
「おんぶ紐で、子供を抱えながら移動するのが大変」
「普通の自転車にチャイルドシートを付けているけど、坂道が登れなくて困っている」など、子供を連れての移動は大変なことが多いですよね。
子供乗せの電動自転車の購入を考えているが、どれを選んでいいか分からずに購入を先延ばしにしている人も多いのではないでしょうか?
まず結論からお伝えすると、子供乗せ電動自転車は以下の条件をおさえて購入すれば間違いありません。
- タイヤサイズは「20インチ」
- バッテリーサイズは、「12.0Ah〜16.0Ah」
- 子供の年齢によって、チャイルドシートの位置(前か後ろ)を決める
なぜ、上記の条件にあてはまるように購入すれば間違いないのか?
これらを説明するために、本記事では下記について説明していきます。
- 子供乗せ電動自転車を使用するメリット・デメリット
- 子供乗せ電動自転車を選ぶ際の3つのポイント
- おすすめの子供乗せ電動自転車ランキングTOP8
- 子供乗せ電動自転車を3人で乗る方法
お子さんと少しでも快適な移動時間を過ごしたい、毎日の移動時間を楽にしたいと考えている人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
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子供乗せ電動自転車を使用するメリット・デメリット
まずは、子供乗せ電動自転車を使用するメリットやデメリットを紹介していきます。
普通の自転車でも大変な面はあると思いますが、おそらく、移動できないなどの大きな支障が出ているわけではありませんよね。
それでは、子供乗せ電動自転車を新たに購入して使用するメリット、そしてデメリットとは何か?
それぞれ紹介していくので、参考にしてみてください。
子供乗せ電動自転車のメリット
子供乗せ電動自転車を使用する一番のメリットは、毎日の移動がグンと楽になることです。
電動アシストの力を借りているので、当然かもしれませんが、普通の自転車だと困る場面も多いと思います。
- 坂道は一度降りて、自転車を押しながら進んでいる
- 子供を乗せている場合、足が張るほどの力で漕いでいる
- 自転車を漕ぎ出すときに力が足りず、自転車がふらついてしまう
ただでさえ、他の育児も大変なのに、毎日の移動で疲れていては体力が持たなくなってしまいますよね。
子供乗せ電動自転車を使用することで、これらの場面で困ることはなくなるでしょう。
他のメリットとしては、現在販売されている電動自転車のチャイルドシートは、昔に比べて性能が格段に良くなっています。
子供を座らせたときの快適性が上がっているため、走行中にスヤスヤと眠ってしまう子供も多いようです。
子供が移動中に眠っていれば、移動が楽になることも多いですよね。
幼稚園や保育園の送り迎えをするお母さんは、ほとんどが子供乗せ電動自転車を購入しているほどなので、かなり便利な移動手段であると言えるでしょう。
子供乗せ電動自転車のデメリット
それでは、次にデメリットについて紹介します。
デメリットは値段の高さ、そして車体が重いことです。
普通の子供乗せ自転車の相場が5万円であることに対して、子供乗せ電動自転車の相場は12〜16万円になります。
電動自転車はバッテリーや、スピードを制御するための装置などを搭載しているため、どうしても高価になってしまうのですよね。
またバッテリーなどが搭載されていることによって、車体も重くなります。
走行中は電動アシストがあるので、重さを感じないものですが、車体を起こすときに重さがネックになることを覚えておきましょう。
具体的な重さとしては普通の自転車が15〜20kg、子供乗せ電動自転車は30〜35kgもの重さになります。
持ち上げて移動させるようなことがなければ、問題ないと思いますが…
もし、駐輪場に停める際などに、このようなアクションが必要な場合は移動時に困ることがあるというのは覚えておいてください。
※ちなみに女性の方向けの電動自転車について、下記の記事でもご紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
子供乗せ電動自転車を選ぶ3つのポイント
メリットとデメリットを紹介したところで、次は子供乗せ電動自転車を選ぶポイントを3つ紹介していきます。
1.チャイルドシートは前か後ろ、どちらを選ぶべき?
1つめは、チャイルドシートの位置についてです。
チャイルドシートは、「前乗せタイプ」「後ろ乗せタイプ」「3人乗れる前後乗せタイプ」があるのですが、どのタイプを選べばいいか迷ってしまいますよね。
結論からお伝えすると、子供の年齢に応じて決めることをおすすめします。
理由は、チャイルドシートは位置によって、対象となる年齢や体重・身長が異なるためです。
まずは、以下の表に対象年齢などの違いをまとめたので、ご覧ください。
●前乗せタイプ
対象年齢 | 1〜4歳 |
体重 | 15kg以下 |
身長 | 100cm以下 |
メリット | ・子供を見れるので安心 ・子供を乗せやすい |
デメリット | ・子供が前輪にいるため、暴れるとハンドルが取られて危ない ・乗せられる期間が短い ・子供を乗せるのが大変 |
●後ろ乗せタイプ
対象年齢 | 1〜6歳まで |
体重 | 22kg以下 |
身長 | 115cm以下 |
メリット | ・子供が暴れても、ハンドルが取られないので安心 ・子供を乗せるのが楽 ・乗せられる期間が長い |
デメリット | ・子供を乗せにくい ・前乗せタイプに比べると、安定感が低い ・子供を見れないので心配になる (前後乗せタイプは、それぞれの各特徴が当てはまります) |
たとえば、1歳になる子供を乗せるのであれば、選択肢は前と後ろの両方になります。
3〜4歳の子供を乗せるのであれば、前乗せタイプはすぐに使えなくなってしまうので、後ろ乗せタイプを選ぶことをおすすめします。
対象年齢がどちらの位置にもあてはまる場合は、表にまとめてあるメリット・デメリットを参考に、どちらが使いやすいかを選ぶようにしましょう。
2.タイヤサイズは、20か26インチのどちらが便利?
2つめは、タイヤサイズについてです。
子供乗せ電動自転車のタイヤサイズは、「20インチ」か「26インチ」の2種類がメインになります。
どちらが便利かについてですが、タイヤサイズが「20インチ」の子供乗せ電動自転車を選ぶことをおすすめしています。
こちらも、以下の表にそれぞれの違いをまとめたので、参考にしてみてください。
20インチ | 26インチ | |
メリット | ・走行中にふらつきにくく、安定する ・子供を乗せる際にも、高く持ち上げなくていい ・小柄な方でも足をつけられるため、走行中も安心 | ・男の人が漕ぎやすいため、シェアしやすい ・子供を乗せなくなったあとも、普通の自転車として使いやすい |
デメリット | ・大柄の男性などが漕ぎにくい ・26インチに比べると、スピードが出にくい | ・重心が高いため、ふらつきやすい ・子供を乗せる際に、高く持ち上げる必要がある ・小柄の人の場合、走行中に足がつかないことがある |
上記のように子供乗せ電動自転車を選ぶ場合は、20インチを選ぶほうがメリットが多くなります。
特に20インチのデメリットでもあげていますが、子供を乗せている場合、スピードを出す必要性もなくなります。
普通の自転車や電動自転車とは違い、子供を乗せるという用途が加わるので、20インチのほうがメリットが多くなることを覚えておきましょう。
3.バッテリーサイズは大きいほうがいい?
3つめは、バッテリーサイズについてです。
これは子供乗せ電動自転車に限らずですが、バッテリー容量は多いほうがメリットがあります。
子供乗せ電動自転車の場合は、バッテリー容量が12.0〜16.0Ahのサイズをおすすめしています。
こちらもバッテリー容量に応じた特徴をまとめた表を用意したので、参考にしてみてください。
バッテリー容量 | 走行距離 | 充電時間 | おすすめの使い方 |
6.0~8.0Ah | 約23~30km | 約2.5~3.5時間 | ・身近な距離での走行 ・通勤や買い物 |
12.0~16.0h | 約45〜60km | 約4.5~6時間 | ・子供の送り迎え ・坂道が多い道での走行 |
20.0Ah | 約75km | 約7.5時間 | ・子供の送り迎え (さらに移動距離が長い場合) |
上記の表に書かれているように、バッテリー容量が多いと「走行距離が長くなる」などのメリットがあります。
ただ、バッテリー容量に比例して、電動自転車の値段も高くなるのですよね。
子供を乗せる場合は、毎日の送り迎えやスーパーへの買い物など、使用頻度も高くなりがちです。
あまりにもバッテリー容量が低いと、1〜2日に1回充電する必要が出てくるため、不便に感じる点も増えてきます。
そのため値段は少し上がりますが、快適に使うことができる12.0〜16.0Ahのバッテリーサイズをおすすめしています。
大手3社(パナソニック・ヤマハ・ブリヂストン)の特徴
これからランキングを紹介していくのですが、その前に大手3社(パナソニック・ヤマハ・ブリヂストン)が販売している電動自転車の特徴を紹介します。
大手3社の電動自転車に搭載されている機能を表にまとめました。
それぞれの特徴をすぐに把握することができるので、ぜひ購入時の参考にしてください。
(※表の機能は、各メーカーの全モデルに搭載されているわけではありません。表で紹介した機能を搭載したモデルが各メーカーに存在するという認識で、ご覧ください)
パナソニック | ・ラクイック機能 ・ハンドルロック機能 ・加速感のあるアシストは、大手3社の中で一番評価を得ている。 |
ヤマハ | ・切り替え不要のアシスト機能 ・ハンドルロック機能 ・最高級のチャイルドシートを搭載 |
ブリヂストン | ・両輪駆動を搭載 ・ベルトドライブを搭載 |
パナソニックは、ラクイック機能やハンドルロック機能があるため、子供がいる状態で「鍵を取り出さなくていい」「スタンドを立てるだけで、子供を安全に乗せられる」など、子育て中にはとても助かる特徴があります。
ヤマハは、パナソニックと同様に自動のハンドルロック機能が搭載されているほかに、切り替え不要のアシスト機能が搭載されています。
走行時にアシストモードの切り替えが不要になるため、常に子供へ注意を向けられるのは嬉しいポイントですよね。
ブリヂストンは、他のメーカーの特徴とは異なりますが、ベルトドライブを搭載しているためチェーン周りのメンテナンスは不要。
そして、両輪駆動を採用しているため、これから紹介するランキングの「最大走行距離」を見てもらうと、他のメーカーよりも距離が長くなっていることが分かります。
これらの特徴を踏まえた上で、次のランキングをご覧ください。
おすすめの子供乗せ電動自転車 TOP8
メリットやデメリット、そして選ぶ際のポイントを紹介したところで、次はおすすめの子供乗せ電動自転車をランキング形式で紹介します。
今回のランキングは、各販売サイトのランキングやレビューなどを参考に作成いたしました。ぜひ、参考にしてみてください。
第1位:パナソニック ギュット・クルームR・EX BE-FRE031
参考価格(税込) | 159,000円 |
メーカー | パナソニック |
最大走行距離 | 86km |
変速シフト数 | 3段変速 |
タイヤサイズ | 20インチ |
バッテリー容量 | 16Ah |
充電時間 | 4.5時間 |
チャイルドシート位置 | 後ろ乗せ |
チャイルドシート付 | ◯ |
3人乗り対応 | ◯ |
第2位:ヤマハ PAS Babby un SP PA20BSPR
出典:PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデル | ヤマハ発動機
参考価格(税込) | 129,600円 |
メーカー | ヤマハ |
最大走行距離 | 75km |
変速シフト数 | 3段変速 |
タイヤサイズ | 20インチ |
バッテリー容量 | 15.4Ah |
充電時間 | 4時間 |
チャイルドシート位置 | 後ろ乗せ |
チャイルドシート付 | ◯ |
3人乗り対応 | ◯ |
第3位:ブリヂストン bikke MOB dd BM0B40
参考価格(税込) | 130,500円 |
メーカー | ブリヂストン |
最大走行距離 | 115km |
変速シフト数 | 3段変速 |
タイヤサイズ | 20インチ |
バッテリー容量 | 14.3Ah |
充電時間 | 4.1時間 |
チャイルドシート位置 | 後ろ乗せ |
チャイルドシート付 | ◯ |
3人乗り対応 | ◯ |
第4位:パナソニック ギュット・アニーズ・DX BE-ELAD033
参考価格(税込) | 129,550円 |
メーカー | パナソニック |
最大走行距離 | 80km |
変速シフト数 | 3段変速 |
タイヤサイズ | 20インチ |
バッテリー容量 | 16Ah |
充電時間 | 4.5時間 |
チャイルドシート位置 | 後ろ乗せ |
チャイルドシート付 | ◯ |
3人乗り対応 | ◯ |
第5位:ブリヂストン アシスタC STD CC0C31
参考価格(税込) | 119,000円 |
メーカー | ブリヂストン |
最大走行距離 | 61km |
変速シフト数 | 3段変速 |
タイヤサイズ | 20インチ |
バッテリー容量 | 12.3Ah |
充電時間 | 3.5時間 |
チャイルドシート位置 | 後ろ乗せ |
チャイルドシート付 | ◯ |
3人乗り対応 | ◯ |
第6位:ブリヂストン bikke GRI dd BG0B40
出典:ビッケ グリ dd | ビッケ | ブリヂストンサイクル株式会社
参考価格(税込) | 149,999円 |
メーカー | ブリヂストン |
最大走行距離 | 115km |
変速シフト数 | 3段変速 |
タイヤサイズ | 20インチ |
バッテリー容量 | 14.3Ah |
充電時間 | 4時間10分 |
チャイルドシート位置 | 後ろ乗せ |
チャイルドシート付 | ◯ |
3人乗り対応 | ◯ |
第7位:ヤマハ PAS Kiss mini un SP PA20KSP
出典:PAS Kiss mini un SP | ヤマハ発動機
参考価格(税込) | 143,500円 |
メーカー | ヤマハ |
最大走行距離 | 78km |
変速シフト数 | 3段変速 |
タイヤサイズ | 20インチ |
バッテリー容量 | 15.4Ah |
充電時間 | 4時間 |
チャイルドシート位置 | 前乗せ |
チャイルドシート付 | ◯ |
3人乗り対応 | ◯ |
第8位:ブリヂストン ハイディツー HY6B40
参考価格(税込) | 152,890円 |
メーカー | ブリヂストン |
最大走行距離 | 120km |
変速シフト数 | 3段変速 |
タイヤサイズ | 20インチ |
バッテリー容量 | 14.3Ah |
充電時間 | 4.1時間 |
チャイルドシート位置 | 後ろ乗せ |
チャイルドシート付 | ◯ |
3人乗り対応 | ◯ |
子供乗せ電動自転車を3人で乗る方法
最後に、子供乗せ電動自転車を3人で乗る方法について紹介します。
今後3人で乗る可能性がある場合は、こちらも参考にしてみてください。
「幼児2人同乗用自転車安全基準」を満たしているか
まず、子供乗せ電動自転車を3人で乗るためには、「幼児2人同乗用自転車安全基準」を満たした自転車である必要があります。
この基準が満たされた自転車は、幼児2人を乗せても十分な発進・走行・駐輪時の操作性と安全性が確保されていることを証明しています。
今回ランキングで紹介した製品は、3人で乗るための基準を満たしている自転車になるので問題ありません。
ただ、他の製品の購入を検討していて、さらに今後3人で乗る可能性がある場合は、必ず今回紹介した基準を満たしているかを確認するようにしましょう。
追加でチャイルドシートの購入が必要
基準を満たしているかを確認したら、追加でチャイルドシートを購入する必要があります。
チャイルドシートの追加は、最寄りの自転車屋さんに相談するのがいいでしょう。
通販でチャイルドシート単品を購入することができますが、素人の整備では不備があり、事故につながってしまうことも考えられます。
大切な子供がチャイルドシートごと、転倒してしまってからでは遅いですよね。
チャイルドシートは10,000〜15,000円で追加可能なので、必要になった場合は、最寄りの自転車屋さんに依頼してみてください。
まとめ
今回は子供乗せ電動自転車の選び方や、ランキングを紹介させていただきました。
最後にもう一度、本記事の内容をまとめておきます。
- 子供乗せ電動自転車のメリットは、移動がグンと楽になること
- デメリットは、値段が高い&車体が重いこと
- チャイルドシートの位置は、基本的に子供の年齢で決める
- タイヤサイズは、20インチがおすすめ(車体が低いメリットが多い)
- バッテリーサイズは、12.0Ah〜16.0Ahがおすすめ
- 3人乗りを検討している場合は基準を満たしていること、そして追加でチャイルドシートを購入する必要がある
本記事でも書きましたが、小さい子供の育児は大変なことが多いです。
もちろん楽しいこともあると思いますが、移動中くらいは子供と一緒に気分良く移動したいものですよね。
子供乗せ電動自転車は12〜16万円と高価ですが、数年間使った場合、1日あたりの費用は100〜200円とそこまで高くありません。
何を重視するかにもよりますが、子育て時の良い投資先になっているという人は多いので、ぜひ子供乗せ電動自転車の導入を検討してみてください。
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