
「せっかくのマイホーム、冷蔵庫の配置に失敗したくない!」
「冷蔵庫の奥行きに失敗した例を見て、キッチンレイアウトの参考にしたい」
そう思っていませんか?
冷蔵庫はキッチンに置く家電の中でも大きく存在感があるため、配置に失敗すると冷蔵庫が使いにくいばかりかキッチン全体のイメージを損なってしまいます。
さらに冷蔵庫は高い買い物ですので、配置に失敗しないように奥行きなどに問題がないか確認したいですよね。
実際に冷蔵庫の奥行きに失敗する例としては6つのケースがあります。
自分の家の場合はどういうケースが起きそうか、しっかりイメージをしてそうならないように対処しなければ、せっかく買った冷蔵庫も使い勝手が悪くなってしまいます。
そこで今回は、冷蔵庫の奥行きに失敗した例を紹介し、その対処法について解説していきます。
この記事のポイント |
・冷蔵庫の奥行きでよくある失敗例が分かる ・冷蔵庫の奥行きで失敗しないためのポイントが分かる ・冷蔵庫の奥行き以外に失敗しないために押さえるべき注意点と対策が分かる |
この記事を最後までお読みになると、冷蔵庫の奥行きの失敗例をもとに冷蔵庫の奥行きで失敗しないポイントを押さえることができ、奥行きを含めた冷蔵庫の配置に成功することができるでしょう。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。
1.冷蔵庫の奥行きでよくある失敗例6つ
「新しい冷蔵庫を買ってウキウキしたのも束の間、実際にキッチンに設置したら奥行きが足りず出っ張りが目立つ」
「新築のキッチンに冷蔵庫を運んだら、思いのほか冷蔵庫が大きくてキッチンが狭くなってしまった」
というように、冷蔵庫を配置する際に奥行きで失敗すると、使いづらいキッチンになってしまいます。
冒頭でもお話した通り、冷蔵庫の奥行きで失敗する例は主に6つあり、
①コンロ側に出っ張って調理しずらい
②野菜室や冷凍室が全開できない
③隣に設置した食器棚が使いにくい
④キッチンが狭くなり動きづらい
⑤冷蔵庫のドアを開けた時にぶつかる
⑥窓や勝手口のドアに重なる
といったケースです。キッチンはもともとそれほど広い場所ではないので、冷蔵庫の配置に失敗して場所をとってしまうと、調理や移動にストレスが生じてしまうので注意が必要です。
こうした失敗を招かないためには、冷蔵庫の奥行きと配置する場所のスペースを把握することはもちろん、実際に失敗した先輩たちの例を見ることも大切です。
そこで今回は、冷蔵庫の奥行きに失敗した実際の例を見ながら、失敗例について説明していきます。ぜひ参考にしてみてください。
1-1.コンロ側に出っ張って調理しずらい
Twitterでは、実際に冷蔵庫の奥行きに失敗した例が紹介されています。
この画像のように冷蔵庫をコンロ側の正面に配置し、奥行きが足りず出っ張ってしまった場合、調理スペースが狭くなり料理しづらいことや、冷蔵庫の中を見にくいというデメリットがあります。
1人でも狭いところに、調理中に家族が「お腹すいた!」「喉乾いた!」と言って冷蔵庫の中を覗きに来るものなら、さらに狭くなってしまいストレスを感じてしまうことでしょう。
1-2.野菜室や冷凍室が全開できない
キッチンが二列になっていたり、キッチン内があまり広くない場合、奥行きを計算しないと冷蔵庫がキッチン内に出っ張り通路幅が狭くなってしまいます。
そうなると、引き出しタイプの野菜室や冷凍室が全開できないという事態を引き起こします。
冷蔵庫が全開できないと、取り出しにくく仕舞いにくいので、効率的に使いこなせません。毎日のことになるとストレスが大きくなるでしょう。
1-3.隣に設置した食器棚などとのバランスが悪い
冷蔵庫の隣に食器棚やキッチンカウンターが隣接されている場合、それぞれの奥行きに違いがありすぎると、冷蔵庫の出っ張りが目立ってしまいます。
全体のバランスが悪いだけでなく、隣接する食器棚の扉が開けづらかったり、前を通る際にぶつかってしまう可能性もあります。
1-4.キッチンが狭くなり動きづらい
この画像のように、冷蔵庫がキッチン内に出っ張ってしまうと、キッチンの通路幅が狭くなります。
そのため、ゆとりを持って動くことができずストレスを感じやすいでしょう。
さらに、数人でキッチンに立つことも難しくなります。誰かと一緒に料理することが多い家では、冷蔵庫の奥行きでキッチンの通路幅を狭めてしまわないよう、特に配慮が必要です。
1-5.冷蔵庫のドアを開けた時にぶつかる
冷蔵庫を配置する際に、本体のサイズだけでなく、冷蔵庫のドアを開けられる広さを計算しておくことも大切です。
「配置状況によっては冷蔵庫の扉が開かないこともある」という点を見逃す人は多く、実際に冷蔵庫を置いてみたら壁にぶつかって今までのように扉が開かないという失敗例は多々あります。
特に観音開きタイプの冷蔵庫では、両側に壁や障害物があるとドアを開ける際に邪魔になってしまいます。
もちろん庫内から食品を取り出せないわけではないのですが、せっかくの観音開きの開放感や庫内の見やすさといったメリットが感じられなくなってしまうのが残念ですね。
1-6.窓や勝手口のドアに重なる
キッチンに窓や勝手口があり、その付近に冷蔵庫を配置する場合は、奥行きや隙間を考えて配置することが大切です。
このTweetのように、冷蔵庫の奥行きがありすぎると、窓を塞いでしまうこともあるからです。
「今まで大丈夫だったから」と思っていても、冷蔵庫をサイズアップすると奥行きも出てしまいます。奥行きは事前に確認しておきましょう。
2.冷蔵庫の奥行きで失敗しないためのポイント4つ
先ほど、冷蔵庫の奥行きでよくある失敗例を5つご紹介しました。
では次に、それらの失敗例を踏まえて、冷蔵庫の配置の際に奥行きで失敗しないためのポイントを4つご紹介していきましょう。
冷蔵庫の奥行きに失敗しないためのポイントとは、
- 冷蔵庫と配置スペースのサイズを測る
- 奥行き65cm以下の薄型サイズを購入する
- 隣接する家具の奥行きを冷蔵庫に合わせる
- 新築時なら壁を凹ませて設計する
の4点です。
それぞれについて詳しく説明していきましょう。
2-1.冷蔵庫と配置スペースのサイズを測る
冷蔵庫の奥行きで失敗しないためには、冷蔵庫と配置スペースのサイズを計測することはマストです。
これから冷蔵庫を購入する場合であれば、先にキッチン内の配置スペースのサイズ(横幅、高さ、奥行き)を計測してから、購入できる冷蔵庫を選ぶようにしましょう。
すでに冷蔵庫があり、これからキッチンを設計するのであれば、冷蔵庫のサイズを測り、設計士に伝えます。
冷蔵庫を設置する場合は壁から5mm以上、上部は50mm以上隙間を空けることが理想です。
さらに、冷蔵庫や配置スペースのサイズだけではなく、動線を意識した余白を確保することも大切です。
分かりやすく言うと、この写真のように冷蔵庫の周囲にカウンターがある場合は、冷蔵庫のドアを開けた時にぶつからないか、冷蔵庫を置いてもスムーズに通れるか、といった点まで考えるようにしましょう。
食器棚やドアがある場合も同様に、キッチンでの動線を考えたスペースを確保しておけば、後々失敗がありません。
2-2.奥行き65cm以下の薄型サイズを購入する
すでにキッチンがあり、冷蔵庫を設置するスペースが限られているのであれば、そのスペースに入る冷蔵庫を選ぶほか選択肢はありません。
スペースが十分広ければ問題ないですが、少し狭そうなら、これから購入する冷蔵庫のサイズを吟味する必要があるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、奥行き65cm以下の薄型冷蔵庫です。薄型冷蔵庫はスリムタイプとも言われ、ワンルームやキッチンが狭い家でも使えるように設計されています。
薄型だと言って性能が劣るわけではなく、一般的な冷蔵庫のような容量を備え、省エネ機能も搭載されています。
スリムな分、シンプルなデザインが多いので、冷蔵庫自体の主張が少なくキッチン全体をスッキリと見せることができます。
2021年12月1日時点では、351L以上の家庭用大型冷蔵庫においては、SHARPが業界最薄の奥行き63cmの薄型冷蔵庫を出しています。
【SHARP/6ドアノンフロン冷蔵庫457L(SJ-GK46J-T)】
こちらは、SHARPが3月に販売する予定の新商品です。奥行きは63cmとスリムで、食器棚やカウンターに横付けしても違和感がありません。
薄型でありながら大容量冷凍室を備え、まとめ買いが多い家庭でも安心。
野菜の甘みを引き出し鮮度を守る、「プラズマクラスター雪下シャキット野菜室」も付いています。
さらに、AIの進化により、お気に入りの店舗や指定した食品の特売情報を教えてくれる便利機能付きです。
2-3.隣接する家具の奥行きを冷蔵庫に合わせる
冷蔵庫自体の大きさを変えられないのなら、隣接するものの奥行きを冷蔵庫に合わせるという方法があります。
この画像のように、例えば冷蔵庫隣に配置しているキッチンボードを奥行きのあるものにする、食器棚のサイズを合わせるなど、冷蔵庫の奥行きに近づければ出っ張りも気にならなくなります。
そもそも、冷蔵庫や食器棚の平均的な奥行きはそれぞれ異なっています。
一般的な冷蔵庫の奥行きは70cm前後、I型キッチンの背面カウンターの奥行きは60〜65cm、一般的な食器棚や背面収納の奥行きは45cm前後ですので、そのまま並べてレイアウトすると冷蔵庫が出っ張るのは必然です。
そこで、冷蔵庫の奥行きを変えられないのなら、食器棚やカウンターの奥行きを合わせることで、冷蔵庫の出っ張り問題を解消するというわけです。
2-4.新築時なら壁を凹ませて設計する
これから冷蔵庫を配置しようとする場所が新築のマイホームなら、設計時に冷蔵庫の配置スペースを大きめに作ることが可能です。
こちらのTwitterの投稿のように、少し奥行きを作るだけでも、スッキリと冷蔵庫を設置することができます。
先ほどもお伝えした通り、一般的な冷蔵庫の奥行きは70cm前後、I型キッチンの背面カウンターの奥行きは60〜65cm、一般的な食器棚や背面収納の奥行きは45cm前後ですので、何かしら工夫を施さないと冷蔵庫が出っ張るのは必然です。
そこで、冷蔵庫の配置スペースの壁面を凹ませることで、前面ラインをできるだけ近づけることができるのです。
3.冷蔵庫の奥行き以外に配置に失敗しないために押さえるべき注意点と対策3つ
ここまで、冷蔵庫の奥行きで失敗する例や奥行きでの失敗を避けるポイントをご紹介してきましたが、冷蔵庫の配置は奥行き以外でも失敗することがあります。
奥行き以外に注意するべき点とは、
- 冷蔵庫の扉が開く方向は使いやすいか
- コンセントの位置は適当か
- 冷蔵庫、シンク、コンロの距離は適当か
といった3点です。
奥行きばかりに気を取られてこれらの点を考えずに冷蔵庫を配置してしまうと、使いづらくストレスが溜まるキッチンになってしまう可能性があります。
そこで、冷蔵庫を配置する際に奥行き以外に押さえるべき注意点と対策について具体的に説明していきましょう。
3-1.冷蔵庫の扉が開く方向は使いやすいか
冷蔵庫を配置する際に意外に盲点なのが、冷蔵庫の扉が開く方向です。一般的に冷蔵庫は右開きが主流で、300L以下の冷蔵庫はほぼ右開きです。
300Lより大きい冷蔵庫でも、家電量販店にあるものはほとんどが右開きなので、左開きの冷蔵庫が欲しい場合は受注販売になることが多いです。
そのため、特に珍しい設計でなければ一般的な右開きのタイプで問題ありませんが、配置スペースに壁がある場合は注意が必要です。
冷蔵庫を配置するスペースに壁があり隙間があまりない場合、扉を開く方向によっては壁が邪魔になってしまいます。
例えば左側に壁がある場合は右開きで良いのですが、右側に壁がある場合は左開きの方が使いやすいでしょう。
どちらにしたら良いか判断できない場合は、両開きタイプの冷蔵庫もおすすめです。
ほかに、コンロや食器棚との兼ね合いも計算した方が失敗がありません。
冷蔵庫が開く向きと逆側にコンロがあると、冷蔵庫のものが取り出しにくくなってしまいます。
このように冷蔵庫を配置する時は、キッチン内の動線を考えるのがおすすめです。
【注意点】 冷蔵庫の扉を開く方向によっては使いにくくなる場合がある。 【対策】 右側に壁がある場合は左開きを選ぶのがおすすめ。両開きタイプも利便性が高い。 |
3-2.コンセントの位置は適当か
冷蔵庫のコンセントは高い位置にあるのが正解です。一般的には床から170〜180cmほどの高さに取り付けられています。その理由は、
- 漏電防止
- 火災防止
- 掃除しやすいから
- コンセントが抜け落ちたらすぐに気づけるから
です。
もしコンセントの位置が低い場所にある場合は、冷蔵庫を配置する際に注意することが2点あります。それは、
- 完全に隠し切らない
- 押し潰さない
という点です。それぞれについて説明していきます。
3-2-1.完全に隠し切らない
コンセントを完全に隠してしまうともしコンセントが抜け落ちても気づきにくいですし、コンセント付近にホコリが溜まって火災の原因になりかねません。
コンセントは完全に隠さず、見えるように配置しましょう。
3-2-2.押し潰さない
コンセントが低い位置にある場合、配置する際に押し潰さないように注意しましょう。
知らないうちに押し潰してしまい、火災や漏電の原因になる恐れがあります。配置の際はコンセントの位置をしっかり確認しておきましょう。
【注意点】 コンセントの位置は床から170cm〜180cmが適切。それより低い場合は、冷蔵庫の配置の際に隠してしまうと火災や漏電の原因になる恐れがあるので危険。 【対策】 冷蔵庫で隠し切らないよう、押し潰さないように配置する。 |
3-3.冷蔵庫、シンク、コンロの距離は適当か
冷蔵庫の配置を考えるときは、奥行きや扉の向き、コンセントの位置のほかに、シンクやコンロとの距離を考えることが大切です。
冷蔵庫とシンク、コンロの距離は「キッチントライアングル」と呼ばれていて、効率よく動ける距離が設定されています。
シンクからコンロまでが120cm〜180cm程度、シンクから冷蔵庫までが120cm〜210cm、コンロから冷蔵庫までが120cm〜270cm程度が最も効率よく動ける距離だとされているのです。
このように、3辺の合計が360cm以上600cm以下になるように配置すると、近すぎず離れすぎず、使いやすいキッチンになります。
【注意点】 冷蔵庫とシンク、コンロの位置は近すぎても離れすぎても使いにくい。 【対策】 冷蔵庫とシンク、コンロの位置関係「キッチントライアングル」に留意する。 シンクからコンロまでが120cm〜180cm程度、シンクから冷蔵庫までが120cm〜210cm、コンロから冷蔵庫までが120cm〜270cm程度。 |
4.冷蔵庫を選ぶ際は搬入できるサイズかどうか必ず確認する
新しい冷蔵庫を選ぶ際に見落としがちなのが、「その冷蔵庫を家の中に運べるか」という点です。
新しい冷蔵庫を買う時は、ついつい冷蔵庫の大きさと配置する場所の大きさだけを考えて購入を決めてしまいがちです。
ですが、「憧れの観音開きタイプの大きな冷蔵庫をやっと買えた!」とウキウキして冷蔵庫が届くのを心待ちにしても、家の中に入らなければ返品せざるを得ません。
これは意外によくある話なので、新しい冷蔵庫を選ぶ際は搬入できるサイズかどうかを必ず確認するようにしましょう。
搬入経路をチェックする際のポイントは次の2つで、
①各入り口の広さ
②障害物の有無
です。それぞれについて詳しく説明していきますね。
4-1.各入り口の広さ
まずは玄関から冷蔵庫を配置するスペースまでに通る、各入り口の広さです。全ての入り口の横幅、高さを確認しておきましょう。
必要な広さは、冷蔵庫の大きさ+10cm以上あれば大丈夫です。
搬入する場所が戸建ての1階部分であれば、もし入り口から入らなくても最悪の場合窓から搬入できるのですが、搬入する場所が戸建の2階やマンション、アパートである場合は注意が必要です。
1階より上の部屋に冷蔵庫を搬入する場合に具体的に確認すべき点とは、
- 階段の幅や曲がる部分の広さ
- マンションやアパートの場合は、エレベーターに入るかどうか、階段を使うのであればその幅
の2点です。マンションやアパートに搬入する場合で管理人が常駐している場合は、念の為事前に冷蔵庫の搬入が可能かどうかも確認しておくと安心です。
入り口の広さを測る際の注意点は、ドアを開いた状態で採寸することです。
ドアを閉めたままで横幅を採寸してしまうと、いざ実際に冷蔵庫を運ぼうとした時にドアノブの凸凹や扉の開き具合で通れない場合もあり得ます。
あくまでも実際に通れる幅を確認しておく必要があります。
4-2.障害物の有無
搬入経路に障害物がないかも確認しておきましょう。
冷蔵庫を搬入する際は、経路にできるだけ何もない状態が良いので、片付けられるものは片付ける必要があります。
盲点なのが、手すりや備え付けの棚などです。
先ほど各入り口の横幅を測る必要があると説明しましたが、入り口は通れても、途中に手すりや棚などがあると搬入の妨げになる場合があります。
備えつけの場合はすぐに外すことができないので、あらかじめ確認しておかなければなりません。
このように、冷蔵庫を選ぶ際は搬入経路の広さを事前に確認しておく必要がありますが、「自分で測るのは不安…」という人も多いでしょう。
そういう人のために、搬入経路の下見を行ってくれるサービスもあります。
「せっかく買った冷蔵庫が搬入できない」という事態は、売主の家電量販店にとってもなるべく避けたいことです。万が一の事態にならないためにも、ぜひ利用してみましょう。
※ 冷蔵庫が入らない場合の対処法については「【これさえ見れば大丈夫!】引越し時に冷蔵庫が入らない場合の対処法」こちらも合わせてお読み下さい。
5.古い冷蔵庫は下取りに出そう
これから冷蔵庫を配置しようとする人の中には、新しい冷蔵庫を購入する人も多いでしょう。新しい冷蔵庫を購入したら、古い冷蔵庫は処分しなければなりませんよね。
「古い冷蔵庫、どうやって処分しよう…」
そう悩んでいるなら、下取りに出すことをおすすめします。
下取りのメリットは2つあり、
①少しでもお得に処分できる
②まだ使える冷蔵庫をリユースできる
の2点です。それぞれについて詳しく説明していきますね。
5-1.少しでもお得に処分できる
古い冷蔵庫を下取りに出すことにより、少しでもお得に処分することができます。もう少し詳しく言うと、冷蔵庫は家電リサイクル法により、処分する際はリサイクル料を支払わなければなりません。
リサイクル料はメーカーによって異なりますが、170リットル以下の小さいもので3,672円〜、171リットル以上の大きいもので4,644円〜となっています。詳しくは、家電リサイクル券センターによるリサイクル料金の一覧表を参照してください。
もう使わないものを廃棄するだけで約4,000円〜5,000円近くも出費することになるのは、痛い出費ですよね。
一方、古い冷蔵庫を下取りに出して買取ってもらえれば、リサイクル料を支払わなくて良いばかりか、少額ですが現金が手元に入る可能性もあります。
つまり、古い冷蔵庫を下取りに出すことで廃棄の際の出費が抑えられ、お得に処分できるというわけです。
5-2.まだ使える冷蔵庫をリユースできる
さらにもう一つのメリットは、まだ使える冷蔵庫をリユース品として誰かに届けられるということです。
まだ使える冷蔵庫を処分してしまうのは大変もったいないですし、あえてリユース品を求める人は多くいます。
「転勤で一人暮らしを始めるけれど、いずれ実家に戻るから家電は中古品で安く済ませたい」
「単身赴任が決まったので、とりあえず数年だけ使える冷蔵庫が欲しい」
といったように、あえて新品ではなくリユース品を求めるニーズは一定数あります。
廃棄ではなく下取りに出すことで、リユース品を求めるニーズに貢献できることになります。
少しでもお得に下取りしたいなら『下取りチェッカー』がおすすめ! |
「下取りしたいけど、どこに依頼したら良いの?」とお考えなら、「下取りチェッカー」がおすすめです。 下取りは、新しい冷蔵庫を購入した際に家電量販店に依頼するか、リサイクルショップで受け付けています。 ですが各店舗で下取りのルールが決められていて、
といった制約があることがほとんどです。 そうなると、古い冷蔵庫は買取価格がつかなかったり、そもそも引き取りも拒否されてしまう場合もあります。そうなると、「下取りしようと思ったのに、結局リサイクル料を支払って廃棄するしかないのか…」という事態になりかねません。 そこでおすすめなのが、「下取りチェッカー」です。 下取りチェッカーとは、デジタル家電専門店ノジマと業務提携している(株)アシストが提供するサービスです。 ノジマの全店舗で下取りチェッカーをご利用いただけます。 メーカーやモデルに応じた適正価格で下取りをしてくれるため、価値に応じた下取り価格を提示してくれます。 また、製造年が古く買取対象にならないものでも、条件に該当すれば無料で下取りをしてくれます。リサイクル料金や収集運搬料金がかからないだけでもお得に処分できると言えます。 |
実際に、「下取りチェッカー」の過去の買取価格を調べてみました。例えばパナソニックの冷蔵庫の買取価格は次のようになります。
◎パナソニック(NR-C342GCL)/2021年2月25日発売…買取価格18,000円
◎パナソニック(NR-C341CL)/2020年2月1日発売…買取価格13,500円
◎パナソニック(NR- C340GCL)/2019年2月1日発売…買取価格9,900円
◎パナソニック(NR-C32HML)/2018年3月1日発売…買取価格6,500円
◎パナソニック(NR-C37HGML)/2017年11月1日発売…買取価格4,500円
◎パナソニック(NR-C37EM)/2016年5月1日発売…買取価格500円
「下取りチェッカー」はLINEまたはWEBから査定の利用が可能です。簡単に調べることができ、入会金や手数料などの費用は一切かかりません。
冷蔵庫の下取りについて気になる人は、LINE・WEBのお好きな方法で、適正価格をチェックしてみましょう。
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6.まとめ
いかがでしたか?冷蔵庫の奥行きに失敗した例、失敗しないポイント、奥行き以外で気をつけることなどを解説してきました。
最後にこの記事をまとめると、
◎冷蔵庫の奥行きで失敗するよくある例は
①コンロ側に出っ張って調理しずらい
②野菜室や冷凍室を全開できない
③隣に設置した食器棚が使いにくい
④通路側に出っ張ることで数人でキッチンに立ちにくい
⑤冷蔵庫だけ出っ張ってキッチン全体の見た目が悪い
⑥奥行きがありすぎる場合冷蔵庫のドアが開ききらない
という6点です。
◎冷蔵庫の奥行きで失敗しないためのポイントは4つで、
- 冷蔵庫と配置スペースのサイズを測る
- 奥行き65cm以下の薄型サイズを購入する
- 隣接する家具の奥行きを冷蔵庫に合わせる
- 新築時なら壁を凹ませて設計する
です。
◎冷蔵庫の奥行き以外に配置で失敗しないために押さえるべき注意点と対策は、
①冷蔵庫の扉が開くかどうか
対策/冷蔵庫を配置するスペースを十分に確保する
②冷蔵庫の扉が開く方向は使いやすいか
対策/右側に壁がある場合は左開きを選ぶのがおすすめ。両開きタイプも利便性が高い
③コンセントの位置は適当か
対策/位置が低い場合は、冷蔵庫で隠し切らない、押し潰さないように配置する
④冷蔵庫、シンク、コンロの距離は適当か
対策/冷蔵庫とシンク、コンロの位置関係「キッチントライアングル」に留意する。
シンクからコンロまでが120cm〜180cm程度、シンクから冷蔵庫までが120cm〜210cm、コンロから冷蔵庫までが120cm〜270cm程度
◎冷蔵庫を選ぶ際は搬入経路を確認する
- 入り口の広さ
- 障害物の有無
- マンションやアパートの場合はエレベーターのサイズ確認も忘れずに
◎古い冷蔵庫は下取りにに出してリユースしよう
以上になります。冷蔵庫の奥行きに失敗せず、快適なキッチンにするポイントがお分かりになったでしょうか。
この記事を読み、あなたが冷蔵庫を失敗なく配置できることを願っています。
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