食洗機の掃除方法と正しい使い方!注意点や業者依頼の費用も紹介

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下取りガイド Admin

食洗機は家事を楽にしてくれる便利な家電ですが、石鹸カスや水アカ、油などが蓄積して汚れが溜まっていくため、こまめに手入れしなければ厄介な汚れになってしまいます。

また、汚れが溜まったままの食洗機は、汚れが落ちにくくなったり、故障の原因になったりすることもあり、どこをどのように掃除するのか知ったうえで使用することが大切です。

そこで今回は、食洗機掃除方法と正しい使い方について解説します。食洗機を使っている方はもちろん、購入を検討している方もぜひ最後までご覧ください。

食洗機の掃除方法

食洗機は手間のかかる食器洗いを楽にしてくれる家電であり、手洗いよりも節水効果が期待できることに加え、高温のお湯で汚れを落とすので衛生的であることも魅力です。

食洗機はキッチンに内蔵されている「ビルトイン食洗機」「据え置き食洗機」の2種類に分けられ、ビルトイン食洗機の寿命は10年程度、据え置き食洗機の寿命は5~7年程度とされています。

しかし、こちらの食洗機の寿命は定期的な清掃をした場合の目安であり、適切な手入れをしないと寿命を縮める原因になるほか、汚れが落ちにくくなる、臭いの原因になることもあります。

そこで、食洗機を状態よく使い続けるために必要な掃除方法を解説します。

庫内

食洗機の庫内も定期的な掃除が必要な箇所です。庫内の掃除は食器を入れず、洗剤のみを入れて洗浄運転を行います。

掃除頻度
  • 据え置き食洗器:月に2~3回程度、水アカが気になったとき
  • ビルトイン食洗器:月に1回程度、水アカが気になったとき
掃除方法
  • 食洗機専用洗剤を規定量の2倍投入する(食器は入れない)
  • 洗浄運転を行う

食洗機によっては庫内洗浄のときに選択すべきコースが指定されているケースもあります。「お手入れコース」「強力コース」など名前が異なるので、取り扱い説明書などを見て確認しましょう。

排水口カバー(据え置き型のみ)

排水口カバーは据え置き食洗器のみ掃除が必要であり、ビルトイン食洗器なら掃除は不要です。

汚れが溜まると不衛生であるのはもちろん、臭いや水漏れの原因になることもあります。

掃除頻度
  • 月に1回程度
掃除方法
  • 残さいフィルターを取り外し、その下にある排水口を取り出す
  • 中性洗剤をつけ、やわらかいスポンジで洗う
  • 十分にすすぐ
  • 排水口カバーと残さいフィルターを元の位置に戻す

回転ノズル

食洗機の回転ノズルは、庫内で回転しながら水を噴射し、食器に付着した汚れを落とす役割があります。回転ノズルに汚れが付着すると洗い上がりが悪くなるので、定期的に掃除しましょう。

掃除頻度
  • 月に1回程度
掃除方法
  • 回転ノズルを取り外す
  • 分解して、部品ごとに水洗いする
  • 水拭きする
  • 回転ノズルを組み立てて、元の位置に戻す
  • 回転ノズルがスムーズに動くか確認する

回転ノズルの取り外し方や分解方法は、メーカー・機種によって異なるため、詳細な手順は取り扱い説明書またはメーカーに問い合わせて確認しましょう。

残さいフィルター

ビルトイン食洗機、据え置き食洗機にかかわらず、使用後、毎回掃除しなければならないパールが残さいフィルターです。

残さいフィルターは食器についていた食べカスや油汚れなどをキャッチする場所であり、放置すると汚れでフィルターが目詰まりして臭いの原因になったり、洗い上がりが悪くなったりします。

掃除頻度
  • 使用後毎回
掃除方法
  • 残さいフィルターを取り出す
  • やわらかいブラシでフィルターをこすって汚れを落とす
  • 元の位置に残さいフィルターを戻す

ゴムパッキン

食洗機のゴムパッチンも定期的な掃除が必要な箇所です。パッキン部分は汚れが溜まりやすく、掃除しないまま放置すると臭いや水漏れ、変色の原因になります。

掃除頻度
  • 月に1回程度
掃除方法
  • 食洗機の中のカゴを取り外す
  • 柔らかい布で水拭きする(十分に絞った布を使用するのがポイント)
  • 汚れが取り切れない箇所は綿棒などで掃除する

なお、据え置き食洗機のみ可能な方法ですが、排水ホースやパッキンに水拭きでは取り切れない汚れが付着している場合、薄めた漂白剤を浸した布で拭き、しばらく時間をおいて水拭きすると汚れが取れやすくなります。

ビルトイン食洗器には行わないこと、据え置き食洗器でも排水ホースやパッキン以外の場所には漂白剤が付着しないように注意しましょう。

外面

洗浄力などにかかわるポイントではありませんが、外面も汚れが気になったら掃除するようにしましょう。操作パネルが汚れているとボタン操作ができなくなることがあるので、こまめに掃除するのがおすすめです。

掃除頻度
  • 月に数回程度、汚れが気になったとき
掃除方法
  • 柔らかい布で水拭きする(十分に絞った布を使用するのがポイント)
  • 柔らかい布で乾拭きする

オキシクリーンは食洗機掃除におすすめ?

インターネットやSNSなどを見ていると、食洗機の掃除アイテムとして「オキシクリーン」が使われているのを見かけることがあるでしょう。

オキシクリーンはさまざまなシーンで使える便利な洗剤というイメージがありますが、食洗機に使用するのはおすすめしません。というのも、メーカーが公式に使用を控えるよう解答しているからです。

また、食洗機専用でない一般的な「台所用洗剤」や「重曹」も使用不可なので注意しましょう。台所用洗剤を食洗機に使用すると大量の泡が発生し、水漏れや故障の原因になります。重曹は溶けずに残ってしまい、動作不良になって故障につながります。

少量でも故障するケースがあるので、取り扱い説明書等を確認して使用する洗剤を選ぶようにしましょう。

日常でできる食洗機の正しい使用方法

食洗機は適切な手入れを定期的に行うことに加え、日常的に正しい使い方をすることが長く快適に使い続けることにつながります。

ここでは、普段からできる食洗機の正しい使い方を解説します。

食洗機に入れる前に食器汚れを落とす

食器を入れる前に、あらかじめサッと汚れを落とすようにしましょう。

予洗いとして落としておくべき汚れは以下の通りです。

  • 焦げ付き
  • 色の濃いソース類
  • 爪楊枝や骨など簡単に手でとれるもの
  • ひどい油汚れ
  • 細かい残さい

油やソースがこびりついたまま、食べかすが残ったままの状態で食器をセットしても、効率的に汚れを落とせないことに加え、ほかの食器の洗い上がりが悪くなるケースもあります。

食器は汚れ面を内側に向ける

食器をセットする向きも洗い上がりに影響するポイントであり、お皿は汚れている面を内側に向けるようにしましょう。コップや深さのある食器は汚れている面を下にすると効果的に汚れを落とせます。

また、食器が重なりすぎていると汚れが落ちにくくなるので、間隔をあける、傾けて隙間を作るなど配置を工夫することも大切です。

使ってはいけない素材の食器を把握しておく

食洗機は使い方に慣れるとどのような食器でも洗いたくなるものですが、食器の素材によっては食洗機が使えないものもあります。食洗機は高温のお湯で洗うため、熱に弱いガラス類などは使用不可であるケースが多いのです。

食器に貼られているラベルに記載されているので、購入時に確認するようにしましょう。

「少しくらい大丈夫」と食洗機不可の食器を投入すると、変色してしまったり、庫内で割れてほかの食器を傷つけたりするケースがあるのでやめましょう。

使用した後は庫内を乾燥させる

食洗機を使ったら、庫内を乾燥させるのも使い方のコツです。

毎日使うケースが多いとはいえ、洗浄後の水が残ったまま何時間も放置していると、臭いやカビを発生させる可能性があり、清潔なはずの食洗機が不衛生な状態になってしまいます。

乾燥機能を使って庫内を十分に乾燥させる、または食器を片付けたらタオルやキッチンペーパーなどで水気を拭き取るようにしましょう。

掃除に使用できるクリーナーを確認

先に解説した通り、食洗機には重曹やオキシクリーンを使用しないようにすること、さらにパナソニックなどはクエン酸の使用も推奨していません。三菱の食洗機では、クエン酸が使用でき、庫内のカルキを掃除するのに有効だとしています。

このように、同じ食洗機でもメーカーや機種によって使用可能なクリーナーが異なるので、取り扱い説明書を見たり、メーカー問い合わせたりして、自宅の食洗機に使用できるクリーナーを見つけましょう。

汎用性の高い洗剤ではありませんが、食洗機専用クリーナーなら安心して使用できるでしょう。

また、クエン酸が使用できる食洗機でも、塩素系の洗剤(漂白剤やクリーナーなど)と混ぜると有毒ガスが発生して非常に危険です。基本的に洗剤は1種類のみの使用とし、混ぜないように注意しましょう。

食洗機の掃除をしないとどうなる?

最後に食洗機の掃除をしないまま放置するリスクを解説します。

故障や寿命が短くなる可能性も

食洗機は洗剤と高温のお湯で汚れを落とす仕組みですが、そもそも庫内が汚れている状態では効果的に汚れを落とせません。

パーツや庫内に汚れが蓄積されたままになると、水漏れやカビ、ぬめりなどが発生することになり、最終的に食洗機を故障させることにつながるでしょう。食洗機には耐用年数がありますが、汚れが残ったまま使い続けていると耐用年数よりも早く故障する可能性が高まります。

業者のメンテナンスもおすすめ

食洗機のお手入れを業者に依頼するのも選択肢の一つです。

パッキンや食洗機の奥についた汚れをプロの専用洗剤を使って落としてくれるほか、カビや水アカなども根本的に落として清潔な状態にしてくれます。年末の大掃除のときなど、自宅では落とし切れない汚れに悩んでいる方は、検討してみるとよいでしょう。

なお、業者にメンテナンスを依頼する場合はビルトイン食洗器なら5,000円前後、据え置き食洗器なら6,000円前後が相場です。

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まとめ

今回は食洗機の掃除方法や正しい使い方について解説しました。

最後に今回の記事をおさらいしておきましょう。

食洗機の掃除箇所
  • 庫内
  • 排水口カバー(据え置き型のみ)
  • 回転ノズル
  • 残さいフィルター
  • ゴムパッキン
  • 外面
食洗機の正しい使い方
  • 予洗いしてから食器を入れる
  • 食器は汚れ面を内側に向ける
  • 使ってはいけない素材の食器を把握しておく
  • 使用した後は庫内を乾燥させる
  • 掃除に使用できるクリーナーを確認する
食洗機の掃除をしないとどうなる?
  • 故障や寿命が短くなる可能性がある
  • 業者のメンテナンスも選択肢の一つとしておすすめ

また、据え置き食洗器の買い替えを検討している方は、「下取りチェッカー」の利用を検討してみるのがおすすめです。

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ただ、ビルトイン食洗機は下取りに出せないので、故障したら処分費用や購入費用をかけて業者に取り替えてもらうしか選択肢がありません。使用方法を守り、できるだけ故障しないように大切に使いましょう。

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