在の情報です

大手家電量販店の中で、常に下取り対応をしているのは「ノジマ」と「ヤマダ電機」のみです。

「ノジマ」はLINEから下取り依頼ができる「下取りチェッカー」と業務連携をしています。

下取りチェッカー

冷蔵庫の型式や状態をLINEまたはWEBに入力するだけですぐに下取り査定ができ、下取り額に納得ができたらノジマで下取りを申し込むだけ。

店頭で冷蔵庫を選ぶ前に冷蔵庫の下取り額が把握できるため、どれくらいの価値があるのか知ったうえで新しい冷蔵庫の検討ができます。

ヤマダ電機では

  • 2012年~2022年製の冷蔵庫
  • 本体に破損・変色・色あせ・サビがないこと
  • 付属品が揃っていること

などの条件をクリアした場合のみ、最大30,000円程度で下取りをしてもらえます。

下取りの申し込みは、買い替え時に店頭で行えます。

下取り額を左右するのは

  • 冷蔵庫の製造年
  • 冷蔵庫のメーカー
  • 冷蔵庫の使用状態(傷・色褪せ・汚れがないか)
  • 故障部分の有無
  • 付属品が揃っているか

というポイントです。

逆を言えばこのポイントをクリアしていれば、高い価格で下取りしてもらえる可能性があります。

買い替えるときにすぐに処分を依頼してしまうとリサイクル料金や運搬費がかかり処分費用がかさむため、状態がよければまずは下取りを検討してみてください。  

小売店で下取りに出す
概要冷蔵庫を買い替えるときに新しい冷蔵庫を購入する小売店に古い冷蔵庫を下取りしてもらう
メリット

・下取りが成立すれば冷蔵庫買い替え時のコスト負担が減らせる

・冷蔵庫を購入した小売店で下取りをするため手間や労力がかからない

デメリット

・下取り対応をしている小売店が少ない

・冷蔵庫の製造年や状態により下取りできない可能性がある

4-2.リサイクルショップで買取してもらう

まだ使用できる冷蔵庫を処分したい場合は、リサイクルショップなどに買取してもらうのも一つの方法です。

冷蔵庫は衣類やバッグのように持ち運んで査定してもらうことが難しいため

  • 自宅まで出張査定に来てもらう
  • アプリやオンライン上で査定してもらう

という2つの方法が主流です。

出張査定をしてもらう場合はあらかじめリサイクルショップに連絡をして、出張査定の日にちを決めます。

出張査定当日にスタッフが実際に冷蔵庫を見て、査定額を決定します。

査定額に納得できれば買取が成立し、その場で冷蔵庫を搬出するもしくは後日搬出する形となります。

アプリやオンライン上で査定をする場合は、まず冷蔵庫の写真や型番、状態などの情報を送付します。

送付した情報を基に査定を行い、後日査定額が届きます。

査定額に納得できれば買取が成立し、後日冷蔵庫を配送することになります。 買取額は、下記のようなポイントに左右されます。  

冷蔵庫の買取額を左右するポイント
冷蔵庫の製造年新しいほど高価買取が期待できる
冷蔵庫のサイズ購入価格と同様で大きいほど買取額が高くなる
冷蔵庫のメーカー主要メーカーの人気モデルであれば高価買取が期待できる
冷蔵庫の状態傷や色褪せ、故障があると買取額が下がる
付属品の有無付属品の紛失があると買取額が下がる

冷蔵庫の製造年数が新しい人気モデルであれば、高価買取が期待できます。

一方で、製造年が古い場合や汚れがある場合は、最悪買取不可や無料買取になるかもしれません。

冷蔵庫の買取基準は、リサイクルショップにより異なります。

不透明な査定額を提示された際は理由や基準を質問し、納得したうえで冷蔵庫の買取を検討しましょう。  

リサイクルショップに買取をしてもらう
概要まだ使える冷蔵庫をリサイクルショップに買取してもらう
メリット・買取が成立すればコストをかけずに冷蔵庫を処分できる
デメリット

・リサイクルショップにより査定基準が異なる

・冷蔵庫の製造年や状態により買取できない可能性がある

4-2.フリマアプリやオークションに出品する

無料で利用できるフリマアプリやオークションを活用し、冷蔵庫を処分する方法もあります。

フリマアプリやオークションの出品方法は、まずは処分したい冷蔵庫の写真や情報、希望額を掲載します。

購入希望者が出たら入金方法や送付先を確認し冷蔵庫を梱包、指定の送付先に送ります。

冷蔵庫の下取りや買取では、店舗側が査定額を決定します。

「思ったよりも安い」「納得のいく価格ではない」というケースもあるでしょう。

フリマアプリやオークションを活用すれば、自分で希望額を設定し納得できる価格で冷蔵庫を処分できるところが大きなメリットです。

デメリットとしては、いつ冷蔵庫を処分できるか分からないところです。

すぐに購入希望者が現れるといいですが、場合によっては1ヶ月以上買い手が見つからないこともあります。

引っ越しや買い替えが迫っているケースでは、大きな冷蔵庫を保管できないこともあるでしょう。

また、冷蔵庫などの家電製品はフリマアプリでの取引トラブルが多いため、現状を正しく伝えて納得してもらったうえで取引をすることが大切です。

このように、フリマアプリやオークションは好きな価格で処分できる、スマートフォンやパソコンから手軽に出品できるメリットがありますが、個人間の取引となるためトラブルが起きるリスクも把握しておきましょう。  

フリマアプリやオークションに出品する
概要フリマアプリやオークションに冷蔵庫を出品し処分する
メリット

・取引が成立すれば理想的な価格で処分できる

・リサイクルショップや小売店など外部に依頼する手間が省ける

デメリット

・冷蔵庫の買取がいつ成立するか分からない

・精密機器である家電製品は個人間の取引トラブルが起こりやすい

4-4.友人や知人に引き取ってもらう

まだまだ使える冷蔵庫を処分する場合は、冷蔵庫を必要としている友人や知人に引き取ってもらうと有効活用できます。

  • 一人暮らしを始める
  • 冷蔵庫が故障した
  • 古い冷蔵庫を使用しており買い替えを希望している

など、冷蔵庫が必要な状況の友人や知人がいたら譲るのもいいでしょう。

実際に冷蔵庫を見てもらい互いに納得した状態で引き取ってもらえば、トラブルも起こりにくいです。

ただし、注意したいのは冷蔵庫の運搬費用です。

自家用車があり自分で冷蔵庫を運搬できる場合はいいですが、冷蔵庫の運搬を外部に依頼する場合は運搬費がかかります。

冷蔵庫は大型家財道具に含まれるため運搬費が高く、10,000円近くかかることが多いです。

場合によっては冷蔵庫を処分するリサイクル料金や運搬費よりもコストがかかってしまうのです。

友人や知人に冷蔵庫を引き取ってもらう際は、受け渡しの方法を考慮しながら検討してみましょう。  

友人や知人に引き取ってもらう
概要冷蔵庫を必要としている友人や知人に引き取ってもらう
メリット

・関係性が構築されているのでトラブルが起こりにくい

・他の方法に比べて手間や労力がかからない

デメリット・冷蔵庫の運搬方法によってはコストがかかる

5.冷蔵庫を処分するときの3つの注意点

冷蔵庫を開ける女性

最後に、冷蔵庫を処分するときの注意点をまとめてご紹介します。今まで解説してきた中で「ここだけは知っておきたい」という注意点をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

5-1.家電リサイクル法に従わないと不法投棄になる可能性がある

1.冷蔵庫は家電リサイクル法に従い処分をする」でも解説したように、冷蔵庫は家電リサイクル法に従い処分をしなければなりません。

  • 粗大ゴミに混ぜて処分する
  • 通常ゴミのゴミステーションに置く

など誤った方法で処分しようとすると、不法投棄になる可能性があります。

不法投棄になると5年以下の懲役もしくは1千万円以下の罰金、この両方の罰則を受けることになるのです。

また、自治体の指定業者以外の家電製品回収業者の利用も、不法投棄や不適正な処理につながります。

自治体の指定業者とは「3-2.自治体の指定業者に処分を依頼する」で述べたような自治体と連携し家電リサイクル法に従い冷蔵庫の処分をする業者のことです。

自治体の指定業者以外は適切な処理をしていないケースが見受けられ、不法投棄や有害物質の放出などが発生しているようです。

冷蔵庫は自分の判断で処分するのはなく、家電リサイクル法に沿って正しく処分することを念頭に置いておきましょう。

参考:>経済産業省「家電4品目の「正しい処分」早わかり!」

5-2.冷蔵庫の処分には事前準備が必要

冷蔵庫の処分をする前には、以下の事前準備が必要です。冷蔵庫を処分する1週間ほど前から準備を始めましょう。  

冷蔵庫の処分をするための事前準備
内容方法準備のタイミング
食材を減らす冷蔵庫内の食材を減らす冷蔵庫を処分する1週間ほど前から (空にできない場合はクーラーボックスなどに一時保管する)
霜取り冷蔵庫の電源を切って霜を溶かす冷蔵庫の電源を切った後
水抜き冷蔵庫の受け皿に溜まった水を排出する (冷蔵庫運搬時の水漏れを防ぐため)冷蔵庫の電源を切り霜取りが完了した後
清掃冷蔵庫の下取りや買取などで再利用する場合は冷蔵庫の清掃をする霜取り・水抜きが完了した後

  とくに忘れてしまうのは、冷蔵庫の霜取りと水抜きです。どちらも冷蔵庫内の水分を取り除き、運搬時の水漏れや水濡れを防ぐために行います。 冷蔵庫により水抜きや霜取りの方法が異なるため、説明書を確認して冷蔵庫を処分する日までには終わらせるようにしましょう。

5-3.故障していなくても処分を選ぶとリサイクル料金が発生する

冷蔵庫は故障や破損がなくても「3.【ケース別】冷蔵庫の3つの処分方法」で解説した方法を選択すると、処分するためのリサイクル料金が発生します。

故障している場合や非常に古い場合は仕方ないですが、まだ冷蔵庫が使える場合は再利用できる処分方法を選択できます。

冷蔵庫を再利用する処分方法は「4.冷蔵庫がまだ使える場合におすすめの4つの処分方法」で述べた4つのケースです。  

まだ使える冷蔵庫を処分する方法
処分方法適用されるケース
小売店で下取りに出す冷蔵庫を買い替える場合
リサイクルショップに買取をしてもらうまだ使用できる冷蔵庫を処分する場合 (故障していても買取対応できる場合もある)
フリマアプリやオークションに出品するまだ使用できる冷蔵庫を処分する場合 (故障していても出品できるがトラブルになる可能性がある)
友人や知人に引き取ってもらうまだ使用できる冷蔵庫を処分する場合

どのケースでも買取や下取りが成立すれば、冷蔵庫を処分するためのリサイクル料金は発生しません。

例えば、自治体の指定業者に処分依頼をするとリサイクル料金が5,200円、運搬費が1,500円かかるとします。

まだ使用できる冷蔵庫だったので買取査定をしたところ10,000円で買取が成立すると、冷蔵庫を手放すのにもかかわらず10,000円が手元に残るのです。 冷蔵のを処分する費用 例 それだけでなく冷蔵庫を再利用しできる限り長く使用することは、ゴミを減らし限られた資源の有効活用にもつながります。冷蔵庫を処分するときは冷蔵庫の状態を確認して、再利用を念頭に置いた処分ができないか検討することも大切です。

6.下取りチェッカーで冷蔵庫を賢く処分

下取りチェッカー「下取りチェッカー」は、LINEまたはWEBで無料下取り査定ができるサービスです。処分する冷蔵庫を買い替えるときに、冷蔵庫の下取り価格を把握してから買い替える冷蔵庫の処分方法を検討できます。 「下取りチェッカー」ならではの大きな強みは次の4つです。下取りチェッカー

①専用アプリ不要でLINEまたはWEBから下取り査定依頼ができる

②デジタル家電専門店「ノジマ」と業務提携している

③中古相場のデータベースを基に納得のいく下取り額を提示

④買い替え前に下取り額が分かるため他の処分方法と比較できる

「下取りチェッカー」は専用アプリが不要で、LINE・WEBから手軽に下取り額査定ができます。

家電量販店「ノジマ」と業務提携しており、下取り額に納得ができたらノジマで新しい冷蔵庫を購入する際に下取り証明書を提示するだけで申し込みが完了。面倒な手間がかからず、スムーズに手続きができます。

また、冷蔵庫の買い替え時に下取り額を査定するのではなく事前にLINE・WEBで査定できるため、下取り額を知ったうえで冷蔵庫の買い替えを進められるところもポイントです。

下取り額が高ければ、新しい冷蔵庫の購入費に充てることができるでしょう。

事前に下取りができないと把握できた場合は、早めに冷蔵庫の処分手続きができます。

冷蔵庫の買い替え時に処分を選択すると、下取りできる冷蔵庫であってもリサイクル料金や運搬費を支払わなければなりません。

冷蔵庫を賢く買い替えるには、ぜひ「下取りチェッカー」を使い下取り額をチェックしてみてください。

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7.まとめ

いかがでしたか? 冷蔵庫を適切に処分する方法が把握でき、適切な方法で処分できるようになったかと思います。

最後にこの記事の内容をまとめてみると

〇冷蔵庫は、家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)に従い処分をすることが義務化されている

〇冷蔵庫のリサイクル料金は2,530円~5,500円が相場 (別途運搬費などがかかるケースがあるため、運搬費も念頭に置いておく)

〇冷蔵庫を処分する方法は次の3つ

1)小売店に処分を依頼する:家電量販店やオンラインショップなどの小売店には、処分する冷蔵庫を引き取る義務がある
冷蔵庫を購入した小売店が明確な場合と冷蔵庫を買い替えする場合は、まず小売店に連絡をして処分依頼をする
2)自治体の指定業者に処分を依頼する:冷蔵庫を購入した小売店が分からない場合は、住まいの自治体が指定する処分業者に依頼をする
3)自治体が指定する引場取所に持ち込む:自分自身で冷蔵庫を運搬できる場合は、住まいの自治体が指定する引取所に持ち込める

〇まだ使える冷蔵庫を処分する方法は次の4つ

1)冷蔵庫を買い替える場合は新しい冷蔵庫を購入する小売店に下取り依頼をする
2)リサイクルショップで買取をしてもらう
3)フリマアプリやオークションに出品する
4)冷蔵庫を必要としている知人や友人に引き取ってもらう

〇冷蔵庫を処分するときに注意したいポイントは次の3つ

1)冷蔵庫は家電リサイクル法に従い処分しないと不法投棄になる可能性がある
2)冷蔵庫の処分には水抜きや霜取りなどの事前準備が必要
3)冷蔵庫が故障していなくても処分を選ぶとリサイクル料金が発生する

この記事をもとに自分に合う方法で賢く冷蔵庫の処分ができるようになることを願っています。  

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