「デジカメに慣れてきたので、フィルムカメラに挑戦したい」
「スマホやデジカメにはない、レトロな雰囲気を写真を残したい」
など、フィルムカメラには特有の魅力があるため、写真が好きならいつかは挑戦したくなるジャンルですよね。
結論からお伝えすると、フィルムカメラは中古のカメラショップ、もしくはオークションサイトなど、ネットで購入するのが一般的になっています。
ただし、フィルムカメラは選び方に失敗するとまったく使えないというケースも考えられます。
そこで本記事では、初心者でもミスなく選べるようにフィルムカメラの詳細や最初に知っておきたい種類、おすすめモデルなどを紹介しています。
フィルムカメラ選びで悩んでいるなら、ぜひ参考にしてください。
目次
いま話題の「フィルムカメラ」とは
まずは、フィルムカメラについて解説します。
なぜ、スマホやデジカメできれいな写真が撮れる時代でも、フィルムカメラは根強い人気を誇っているのか?
デジカメとの違いなどの前提知識を解説するので、知らない方はこちらからご覧ください。
フィルムカメラとは?デジカメとの違い
フィルムカメラとは、レンズから取り入れた光をフィルムに焼き付けるタイプのカメラになります。
そのため、フィルムカメラ特有の優しい雰囲気を写真に残せるかわりに、撮り直しはできず現像にも手間がかかってしまいます。
一方で、デジカメはレンズから取り入れた光をデジタルデータに保存するため、撮り直しも可能で現像も楽におこなえます。
写真加工もできるため、一般的にはデジカメユーザーのほうが多くなっているというのが主な違いになります。
レトロブームで再注目!
一見すると不便に思われるかもしれませんが、フィルムカメラにしかない魅力があるため、最近では再注目されています。
それは「フィルムカメラにしかないレトロさ」を写真に残せるという魅力があるからですね。
確かにフィルムや現像代もかかってきますし、現像もデジカメに比べると手間がかかります。
だからこそ、愛着のある写真を残せるという魅力もあるので、カメラファンからは根強い人気を誇っています。
スマホやデジカメのきれいな写真も良いですが、カメラに興味のある方は思い切って購入してみるのもおすすめです。
データを携帯に送れる「スマホ転送」サービスも
今は、フィルムカメラの写真をスマホに送るサービスもあります。
写真プリントを受けている店舗なら対応してくれるところも増えていますが、最も有名なのは「カメラのキタムラ」です。
スマホに送る前に必ず現像しないといけないので「現像+スマホ転送」の料金はかかってきますが、フィルム1本あたり1,500〜2,000円で依頼できます。
【参考】写真をスマホに移すなら「スマホデータ転送サービス」が便利|カメラのキタムラ
そのためフィルムカメラでも、友達との共有やSNSに写真をアップできることは覚えておきましょう。
フィルムカメラの種類|初心者でもこれは知っておきたい!
次に、フィルムカメラの種類を紹介します。
基本的な情報を表にまとめているので、初心者の方はこちらも参考にしてください。
フィルムによる分類
フィルムカメラは、フィルムのサイズによる分類があります。
分類としては「35mmカメラ」「中判カメラ」「大判カメラ」の3種類になります。
まずは、それぞれの特徴を表にまとめたのでご覧ください。
フィルムによる分類 |
特徴 |
例 |
---|---|---|
35mmカメラ |
・最も一般的なので、商品数や選べるフィルムが豊富 ・コンパクトで持ち運びやすい |
|
中判カメラ |
・35mmのフィルムより少し大きい ・フィルムが大きいため、現像して引き伸ばしても画質が良い ・一方でカメラも大きくなるため重くなり、撮影できる枚数も減る |
|
大判カメラ |
・中判カメラより、さらに大きい ・レトロ感が強く、インテリアにもなる見た目 ・フィルムは1枚ずつしかセットできず撮影も難しいが、そこに魅力を感じている人が多い |
フィルムカメラを初めて購入するという人は、35mmカメラがおすすめです。
基本的に中判カメラや大判カメラはプロ向けなので、本格的にフィルムカメラにハマった際に購入を検討するのがいいでしょう。
ファインダーによる分類
ファインダーとは、カメラ上部にある撮影範囲を確認するための部分を指します。
ファインダーの種類によって、よく耳にする「コンパクトカメラ」「一眼レフカメラ」という分類がされています。
大きくわけて4種類あり、こちらも特徴ごとにまとめたのでご覧ください。
ファインダーによる分類 |
特徴 |
例 |
---|---|---|
コンパクト |
・本体が小さい ・レンズ込みで開発しているので、初心者でも使いやすい ・レンズ交換不可 |
|
一眼レフ |
・ファインダーで見たままの写真が撮れる ・レンズ交換が可能なので、距離や撮影範囲を柔軟に選べる ・サイズがやや大きい |
|
二眼レフ |
・2つのレンズが上下に並んでいる ・構造上、手ブレしにくい ・人物の撮影に向いている ・レンズ交換不可 |
|
レンジファインダー |
・距離を測る「連動距離計」を内蔵したカメラ ・一眼レフのようにミラーがないためコンパクト ・代わりに、自力でピント合わせをおこなうため難しい |
初めて購入するなら「コンパクトカメラ」か「一眼レフ」がおすすめです。
コンパクトカメラは購入後にあまり考えることなく使えますし、一眼レフは慣れてきた頃に幅広い撮影が試せるからですね。
メンテナンスも必要になるので、自分の性格を含めて考えてみてください。
露出方式による分類
フィルムカメラは、フィルムに光を当てた化学反応で画像を記録しています。
そのため、光への露出方式を適切に決めて撮影しなくてはいけません。
こちらの適正露出を決める方式を「露出方式」と呼び、カメラによって露出方式はある程度決まっています。
露出方式は、マニュアル露出と自動露出(Auto Exposure:AEと呼ばれます)の2種類があることを覚えておきましょう。
さらに、自動露出はカメラによって得意とする領域が変わっています。以下に各特徴をまとめたので、ご覧ください。
露出方式による分類 |
特徴 |
例 |
---|---|---|
マニュアル露出 |
・露出を手動で決めるため、写真の雰囲気を自由に変えられる ・そのかわり、高度な調整が必要になるので難しい |
|
絞り優先AE |
・背景のピントを調整する「絞り」を優先的に調整 ・操作も簡単なほうなので、初心者向き |
|
シャッター優先AE |
・シャッター速度を調整してくれるため、人や動物が撮りやすい ・手ブレが起きにくい |
|
プログラムAE |
・シャッターと絞りの両方を調整してくれるため、失敗が少ない ・ただし、人や背景にあわせた調整はしにくい |
初心者なら、失敗が少ない「プログラムAE」がおすすめです。
プログラムAEに慣れてから、自分はどのような写真・撮影スタイルが好きかで次のカメラを選ぶといいでしょう。
レンズの分類
最後に、レンズの分類を紹介します。
レンズには「単焦点レンズ」「ズームレンズ」の2種類が大きくわけてあります。
レンズの分類 |
特徴 |
---|---|
単焦点レンズ |
・画質がズームレンズよりも良い ・背景のぼかしなど、単焦点レンズならではの写真が撮れる ・構造がシンプルなため、小型で軽量かつ安い ・ただし画角が変えられないため、距離は都度調整しなければいけない |
ズームレンズ |
・画角が自由に変えられる ・さまざまな撮影に対応できる(旅行や運動会など) ・1つのレンズで対応できるため、距離によってレンズを使い分けなくていい |
さらに上記の分類から、画角ごとに「標準レンズ」「広角レンズ」「望遠レンズ」と分けることができます。
レンズを必要とするフィルムカメラを購入するなら、こちらの種類も覚えていてください。
フィルムカメラの有名メーカー
次は、フィルムカメラの有名メーカーも紹介しておきます。
フィルムカメラは多くのメーカーから販売していますが、老舗と呼ばれるメーカーにはそれぞれ特徴があります。
フィルムカメラはメーカーごとに使えるレンズが異なるので、愛用のメーカーでそろえる人も多いです。
最初はそこまで気にしなくてもいいですが、参考までに各メーカーの特徴は知っておきましょう。
ニコン
ニコンは、100年以上の歴史を持つ日本の代表的なカメラメーカーです。
カメラに興味を持つ前から、名前だけは知っているという人も多いのではないでしょうか。
フィルムカメラの時代から先進的な技術で、カメラ業界の発展に大きな影響を与えたのがニコンです。
フィルムカメラが販売終了となった今でも、ニコンの「Fシリーズ」は多くの方から愛用されているカメラになります。
出典:F100|Nikon
カメラの使いやすさはもちろんですが、耐久性の高い機種が多いため初心者でも安心して使うことができます。
キャノン
キャノンも、ニコンと並び日本を代表するカメラメーカーです。
レンズ交換式カメラの台数シェア世界一を連続で達成しているため、知名度は世界トップレベルを誇ります。
初心者からプロ向けまで多くのカメラを販売しており、フィルムカメラでは「EOSシリーズ」「Canonet」などが有名です。
経年劣化で壊れてしまうシリーズもあるので注意が必要ですが、フィルムカメラを選ぶ上で間違いのないメーカーになっています。
オリンパス
オリンパスは、「PENシリーズ」や「XAシリーズ」など個性的なフィルムカメラを生み出してきたメーカーです。
※現在はOMデジタルソリューションズという会社にカメラ事業を移管しています。
当時から完成度が高いフィルムカメラを販売しており、市場にない新技術を開発することでユーザーの信頼を積み重ねてきました。
今でも人気の高い機種は多く、他のメーカーにはないシステムを楽しむことができます。
ハーフサイズのフィルムカメラが有名なので、コンパクトに持ち歩きたい人にはとくにおすすめのメーカーになります。
ミノルタ
ミノルタは、日本の電機メーカーです。
今は当たり前となったオートフォーカス機能ですが、実用的な技術にまで落とし込んだのがミノルタが開発した「a(アルファ)シリーズ」になります。
※現在はカメラ事業を撤退しているため、aシリーズは大手電機メーカーのソニーに引き継がれています。
ミノルタという名前ははじめて知ったかもしれませんが、数多くの名機を残しているメーカーです。
「周りと同じカメラはあまり使いたくない」という人は、ミノルタのフィルムカメラから検討するのもおすすめです。
富士フィルム
富士フィルムは、カメラ用品を中心に展開しているメーカーです。
デジタルカメラも有名ですが、最も有名なのは「写ルンです」になります。
1986年に販売されてから、現在まで多くの人から愛されるロングセラー商品になっていますね。
他にはチェキも販売しているため、ユーザーの幅は最も広いメーカーだと言えるでしょう。
「フィルムカメラをいきなり購入するのはちょっと…」という人は、写ルンですで雰囲気を知るのもおすすめです。
気軽に購入できる価格なので、フィルムカメラに興味があるなら一度試してみてください。
初心者におすすめのフィルムカメラ5選
それでは、フィルムカメラのおすすめを紹介していきます。
今回のランキングは、各販売サイトのランキングやレビューなどを参考に作成いたしました。
まずは初心者向けのモデルから紹介するので、ぜひ悩んでいる方は参考にしてください。
メーカー 機種名 |
参考価格 |
---|---|
2,000円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
|
3,000円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
|
3,500円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
|
13,980円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
|
16,800円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
※いずれも2023/8/31時点の販売価格です。
オリンパス|OM-1
OM-1は、世界最小最軽量の35mm一眼レフとして注目を浴びたフィルムカメラです。
当時ではない独創的な発想が盛り込まれており、発売当初はユーザーに大きなインパクトを与えた製品。
小型のボディで、シャッターの高い耐久性を実現しています。
参考価格(税込) |
2,000円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
---|---|
カメラの種類 |
一眼レフカメラ |
フィルムの種類 |
35mmフィルム |
露出方式 |
マニュアル露出 |
レンズ |
オリンパスMマウント |
本体サイズ |
136×83×50mm |
重量 |
490g(本体のみ) |
※2023/8/31時点の販売価格です。
キャノン|オートボーイ LUNA
出典:キャノンカメラミュージアム | オートボーイ LUNA
レンズ部を覆うカバーが月の形に似ていることから、LUNA(月)と名付けられました。
自動露出・全自動ズーム機能が搭載されているため、さまざまな画角での撮影が可能。
最適な撮影モードを選択できる「ベストショットダイアル」が搭載されたフィルムカメラです。
参考価格(税込) |
3,000円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
---|---|
カメラの種類 |
コンパクトカメラ |
フィルムの種類 |
35mmフィルム |
露出方式 |
自動露出 |
レンズ |
28-70mm F5.6-7.8(7群8枚構成) |
本体サイズ |
123×64×44mm |
重量 |
275g(電池含む) |
※2023/8/31時点の販売価格です。
キャノン|EOS 7
EOSシリーズは初心者からのステップアップを目指すユーザーまで、幅広く使用できるように作られた中核モデルです。
完成度の高いファインダー機能を搭載し、作動音を大幅に低減させるサイレント化技術が導入されているという特徴があります。
参考価格(税込) |
3,500円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
---|---|
カメラの種類 |
一眼レフカメラ |
フィルムの種類 |
35mmフィルム |
露出方式 |
自動露出 |
レンズ |
EFマウント |
本体サイズ |
146.7×103×69mm |
重量 |
582g(本体のみ) |
※2023/8/31時点の販売価格です。
ミノルタ|a-7
趣味として写真を楽しみたい人に、満足してもらいたい思いから開発されたフィルムカメラ。
操作性や機能性など、すべてがバランスよく調和された一眼レフカメラです。
参考価格(税込) |
13,980円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
---|---|
カメラの種類 |
一眼レフカメラ |
フィルムの種類 |
35mmフィルム |
露出方式 |
自動露出 |
レンズ |
ミノルタAマウントレンズ |
本体サイズ |
143.5×97.5×65.5mm |
重量 |
575g |
※2023/8/31時点の販売価格です。
ニコン|F100
F100は高いオートフォーカス機構を搭載したまま、コンパクトで丈夫なマグネシウムボディを獲得したフィルムカメラ。
機動力も高いレベルで融合したモデルになります。
参考価格(税込) |
16,800円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
---|---|
カメラの種類 |
一眼レフカメラ |
フィルムの種類 |
35mmフィルム |
露出方式 |
自動露出 |
レンズ |
Fマウントレンズ |
本体サイズ |
155×113×66mm |
重量 |
785g |
※2023/8/31時点の販売価格です。
レトロな魅力を味わうフィルムカメラ5選
メーカー 機種名 |
参考価格 |
---|---|
3,300円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
|
4,830円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
|
23,000円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
|
29,800円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
|
54,300円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
※いずれも2023/8/31時点の販売価格です。
コニカ|C-35 フラッシュマチック
1971年に販売されたフィルムカメラで、すでに50年の歴史を誇っています。
シルバー調のレトロな外観や単焦点レンズできれいな写真が撮れることから、今でも高い人気があるフィルムカメラです。
参考価格(税込) |
3,300円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
---|---|
カメラの種類 |
コンパクトカメラ |
フィルムの種類 |
35mmフィルム |
露出方式 |
自動露出 |
レンズ |
Hexanon(ヘキサノン) 38mm F2.8 |
本体サイズ |
112×69×50mm |
重量 |
370g |
※2023/8/31時点の販売価格です。
キャノン|AE-1
AE-1は1976年に誕生し、当時は高価なフィルムカメラが流行っている中で高機能・低価格を実現。
「連写一眼」というキャッチフレーズと共に人気が広がった、一眼レフカメラになります。
参考価格(税込) |
4,830円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
---|---|
カメラの種類 |
一眼レフカメラ |
フィルムの種類 |
35mmフィルム |
露出方式 |
シャッター優先AE |
レンズ |
Canon FDマウント |
本体サイズ |
141×87×48mm |
重量 |
590g(本体のみ) |
※2023/8/31時点の販売価格です。
ローライ|35
1966年に発売され、当時は世界最小のフルサイズカメラで話題になりました。
他のフィルムカメラとは、使い方が異なるギミックが特徴となっています。
参考価格(税込) |
23,000円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
---|---|
カメラの種類 |
コンパクトカメラ |
フィルムの種類 |
35mmフィルム |
露出方式 |
マニュアル露出 |
レンズ |
Carl Zeiss Tessar 40mm F3.5 |
本体サイズ |
99×69×42mm |
重量 |
370g |
※2023/8/31時点の販売価格です。
コンタックス|Aria
女性をターゲットに作られたフィルムカメラです。
女性でも持ちやすいように小型・軽量で設計され、自動露出も搭載されているため、初心者でも使いやすい製品になっています。
参考価格(税込) |
29,800円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
---|---|
カメラの種類 |
コンパクトカメラ |
フィルムの種類 |
35mmフィルム |
露出方式 |
自動露出 |
レンズ |
ヤシカ・コンタックスマウント、マニュアルフォーカスレンズ |
本体サイズ |
137×92.5×53.5mm |
重量 |
460g |
※2023/8/31時点の販売価格です。
フォクトレンダー|BESSA Rシリーズ
2000年に発売されたBESSA Rは、高い実用性を兼ね備えたフィルムカメラです。
ファインダー倍率も標準的で使いやすいことから、当時のファンに歓迎された機種になります。
参考価格(税込) |
54,300円〜(カメラのキタムラ ネットショップ) |
---|---|
カメラの種類 |
レンジファインダーカメラ |
フィルムの種類 |
35mmフィルム |
露出方式 |
マニュアル露出 |
レンズ |
L39スクリューマウント(ライカLマウント)、ライカMマウント、ニコンSマウント、コンタックスマウント |
本体サイズ |
135.5×78.5×33.5mm |
重量 |
395g |
※2023/8/31時点の販売価格です。
手軽に買える・使えるフィルムカメラ5選
メーカー 機種名 |
参考価格 |
---|---|
1,980円(フジフイルムモール) |
|
3,940円(Amazon) |
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6,057円(Amazon) |
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11,000円(フジフイルムモール) |
|
19,800円(Amazon) |
※いずれも2023/8/31時点の販売価格です。
富士フィルム|写ルンです シンプルエース
1986年に発売されてから、今も愛されているインスタントフィルムカメラです。
枚数に限りがあり、撮り直しはできないという昔ながらの仕様もあり、懐かしい気持ちにさせてくれるカメラになります。
参考価格(税込) |
1,980円(フジフィルムモール) |
---|---|
撮影枚数 |
27枚 |
フィルムの種類 |
ISO400 135フィルム |
レンズ |
f=32mm F=10 プラスチックレンズ1枚 |
本体サイズ |
108×54×34mm |
重量 |
90g |
※2023/8/31時点の販売価格です。
イルフォード・ジャパン|スプライト35-Ⅱ
スプライト35-Ⅱは手頃な価格なことから、フィルムカメラ初心者でも試しやすい機種の1つになっています。
わずか122gという軽量さや、8種類の豊富なカラー展開があるという特徴があります。
参考価格(税込) |
3,940円(Amazon) |
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フィルムの種類 |
35mmフィルム |
レンズ |
光学レンズ: 31mm、 F9、1枚構成 |
本体サイズ |
119×67×44mm |
重量 |
122g |
※2023/8/31時点の販売価格です。
コダック|ULTRA F9
「ブラック×イエロー」「ホワイト×グリーン」カラー展開でレトロな外見に組み合わさることで、かわいらしい外観を持つフィルムカメラになります。
絞りやピントを合わせる必要がないため、初心者でも簡単に撮影することができます。
参考価格(税込) |
6,057円(Amazon) |
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フィルムの種類 |
35mmフィルム |
レンズ |
31mm |
本体サイズ |
119×67×44mm |
重量 |
170g(本体のみ) |
※2023/8/31時点の販売価格です。
富士フィルム|instax mini12
撮影直後に、現像した写真が楽しめるチェキ。
専用のアプリもあるため、スマホでスキャンすることで友達やSNSでの共有を楽しむこともできます。
若者に好まれるカラー展開でもあることから、昔から根強い人気を誇っている機種になります。
参考価格(税込) |
11,000円(フジフィルムモール) |
---|---|
写真画面サイズ |
62mm×46mm |
フィルムの種類 |
富士フィルム インスタントフィルム INSTAX mini |
露出方式 |
自動露出 |
レンズ |
2群2枚構成 f=60mm 1:12.7 |
本体サイズ |
104×66×122mm |
重量 |
306g |
※2023/8/31時点の販売価格です。
YASHICA|MF-2 super
初心者からプロまで使えるフィルムカメラ「MF-2 Super」の復刻版になります。
新品で手に入れられる数少ない機種でもあり、ピンボケもしないため初心者でも使いやすい機種になっています。
参考価格(税込) |
19,800円(Amazon) |
---|---|
フィルムの種類 |
35mmフィルム |
レンズ |
38mm f / 3.8(3枚構成、3群レンズ構成) |
本体サイズ |
126×74×56mm |
重量 |
250g |
※2023/8/31時点の販売価格です。
フィルムカメラは中古で買う?新品で買う?
残念ながら、2023年現在でフィルムカメラを販売しているメーカーはないので、フィルムカメラは中古で買うことになります。
一部、プレミア価格が付いている機種や復刻版を新品で買えますが、基本的にはないと思っておきましょう。
また中古で購入する場合は、以下から購入することになります。
- 中古のカメラ専門店
- オークションサイト(ヤフオクなど)
- フリマアプリ(メルカリなど)
購入する際には、必ず満足できる状態であるかを確認してください。
中古のカメラ専門店なら傷の状態が記されていると思いますが、ネットでは正確に確かめることはできません。
フィルムカメラは高価なので、少しでも怪しいと思ったら購入は見送ったほうがいいでしょう。
もし周りにカメラに詳しい友人がいるなら、最初は付き添ってもらって購入することをおすすめしています。
まとめ
今回はフィルムカメラの詳細や、初心者が最低限知っておきたい種類、おすすめモデルなどを紹介しました。
最後にもう一度、本記事の内容をまとめておきます。
- フィルムカメラは、特有のレトロで優しい雰囲気を写真に残せるため根強い人気がある
- デジカメとの違いには撮り直しができない、現像にも少し手間がかかることなどがある
- フィルムカメラも現像さえすれば、スマホに転送することができる
- 前提知識として「フィルム」「ファインダー」「露出方式」「レンズ」の分類を知っておくと選びやすい
- フィルムカメラのメーカーで世界的に有名なのは「ニコン」「キャノン」
- 「オリンパス」「ミノルタ」のメーカーも名機が多く、個性的なデザイン・構造をしていることから人気がある
- フィルムカメラを体験したいなら「富士フィルム」の写ルンですで試すのもおすすめ
フィルムカメラは、カメラ好きの中でも昔から人気のあるジャンルです。
デジカメやスマホでは出せないレトロ感を演出できるため、興味があるならぜひ一度試してみてください。