家電製品はかなり高価なものであるため、買い替える勇気がなかなか出ないという人も多いものです。
先に結論を述べると、「保証期間内である」「買ってから5年以内のものである」「修理費用が安い」ということであれば、家電製品は買い替える必要はありません。
ただ、電気系統が故障していたり、異音がひどかったり、家族の人数が変わったりするのであれば、買い替えを考えるべきです。
ここではそれに加えて、
- 家電製品を買い替えする必要のない場合とは?
- 家電製品別、買い替えの時期
- 家電製品を長持ちさせるコツ
について解説していきます。
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買い替えの必要なし!家電を使い続けてOKのパターン
家電製品は個々人の判断で買い替えて構わないものではありますが、下記に当てはまるときは買い替えをする必要は薄いといえます。
- 無料保証期間内である
- 買ってから5年以下
- 修理の見積もり費用が非常に安かった
一つずつ見ていきましょう。
無料保証期間内である
家電製品は高価なものであるため、ほぼ必ず「無料保証期間」が設けられています。
通常の使い方をしている状況で故障してしまったときには、保証期間内であれば無料で修理をするというものです。
この無料保証期間であればお金をかけずに修理できるため、買い替えを行う必要はありません。
買ってから5年以下
家電製品にはそれぞれ寿命がありますが、どの家電製品でも最低でも5年程度は使い続けられます。
また買ってから5年程度しか経っていない場合は、新製品と現在使っている家電製品のスペックもそれほど大きくは変わりません。
家電製品の買い替えのタイミングとして「消費電力が現行品に比べて著しく大きい」というものが挙げられますが、販売から5年程度しか経っていないのであれば、現行品とあまり大きな違いはないかと思われます。
修理の見積もり費用が非常に安かった
家電製品が故障してしまった場合は、買い替えを検討する前にまずは修理の見積もりをお願いしてみてください。
軽微な故障の場合は、買い替えるよりもはるかに安い値段で修理してもらえることもあります。
また、メーカーの無料保証期間が終わっていたとしても、購入店が打ち出している保証期間延長制度を利用することで、無料もしくは格安で修理してもらえることもあります。
買い替えはいつでもできます。
まずは「買い替えが不要な状況かどうか」を、上記の指標に基づき判断してください。
こんなときは買い替えるべき!家電の買い替えの時期
上では「家電製品の買い替えが必要ない場合」について解説してきましたが、それでは逆に、「買い替えるべきタイミング」にはどんなものがあるのでしょうか?
これは、以下の7つに分けられます。
- 効きが著しく悪くなった
- 作動が不安定になった
- 異臭・異音の発生
- 電気系統の故障
- 非常に古く、電気代がかかる
- 引っ越しや家族の人数が変化するとき
- 修理の見積もりが高い、交換部品が手に入らないと言われた
一つずつ解説していきます。
1. 効きが著しく悪くなった
例えば
- エアコンや冷蔵庫の冷却能力が下がった
- 掃除機の吸引力が弱くなった
このような現象が出てきた場合は、買い替えを検討したほうがよいでしょう。
ただこれは、「現行品と比較した場合の効果」ではありません。
現行品よりも前に作られた家電製品が、現行品よりも効きが悪いのは当然のことだからです。
比べるべきは、「現在使っている家電製品を買ったときの効きと、現在の家電製品の効き」です。
まったく同じものを使っているにも関わらず、昔に比べて著しく効きが悪くなったのであれば、その家電製品は寿命が近いといえるでしょう。
2. 作動が不安定になった
例えば
- 電子レンジの温め機能を使ったが、不均等にしか温まらない
- プリンターを使っているが、きれいに印刷できるときもあれば上手く印刷できないときもある
このような場合は、買い替えに踏み切ったほうが良いでしょう。
だましだまし使っていても、いずれ本格的に故障する可能性が極めて高いからです。
そしてその本格的に故障する時期は、「明日提出のレポートが印刷できない!」などのように、「もっとも壊れて欲しくない時」に訪れるかもしれません。
時間的な余裕がある間に、買い替えておいた方がよいでしょう。
3. 異臭・異音の発生
異臭や異音が発生している場合は、できるだけ速やかに買い替えをおこないましょう。
はっきりと分かるかたちで異常が生じているからです。
ちなみに、異音のなかには「ターンテーブル式の電子レンジで、皿がきちんと乗っていなかった」などのように目視で確認できるものもあります。
このように「なぜその異音が起きたか」がはっきりとわかり、且つ改善できるものならばあまり問題はありません。
しかし、機械の内部から発生しているとみられる異音は、放置しておくと非常に危険です。
4. 電気系統の故障
今回紹介してきている「家電製品を買い替えるべきタイミング」のなかでも、もっとも緊急性が高いのはこの「電気系統の故障」です。
たとえば
- 充電中にまったく充電が進まない
- コードの一部が切れかかっている
- 正しい手順で電源を入れているにも関わらず電源が入らない
このような状態ならば、電気系統(やその周辺)の故障を疑うべきです。
電気系統の故障は、放置すると非常に危険です。
その状態で通電すると家電製品が壊れてしまう可能性があるだけでなく、火災などの原因になることすらあります。
電気系統およびその周辺の故障が起きた場合はすぐに使用をやめて速やかに買い替えるようにしてください。
5. 非常に古く、電気代がかかる
上でも述べましたが、新しい家電製品は古い家電製品よりも性能がよく、電気代もかかりません。
たとえばエアコンの場合、製造年が12年ほど違えば年間の電気代が7,000円近くも変わってくると言われています。
また、古い家電製品は遠からず寿命を迎えることになります。
一般的に、冷蔵庫の場合は13年程度、洗濯機の場合は10年程度、テレビも10年程度で寿命を迎えるとされています。
「随分昔に買ったもので、電気代がかかる」
「20年近く大切に使い続けてきたが、さすがに限界を感じている」
このような場合は、買い替えを検討するとよいでしょう。そこまで大切に使ってもらえたのならば、家電製品も本望というものです。
6. 引っ越しや家族の人数が変化するとき
同居する家族の人数は一定ではなく、それぞれのライフイベントによって変わってきます。
たとえば次のような場合に家族の数は変わります。
- 大学に進学や就職したとき
- 結婚したとき
- 子どもが生まれたとき
- 子どもが巣立ったとき
またこのタイミングは、「引っ越し」のタイミングでもあります。
このように家族の人数が変化するときに、家電製品を買い替えるのもおすすめです。
家族の人数が増えれば洗濯物も多くなるため大きな洗濯機が欲しくなるでしょう。
また逆に1人暮らしになるのであればスペースをとらない小型の炊飯器などが欲しくなります。
家族の人数に合わせて買い替えるのは、非常によくあるパターンだといえます。
7. 修理の見積もりが高い、交換部品が手に入らないと言われた
「修理費用が非常に安くつくのであれば、買い替えではなく修理を選んだほうが良い」とはすでに述べた通りです。
逆にいえば、修理に多額の費用がかかるのであれば、買い替えたほうが良いといえるでしょう。
特に低価格帯の家電製品(10,000円以下の電子レンジなど)の場合は、修理費用で新しい家電製品を買いなおせることすらあります。
また、古い家電製品を大事に使っていた場合、修理に出しても「もう替えの部品が手に入らない」と断られることもあります。
このような場合は、望むと望まざるとに関わらず、必然的に買い替えに踏み切らなければならなくなります。
このように、「家電製品を買い替えなければならなくなる原因」はいろいろあります。
ただ原因によって「今すぐに買い替えなければならないのか、ある程度時間をおいてもいいのか」は変わってきます。
そこでここでは、わかりやすく「家電製品、原因別の買い替えタイミング」として表にまとめました。
【家電製品、原因別の買い替えタイミング】
原因 | 緊急度(5がもっとも緊急度が高い) | 買い替えのタイミング |
効きが悪くなった | 2 | 現行品を比較検討して、どれにするかじっくり考えてもよい |
作動が不安定になった | 3 | 遠からず故障するので、時間を作って家電製品を選ぶようにする |
異臭・異音の発生 | 4 | 原因がわかりかつ直せるものならば緊急性なし、そうでない場合はできるだけ早めに買い替えを |
電気系統の故障 | 5 | 非常に危険。使用を中止し、近日中に必ず買い替えを行う。 |
非常に古い | 1 | 壊れていないのならば急がなくてもよいが、時間をかければ電気料金はかさむ |
家族の人数が変化する | 3 | 新居に移るタイミングでの買い替えがベスト。新生活応援フェアなどを利用してもよい |
修理費用が高くなったり、替えの部品が手に入らなかったりする | 1 | 現在使っている家電製品が壊れて、修理依頼に出した後の結果を聞いてからで構わない |
※買い替えのタイミングは目安です。絶対的な正解ではありません。
家電を長持ちさせるためのコツとは?
ここまで「家電製品を買い替えるべきか、買い替えないで使い続けるべきか」「買い替えるとしたらどのようなタイミングがよいか」について解説してきました。
ただ、家電製品の多くは、それほど安いものではありません。
物を大切にする意味でも、できるだけ1つの家電製品を長持ちさせていきたいものです。
そこでここでは、最後に、家電製品を長持ちさせる方法について解説していきます。
丁寧に使おう
家電製品を長持ちさせる方法としてまず挙げられるのが、「丁寧に扱うこと」です。
これはごく基本的なことではありますが、非常に重要なことです。
冷蔵庫の扉は静かに閉め、掃除機のコードを抜くときは必ずコンセントに近い部分から引き抜き、テレビは見ないときは消しておく……といった、ごく当たり前の行動を徹底するのです。
家電製品は消耗品でもあるため、粗雑な扱い方をしてしまうと、寿命が短くなってしまいます。
しかしこのように丁寧に扱うことで、家電製品は長く使い続けられるようになるでしょう。
お手入れはこまめに、掃除は定められた方法で
「丁寧に扱う」ともつながるのですが、家電製品はきちんと掃除・お手入れをしてあげることで長持ちします。
たとえばエアコンのフィルターは、隔週で掃除を行うのが理想だとされています。
それが難しい場合でも、1か月に1度程度は洗うようにしましょう。
また掃除機のパックはマメに替えるようにした方がよいものですし、洗濯機の洗濯槽の中も定期的に洗うようにしましょう。
お手入れをすることで家電製品の寿命は長くなりますが、異変にも気づきやすくなります。
そのため、早い段階で修理に出すこともできるようになります。
「異常の早期発見、早期治療」が有効なのは、人間も家電製品も一緒です。
なお、掃除は必ず定められた方法で行いましょう。洗剤も、使っていいものかどうかを確認してください。
なお説明書をなくしてしまった場合は、インターネットで型番を入れて検索をしてください。説明書がヒットするはずです。
保証期間を伸ばすのもあり
上でも軽く触れましたが、家電製品にはメーカー側が定めた保証期間と、電気屋などが独自に提案している保証期間があります。
後者は有料で加入できることが多いのですが、これに加入することで故障をしたときでも無料で(あるいは格安で)修理をしてもらうことができます。
「小さな子どもがいて、どうしても使い方がおおざっぱになる」「使う頻度が高くて、摩耗速度が速いことが予想される」という場合は、事前にこれに加入しておくとよいでしょう。
家電を手放す際は下取りチェッカーを利用しよう
新しい家電製品に買い替える際には、「今使っている家電製品」を処分する必要があります。
しかし長くがんばってくれた家電製品を捨ててしまうのは、なんとなく気が引ける……という人も多いのではないでしょうか。
そんな人はただ捨てるのではなく下取りに出すことを考えてください。
この方法ならばさよならすることになる家電製品も第二の人生を歩むことができますし、お金も入ってきます。
買取の金額の目安を知るには、「下取りチェッカー」が便利です。
これを使えば、家電製品をリサイクルショップに運ぶ手間をかけずにおおよその買取金額がわかります。
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