冷蔵庫の省エネ性能の高さや効果、おすすめの選び方を紹介

author-avatar
下取りガイド Admin

「冷蔵庫を省エネタイプにして月々の電気代を安くしたい」 「省エネ性がありつつ、使い勝手のいい冷蔵庫が欲しい」

省エネの冷蔵庫にしたいとは思っているけど、なかなか選べなくてお困りではないでしょうか?

この記事では容量別に省エネ冷蔵庫の【消費電力】や【省エネ性能】をご紹介していきます。

以下のポイントをおさえれば省エネ性能に優れ、かつ使い勝手の良い冷蔵庫を選べるようになるでしょう。  

高い満足度が得られる省エネ冷蔵庫選びのポイント
  • 省エネ性能に優れているモデル
  • 省エネ性能を高める機能
  • 使用人数やライフスタイルに見合ったサイズ

 ただし、省エネ性能に優れた冷蔵庫を選んでも、使い方や容量サイズによっては省エネ性能が劣ってしまうことがあるため、注意が必要です。 

そこで今回は、省エネ性能が高い冷蔵庫選びや、省エネ性能を高めるために必要なポイントをまとめました。  

この記事で分かること
  • 【サイズ別】省エネ性能があるおすすめな冷蔵庫
  • 省エネ冷蔵庫の選び方
  • 電気代を抑える冷蔵庫の使い方

この記事を読むことで省エネ性能に優れ、かつ家庭ごとに異なるライフスタイルにも合った冷蔵庫の選び方が分かるでしょう。

省エネ性に優れた冷蔵庫を選ぶことで今よりも月々の電気代を抑えることが実現するかもしれません。

最後まで目を通して満足度の高い冷蔵庫のお買い物にお役立てください。  

最新の冷蔵庫は省エネ性能が高くなっている

冷蔵庫は24時間365日稼働しているため、家庭内でも電力消費量が大きい家電です。

割合としては、家庭のエネルギー消費の50%以上は電気とされています。

中でも冷蔵庫の消費電力量は多かったのですが、それは「年式の古い冷蔵庫」の場合です。

実際に2010年と2020年製造の冷蔵庫を比較すると、2020年製造の冷蔵庫の方が37〜43%の省エネになり、電気代に換算すると、年間約4,740〜6,090円安くなる計算です。

冷蔵庫の省エネ効果とは?

自動省エネ節電運転

最新の製品は自動省エネ節電運転も進化しています。

自動省エネ節電運転は、長時間開閉がない場合や室内が暗くなると省エネ運転に自動で切り替える機能です。

通常運転と比較しても、消費電力を抑えることが可能になっています。

断熱材の使用で省エネ

最新の冷蔵庫は、断熱材の性能も、年々向上しています。

断熱材は、庫内冷気をとどめ、外部からの熱の侵入を防ぎます。

最新の冷蔵庫では、「ノンフロン発泡断熱材」や「ノンフロン真空断熱材」など性能の高い断熱材が使用されているので冷気をとどめ、省エネにつなげています。

【サイズ別】省エネ性能のあるおすすめ冷蔵庫

冷蔵庫を開けている女性 省エネ性能のあるおすすめな冷蔵庫をサイズ別で紹介します。

目次を参考にしながら読みやすい順番で理解を深めていきましょう。  

500L以上(5人以上の家族向け)

5人以上で暮らす大家族におすすめな500L以上のサイズの冷蔵庫は以下のモデルです。  

  おすすめする理由とともに、それぞれの冷蔵庫の特徴を解説します。  

1.日立 R-HW60K 

日立 冷蔵庫 R-HW60K

■省エネ性能の特徴

省エネ基準達成率124%と、省エネ性の高さが認められている冷蔵庫です。

冷蔵室と冷凍庫に独立型の冷却器とファンを設置し、効率よく冷却が進められる仕組みを採用しています。

高い断熱性能を薄壁で実現しているので、スリムなボディでありながらも大容量と高い省エネ性を兼ね備えています。

 

■搭載されている機能

冷蔵庫全体を鮮度の高い状態にする「まるごとチルド」機能や、野菜をみずみずしいまま保存する野菜室、食材を凍らせずに保存する冷凍庫など、食材の美味しさにこだわりを持つ機能が搭載されています。

広い構造で見やすさもあるため、使い勝手からも高評価を得ている冷蔵庫です。  

商品 日立 R-HW60K 
参考価格 ¥198,000
容量 602L
2021年省エネ基準達成率 124%
年間消費電力量 254kwh/年
年間電気代(1kwを27円で算出) 6,858円

※引用元(HWタイプ:日立の家電品 R-HW60K

2.三菱電気 WXシリーズ MR-WX60G 

三菱電機 冷蔵庫 MR-MX46G

■省エネ性能の特徴

ドアの開閉状況から使用者の行動を分析して学習するAI機能が搭載され、冷蔵庫内の部屋ごとに最適な運転が自動的に行われる画期的な冷蔵庫です。

設定1つで無駄のない運転ができるようになっているため、誰でも省エネ性を高めながら保存できるようになっていることが特徴です。

■搭載されている機能

冷凍室で霜の発生を抑える運転が可能であったり、野菜をみずみずしく保てるように抗菌トレーを採用していたりと、食材のおいしさと清潔さを両立した仕様になっていることも嬉しい特徴と言えるでしょう。

インテリアとの調和が取れるデザインは『グッドデザイン賞』を獲得しているほど高く評価されています。

大容量でありながらもスマートでデザイン性にもこだわりを持ちたい人にはおすすめな冷蔵庫です。  

商品 三菱電機 WXシリーズ MR-WX60G
参考価格 ¥189,800
容量 600L
2021年省エネ基準達成率 106%
年間消費電力量 290kwh/年
年間電気代(1kwを27円で算出) 7,830円

※引用元(MR-WX60G-W 三菱電機WIN2K

3.AQUA AQR-TZ51K

AQUA 冷蔵庫 AQR-TZ51K ■省エネ性能の特徴

取り出しやすく、整理がしやすい薄型設計です。

ドアを開く時間を短縮できるため、省エネ性を高める使い方が実現しやすいでしょう。 『節約ecoモード』機能が搭載されているため、過剰な運転を抑える効果も働きます

■搭載されている機能

庫内には7つのLEDライトが施されていたり、大容量の冷凍室には6つのボックスが設置されていたりと、見やすさや収納のしやすさにこだわりのある冷蔵庫です。

すべてがフレンチドアになっているデザインが海外製のようなスタイリッシュさを感じることも人気の理由になっています。  

商品 AQUA AQR-TZ51K
参考価格 ¥138,510
容量 512L
2021年省エネ基準達成率 105%
年間消費電力量 293kwh/年
年間電気代(1kwを27円で算出) 7,911円

※引用元(AQR-TZ51K AQUA(アクア) アクア株式会社

400~500L(3~4人家族向け)

3〜4人で暮らすご家族におすすめな500L以上のサイズの冷蔵庫は以下のモデルです。  

  おすすめする理由とともに、それぞれの冷蔵庫の特徴を解説します。  

1.パナソニック NR-F488MEX 

パナソニック 冷蔵庫 NR-F488MEX■省エネ性能の特徴

2021年省エネ基準達成率が100%と、安心の省エネ性能のある冷蔵庫です。

AIエコナビが搭載された冷蔵庫で、スマホと連携すると外出時に節電モードに切り替わったり、買い物を予測してまとめ買いに応じた冷却がされたりなど、行動に合わせてモードが切り替わる画期的な機能が備わっています

■搭載されている機能

使い勝手も重視して設計し、野菜室を真ん中に設置。重たい野菜の取り出しも楽に行えるため、身体にも優しい使い心地を感じられます。  

商品 パナソニック NR-F488MEX
参考価格 ¥299,800
容量 483L
2021年省エネ基準達成率 100%
年間消費電力量 275kwh/年
年間電気代(1kwを27円で算出) 7,425円

※引用元(「はやうま冷凍」搭載冷蔵庫 NR-F488MEX – Panasonic

2.三菱電機 MR-MX46G

三菱電機 冷蔵庫 MR-MX46G ■省エネ性能の特徴

全室独立構造のAIが搭載された冷蔵庫です。

買い物を予測すると冷却機能が働いたり、霜が付着しないように温度を調節したりなど、省エネ運転はもちろん、食材の品質もキープする機能があるので美味しく保存が可能です。

■搭載されている機能

『切れちゃう瞬冷凍』機能で凍った野菜もサクサク切れます。

解凍が不要だから時短クッキングが叶ううえ、使う分だけ使用するから無駄のない調理も実現できます。  

商品 三菱電機 MR-MX46G
参考価格 ¥159,800
容量 455L
2021年省エネ基準達成率 101%
年間消費電力量 258kwh/年
年間電気代(1kwを27円で算出) 6,966円

※引用元(MR-MX46G-C 三菱電機WIN2K

3.AQUA AQR-VZ46M

AQUA 冷蔵庫 AQR-VZ46M ■省エネ性能の特徴

地球環境にやさしいノンフロンの冷蔵庫です。高い省エネ性がありながらも60㎝幅のスリムボディで、4人家族にも対応する大容量であることが特徴です。

■搭載されている機能

庫内の見やすさや明るさ、おいしさをキープする冷凍機能にこだわりを持っています。 ドアは右開き・左開きがあるため、設置場所に合わせて開閉のしやすいタイプを選ぶことが可能です。  

商品 AQUA AQR-VZ46M
参考価格 ¥253,111
容量 458L
2021年省エネ基準達成率 101%
年間消費電力量 275kwh/年
年間電気代(1kwを27円で算出) 7,425円

※引用元(AQR-VZ46M AQUA(アクア) アクア株式会社

200~400L(2人暮らし向け)

2人で暮らすお部屋におすすめな200〜400Lサイズの冷蔵庫は以下のモデルです。  

  おすすめする理由とともに、それぞれの冷蔵庫の特徴を解説します。  

1.ハイセンス HR-B2302 

ハイセンス 冷蔵庫 HR-B2302 ■省エネ性能の特徴

ノンフロンを採用し、省エネ基準達成率100%と、高い省エネ性が認められている冷蔵庫です。

■搭載されている機能

スタイリッシュさのあるデザイン性にもこだわりを持っています。 2Lのペットボトルを置いても余裕のある大容量で、肉やお魚の保存に適した見やすさのあるスライドケースがあります。

つなぎ目のない構造を採用し、お手入れのしやすさも実現しているため、庫内の清潔感をキープしやすい冷蔵庫です。  

商品 ハイセンス HR-B2302
参考価格 ¥39,980
容量 227L
2021年省エネ基準達成率 100%
年間消費電力量 8,613kwh/年
年間電気代(1kwを27円で算出) 7,911円

※引用元(227L HR-B2303 冷凍冷蔵庫 ハイセンスジャパン株式会社

2.東芝 GR-T33SC

東芝 冷蔵庫 GR-T33SC ■省エネ性能の特徴

自動節電機能が搭載されているため、在宅しているときも、長時間家を空けているときも最適な運転モードが適用されます。

365日休まずセンサーで見張ってくれるため、誰でも省エネ性を実感できる冷蔵庫です。

■搭載されている機能

食品の出し入れのしやすさにこだわり、手の届きやすい高さや、3段スライド冷凍など、小さな食品も取り出せる使い勝手のいい冷蔵庫です。

デザインはキッチンを美しく、そしてカッコよく見せるためにマニッシュデザインを採用。

カッコいいのに直感的に開けられるようなハンドルが付いているので、開閉時にはストレスを感じません。

冷蔵庫の美しさと使いやすさを両立した冷蔵庫です。  

商品 東芝 GR-T33SC
参考価格 ¥100,600
容量 326L
2021年省エネ基準達成率 105%
年間消費電力量 325kwh/年
年間電気代(1kwを27円で算出) 8,775円

※引用元(GR-T33SC 冷蔵庫 東芝ライフスタイル株式会社

3.シャープ SJ-PD28G 

シャープ 冷蔵庫 SJ-PD28G ■省エネ性能の特徴

節電モードが搭載されている冷蔵庫です。 密封性を高める高湿度シールド構造で、冷気を適切に保ちながら食材を新鮮な状態で保存することが可能です。

■搭載されている機能

冷凍室の容量は125Lと、大容量の冷凍室を搭載している冷蔵庫です。

収納のしやすい4段のスライドケースが採用されているため、取り出しやすさも実現しています。

冷気を除菌するプラズマクラスターイオンが出るため除菌しながら美味しく食品を保存できる冷蔵庫です。  

商品 シャープ SJ-PD28G
参考価格 ¥65,000
容量 280L
2021年省エネ基準達成率 104%
年間消費電力量 333kwh/年
年間電気代(1kwを27円で算出) 8,911円

※引用元(SJ-PD28G 冷蔵庫 – シャープ株式会社

150~200L(1人暮らし向け)

1人暮らしのお部屋には150〜200Lの冷蔵庫が適しています。おすすめな冷蔵庫は以下のモデルです。  

  おすすめする理由とともに、それぞれの冷蔵庫の特徴を解説します。  

1.東芝 GR-T17BS 

東芝 冷蔵庫 GR-T17BS■省エネ性能の特徴

省エネ性能高効率コンプレッサ採用により、優れた省エネ性のある冷蔵庫です。

省エネ達成率は100%と高い省エネ性がありながらも、コンパクトさやデザイン性が備わっていることが特徴です。

■搭載されている機能

耐熱100度のテーブルボードを採用しているので冷蔵庫の上に電子レンジを設置することも可能です。

省スペースに家電をまとめられるので、キッチンをすっきりとした印象にしながら設置できます

シンプルさとスタイリッシュさを兼ね備えたデザイン性は、どんなお部屋にもマッチするのでインテリアの邪魔もしません。 コンパクトさと使い勝手の良さを両立している冷蔵庫です。  

商品 東芝 GR-T17BS
参考価格 ¥48,000
容量 170L
2021年省エネ基準達成率 100%
年間消費電力量 306kwh/年
年間電気代(1kwを27円で算出) 8,262円

※引用元(GR-T17BS 冷蔵庫 東芝ライフスタイル株式会社

2.シャープ SJ-GD15H

.シャープ 冷蔵庫 SJ-GD15H ■省エネ性能の特徴

洗練されたデザインに思わず目を引く魅力がありながらも、省エネ基準達成率は105%と、ノンフロンで環境にもやさしい省エネ性を備えた冷蔵庫です。

■搭載されている機能

ドアの開閉方向を右・左どちらにも付け替えることができるため、使いやすさに合わせて使用できます。

コンパクトでありながらも冷蔵庫は大容量なので、まとめ買いにも対応できる使い勝手の良さがあることも嬉しい特徴です。  

商品 シャープ SJ-GD15H
参考価格 ¥60,700
容量 152L
2021年省エネ基準達成率 105%
年間消費電力量 290kwh/年
年間電気代(1kwを27円で算出) 7,830円

※引用元(SJ-GD15H 冷蔵庫 – シャープ株式会社

3.ハイセンス HR-D15E 

ハイセンス 冷蔵庫 HR-D15E ■省エネ性能の特徴

省エネ基準達成率は101%と、高い省エネ性が認められている冷蔵庫です。

うっかりドアを開けっ放しにしている時にはアラームがお知らせしてくれるので無駄な電力消費を少なくして利用できます

■搭載されている機能

コンパクトでありつつも、大容量のドアポケットや引き出しが付いているので抜群の使いやすさがあります。

電子レンジをおける耐熱トップテーブルを採用しているので、キッチンの家電を1か所にまとめられます。  

商品 ハイセンス HR-D15E
参考価格 ¥31,400
容量 154L
2021年省エネ基準達成率 101%
年間消費電力量 300kwh/年
年間電気代(1kwを27円で算出) 8,100円

※引用元(HR-D15E/HR-D15EB ハイセンスジャパン株式会社

省エネ冷蔵庫の選び方

開いている冷蔵庫 省エネ性を兼ね備えた冷蔵庫を選ぶなら、省エネ性が分かる情報と家庭によって異なる使用状況に合わせたサイズ・仕様に合わせることが大切です。  

省エネ冷蔵庫の選び方

1.『省エネラベル』をチェックする

2.ノンフロンかを確認する

3.インバーター方式かを確認する

4.人数や設置場所に合った冷蔵庫を選ぶ

  冷蔵庫を選ぶポイントについて解説します。

『省エネラベル』をチェックする

冷蔵庫選びでは、まず『省エネラベル』をチェックしましょう。

省エネラベルとは、省エネ性能の情報を表示しているラベルのことです。

2006年に施行された省エネラベリング制度によって情報提供することが義務づけられているため、2006年以降に販売されている冷蔵庫ではラベルで省エネ性のチェックができます。

省エネ性能 表記ラベル

省エネに関する情報が載っているので、比較検討に役立ててください。ラベル内の表示で見ていただきたいポイントを4つご紹介します。  

1.省エネ基準達成率

省エネ基準達成率とは、省エネ法に基づいて決められた目標値を、どの程度達成しているのかを数値化しているものです。 この数値が高いほど、省エネ性能が高いと判断できます。  

2.多段階評価

多段階評価とは『省エネ基準達成率』を5段階の星マークで記したものです。 達成率を数値ではなく星の数で認識できるため、効率的に比較検討がしやすくなるでしょう。 星の数は以下のような達成率で表示されます。  

省エネ基準達成率 多段階評価
100%以上 ★★★★★
86%以上100%未満 ★★★★
72%以上86%未満 ★★★
57%以上72%未満 ★★
57%未満

3.年間消費電力量(kWh/年)

1年間に消費する電力量を表した数値です。 JIS(日本工業規格)の測定方法で使用したときの電力量として記載されています。

この電力量は数値が低いほど省エネ性能が高いと判断できるため、比較検討に役立つ情報になるでしょう。

ちなみに、この年間消費電力量は容量が大きいサイズの冷蔵庫ほど低い数値である傾向にあります  

4.年間目安電気料金

1年間使用した場合の電気料金もラベルには表示してあります。

年間消費電力量を基に算出している料金です。具体的な電気代をイメージできるようになるでしょう。  

※ 冷蔵庫の消費電力については「冷蔵庫の消費電力は全体の約14%!かかる電気代を徹底解説【新旧の比較一覧付】」こちらの記事でさらに詳しくご紹介しています。

ノンフロンかを確認する

省エネ性の冷蔵庫選びでは、ノンフロン冷蔵庫を選びましょう。

なぜなら、ノンフロン冷蔵庫は環境を破壊しない冷蔵庫だからです。 そもそも『フロン』とは冷蔵庫の冷媒をコントロールするために使用する化学物質です。

これまでは人体への毒性が低いという特長から冷蔵庫を含めた製品に使われていましたが、フロンがオゾン層の破壊に影響していることが認知されました。

現在はほとんどの冷蔵庫がノンフロン冷蔵庫に切り替わっているはずですが、念のため確認を行いましょう  

インバーター方式かを確認する

インバーターであるかどうかも省エネ性冷蔵庫選びでは確認をしましょう。

そもそも冷蔵庫の省エネ性はインバーター方式が実現している性能であると言えるからです。

運転方式には『インバーター方式』と『一定速方式』があり、庫内の温度変化を調節する運転方法を指します。 冷蔵庫のモーター方式 一定速は設定温度に近づくと自動で冷却運転が停止され、設定温度から離れると運転が再開する仕組みです。

温度の変化が激しいうえ、運転には多くの電力が消費されます。

一方、インバーター方式を採用している冷蔵庫は、設定温度に近づくと自動で調節しながら運転するため、温度の変化が少なく済み、消費電力を抑えることができるようになります。  

省エネ性の高い冷蔵庫では当たり前に採用されている技術ですが、確認しておくと安心です。  

人数や設置場所に合った冷蔵庫を選ぶ

冷蔵庫は使用する人数や買い物の量、設置する場所によって最適さが変わります。

省エネ性能が優れた冷蔵庫であっても、使用状況に合っていなければ「省エネ性は発揮されない」「使い勝手が悪い」と感じる要因になるため、以下のポイントもおさえて冷蔵庫選びを進めていきましょう。  

1.使用人数

冷蔵庫の適切な使用人数に合った容量であることが欠かせません。

例えば、1人暮らし用の冷蔵庫を5人家族で使うとなると必要な食材をすべて冷蔵庫で保管することは難しいでしょう。

1人あたりに適切な冷蔵庫は70Lと言われています。

さらに、まとめ買いをしたときにも対応できる容量があると、余裕を持って保管できるようになるため、以下の計算式を用いて必要な容量を把握することもおすすめです。  

適切な冷蔵庫容量の目安=使用人数 × 70L+70L

  使用人数に合わせた容量に不安があるときは、上記の計算で導き出した数字も参考にしながら冷蔵庫選びをしてください。  

2. 買い物や冷蔵庫を使用する傾向

買い物や冷蔵庫に『何を保管する事が多いか』という部分も注目して冷蔵庫選びをしていくことも大切なポイントです。

なぜなら、家庭によって買い物をする頻度も、保管する食材も異なるからです。

まとめ買いをする家庭なら大容量のサイズが適していますし、野菜を多く買う家庭なら野菜室が広くて取りやすい位置であるかに注目しましょう。

冷凍食品や、食材を冷凍して保存する場合が多い家庭なら冷蔵庫の広さや使い勝手にもこだわりを持つといいでしょう。

ご自身がどのように冷蔵庫を使用しているか、その傾向を振り返って冷蔵庫の使い方を把握することも満足度の高い冷蔵庫選びに有効です。  

3.ドアの開き方や向き

冷蔵庫には3種類のドアの開き方があります。 冷蔵庫の開き方 せっかく省エネ性に優れていて、容量も適した冷蔵庫でも、開き方に使い勝手の悪さを感じてしまうと、満足度は大きく損なわれてしまいます。

ドアの開き方のメリット・デメリットを確認し、ドアの開き方や設置場所に適した向きを選ぶようにしましょう。  

ドアの開き方 メリット デメリット
片開き

・片手で開いて中を見渡すことができる

・ドアポケットの容量が多い

・扉が大きく開くからスペースが必要

・設置場所と開閉の向きによって使いづらさが生じる

・大きく開閉するから冷気が逃げやすい

両開き

・設置場所と冷蔵庫の向きを気にしないでいい

・どちら側にいても取り出せるから家事動線をすっきりできる

・使い慣れていない来客も簡単に食品を取り出せる

・ドアに重みを感じる場合がある

・開閉時に両開き特有の音がなる

観音開き

・設置場所と扉の向きの関係を気にする必要がない

・開閉する力が少なく済む

・ドアポケットが細かく分かれて収納しやすい

・開閉範囲が少なく済むから冷気が逃げにくい

・卵パックをドア部分に収納出来ない

・全体を見渡す際は両手を使って開けなければならない

・ドアポケットに厚みが出るため、収納方法によってはドアが閉めづらい

省エネ冷蔵庫は最新式でないといけないのか?

冷蔵庫のなかの食材 最新の冷蔵庫は、古い冷蔵庫と比べて電気代が安くなる傾向にあります。 ここでは古い冷蔵庫と最新の冷蔵庫を比較しながら省エネ性について解説いたします。  

【表で分かる】古い冷蔵庫と最新の冷蔵庫の比較

冷蔵庫は製造年式によって、以下のように年間消費電力量と電気代は変化しています。  

年間消費電力量 電気代(年間)
2000年製 652~748kWh 17,600~20,200円
2005年製 566~643kWh 15,280~17,360円
2010年製 431kWh 11,640円
2020年製 270kWh 7,290円

※引用元:省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」を使用してシミュレーション

※300~400Lの容量サイズ ※1kwを27円で算出 上記の表を確認すると、20年前の冷蔵庫と最新の冷蔵庫の電気代の差は倍以上の大きな差が生じていることが分かります。

冷蔵庫が占める家庭の消費電力の割合は全体の14.2%にもなるため、「電気代を見直したい」という理由で省エネ性のある冷蔵庫への買い替えを検討している人は、最新の冷蔵庫への買い替えがおすすめです。  

手持ちの冷蔵庫の年間消費電力量をカンタンに調べる方法

現在使っている冷蔵庫と最新の冷蔵庫の消費電力量を比較したい方は、環境省が提供しているサイト『しんきゅうさん』を活用してみてください。 しんきゅうさん バナー しんきゅうさんとは、省エネ製品に買い替えることで、どれほど消費電力やCo2排出量を抑えることにつながるかが簡単に比較できるサイトです。

型番を入力するだけで簡単に比較ができるため、現在の具体的な消費電力量を確認できます。

型番が分からない場合でも年式とサイズを入力すれば大まかな数値が表示されるようになっています。 買い替えることで、どれくらい改善できるのかを知りたい方は活用してみてください。  

※ 冷蔵庫の買い替えのタイミングについては「冷蔵庫の買い替え時期を決める7つのタイミングを詳しく解説」こちらの記事をご参照ください。

冷蔵庫の消費電力を抑えられる使い方

  冷蔵庫は使い方に気を付けるだけでも消費電力を抑えることができます。  

冷蔵庫の消費電力の抑え方

1.詰め込み過ぎない

2.周囲に10㎝以上のすき間を空けて設置する

3.開閉時間・回数を減らす

4.設定温度を調節する

  冷蔵庫の電気代を見直したいと考えている方は、ここで紹介するポイントをおさえた使い方を意識してみてください。  

1.詰め込み過ぎない

冷蔵庫の消費電力を抑える1つ目のポイントは“食品を詰め込み過ぎない”という点です。

冷蔵庫は冷気の流れによって冷やされているため、詰め込み過ぎると庫内が均等に冷却できなくなってしまいます。 その結果、冷却を高めるために電力を多く使ってしまうことにつながるのです。  

省エネ性能に優れた最新家電に買い替えても、詰め込み過ぎてしまうと省エネ性能が劣ってしまうため、詰め込み過ぎには気を付けましょう。

省エネ性を高める量は冷蔵庫奥の壁が見える程度です。冷気の流れを止めないように意識して食品の配置や量を調整してください。  

2.周囲に10㎝以上のすき間を空けて設置する

冷蔵庫は壁や家具との間に10㎝以上のすき間を空けて設置するようにしてください。

なぜなら、冷蔵庫は放熱しながら運転する家電だからです。十分なすき間がないと放熱しにくくなるため冷却機能は低下してしまいます

冷却機能が低下している中で運転すると多くの電力を消費しながら運転することになってしまい、結果電気代は上がってしまいます。

冷蔵庫は簡単に移動できない家電です。設置前には設置場所と冷蔵庫サイズをよく確認し、製品で異なる注意点も確認しながら設置するようにしましょう。  

3.開閉時間・回数を減らす

冷蔵庫の開閉時間や開閉の回数を減らして使うことも消費電力を抑える方法の1つです。

ドアの開閉は庫内の温度を変化させる大きな要因になるからです。 中の冷気が逃げないように食品の出し入れは素早く行いましょう。

素早く出し入れができるようにするために、

  • 定番の食品はいつも同じ場所に置く
  • よく使う食品は手前に置く

など、取り出しやすさにポイントを置いて冷蔵庫に保管するようにしてください。  

4.設定温度を調節する

冷蔵庫の設定温度を調節することも消費電力を抑えることにつながります。 冷蔵庫は設定した温度に合わせて運転する仕組みになっているからです。

例えば、『強』の設定で使用した場合と、『中』にした場合では年間60kWh以上の差が生じます

最新の冷蔵庫には『ecoモード』があるので、このような機能をうまく使っていくと、消費電力を抑えながら使用することができます。  

冷蔵庫を高く下取りしてくれる販売店でかしこく買い替えよう!

下取りチェッカー

下取りチェッカーとは?

1.デジタル家電専門店ノジマと業務提携している下取りサービス

業務提携しているノジマで新しい冷蔵庫を購入すれば、新しい冷蔵庫の納品と下取りに出した冷蔵庫の引取りを同じタイミングで行うことができます。 (ノジマの全店舗で下取りチェッカーをご利用いただけます!)「新しい冷蔵庫の納品と、持っている冷蔵庫の引き取りのタイミングが合わない…」ということがないので、スムーズに冷蔵庫の買い替えができます。

2.信頼できる下取り価格

下取りチェッカーは冷蔵庫の中古相場のデータベースをもとにして下取り価格を表示しています。 相場をもとに価格を決定しているため、「不公平に損になる」ことはありません。そのため、他の買取業者よりも高い価格で下取りしてもらえることもあります

3.誰でもできるカンタンな使い勝手

下取りチェッカーはWEBとLINEの2種類の査定が可能。24時間いつでも査定ができるうえ、ノジマでは判定結果をスタッフに提示するだけ。ややこしい手続きをすることなく、一括で新しい冷蔵庫の納品・下取りに出した冷蔵庫の引取り・下取り代金の振込ができる利便性の高いサービスです。

↓お友達登録してご自宅の冷蔵庫の下取り価格を調べてみてくださいね↓

\LINEの友だち登録はこちらから/

 

\WEB査定はこちらから/

下取りチェッカー

下取りチェッカー「冷蔵庫査定」はこちら

 

まとめ

省エネ性能に優れた冷蔵庫の購入を考えているなら以下のポイントをおさえて選ぶことがおすすめです。  

省エネ冷蔵庫の選び方

1.『省エネラベル』をチェックする

2.ノンフロンかを確認する

3.インバーター方式かを確認する

4.人数や設置場所に合った冷蔵庫を選ぶ

  現在は政府も環境にやさしい省エネ性能の高い家電の利用を推奨しており、省エネ性能がすぐ分かるよう『省エネラベル』の提示を義務化していたり、消費電力を比較できるサイトを提供していたりしています。

このような情報をうまく活用して冷蔵庫の買い替えを進めていきましょう。 ただし、せっかく省エネ性能の優れた冷蔵庫に買い替えたとしても、冷却機能を低下させてしまう使い方をしていると省エネ性能も劣ってしまいます。  

冷蔵庫の消費電力の抑え方

1.詰め込み過ぎない

2.周囲に10㎝以上のすき間を空けて設置する

3.開閉時間・回数を減らす

4.設定温度を調節する

冷蔵庫を使用する際は上記のポイントもおさえて、家計にも環境にもやさしい暮らしを目指していきましょう。  

[PR]下取りチェッカーでお得に買い替え!
下取りチェッカーで冷蔵庫をお得に買い替え!下取り価格がスグわかる!
WEB査定はこちらから!
LINE査定はこちらから!

人気記事

おすすめ記事

24時間いつでも下取り査定

でかしこく買い替えよう

でかしこく買い替えよう