近年、電動自転車のバッテリー盗難が多発し、被害件数が増えています。
「バッテリー盗難対策はあるの?」
「どうしたら盗難にあわずに済んだのか」
電動自転車のバッテリーを盗まれた方はこう思うのではないでしょうか。
まず結論からお伝えすると、自転車の鍵をしっかりかけることが誰でも簡単にできるバッテリー盗難対策といえます。
しかし、電動自転車の鍵をしっかりかけていてもバッテリーを盗まれることがあるのです。
「自転車の鍵をしっかりかける」以外にバッテリー盗難対策はあるのか?
そもそも、なぜバッテリーが盗まれるのか?
そんな疑問を解決するため、本記事では、電動自転車のバッテリー盗難やその対策ついて解説していきます。
本記事の最後には、盗難防止機能がついた電動自転車も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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【目次】
1.電動自転車のバッテリー盗難に注意が必要
冒頭でお伝えしたとおり、近年、電動自転車のバッテリー盗難が多発し、被害件数が増えています。
警視庁は、平成30年から令和5年7月末までに、東京都内における電動自転車のバッテリー盗難事案が1,439件あったことを公表しています。
最新2023年8月22日の発表では、令和5年中7月までに発生したバッテリー盗難事案は296件と前年同月と比較し大幅に増加しています。
(引用元:警視庁公式ホームページ)
電動自転車のバッテリー盗難には注意が必要です。
2. 転売を目的としたバッテリーの盗難が発生
そもそも、電動自転車のバッテリー盗難はなぜ多発しているのでしょうか?
電動自転車のバッテリーは、フリマアプリで数千円〜数万円で売れるのだそうです。
そのため、転売を目的としたバッテリー盗難は、東京都や大阪府で多発しています。
2021年7月に、東京都青梅市で、高校生3人が電動自転車のバッテリーを盗んだ容疑で逮捕されました。
取り調べに対して、高校生は「2月から都内の団地駐車場で約50個のバッテリーを盗み、30万以上稼いだ」と供述したそうです。
盗んだバッテリーは、フリマアプリで3,000円〜17,000円で出品していました。(引用元:TOKYO MX +)
また、大阪府東大阪市でも同様の盗難が発生しています。
電動自転車のバッテリー盗難容疑で逮捕された夫婦は「その日暮らしの生活費を稼ぐため、バッテリーをフリマアプリで出品していた」と、容疑を認めました。(引用元:産経ニュース)
ネット上で高い金額で売れる電動自転車のバッテリー。
使用頻度にもよりますが、バッテリーの寿命は約3〜4年で、買い替えるとなると3〜5万円かかります。
バッテリーが盗まれて新しく買わなきゃいけなくなるのは急な出費となり、困りますよね。
バッテリー盗難にあわないために、普段からバッテリーが狙われていることを意識して、盗難対策をしましょう。
3. 電動自転車バッテリーの盗難防止対策で防犯性アップ
ここからは、電動自転車のバッテリー盗難にあわないための対策を5つ紹介していきます。
一度、バッテリー盗難にあってしまった方も、これから盗難にあわないために参考にしてみてください。
3-1.自転車の鍵をしっかりかける
1つ目の対策は「自転車の鍵をしっかりかけること」。
冒頭でもお伝えしましたが、これが誰でも簡単にできるバッテリー盗難対策といえます。
「少しの時間だから鍵はつけっぱなしでいいか」と、鍵をかけずに電動自転車から離れていませんか?
駐輪する時間が短くても、電動自転車の鍵はしっかりかけましょう。
電動自転車のバッテリー盗難は、鍵をつけっぱなしで駐輪していたところ盗難被害にあったケースがほとんどです。
普段から、電動自転車の鍵をしっかりかけるクセをつけることがバッテリー盗難対策になります。
3-2. 元々ある鍵とは別の鍵をつける|ワイヤー・チェーンロックなど
2つ目の対策は「元々ある鍵とは別の鍵をつける」です。
驚くことに、バッテリーの盗難被害の中では、鍵をしっかりかけていても、工具を使ってバッテリーを外して盗まれてしまう事例も多くあります。
別の鍵をつけて、二重ロックをしましょう。
電動自転車の鍵には、いろいろな種類があります。
二重ロックをするための鍵は、太さと重さがあり、頑丈なものを選びましょう。
泥棒目線でも、ロックを解除しにくい鍵をつけていると盗みにくいと考えられます。
以下で、主に4種類ある電動自転車の鍵について、特徴をまとめました。
鍵を選ぶ際に、参考にしてみてください。
鍵の種類 | 特徴 |
---|---|
ワイヤーロック |
|
U字ロック |
|
チェーンロック |
|
ブレードロック |
|
3-3. バッテリーを外して自宅や安全な屋内で保管
3つ目の対策は、「バッテリーを外して自宅や安全な屋内で保管すること」です。
帰宅後など、電動自転車を長時間駐輪する場合は、自宅や安全な屋内でバッテリーを管理しましょう。
バッテリーは寒さに弱く、冬は外に置いておくと性能が落ちてしまうこともあります。
バッテリーの劣化を防ぐためにも、帰宅後は、バッテリーを外して持ち帰るようにしましょう。
3-4. 自宅に置く場合は自転車カバーをかける
4つ目の対策は、「自宅に置く場合は自転車カバーをかける」です。
前述の「バッテリーを外して自宅や安全な屋内で保管すること」は、最も有効な対策といえますが、毎回バッテリーを持ち運ぶのが面倒くさく感じる方も多いかと思います。
そんな方には、自転車カバーがおすすめです。
自転車カバーをかけると、電動自転車のロゴや形がわからなくなり、狙われにくくなります。
自転車カバーは、雨風を防ぐだけでなく、盗難防止の役割を果たしてくれますので、自転車カバーを普段から使用するとよいでしょう。
3-5. 駐輪場を利用する場合は管理人などがいる駐輪場を
5つ目の対策は、「駐輪場を利用する場合は管理人などがいる駐車場を利用すること」。
管理人などがいる駐輪場を利用すると、バッテリー盗難にあうリスクを減らすことができます。
泥棒目線からも人の目があるところは、避けたいところ。
管理人がいない駐輪場でも、人通りの多い駐輪場を選ぶとよいでしょう。
防犯カメラやライトがある駐輪場もおすすめです。
4. 盗難防止機能がついた電動自転車も!
バッテリーだけでなく、電動自転車本体を守る盗難防止機能がついた電動自転車もあります。
ここからは、そんな盗難防止機能がついた電動自転車を紹介していきます。
値段はちょっとお高めになりますが「電動自転車の性能にこだわりたい!」という方にはおすすめの電動自転車です。ぜひ参考にしてみてください。
「買い替えようかな」と考えている方は、いま持っている電動自転車を下取りに出すこともご検討ください。
電動自転車の下取りは、LINEとWEBから無料で下取り査定ができるサービス「下取りチェッカー」もあります。
下取りをおこなう際はチェックしてみてくださいね。
4-1. Click Holdings株式会社 「HONBIKE」
引用元:CH-market
まず、最初に「HONBIKE」という電動自転車を紹介します。
スタイリッシュなデザインで、2020年度のグッドデザイン賞にも選ばれました。
メンテナンスが簡単にでき、スカートなどの服を巻き込む心配がないチェーンレスの電動自転車です。
HONBIKEは独自のアプリと連動して、電源のON・OFFができます。
もし盗まれたとしても、アプリと連動してないと電源が入らないようになっているため、防犯性が高いです。
2か所のレバーを引くだけで、折り畳みもできます。
5段階パワー電動アシスト機能搭載で、坂道も走行しやすく、AI機能で、24㎞以上のスピードが出たときや30度に傾いたときは自動停止してくれるので安全です。
参考価格(税込) | 199,000円 |
---|---|
メーカー | Click Holdings株式会社 |
サイズ(長さ×幅×高さ) |
1570㎜×580㎜×1080㎜ (折りたたみサイズ:980㎜×480㎜×780㎜) |
車両重量 | 20kg |
最高設計速度 | 24km/h |
充電時間 | 3.5h~4h |
バッテリー容量 | 36V 6.0AH |
4-2. VanMoof 「VanMoof S3」&「VanMoof X3」
引用元:VanMoof
次に紹介するのは、オランダ発の電動自転車メーカー・VanMoofの電動自転車「VanMoof S3」と「VanMoof X3」。
VanMoof S3とVanMoof X3に特に違いはなく、S3は、身長170〜210㎝のライダー向け、X3は、身長155〜200㎝のライダー向けのものとなっております。
VanMoofの電動自転車は、盗難防止機能がついていることが最大の強み。
利用者が電動自転車を降りるときに、後輪がロックされる「キックオンロック」という機能がついており、ロック状態の電動自転車を動かそうとすると警告音が鳴り響くようにできています。
また、VanMoofの電動自転車には位置情報が内蔵されています。
この位置情報を基に「バイクハンター」と呼ばれる人たちが追跡してくれるサービスもあり、海外では電動自転車が戻って来たケースが多くあるそうです。
VanMoofの電動自転車は、使用する人にしか反応しません。
メーカー独自のアプリをスマートフォンに取り入れたら、ロック解除の設定もでき、電動自転車に触れたり、ボタンを押したりして、簡単にロックを解除することができます。
4段階変速機能がついていて、アプリで自分好みの速度や変速のタイミングを設定できるのもメリットの一つ。
きつい坂道も運転しやすくなっています。
車種 | S3 | X3 |
---|---|---|
参考価格(税込) | 310,000円 | |
メーカー | VanMoof | |
ライダー身長 | 170~210㎝ | 155~200㎝ |
サイズ | スタンドオーバーハイト:862㎜ ハンドルバー幅:650㎜ 全長:1825㎜ |
スタンドオーバーハイト:712㎜ ハンドルバー幅:680㎜ 全長:1669㎜ |
車両重量 | 21kg | 20.8kg |
最高設計速度 | 24km/h | |
充電時間 | 4h | |
バッテリー容量 | 504Wh |
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まとめ
今回は、電動自転車のバッテリー盗難対策や盗難防止機能がついた電動自転車を紹介させていただきました。
本記事で解説した電動自転車のバッテリー盗難対策をまとめると、以下のようになります。
- 自転車の鍵をしっかりかける
- 元々ある鍵とは別の鍵をつける
- バッテリーを外して自宅や安全な屋内で保管
- 自宅に置く場合は自転車カバーをかける
- 駐輪場を利用する場合は管理人などがいる駐輪場を
冒頭でもお伝えしたとおり、「自転車の鍵をしっかりかけること」は誰でも簡単にできるバッテリー盗難対策です。
しかし、鍵をかけてもバッテリーを盗まれることがあります。
上記に記載した対策を参考にして、大事な電動自転車を守るためにバッテリー盗難対策をしっかりおこないましょう。
本記事で紹介した盗難防止機能がついた電動自転車も、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
電動自転車の盗難対策を万全にして、自転車ライフを楽しみましょう。