
「ルイガノは他のメーカーの電動自転車と比べて、どんな違いがあるのか」
「ルイガノの中で人気があるモデルはどれか」など、電動自転車自体が安い買い物ではないので、しっかり情報を知ったうえで購入したいですよね。
そこで本記事では、大手国内メーカーのモデルと比較しながら、「ルイガノ」というメーカーについて情報をまとめていきます。
まずは結論からお伝えすると、ルイガノの電動自転車は高いデザイン性を備えており、大手国内メーカーに負けないスペックを搭載しています。
値段においては、国内メーカーと比較すると負けてしまう部分があるのですが…
このあたりの機能性や値段・最大走行距離の比較をお伝えするために、下記について解説していきます。
- ルイガノ(LOUIS GARNEAU)とは?
- おしゃれなデザインが人気?ルイガノの特徴を紹介
- ルイガノと大手国内メーカーの電動自転車を比較!注目すべき3項目
電動自転車は長く乗っていくものなので、どうせなら色々なメーカーの情報を知ったうえで購入できたら嬉しいですよね。
ルイガノの購入に迷っている方は本記事を参考にして、購入の判断に役立ててみてください。
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ルイガノ(LOUIS GARNEAU)とは?
まずは、ルイガノ(LOUIS GARNEAU)というメーカーの説明から始めていきます。
すでにご存じかもしれませんが「どんな背景から生まれたメーカーなのか?」を知っておくと、より愛着も持てるようになるので、あわせて知っておきましょう。
ルイガノは、カナダに拠点を置くスポーツメーカーです。
カナダの東海岸に位置するケベック市に生まれ、自転車レースのオリンピック代表にもなった「ルイ・ガノー」さんが1981年に立ち上げました。
ルイガノはデザイン性に優れたモデルが多く販売されているのですが、それには以下の2つが関係しているからですね。
1. 創業者でもあるルイ・ガノーさんが大学の芸術学部出身であること。そのアート活動を創作に活かしたことが、ブランドの原点になっているため。
2. 創業者の生まれ故郷、そして、ルイガノの本部があるケベック市は街並みにアート性が拡がっている。このケベックの街並みに負けないアート性を、自転車づくりにも活かそうという考え方があるため。
参考元:ABOUT / ルイガノとは? / LOUIS GARNEAU
実際に筆者が口コミを中心に調べてみたところ、「デザインに惹かれて購入した」という声が多く占めていました。
あとの項目でも解説していますが、しっかり値段以上のスペックを搭載していることも人気の要因であると言えますね。
おしゃれなデザインが人気?ルイガノの特徴を紹介
次に、ルイガノの特徴について解説します。
ルイガノの特徴としては、大きく分けて以下の2つになります。
- 高いデザイン性を備えているメーカー
- スポーツモデルから普段使いまで、幅広いモデルが用意されている
これらについて順番に解説していきます。
高いデザイン性を備えているメーカー
これは前の項目でも解説しましたが、「高いデザイン性を備えていること」はルイガノの最大の特徴と言っていいでしょう。
電動自転車はバッテリーを搭載しているため、普通の自転車と比較すると、どうしても野暮ったい印象になりやすい乗り物です。
しかし、ルイガノは「シンプルでスマートなデザイン」を魅力としていることもあり、デザイン性に評価されるモデルが多いのですよね。
参考用に、ルイガノの「AVIATOR-E」というシリーズの画像を記載しておきます。
おしゃれは主観的なものではありますが…
使用している色も統一されているからか、シンプルでスマートな印象を受けますよね。
このモデルと同じような印象を受けるモデルが多く存在するため「好みに合うな」と感じた方は、購入する候補に入れておくとよいでしょう。
スポーツモデルから普段使いまで、幅広いモデルが販売されている
次の特徴として、ルイガノには幅広いモデルが販売されていることです。
普通は海外メーカーになると、「電動ロードバイクに特化している」「価格ではなく、スペックを重視している」という1つのジャンルに特化したメーカーが多いです。
しかし、ルイガノは創業者が家族愛を大切にする人であり、その考えが製品に反映されているからか、「キッズバイクから、女性が乗りやすいバイクまで幅広いモデル」が販売されています。
さらに、オプションが豊富なのも特徴なのですよね。
たとえば、電動の子供乗せ自転車をルイガノで購入した場合は、以下のようなオプションパーツを買うことができます。
- 子どもの足の巻き込みを防止する「フットガード」
- 子どもを安心して載せ下ろしできる「幅広スタンド」
- 日本製の子どもを乗せられる「チャイルドシート」
など、大手国内メーカーのモデルに付けられる基本的なオプションは揃っています。
自転車は使う用途によってカスタマイズの内容も変わってきます。幅広いモデルが販売されているのに加え、豊富なオプションが揃っているのは安心ですよね。
自転車チェーンの最大手「サイクルベースあさひ」が、日本の代理店として販売しているのも安心できるポイントになります。
ルイガノと大手国内メーカーの電動自転車を比較!注目すべき3項目
次に、ルイガノと大手国内メーカー(Panasonic)の電動自転車を比較していきます。
今回、比較する製品は以下の2つになります。
ルイガノ AVIATOR-E
●Panasonic ジェッター BE-ELHC
あまりにも価格差が離れていると比較にならないため、両者とも20万円前後のモデルを比較対象に選びました。
これから「1.値段」「2.機能性」「3.バッテリー容量」の順番で比較していくのですが、先にそれぞれのスペックを記載しておきます。
スペック | ルイガノ AVIATOR-E | Panasonicジェッター BE-ELHC |
参考価格(税込) | 217,800円 | 175,000円 |
本体重量 | 17.6kg | 21.1kg |
最大走行距離 | 105km | 85km |
変速シフト数 | 8段変速 | 8段変速 |
タイヤサイズ | 27インチ | 700×38C(27インチよりもやや大きい) |
バッテリー容量 | 10.9Ah | 12Ah |
充電時間 | 7時間 | 4時間 |
それでは、これらのスペックを元に比較していきましょう。
1.値段
まずは値段なのですが、大手メーカー(Panasonic)に軍配が上がる結果になりました。
今回は同じ電動クロスバイクを比較しているのですが、他のモデルを見ていても「ルイガノは20万円〜」「大手メーカーは10万円〜」と、安く購入できるのは大手メーカーでした。
やはり理由としては、幅広いモデルを販売しているとはいえ、大手メーカーほど販売モデル数が多くないことが挙げられます。
というのも、ルイガノはスポーツ系の電動自転車は3種類。大手メーカーは全て合わせると数十種類は越えているので、コスパに優れたモデルと比べると、価格差が生じるのは当然かもしれませんね。
また、シティタイプの電動自転車を含めると「ルイガノは14万円〜」「大手メーカーは6万円〜」と、やはりコスパだけを見ると大手メーカーに軍配が上がります。
そもそも、あまりコスパを優先して購入するメーカーではありませんが…
少しでも安く電動自転車を購入したい方は、他の大手メーカーの電動自転車を選ぶとよいでしょう。
2.機能性(重量など)
次に、機能性(重量など)についてです。
機能性は、ルイガノに軍配が上がる結果になりました。
今回の比較対象にしている「ルイガノ AVIATOR-E」と「Panasonic ジェッター BE-ELHC」の重量を比較すると、ルイガノは17.6kg。Panasonicは21.1kgと、3kg以上もルイガノが軽く作られています。
他の電動クロスバイクのモデルと比較しても、重量20kgを切っているモデルはなかなか販売されていないため、かなり軽量の部類になりますね。
参考記事:電動自転車のクロスバイクとは?相場や性能、おすすめの人気モデルを紹介
充電時間はルイガノのほうが長いのですが、充電は睡眠中に行うことが多いことから、そこまで重視されていない項目です。
同じ価格帯の中では、スペックが高いモデルが販売されていることが言えるでしょう。
3.バッテリー容量(最大走行距離)
最後は、バッテリー容量についてになります。
バッテリー容量は、最大走行距離に関係する項目ですね。
つまり、基本的にはバッテリー容量が多いほど、電動自転車ではハイスペックの基準とされる項目の1つになります。
両者のバッテリー容量を見てみると、ルイガノは「10.9Ah」。Panasonicは「12.0Ah」と高いのですが…
最大走行距離を見てみると、ルイガノのほうがバッテリー容量が少ないにも関わらず、105kmと最大走行距離が長いです。(Panasonicは85km)
おそらく、本体重量の軽さが影響しているのだと思います。
同じアシスト力のあるバッテリーでも、本体重量が軽いほうが消費エネルギーを節約できるため、最大走行距離が長くなっているというわけですね。
こちらも同じく他のモデルと比べてみたところ、同じバッテリー容量の中ではトップクラスの最大走行距離も誇っていました。
これらの内容から、ルイガノはしっかり値段以上のスペックを搭載しているメーカーだと考えておいてよいでしょう。
ルイガノのおすすめモデルTOP5
大手メーカーとの比較を終えたところで、ルイガノのおすすめモデルをランキング形式で紹介します。
今回のランキングは、各販売サイトのランキングやレビューを参考に作成いたしました。ぜひ、購入時の参考にしてみてください。
第1位:AVIATOR-E
参考価格(税込) | 217,800円 |
本体重量 | 17.6kg |
最大走行距離 | 105km |
変速シフト数 | 8段変速 |
タイヤサイズ | 27インチ |
バッテリー容量 | 10.9Ah |
充電時間 | 7時間 |
第2位:EASEL-E
参考価格(税込) | 239,800円 |
本体重量 | 18.0kg |
最大走行距離 | 105km |
変速シフト数 | 8段変速 |
タイヤサイズ | 20インチ |
バッテリー容量 | -(記載なし) |
充電時間 | 6.5h |
第3位:ASCENT deluxe
出典:ASCENT deluxe|LOUIS GARNEAU
参考価格(税込) | 162,000円 |
本体重量 | 29.8Ah |
最大走行距離 | 66km |
変速シフト数 | 3段変速 |
タイヤサイズ | 20インチ |
バッテリー容量 | 12.3Ah |
充電時間 | 3.5h |
第4位:ASCENT mini
参考価格(税込) | 139,320円 |
本体重量 | 24.2kg |
最大走行距離 | 77km |
変速シフト数 | 3段変速 |
タイヤサイズ | 20インチ |
バッテリー容量 | 12.3Ah |
充電時間 | 3.5時間 |
第5位:EASEL INTER5E DI2
出典:EASEL-E INTER5 DI2|LOUIS GARNEAU
参考価格(税込) | 294,800円 |
本体重量 | 18.5kg |
最大走行距離 | 105km |
変速シフト数 | 5段変速 |
タイヤサイズ | 20インチ |
バッテリー容量 | -(記載なし) |
充電時間 | 7.0h |
まとめ
今回は電動自転車のルイガノの特徴や値段、大手国内メーカーとの比較、ランキングについて紹介しました。
最後にもう一度、本記事の内容をまとめておきます。
- ルイガノは、カナダに拠点を置くスポーツメーカー
- 創業者のルイ・ガノーや拠点のケベック市などの影響を受け、デザイン性に特化したブランドになっている
- 大手国内メーカーと比較した時に優れているのは、「機能性」「バッテリー容量(最大走行距離)」
- 一方で、「値段」だけに注目したときにやや高めなモデルが多い
大手国内メーカーの安心感も捨てがたいですが、海外メーカーのスマートな印象を持つモデルも捨てがたいものですよね。
どちらを選ぶにしろ正解はないと思うので、本記事を参考にして、ご自身が満足できるほうを選んでみてください。