テレビの録画や再生にブルーレイレコーダーは欠かせません。
それだけに、突然、ブルーレイディスクやDVDが再生できなくなったり、買い替えて接続したら再生ができなかったりすると困りますよね。
こちらの記事では、修理に出す前にブルーレイレコーダーが再生できない原因を確認する手段や、自分でできる対処方法もご紹介します。
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1.どのメーカーや機種にも当てはまる再生できない理由
ブルーレイディスクが再生できないときは、原因や再生のための対処方法がメーカーにより異なります。
しかし、どのメーカーでもこの場合は、再生できないという原因があります。
まずはこれからご紹介する4点について確認してみましょう。
1-1.海外購入や輸入のDVDディスクが再生できない
日本国内のブルーレイレコーダーのリージョン番号は「2」です。
再生しようとするDVDディスクのリージョン番号が「2」「1・2・3」「ALL」、ブルーレイディスクは「A」以外のものは再生できません。
海外のDVDディスクを再生する場合は、リージョン番号に注意してください。
1-2.以前は再生できたディスクが再生できない
ディスクに汚れやキズ、反りがないかを確認しましょう。
指紋や汚れはメガネ拭きなどのやわらかい布で、ディスクの中心から外側へ向かって拭きます、円に沿って丸く拭くのは正しい拭き方ではありませんので拭く方向に注意しましょう。
なお、ディスクの反りはそう簡単には直せませんが、薄いキズ程度なら研磨で読み込みできる状態に戻ることがあります。
1-3.ディスクの動画とレコーダーの動画形式はあっているか
ブルーレイレコーダーで再生できる動画形式は決まっています。
そのため、パソコンでデータとして作成したディスクはブルーレイレコーダーでは再生できません。またビデオカメラで撮影した動画をディスクに保存した場合は再生に対応していない事があります。
ブルーレイレコーダーで再生するためには「BD-Video」「DVD-Video」形式で保存する必要があります。
さまざまな形式の動画を、これらに変換して保存することをオーサリングと呼んでいます。
オーサリングソフトを使って動画形式を変換し保存してみましょう。
1-4.他機種で作成したDVDを再生する場合
他機種で作成したDVDの場合、ファイナライズがされていないと再生ができません。
ファイナライズは今使っているレコーダーでダビングしたDVDを 読み取り専用のDVDにしてしまう処理です。
ブルーレイディスクはDVDとは規格が異なるためファイナライズの必要はありません。
2.再生できない原因はディスクかレコーダーかを見分ける方法
見られるはずのディスクが再生しないとなると不安になりますが、原因がどこにあるかの切り分けをしていきましょう。
原因がレコーダー本体か、ディスクのどちらにあるかを見分けることができれば、対処方法を絞れます。
2-1.確認方法1
以前に再生できていた他のディスクを、ブルーレイレコーダー本体に入れて再生してみる。
・再生ができれば、再生できないディスクに原因がある可能性が高い。
・何枚か試してみても再生ができなければ、原因は本体にある可能性が高い。
2-2.確認方法2
ブルーレイディスクを再生できる機器が他にもある場合、再生できないディスクを他の機器に入れて再生してみる。
・再生ができれば、本体に原因がある可能性が高い。
・他機器でも再生できない場合はディスクに原因がある可能性が高い。
原因が本体にある可能性が高い場合は、原因となりそうな箇所をチェックし対処していきましょう。
3.ブルーレイレコーダーで再生できない場合の対処方法
ここまでの確認で本体に原因があると判断できた場合の対処方法を解説していきます。
3-1.端子の設定が正しいかを確認する
以前は見ることができていた複数枚のディスクが再生できない場合に、まず確認するのは端子の設定です。
ブルーレイレコーダー本体とテレビを「HDMIケーブル」で接続しているのに、本体の映像出力端子の設定が「D端子」になっているといった場合は、再生ができても映像や音声がでません。
設定方法
-
リモコンを操作し、設定>映像設定>映像出力設定>変更する
-
「HDMI」で繋いでいる場合には「HDMI」を選ぶ。
3-2.エラーメッセージが出る場合はリセット
「このディスクは再生できません」「CAN’T USE」などのエラーがテレビに表示される場合は、リセット(再起動)で再生できる可能性があります。
リセット時の注意
- リセットの際に、本体に録画しているタイトルが消えてしまうなどのリスクがあります。大切なものはブルーレイディスクやDVDにダビングしてからがおすすめです。
- 録画やダビング、ソフトのアップデートなどが行われていない時にリセットをします。
リセット手順
- ディスクを取り出す
- 本体の電源をリモコンで切ってスタンバイにする
- 本体前面か、前面の扉を開けたところにあるリセットボタンを、先のとがったもので押す
- 3~4分待つ
- 電源ボタンを押して、本体を再起動させる
リセットをしても再生ができない場合は、電源コードを抜いてみましょう。
電源コードを抜く手順
- スタンバイモードを「瞬間起動」以外にする
- 本体の電源を切り、1~2分待つ
- 本体動作がなにもされていないことを確認する(録画やアップデートなど)
- 電源コードを抜いて、数十分放置する
- 電源コードをつなぎ、本体のボタンを押して電源を入れる
3-3.ソフトウェアを最新にバージョンアップする
ブルーレイレコーダー本体のソフトウェアを、最新にアップデートすることで、ディスクの再生ができる場合があります。
購入から数年たっているモデルの場合には、最新バージョンに更新しているか確認してみましょう。
3-4.クリーニングディスクでレンズを掃除する
ブルーレイレコーダーでディスクが再生できないときは、クリーニングディスクで本体の読み取りレンズの汚れを掃除します。
長くレンズの掃除をしていないために、再生ができなくなった場合は、湿式タイプのクリーニングディスクを使いましょう。
※ 各メーカー毎に指定されたブルーレイレコーダー専用のクリーニングディスクをご使用ください。
ソニーのブルーレイディスクレコーダーには、レンズ用のクリーニングディスクは使用禁止です。
他メーカーではレンズクリーニングディスクを推奨していますが、ソニーでは故障する恐れがありますので、決して使わないようにしましょう。
3-5.HDMI端子を確認する
映像が映らないときは、HDMI端子が認識されていない場合があります。
電源をオフ状態にしてHDMIケーブルを抜き、再度差し込みます。その後、再度電源を入れてください。
また、パナソニックのHDMIケーブルには向きがある商品があります。出力(ブルーレイレコーダー)から入力し(テレビ)につなぐのが通常ですので、向きを確認してみましょう。
3-6.レコーダーが不安定になっている時は再起動
ブルーレイレコーダーの読み込みが不安定で再生がうまくいかない場合には、一度再起動することで正常に戻ることがあります。
強制終了・再起動の方法
- レコーダー本体の電源ボタンを押して切る
- 1で切れない場合は、電源を3秒以上長押しする
- 1・2で切れない場合は、電源コンセントを抜き約1分放置後に、コンセントをつなぐ
- 電源を入れる
基本的なことですが各メーカーでも推奨しているので、試すようにしましょう。
3-7.エラーメッセージを確認する
ブルーレイディスクが本体内で回転しているのに再生されない場合には、表示されるエラーメッセージでも原因を確認できます。
エラーメッセージ | 原因⇒対処 |
---|---|
・このディスクは再生できません |
・再生できないディスクが入っている ⇒ディスクを確認して入れなおす |
・ディスクを読み込めませんでした |
・レコーダー本体が対応していないディスクを入れた時 |
・再生できません ・再生できません。停止してください。 |
・ディスクに傷や汚れがあり、途中で再生できなくなった ・記録状態が悪く途中で再生できなくなった ⇒ディスクを確認する |
・再生できるタイトルが入っていません。 |
・レコーダー本体に入れたDVD-RAMに再生できるタイトルがなかったとき |
・再生が停止しました。再生されているコンテンツはCinavia®により保護されており、この装置上での再生が許可されていません。 |
・著作権保護された映像が含まれたBD、DVDディスクを再生したとき |
参考:SHARP/エラーメッセージが表示されたときの対処一覧
4.ブルーレイレコーダーの修理費用の相場
自分で対処できることを試しても、ディスクを再生しない場合は、修理の検討が必要です。
購入から1年以内であればメーカーの保証期間ですので、無料で修理してもらえるでしょう。
また、最近の大手量販店では購入時にオプション料金を支払って長期保証をつけている場合もあります。
いざ壊れたときに、購入時に長期保証を付けたかどうかわからない場合には購入店に記録が残っていますので、会員番号などで問い合わせると確認をしてくれます。
購入店で保証をつけている場合は、購入店経由で修理を申し込む必要がありますので注意しましょう。
修理を検討する前に
- メーカー保証の期間を確認する
- 購入店の長期保証に入っていなかったか確認する。
メーカーでの修理代は概ね10,000円~35,000円くらいが目安となっています。
これに出張費がかかりますので、実質15,000円~40,000円くらいの修理費がかかります。
※ブルーレイレコーダーの修理については「ブルーレイレコーダーを修理するタイミングは?メーカー別の修理費用も紹介」こちらの記事で詳しく解説しています。
修理の費用によっては、新しいブルーレイレコーダーが購入できるくらいの金額になってしまうので修理するかどうか悩ましいところです。
ブルーレイレコーダーの寿命は、一般的に5~7年と言われていますので、この年数に近い場合は、買い替えを検討する方がよいかもしれません。
5.買い替えを検討する場合には
修理をせずに、買い替えを検討する場合は、今あるブルーレイレコーダーを下取りに出して新しいものを購入するとお得に買い替えができます。
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6.まとめ
ブルーレイレコーダーで、DVDやブルーレイディスクが再生できない時の原因とチェック箇所をご紹介しました。
最初に確認する事
- ディスクのリージョン番号をチェック
- ディスクに汚れや傷がないかチェック
- ディスクとレコーダーの動画形式をチェック
- DVDの場合にはファイナライズされているかチェック
原因を見分けるために
- 他のディスクを再生してみる
- 他のブルーレイレコーダーで再生してみる
再生できない時の対処方法
- つないでいる端子の入力設定の確認
- 再起動や一度電源コードを抜いてから起動させてみる
- ソフトウェアのバージョンを確認する
- レンズの掃除をする
- 接続端子の確認をする
上記の対処法でもトラブルが解消できないときは、修理に出すことや買い替えのどちらがいいか検討しましょう。
そろそろ古くなってきたなという時は、ブルーレイレコーダーの寿命という事もあり買い替え時かもしれません。
今回の記事を参考に、計画的なブルーレイレコーダーの買い替えを進めてみて下さい。