坂道や長距離の移動が楽にできる電動自転車ですが、いざ購入しようとなったときに気になるのが値段ですよね。
電動自転車は10万円を超えるものも多いため、購入まで決断できないという人も多いのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、10万円以下で買えるコスパの良い電動自転車はたくさん存在します。
そこで本記事では、10万円以下の電動自転車を紹介する他に、下記についても説明していきます。
- コスパの良い電動自転車とは?
- 10万円以下で買える!電動自転車のモデル5選(20インチ)
- 10万円以下で買える!電動自転車のモデル5選(26インチ)
- 電動自転車にかかる電気代とは?
- コスパ良く電動自転車を使うコツ
コスパの良い電動自転車を見つけられずに困っている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
目次
コスパの良い電動自転車とは?
コスパの良い電動自転車を探す前に、そもそもコスパの良い電動自転車とは何か分かりますか?
普通の自転車とは違い、電動自転車は「値段が安い=コスパの良さ」には直接つながらないことを覚えておきましょう。
コスパの良い電動自転車を見つけるときの結論としては「バッテリーの交換回数を含めた金額で考える」が、正解になります。
理由として、電動自転車は本体の寿命をむかえる前に、必ず1〜2回のバッテリー交換(3〜4万円)が発生するためです。
※電動自転車の寿命については詳しくは下記の記事でもご覧いただけます。
電動自転車の寿命は何歳程度?寿命のタイミングや寿命を延ばす使い方
電動自転車の本体寿命は8〜10年、バッテリーの寿命は3〜4年・充電回数は700〜900回に到達したら替え時と言われています。
つまり、本体の寿命をむかえる前に、何度もバッテリーを交換していたら結果的に高くなってしまうというわけですね。
電動自転車のコスパをわかりやすく説明するために、本体価格とバッテリー交換回数別の料金を計算したので、あわせてご覧ください。
バッテリー交換回数別のコスパ比較
本体価格とバッテリー交換回数別の料金は、以下になります。
1. 販売価格6万円。バッテリー交換が2回必要になった場合。
→合計14万円
2. 販売価格10万円。バッテリー交換が1回必要になった場合。
→合計14万円
※バッテリーの交換費用は1回4万円と仮定。
上記のように販売価格が6万円と10万円の違いがあるにも関わらず、バッテリーの交換回数によっては、同額の14万円となりました。
もちろん、販売価格が高いほうが高スペックと言えるので、結果的にコスパがよかったのは後者だと言えるでしょう。
これらの情報をまとめると、コスパの良い電動自転車を見つけるためには「自分の走行距離にあう電動自転車を選ぶこと」が、ポイントになります。
週に10〜20kmしか走らない場合は、充電回数もそこまで増えないため、価格をおさえた電動自転車でもコスパ良く乗ることができます。
しかし、週に50〜60kmを走る場合は充電回数も増えてしまうため、価格は少し上がりますが、全体的にスペックを上げた電動自転車のほうが、コスパ良く乗れる可能性も上がるでしょう。
電動自転車のコスパについては、以上になります。
次は10万円以下で買える電動自転車のモデルを「20インチ」と「26インチ」に分けて、5選ずつ紹介していきますね。
ここで解説したポイントを踏まえて、参考にしてみてください。
10万円以下で買える!電動自転車のモデル5選(20インチ)
それでは「20インチ」の10万円以下で買える、電動自転車のモデル5選を紹介します。
1.パナソニック(Panasonic) SW BE-ELSW012
参考:パナソニック SW「BE-ELSW012」 |サイクルベースあさひ 公式オンラインストア
参考価格(税込) | 84,880円 |
メーカー | パナソニック(Panasonic) |
最大走行距離 | 36km |
変速シフト数 | 1段変速 |
タイヤサイズ | 20インチ |
バッテリー容量 | 8Ah |
充電時間 | 4.5時間 |
パナソニックが出している電動自転車の中でも、人気のあるシリーズです。
シンプル操作の電動自転車となっており、約4.5時間の充電で約36kmの走行が可能となっています。
スイッチ操作と連動している常時点灯LEDライトを採用しているため、被視認性が向上していることも特徴となっている製品です。
2.トランスモバイリー(TRANS MOBILLY) E-BASIC
出典:TRANS MOBILLY E-Basic GIC|Amazon
参考価格(税込) | 65,909円 |
メーカー | トランスモバイリー(TRANS MOBILLY) |
最大走行距離 | 40km |
変速シフト数 | 1段変速 |
タイヤサイズ | 20インチ |
バッテリー容量 | 5Ah |
充電時間 | 3時間 |
トランスモバイリーが出しているE-BASICは、シンプルで折りたたみも可能な電動自転車になります。
今回紹介している20インチの電動自転車の中で、最安値を誇っていることが最大の特徴と言えるでしょう。
バッテリー容量は5Ahと小さめで、バッテリー寿命となる充電回数も約500回と少ないのですが、週に1〜2回程度の使用を考えている方には、おすすめの電動自転車になります。
3.パナソニック(Panasonic)ベロスター・ミニ BE-ELVS073
出典:パナソニック ベロスター・ミニ「BE-ELVS073」|Amazon
参考価格(税込) | 99,900円 |
メーカー | パナソニック(Panasonic) |
最大走行距離 | 40km |
変速シフト数 | 7段変速 |
タイヤサイズ | 20インチ |
バッテリー容量 | 8Ah |
充電時間 | 4.5時間 |
ベロスター・ミニは高めの価格帯ではありますが、「7段変速可能」「バッテリー容量8Ah」「走行距離40km」と、価格に見合ったスペックを搭載している電動自転車です。
7段変速が可能ということは、シーンに合わせて適切な力で漕ぐことができます。
つまり、バッテリーに余計な負荷がかからないため、バッテリーが長持ちする要因の1つになるのは嬉しいポイントだと言えますね。
4.KAIHOU スイスイ BM-AZ300
出典: BM-AZ300 | カイホウジャパン|Amazon
参考価格(税込) | 69,800円 |
メーカー | KAIHOU |
最大走行距離 | 30km |
変速シフト数 | 6段変速 |
タイヤサイズ | 20インチ |
バッテリー容量 | 5.8Ah |
充電時間 | 4時間 |
KAIHOUというメーカーが出しているスイスイは、フロントモーターを採用しており、安定したアシストを得られることが特徴の電動自転車になります。
価格が6万円台と安いにも関わらず、6段変速を搭載していることも特徴の1つと言えるでしょう。
パナソニックなどの大手メーカーと比較すると、人と被ることが少ないメーカーだと言えるので、周りと同じ電動自転車を使いたくないなと考えている人には、特におすすめの自転車となります。
5.ペルテック(PELTECH)TDN-206
出典:PELTECH(ペルテック) TDN-206 | Amazon
参考価格(税込) | 69,800円 |
メーカー | ペルテック(PELTECH) |
最大走行距離 | 35km |
変速シフト数 | 6段変速 |
タイヤサイズ | 20インチ |
バッテリー容量 | 6.0Ah |
充電時間 | 3.5時間 |
ペルテックは、26インチの電動自転車の紹介でも出てきますが、コスパの良い電動自転車を出しているメーカーです。
こちらもスイスイと同様に6段変速が可能となっており、バッテリー容量も6.0Ah・最大走行距離も35kmを誇っているため、コスパの良い電動自転車だと言えるでしょう。
10万円以下で買える!電動自転車のモデル5選(26インチ)
次に「26インチ」の10万円以下で買える、電動自転車のモデル5選を紹介します。
1.ヤマハ PAS Cheer PA26H
参考価格(税込) | 97,000円 |
メーカー | ヤマハ(YAMAHA) |
最大走行距離 | 37km |
変速シフト数 | 3段変速 |
タイヤサイズ | 26インチ |
バッテリー容量 | 9.3Ah |
充電時間 | 2.5時間 |
ヤマハのPAS Cheer PA26Hは、ベーシックな機能を装備したエントリーモデルの電動自転車になります。
フル充電で約2.5時間、37kmの走行も可能となっており、たくさんの荷物を収納できる大容量バスケット(21L)が装備されているのも特徴だと言えるでしょう。
充電時間も2.5時間で済むのも嬉しいポイントになっています。
2.ペルテック(PELTECH)TDF-14Z
参考価格(税込) | 79,800円 |
メーカー | ペルテック(PELTECH) |
最大走行距離 | 37km |
変速シフト数 | 3段変速 |
タイヤサイズ | 26インチ |
バッテリー容量 | 8Ah |
充電時間 | 4時間 |
ペルテックは、20インチの電動自転車の紹介でも説明しましたが、コスパの良い電動自転車を出しているメーカーになります。
ここで紹介している26インチの自転車の中では、唯一の7万円台と最安値を誇っています。
20インチの電動自転車とそこまで価格も変わらないため、同じ価格帯で26インチの電動自転車がほしい方には、おすすめの電動自転車となっています。
3.ブリヂストン(BRIDGESTONE)アシスタU STD A6SC11
出典:ブリヂストン アシスタU STD「A6SC11」|Amazon
参考価格(税込) | 96,900円 |
メーカー | ブリヂストン(BRIDGESTONE) |
最大走行距離 |
36km |
変速シフト数 | 3段変速 |
タイヤサイズ | 26インチ |
バッテリー容量 | 6.2Ah |
充電時間 | 2時間 |
ブリヂストンが出しているアシストUは、お手頃価格で乗りやすいと評判の電動自転車です。
乗り降りしやすい低床設計で、身長が小さいお子さんからご年配の方まで、幅広く乗ることができる製品です。
充電時間も約2時間で満タンになるなど、使いやすい特徴を多く兼ね備えている電動自転車だと言えますね。
4.パナソニック(Panasonic)ビビ・SX ELSX633
参考価格(税込) | 81,800円 |
メーカー | パナソニック(Panasonic) |
最大走行距離 | 35km |
変速シフト数 | 3段変速 |
タイヤサイズ | 26インチ |
バッテリー容量 | 8Ah |
充電時間 | 4.5時間 |
パナソニックが出しているビビシリーズの電動自転車になります。
有名メーカーであるパナソニックが出しているため、修理対応してくれる店舗も多く、安心して使用できる製品になります。
カラーも4色の展開があるため、自分の好きなデザインを選ぶことができるのも嬉しい製品だと言えます。
5.丸石サイクル ビューアシスト
参考価格(税込) | 84,678円 |
メーカー | 丸石サイクル |
最大走行距離 | 30km |
変速シフト数 | 3段変速 |
タイヤサイズ | 26インチ |
バッテリー容量 | 5.8Ah |
充電時間 | 4時間 |
丸石サイクルが出しているビューアシストは、ローラーブレーキやWピポットと呼ばれるブレーキシステムを採用している電動自転車です。
そのため安全に乗りやすいという特徴や、24インチのサイズ展開もしているため、体の小さいお子さんでも乗ることができる製品になっています。
電動自転車にかかる電気代とは?
電動自転車のモデルを紹介したところで、次は電動自転車の充電にかかる電気代を紹介します。
電動自転車の充電にかかる電気代は、1回5〜15円と言われています。
1回の充電に10円かかるとして、週1回の充電であれば、年間480円。週2回の充電になると、年960円の電気代になる計算です。
最初にもお伝えしたように、電動自転車の寿命は8〜10年あることを考えると、トータルでかかる電気代は「5,000〜20,000円」かかることも覚えておきましょう。
コスパ良く電動自転車を使うコツ
本体価格やバッテリー交換回数の他にも、コスパ良く電動自転車を使うコツがあるので紹介します。
それは、バッテリー交換時のタイミングなどで「買い替え」を検討することです。
電動自転車を利用する人は年々増えてきているため、買取相場もかなり上がってきています。
今回紹介した20インチの電動自転車は、平均買取価格は15,000円・上限買取価格では70,000円の買取相場がついています。
26インチの電動自転車の買取相場は、平均買取価格24,000円・上限買取価格では250,000円という買取相場がつくほど、需要のある製品になります。
今持っている、もしくはこれから購入する電動自転車が、数年後に3〜4万円の買取価格がついた場合、バッテリー交換代+少しのお金で、新品の電動自転車を購入することができますよね。
古くなった自転車に新しいバッテリーを乗せて走る場合、本体の修理費用がかかる可能性もあります。
次で詳しく解説していますが、「下取りチェッカー」というアプリを活用することで、瞬時に買取価格を調べることができます。
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まとめ
今回はコスパの良い電動自転車の条件や、10万円以下で買える電動自転車を紹介させていただきました。
最後にもう一度、本記事の内容をまとめておきます。
- 電動自転車のコスパは「バッテリーの交換回数を含めた金額」で考える
- 自分の走行距離にあう電動自転車を選ぶことが大事
- 20インチの電動自転車は、6万円から購入可能
- 26インチの電動自転車は、8万円から購入可能
- 電動自転車の充電にかかる電気代は、1回5〜15円
- コスパ良く使うために、買取や下取りを検討する
電動自転車は高価な買い物になるので、少しでもコスパが良いものを購入したいですよね。
今は価格に見合った電動自転車が多いのですが、本記事で紹介したとおり、自分のスタイルにあってない製品を選んでしまうと、結果的にコスパが悪かったなんてことにもなりかねません。
本記事を参考にして、あなたがコスパが良いと感じる電動自転車に出会えることを願っております。