「電動自転車の買い替えのとき、下取り価格っていくらかかるの?」
「少しでもお得に電動自転車を手放したい」
電動自転車は非常に便利な乗り物です。
しかし、日々の生活の中で使い続けるため3,4年程度でパーツのどこかしらに異常が発生することもあり、処分や買い替えを検討する方が多いのではないでしょうか。
また、買い替えるために下取りに出した際の費用も気になりますよね。
そこで自転車の販売など取り扱っている6社を厳選し、下取りや引き取りの状況について調べてみました。
結論から言うと、電動自転車の買い替え時に下取り・引き取りを取り扱っている会社は以下のようにまとめられます。
下取り・買取価格 | 引き取りサービスの有無/手数料 | 備考 | |
---|---|---|---|
下取りチェッカー提携店 |
29,900円 |
有り/時期・店舗・購入有無 によって変わる |
・2023年11月現在、東京・神奈川・愛知・大阪にて提携店舗あり。 提携店はこちらで調べられます。 |
サイクルベースあさひ |
27,000円 |
有り/新車購入あり550円 /購入なし1,100円 |
・要店舗持ち込み |
イオンバイク | × | 有り/購入あり無料 |
・要1台購入につき1台引き取り |
カインズホーム | × | 有り/購入あり無料 |
・要1台購入につき1台引き取り |
ダイワサイクル | × |
有り/購入あり550円~ |
・要店舗持ち込み ・店舗によって金額が異なる |
サイクルオリンピック | × |
有り/購入あり無料 |
・要店舗持ち込み |
2023年11月現在では下取りチェッカー提携店舗で電動自転車の下取りをおこなっている、またサイクルベースあさひが一部の自転車の買取をおこなっていることが分かります。
またそのほかの会社は引き取りサービスについては基本取り扱っていることが多い状況でした。
▼この記事を読むと分かること
- 6社の電動自転車の下取り・引き取りサービスの取り扱い状況
電動自転車を新しく買い替え、下取りを検討している、という方はぜひ最後まで読んで参考にしてください。
目次
【電動自転車】大手6社の下取り(買取)サービスの有無
ここでは自転車の販売店として有名6社について、電動自転車の下取りサービスを取り扱っているかどうか、詳しく見ていきます。
主に下記のようにまとめられました。
対象モデル:Yamaha PAS Babby PA20BXL 2019年モデル 動作・状態良好 を下取りに出す場合
下取り・買取価格 | 引き取りサービスの有無/手数料 | 備考 | |
---|---|---|---|
下取りチェッカー提携店 |
29,900円 |
有り/時期・店舗・購入有無 によって変わる |
・2023年11月現在、東京・神奈川・愛知・大阪にて提携店舗あり。 提携店はこちらで調べられます。 |
サイクルベースあさひ |
27,000円 |
有り/新車購入あり550円 /購入なし1,100円 |
・要店舗持ち込み |
イオンバイク | × | 有り/購入あり無料 |
・要1台購入につき1台引き取り |
カインズホーム | × | 有り/購入あり無料 |
・要1台購入につき1台引き取り |
ダイワサイクル | × |
有り/購入あり550円~ |
・要店舗持ち込み ・店舗によって金額が異なる |
サイクルオリンピック | × |
有り/購入あり無料 |
・要店舗持ち込み |
※2023.11月時点当社調べとなります。時期や店舗によって、実際のサービス内容と異なることがありますので、詳しくは該当の店舗にお問い合わせください。
6社を比較してみると、「下取りチェッカー提携店」と「サイクルベースあさひ」について、中古の自転車の下取り・買取は有効であることが分かります。
また下取りチェッカー提携店の査定額が一番高い結果となりました。
そのほかの会社も引き取りをおこなっているケースは多く、その代わり新車を1台購入すると1台引き取りができるなど条件のあるものもあります。
また基本的に最寄りの店舗に持ち込み引き取ってもらえることがほとんどだと分かります。
それでは各社の下取り・引き取りサービス状況について詳しく解説します。
下取りチェッカー提携店
下取りチェッカーの提携店舗では自転車の下取りに対応しています。
2023年11月現在、東京都・千葉県・神奈川県・愛知県・大阪府に下取りチェッカーの提携店舗があります。
下取りチェッカーの自転車提携店舗はこちらから調べられます。
例えば下取り査定額は
ということで、調べたなかでは一番高い結果でした。
また下取りチェッカーを使用した際の条件は以下のようになります。
- 下取り対象は現在、電動自転車のみ
- 1台の買い替えに応じて下取りが可能
- 古い電動自転車を店舗に持ち込む必要がある
- 防犯登録抹消手続きを済ませる
- 身分証を持参する
ぜひ電動自転車の手放しに迷っている場合は下取りチェッカーで下取り額を一度チェックしてみてくださいね。
▶下取りチェッカー「電動自転車の査定」はこちら
サイクルベースあさひ
自転車の販売をおこなう「サイクルベースあさひ」は中古の電動自転車、スポーツサイクル、キッズサイクルの買取サービス、 そのほか自転車の引き取りサービスもおこなっています。
参考:
自転車買取&リユース販売サービスーサイクルベースあさひ|サイクルベースあさひ
自転車修理工賃 | サービス一覧 | サイクルベースあさひ
例えばサイクルベースあさひの買取査定額は
という結果でした。
サイクルベースあさひの査定方法は下取り対象の自転車のモデルを選択するのにたくさんのリストの中から選択する必要があり選択が困難でした。
型番での検索方法がないので、サクッと調べることができません。
サイクルベースあさひの一部の店舗では中古の自転車(リユース自転車)の販売もおこなっていることから、リユース自転車対象の店舗を探す必要があります。
また買取をしてもらうには状態が良いこと、動作が問題ないことなど条件が付いてきますので、サイクルベースあさひに買取してもらう場合は気を付けるポイントとなります。
また買取対象にならない自転車も引き取りサービスを取り入れており、
- 新車の購入時には引き取り手数料550円
- 購入でない場合では引き取り手数料1,100円
で引き取ってもらえるということです。
イオンバイク
出典:不要自転車の無料受取サービス | 特集|イオンバイクモール
イオングループに属する「イオンバイク」では自転車の買い替え時の下取りはおこなっていませんが、新規購入時に引き取りサービスをおこなっています。
この引き取りサービスは条件があり、新規購入1台につき、1台の無料引き取りが可能ということです。
また古い自転車を店舗に持ち込み、引き取りが原則になります。
注意したいのは
- 2台目からの引き取りはおこなっていない
- オンライン通販での購入品は対象外になる
ということです。
条件や注意点はありますが、全国に多数あるイオンの店舗でこのように自転車の引き取りサービスをおこなっているというのはとても重宝しますね。
カインズホーム
日用品や家具家電など取り扱う総合ホームセンター「カインズホーム」では、自転車の買い替え時の下取りはおこなっていませんが、無料引き取りサービスをおこなっています。
カインズホームでは自転車だけでなく、例えば
- 電子レンジ・炊飯器など家電
- 電動工具
- キャットタワーなどペット用品
についても無料引き取りをおこなっています。
カインズホームの無料引き取りサービスには条件があり、例えば自転車なら自転車購入1台につき、古い自転車1台を引き取りしてもらえます。
オンラインショップでの購入も対象となりますが、引き取りしてもらう際には購入の証明ができる
- レシート
- 納品書
- 明細書
などが必要になるということです。
カインズホームは全国展開しているので、最寄りのカインズホームでこのように引き取ってもらえるのはとても手軽ですね。
ダイワサイクル
出典:ブランド紹介 | ダイワサイクル – DAIWA CYCLE株式会社 電動自転車、クロスバイク
自転車の販売・修理を中心に取り扱うダイワサイクルでは、電動自転車の新規購入時の下取りはおこなっていませんが、引き取りサービスはおこなっています。
参考:よくあるご質問 | ダイワサイクル – DAIWA CYCLE株式会社 電動自転車、クロスバイク
- 自転車の新規購入時に引き取ってもらう場合には550円~/1台
- 購入なしの場合は1,100円~/1台
ということでダイワサイクルの引き取りサービスは店舗によって料金が異なります。
なので近隣の店舗にて料金を確認する必要があるということです。
サイクルオリンピック
サイクルオリンピックでは電動自転車の新規購入時に下取りはおこなっていませんが、古い自転車の引き取りサービスはおこなっています。
参考:After Service|自転車|サイクルオリンピック
- 新規購入時だと無料で引き取り
- 購入がない場合、引き取り手数料1,100円
- 基本的に店舗への持ち込みが必要
サイクルオリンピックではこのように購入ありなしの両方で引き取ってもらえます。
電動自転車の下取り・買取・処分について
電動自転車の下取りの基礎知識
上記で見てきたように、自転車の販売を中心に取り扱う会社では1社のみ下取り(買取)のサービスをおこなっているということが分かりました。
そのほかは手数料がかかる、また無料で引き取りはできる。そのような結果でした。
しかし、高いお金をだして買った電動自転車。
どうせだったら少しでもお金に換えたいですよね。
そこで上記の方法以外に電動自転車を売る方法をご紹介します。
電動自転車の買取のポイント
電動自転車を売る方法としては以下が挙げられます。
- リサイクルショップに売る
- フリマアプリ、ネットオークション・地元型コミュニティで売る
これらの方法はあくまで以下が前提です。
- 動作に問題ないこと
- 壊れていないこと
リサイクルショップに売る
上記で見てきたような会社で電動自転車を下取りしてもらえなかったとしても、リサイクルショップに売ることでお金に換えることができます。
その場合はこの後取り上げる「電動自転車を高く買取ってもらう4つのコツ」で上げるようなポイント、また防犯登録の解除など条件が加わります。
例えば出張買取のアシストでは電動自転車の買取をおこなっています。
詳しい相場については「電動アシスト自転車の買取相場」にてご覧いただけます。
フリマアプリ、ネットオークション・地元型コミュニティで売る
などの自分で使わなくなったものを自分で売るサービスを利用する方法が当てはまります。
メルカリなどフリマアプリ、ジモティーなどの場合は自分の言い値で価格を設定できるので、高く利益を得られる場合があります。
ヤフーオークションは言い値の設定ではありませんが、それでもリサイクルショップに売るより高い値段を付けてもらえる可能性もあります。
しかしこれらの方法の難しいポイントは配送方法です。
特に電動自転車というとても重量のある、大型の荷物は利用できる配送サービスも限られてきますし、それだけ配送料が高く付きます。
電動自転車の処分の注意点
残念ながら売れる条件に当てはまらない電動自転車もあると思います。
その場合は下記の記事にて電動自転車の処分方法について取り上げていますのでそちらをご覧ください。
▶電動自転車を処分するなら知っておきたい!5つの処分方法の長所短所
まとめ
有名6社の電動自転車の下取りサービスの取り扱いについて、基本的に引き取りしてもらえる会社が多いことがわかりました。
その中でも下取りチェッカー提携店の下取り査定額が一番高い結果となりました。
売る条件に当てはまらない電動自転車は処分を考えるのがおすすめです。
▶電動自転車を処分するなら知っておきたい!5つの処分方法の長所短所
この記事を参考に、電動自転車を少しでも納得して買い替えできるように願っています。