
「電動自転車のモーターっていつ交換したらいいの?」
「お店で交換してもらう場合っていくらぐらいかかる?」
電動自転車のモーターは普通の自転車にはついていないパーツなため、モーターの交換方法や寿命、交換を依頼した場合の費用が気になるのではないでしょうか。
寿命が切れたモーターを使い続けることは非常に危険であり、適切なタイミングで交換する必要があります。
結論から言うと、モーターを交換するタイミングと交換方法は以下の通りです。
【交換するタイミング】
- 一般的な寿命は2年
- アシスト力が弱くなった
- 異音が発生する場合
【交換方法】
- 左右のクランクを外す
- チェーンケースとバッテリー下のカバーを外す
- チェーンを外す
- ギヤを外す
- テンションプーリーを外す
- コネクタを外す
- モーターを外し交換用のモーターを取り付ける
また、お店で交換を依頼する場合は1万円〜お願いすることができます。
モーターだけでなく電動自転車の本体を買い替える場合は、寿命がきてからでは下取りに出せないため、早めに買い替えを検討しなくてはいけません。
そこで本記事では、電動自転車のモーターを交換するタイミングや交換する方法、お店で交換する場合の費用や、買い替えるタイミングを解説していきます。
▼この記事を読むと分かること
- 電動自転車のモーターを交換するタイミング
- モーターの寿命を伸ばすための3つのコツ
- 自分で電動自転車のモーターを交換する方法
- お店で交換する場合の費用
- 自転車を買い替えるタイミング
この記事を読めば、適切なタイミングでモーターを交換することができ、電動自転車本体の買い替えについても適切な時期がわかるはずです。
電動自転車を今後も安全に乗り続けたいという人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
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電動自転車のモーターを交換するタイミング
電動自転車のモーターは、通常の自転車にはない独自のパーツです。
モーターが駆動することでアシスト力が働き、通常の自転車より格段に楽に快適に漕ぐことができるのです。
モーターは消耗品であるため、寿命に気づかず交換せずに使い続けるとアシスト力が弱まり、運転しづらくなってしまいます。
どういったタイミングでモーターを交換すればいいのか、解説します。
一般的な寿命は2年
電動自転車のモーターの寿命は、走行距離によっても左右されますが一般的には2年ほどといわれています。
2年間継続して電動自転車に乗り続けている場合は、それ以上モーターを使用し続けるとアシスト力が弱まり快適さが失われるため、早めに交換するようにしましょう。
2年経たない場合でも、走行距離が1,000kmを超えるとモーターのパフォーマンスが低下し快適に運転できなくなります。
そのため、寿命が来る前にモーターを交換することで快適に運転し続けることができます。
※ちなみに電動自転車の寿命について詳しくは下記の記事でもご紹介していますのでチェックしてみてくださいね。
電動自転車の寿命は何歳程度?寿命のタイミングや寿命を延ばす使い方
アシスト力が弱くなった
モーターは電動自転車のアシスト力を左右する大切なパーツです。
そのモーターが「消耗する」「故障する」症状があるとアシスト力が弱まります。
すると次のようなことが起こります。
- 上り坂でアシストが機能しなくなる
- 平地でも思うようにスピードが出なくなる
以前と比較して、アシスト力が弱まったかも?と思ったらモーターを交換する合図です。
モーターが完全に故障すると、アシスト力がなくなり、電動自転車の重さだけがデメリットとして残ってしまいます。
そうなる前に交換するようにしましょう。
異音が発生する場合
電動自転車の運転中にモーター部分から、「ガタガタ」といった異音が聴こえる場合は注意が必要です。
モーター内部に次のような異常が発生していることがあります。
- 異物が混入する
- 内部で異常が発生している
異物が入っていないかチェックをしても異音が止まらない場合は、内部で故障している可能性が高いため、早めに交換するようにしましょう。
電動自転車のモーターの寿命を少しでも伸ばすコツ
電動自転車のモーターの寿命は約2年といわれていますが、以下で紹介するコツを実践することでその寿命を伸ばすことができます。
なるべく長く乗り続けたいという方は、ぜひ実践してみてください。
上り坂を避けて運転する
電動自転車が最もアシストを必要とするタイミングは上り坂を上る瞬間です。
頻繁に上り坂を運転し続けると、通常よりもモーターの消耗が激しくなってしまいます。
どうしても避けられない場合を除いて、モーターを長持ちさせたい場合は上り坂は避けるようにしましょう。
積載する荷物を少なくする
運転するときに電動自転車にかかる重量による負荷もモーターに影響を与えます。
- 子どもを乗せて運転する
- 重い荷物を積載したまま長時間の運転を繰り返す
このような乗り方を繰り返すと電動自転車のモーターの寿命を縮めてしまいます。
なるべく運転するときは、積載する荷物を少なくするようにしましょう。
屋内で自転車を保管する
モーターは紫外線や雨を浴びることによってもダメージを受け、寿命が縮まってしまいます。
直接モーター部分に紫外線や雨風が当たらないように、可能であれば屋内もしくは屋根付きの屋外で保管するようにしましょう。
定期的にメンテナンスをおこない清潔に保つ
例えばモーター部分に遺物が混入することで、モーターの故障に繋がってしまいます。
そのため、定期的にモーター部分の周辺をチェックしメンテナンスをおこなうことで車体をきれいに保つようにしましょう。
モーターのみに限らず、ギアやチェーン部分も汚れなどが付着することで故障の原因になりやすいため、毎日運転するという方は少なくとも2週間に1回は点検が必要になります。
電動自転車のモーターを自分で交換する方法
電動自転車のモーターの交換は他のパーツの交換と比較すると難易度が高いため、自信がない方は自分で交換するのではなくお店に交換を依頼したほうがいいでしょう。
万が一交換作業の途中で触ってはいけない場所に触ってしまうと、取り返しのつかないことになりかねません。
自分で交換する場合は、細心の注意を払って慎重に交換するようにしてください。
電動自転車のモーターは、以下の手順で交換することができます。
- 左右のクランクを外す
- チェーンケースとバッテリー下のカバーを外す
- チェーンを外す
- ギヤを外す
- テンションプーリーを外す
- コネクタを外す
- モーターを外し交換用のモーターを取り付ける
この際、1つの作業ごとに該当箇所を写真や動画で撮影することをおすすめします。
交換後のモーターをはめ込んだ後に、一度外した金具などを取り付けていくのですが、どこを外したのか分からなくなることを防ぐためです。
上記の手順で、電動自転車のモーター交換は自分でできますが、途中の手順を間違えてしまい自転車を直せなくなった、というケースも珍しくありません。
画像付きの詳細な手順についてはこちらのサイトをご覧ください
完全備忘録!超ピンポイント知識。 電動アシスト自転車モーターの交換修理のための分解方法
自分でモーターを交換する際に必要なもの
電動自転車のモーターを自分で交換する場合は、以下のパーツを事前に用意しましょう。
- 交換用のモーター
- マイナスドライバー
- プラスドライバー
- ラチェットレンチ
- スパナ
これらのパーツは基本的にはAmazonや100均で揃えることができます。
どれか1つのパーツが欠けてしまうと、モーターの交換ができませんので、事前にしっかりと揃っているかどうかチェックするようにしてください。
交換用のモーターは2万円〜3万円で専門店で購入することができます。
電動自転車のモーターをお店で交換する場合の費用
ショップでモーターを交換してもらう場合にかかる費用の内訳は以下の2つです。
- 交換用モーターの料金
- 工賃
そのため、交換用のモーターを自分で用意するかどうかでモーター交換の費用が変わってきます。
なお、モーターはおよそ2万円〜3万円で購入することができます。
ショップでモーターを交換する場合、どれくらいの費用なのか表形式でまとめてみます。
モーターユニットのみの場合 | パワーユニット全体の場合 | |
交換用モーターを用意した場合 | 1万円 | 3万円 |
モーターをショップで購入する場合 | 3万円 | 5万円 |
モーターユニットのみを交換する場合と、パワーユニット全体を交換しないといけない場合で費用は変わってきます。
パワーユニットを含めて交換しないといけない場合は、費用が高くなるため買い替えを検討する方も珍しくはありません。
モーターを修理交換するための費用は非常に高額なため、なるべく交換しないで済むように、上記で説明したような寿命を伸ばすコツを実践することをおすすめします。
自分でモーターを購入し持ち込む場合は、サイズや規格が電動自転車と合っているかどうかも事前にしっかりと確認しておきましょう。
モーター交換に必要な時間
自転車ショップに電動自転車を持ち込んで、モーターを交換してもらう際にかかる時間はおよそ以下の通りです。
モーターユニットのみの場合 | パワーユニット全体の場合 | |
所要時間 | 1時間〜 | 3時間〜 |
モーターを交換するためには、最低でも1時間以上はかかると思っておいたほうがいいでしょう。
ショップによっては1日預けて翌日以降にならないと交換できない場合もあるため、事前に混雑状況を確認するといいです。
東京・神奈川・埼玉ならサイクルショップCOGGEYがおすすめ!
関東にお住まいの方で自転車の修理を検討している場合、「サイクルショップCOGGEY」がおすすめです。
画像:サイクルショップCOGGEY(コギー)豊洲店
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サイクルショップCOGGEYを利用するメリットは以下の通りです。
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- 自転車のどこに異常があるのかを丁寧に教えてくれるため安心して利用できる
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また、これから自転車を購入する予定の方に向けて、COGGEYの5つの約束があるといいます。
- 1年間に3回まで安全点検サービスが受けられる
- 全店に整備士資格の保有者が在籍している
- 会員になれば修理工賃が会員価格になる
- 傷害保険・盗難保険の案内あり
- 2年後にメンテナンス時期をお知らせしてもらえる
サイクルショップCOGGEYによれば、特に最初の「安全点検サービス」はだいたい半年に1回程度が目安だといいます。
なので、あと1回は予備で何か不具合を感じた場合に利用することがおすすめとのことです。
自転車に異音が生じただけでは故障しているかどうか判断がつかず、「自転車ショップにこれだけで持っていっていいのかな」と不安になる方もいるでしょう。
しかし、サイクルショップCOGGEYなら自転車にちょっとした異常があっただけでも、気軽に確認してもらえます。
自転車に何かあった際の駆け込み寺としても、サイクルショップCOGGEYは非常におすすめです。
電動自転車を買い替える場合は寿命が来る前に検討しよう
電動自転車のモーターの寿命は約2年間なので、期間内に交換することが望ましいですが、モーターだけではなく本体も時間と共に劣化していくため、買い替えが必要になります。
電動自転車本体の寿命はモーターよりは長いですが、約7年ほどで寿命が来るといわれています。
電動自転車を買い替える場合は、例えば今乗っている自転車を下取りに出す方法があります。
下取りに出す場合、自転車がまだ使える状態であることが前提となるため、寿命が来てからでは手遅れになるでしょう。
そのため、電動自転車の買い替えを検討する場合は、購入してから3〜4年以内を目安に早めに検討する必要があります。
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まとめ
いかがでしたか?
電動自転車のモーターの交換方法が把握でき、適切なタイミングで買い替えを検討できるようになったかと思います。
最後にこの記事の内容をまとめてみます。
・電動自転車のモーターを交換するタイミングは次の3つ
- 一般的な寿命は2年
- アシスト力が弱くなった
- 異音が発生する場合
・モーターの寿命を伸ばすためのコツは次の3つ
- 上り坂を避けて運転する
- 積載する荷物を少なくする
- 屋内で自転車を保管する
- 定期的にメンテナンスを行い清潔に保つ
・電動自転車のモーターは自分でも交換できるが、難易度が高いためお店に依頼した方が確実
・お店で交換する場合の費用相場は1万円〜5万円
(交換用のモーターを自分で用意するか、モーターユニットのみの交換かで変わる)
・電動自転車を買い換えるには購入してから3〜4年以内が目安
この記事を参考に、電動自転車を安全に乗り続け、適切なタイミングで買い替えできることを願っています。