
安定感があって使いやすく、さらにエコな移動手段として注目を集める三輪自転車。しかし、普段二輪車を使っている方でも、乗り心地や運転方法が異なるため、初めて乗る場合は注意が必要です。
そこで今回は、三輪の電動自転車の選び方や乗り方のポイント、おすすめのモデルなどについて詳しく解説します。安心して公道を走行できるよう、ぜひ参考にしてください。
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引用:ビッケ グリ dd | ブリヂストンサイクル株式会社
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三輪の電動自転車は安定感バッチリ!電動二輪と比較
二輪の電動自転車は走行距離が長く、価格帯も幅広いため、選択肢が豊富である一方、坂道でのアシストが弱く、ふらつきが起きやすいなどのデメリットがあります。
一方、三輪の電動自転車は坂道でのアシストが強く、荷物を積みやすく、安定性が高いというメリットがあるが、価格は一般的に高く、走行距離は短めであるというデメリットがある。さらに坂道ではアシストもつくため、高齢者の方やお子さんが多い、買い物に車を使いたくないという方にはおすすめです。
選ぶ際には自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
比較項目 | 二輪の電動自転車 | 三輪の電動自転車 |
---|---|---|
安定性 | ふらつきやすい | 安定している |
荷物の載せやすさ | 荷物が載せづらい | 荷物を載せやすい |
坂道でのアシスト | 二輪よりもアシストが弱い | アシストが強い |
走行距離 | 長距離に向いている | 短距離に向いている |
操縦性 | 操作が難しい | 操作が簡単 |
値段 | 安価なものから高価なものまで幅広くある | 一般的に高価 |
デザイン | 多種多様なデザインがある | デザインがシンプル |
三輪電動自転車の用途別 おすすめの選び方
この章では、三輪電動自転車の特徴について解説します。その際、それぞれのタイプの自転車で1つずつおすすめの商品を紹介していきます。
ミニベロタイプはまたぎやすくこぎ出しが楽
多くの三輪自転車はタイヤが小さくフレームがまたぎやすいミニベロタイプです。このタイプは、乗る際にまたぎやすく、こぎだしが軽いのが特徴のため、小柄な人や重さが苦手な方におすすめです。
ただし速度の維持が難しいことや、地面の影響を受けやすいことから高齢者の方はタイヤが太いタイプにすることをおすすめします。
ミニベロタイプのPELTECH(ペルテック) ノンパンク電動アシスト三輪車 前輪20型/後輪16型は、車体が小型でまたぎやすく、こぎ出しが楽なのが特徴です。また、小回りが利き、荷物の積み降ろしがしやすいため、買い物にも最適です。
後ろ二輪タイプはTRUSCOハザードランナー トライアシストTHR-5503Eがおすすめ
後ろ二輪タイプのTRUSCOハザードランナー トライアシストTHR-5503Eは、二輪の後ろに安定感のある三輪を組み合わせたタイプです。大型の荷物を積むことができ、アウトドアやキャンプ、移動販売など、商用での利用に向いています。
前二輪タイプはミムゴ バンビーナがおすすめ
前二輪タイプのミムゴ バンビーナは、前二輪で安定性が高く、広い荷台が特徴です。また、乗り心地が良く、荷物を積んでの移動や、家族でのお出かけに最適です。
ハンドルのスイング機構に注意
ハンドルのスイング機構が付いている自転車は、車体の前面が二輪車と同じ感覚で方向転換できるため、二輪車になれている場合は使いやすいかもしれません。一方で、常にバランスをとって走行する必要があるため、事故や転倒を防ぐため練習は必要です。
このタイプの自転車でおすすめなのが、「ミムゴ SWING CHARLIE2 三輪自転車G グリーン」です。この自転車は、ハンドルがスイングし、カーブを曲がる際に車体のバランスを取りやすく、操作性が高いため、日常の移動に向いています。
おすすめ三輪電動自転車を紹介!
では、実際におすすめの三輪電動自転車を紹介します。
三輪の電動自転車は各メーカー内にてシニア向けや買い物向けというカテゴリにて販売されています。
PANASONIC(パナソニック) ビビライフ
このモデルは、電動アシスト自転車の中でも、最高峰のパナソニック製リチウムイオンバッテリーを搭載し、長時間の走行が可能です。また、後ろに大きな荷台を搭載しており、買い物や荷物運びにも大変便利なモデルとなっています。
項目 | 内容 |
参考価格(税込) | 229,000円 |
メーカー | パナソニック |
サイズ(本体) | 全長:162cm |
全幅:59cm | |
タイヤサイズ | 前18/後16 |
本体重量 | 34.1kg |
1充電あたりの走行距離 | 約56km※アシストモード「パワー」使用時 |
変速方式 | 内装3段 |
バッテリー容量 | 16.0Ah |
充電時間 | 約4.5時間 |
ヤマハ PASワゴン
このモデルは、スポーティーなデザインと高性能なヤマハ製モーターが特徴的です。また、ブレーキにはディスクブレーキを採用しており、安全面にも配慮されたモデルとなっています。
項目 | 内容 |
参考価格(税込) | 10万8000円 |
メーカー | ヤマハ |
サイズ(本体) | 全長:182cm |
全幅:68cm | |
タイヤサイズ | 前後輪26インチ |
本体重量 | 33kg |
1充電あたりの走行距離 | 55km |
変速方式 | シマノ・ナビカム7段 |
バッテリー容量 | 11.6Ah |
充電時間 | 約6時間 |
ブリヂストン アシスタワゴン
このモデルは、買い物向け電動自転車というカテゴリで販売されており、自転車かごの大きさが最大の魅力です。また、またぎやすいフレーム形状のため、スカートでの走行や足腰に不安のある方でも気楽に乗ることができるのもうれしいポイントです。
項目 | 内容 |
参考価格(税込) | 242,000円 |
メーカー | ブリヂストン |
サイズ(本体) | 全長: 1,660㎜、全幅: 580㎜ |
タイヤサイズ | フロント 18×1.75HE/リア 16×1.75HE |
本体重量 | 28.3kg |
1充電あたりの走行距離 | 弱モード 62km 強モード 48km |
変速方式 | 内装3段 シマノピアノタッチ |
バッテリー容量 | 313Wh 12.3Ah 25.5V |
充電時間 | 約3時間30分 |
三輪自転車を選ぶうえでの注意点
三輪自転車を選ぶ際には、注意すべき点がいくつかあります。ここでは使用に関する注意点を4つ紹介しています。
三輪自転車は荷台の大きさや安定感から高齢者に人気のモデルです。 しかし一方で、三輪自転車による事故等の相談が後を絶ちません。
三輪自転車は二輪自転車と走行特性が異なります。三輪自転車を購入する際は、二輪自転車に乗れる人でも可能な限り事前に試乗し、購入後には平たんな路面で十分に練習してから公道で使用するようにしましょう。
国民生活センターでは三輪自転車の特性について注意喚起がされています。 自転車の特性を理解して安全に走行しましょう。
二輪自転車と乗り心地や運転方法が異なる
三輪自転車には、二輪自転車とは異なる乗り心地や運転方法があります。例えば、カーブを曲がる際には、二輪自転車のように体を傾けて曲がるのではなく、ハンドルを切って方向転換しなければなりません。また、速度が出るとハンドルが重くなり、曲がりにくくなるため、事前に減速することが必要です。
「転倒しにくい」は間違い!
三輪自転車は「転倒しにくい」と言われることがありますが、これは誤解です。実際には、二輪自転車と同様に、速度が出すぎたり、カーブを曲がりすぎたりすると転倒する可能性があります。路面状況によっても転倒しやすくなるため、注意するようにしましょう。
発射時に後輪に足が巻き込まれないように
三輪自転車に乗る際には、発射時に後輪に足が巻き込まれないように十分に注意しましょう。また、荷物を載せる場合には、重心バランスを考慮して荷物の積載位置を調整する必要があります。
必ず試乗・練習をしてから公道へ!
三輪自転車を購入する前には、必ず試乗して乗り心地や操作性を確認しましょう。基本的には、三輪自転車に初めて乗る方でも扱いやすいように設計されていますが、練習してから公道に出ることをおすすめします。公道を走行する際には、交通ルールやマナーを守って安全に走行するようにしてください。
まとめ
三輪自転車は、安定性が高く、買い物や通勤などの移動手段として人気があります。しかし、二輪自転車とは異なる乗り心地や運転方法がありますので、注意が必要です。
また、転倒しにくいと思われがちですが、実際には転倒する可能性もあるため、慣れるまで慎重に乗る必要があります。さらに、発進時に後輪に足が巻き込まれないように気をつける必要があります。そのため、試乗や練習を行い、慣れてから公道へ出ることが大切です。
以上のポイントに注意しながら、自分に合った三輪自転車を選び、快適な移動生活を送りましょう。