
コロナ禍の昨今、部屋に空気清浄機を置きたいと考えている方も多いかと思います。
特に最近は除湿機能付き製品のラインナップも充実しており、空気清浄機の購入を検討しているのならこちらもおすすめです。
この記事では除湿機能のある空気清浄機のメリット・デメリットや注目するべきスペックについて解説しています。
おすすめの製品に関しても紹介していますので、除湿機能付き空気清浄機の購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
除湿機能のある空気清浄機を選ぶ理由とメリット・デメリット
実際に製品を購入する前に、除湿機能のある空気清浄機を選ぶ理由について考えてみましょう。
除湿機能付きの空気清浄機にもメリット・デメリットが存在します。
ここでは除湿機能のある空気清浄機を選ぶ際に検討しておきたいポイントをご紹介します。
必要なのは空気清浄?除湿機能?まずはそこから考える
除湿機能のある空気清浄機を購入する際は、まず空気清浄と除湿機能、どちらがより必要なのか考えてみましょう。
なぜなら除湿機能のある空気清浄機の多くが、除湿・空気清浄のどちらか一方の機能を重視しているからです。
そのため除湿機能のある空気清浄機を選ぶときには、自分がどちらの機能をより必要としているのかを考えながら選ぶと良いでしょう。
室内の湿気やカビ、部屋干しの洗濯物の乾きが気になる方は除湿機能を。
室内のホコリや花粉、PM2.5や不快な臭い・ウイルスなどが気になる方は、空気清浄の機能を重視して選ぶのがおすすめです。
除湿機能付きを使うメリット
除湿機能付き空気清浄機を使う最大のメリットは、除湿と空気清浄の機能を一つの機械で賄えることです。
除湿機能付き空気除湿器はどうしても本体サイズが大きくなりがちですが、1個で2つの機能を兼ね備えていると考えれば、その大きさにも納得できるでしょう。
特に一人暮らしなど普段コンパクトな部屋で生活している方にとって、複数の機能を一つの電源コードで使用できるのは大きなメリットですよね。
除湿機能付きを使うデメリット
除湿機能付き空気清浄機のデメリットとしては、まず一般的な空気清浄機と比べて掃除の手間がかかることが挙げられます。
空気清浄だけならシンプルな作りで済むのですが、除湿機能が加わることによって、その分機械が複雑になってしまっているのです。
また先述の通り、どうしても本体サイズが大きくなってしまうのもデメリットの一つでしょう。
さらに物によっては除湿力がそこまで高くない製品もありますので、除湿もしっかりおこなってほしいという方は注意して選ぶようにしてください。
除湿空気清浄機を選ぶときはスペックに注目してみよう
除湿空気清浄機を選ぶときは、まずスペックに注目してみてください。
特に除湿タンクの容量・適用床面積・除湿の方法などは重要なポイントです。他にも便利な機能が付いていれば、その製品を選ぶ後押しにもなりますよね。
ここでは除湿空気清浄機のスペック面について、特に確認しておきたいポイントをご紹介します。
除湿タンクで対応できる容量とは?
除湿空気清浄機の中には、除湿タンクが満杯になると自動で運転を停止するものもあります。
つまりタンクの容量が少なければ、すぐ満杯となって知らないうちに運転が止まっていたということにもなりかねません。
逆にタンク容量が大きければ大きいほど水を捨てる回数が少なくて済み、連続で運転することが可能です。
そのため、基本的にタンク容量は大きい方がおすすめとなります。
ただしタンクが大きいとそれだけ本体も大きくなってしまうので、お部屋に合ったサイズを探してみてください。
床面積に適応しているかチェック
除湿空気清浄機を購入する際は、適用床面積が部屋の広さより大きいものを選びましょう。
適用床面積とは、たばこ5本分の空気の汚れを30分間の運転で何畳分綺麗にできるのかという基準になります。
つまり適用面積が広ければ広いほど、パワフルに素早く空気を除湿・清浄することが可能です。
空気を早く除湿・清浄できれば吸い込む汚れが少なくなるので、より快適に過ごすことができるでしょう。
部屋干しに対応できる機能があると嬉しい!
除湿空気清浄機を購入するのなら、部屋干しに対応できる機能がある製品を選ぶと非常に便利です。
特に衣類乾燥のための機能を優先したい場合は、風量コントロールの機能があるかどうかチェックしておくと良いでしょう。
逆に除湿機能が付いている物であっても、一方的にしか風を当てることができないのなら乾きムラが発生してしまうため衣類乾燥には向いていません。
ルーバーが広範囲にスイングするか、強い風量が出るかどうかなども要チェックの項目です。
また製品によっては空気中にイオンを放出し、部屋干し時に出る生乾き臭を抑えやすくしてくれるものもあります。
さらにキャスター付きのものであれば、機械そのものを移動させやすくなるので重宝しますよ。
除湿の種類は3つ
除湿空気清浄機の除湿方法は、大きく分けて3つあります。
- コンプレッサー式
- デシカント式
- ハイブリッド式
まず一つ目はコンプレッサー式です。
コンプレッサー式はエアコンの除湿機能と同様に、空気中の水蒸気を結露させることで除湿効果を発揮します。
コンプレッサー式は、少ない消費電力で除湿効果を得られるのがメリットです。
二つ目はデシカント式です。デシカント式は乾燥剤で水分を吸収して、ヒーターで脱水するという方法になります。
この方式はコンプレッサー式よりも高い除湿能力をもつのが特徴です。
ただしコンプレッサー式より電気代が高くなるのと、除湿するために室温が上昇してしまう点には注意してください。
三つ目はハイブリッド式です。
ハイブリッド式はコンプレッサー式とデシカント式、両方の機能を併せ持った製品となります。
コンプレッサー式とデシカント式を切り替えることで、状況に合わせた除湿をおこなうことが可能です。
ただし2つの方式を1つの機械に搭載しているため、本体サイズは大きめ。価格も高額になりがちな点もマイナスポイントでしょう。
除湿機能のほかに加湿機能もあればGOOD
主に国内メーカーの製品になりますが、空気清浄機に除湿機だけでなく加湿器も兼用した除加湿空気清浄機も販売されています。
空気清浄機として一年中使用しながら湿気が気になる時期には除湿機能、乾燥が気になる季節には加湿機能を合わせて利用できるので大変便利です。
ただし多機能タイプの空気清浄機の場合、一つ一つの機能は弱くなってしまいがちです。また本体サイズが大きくなってしまう点も注意しましょう。
除湿機能付き衣類乾燥機のおすすめ4選
ここでは除湿機能付き衣類乾燥機の中からおすすめ製品を厳選してご紹介します。
どの商品を選ぼうか迷っているという方は、ぜひこちらを参考にしてください。
▼除湿機能付き衣類乾燥機の比較表
メーカー 機種名 | 価格 | 除湿能力 |
HITACHI(日立) 衣類乾燥除湿機(HJS-DR601) | 15,800円(Amazon) | 5.6L/日 |
三菱電機 衣類乾燥除湿機 サラリ(MJ-M120TX) | 32,500円(楽天市場) | 12L/日 |
パナソニック (Panasonic) デシカント方式 衣類乾燥除湿機 F-YZUX60 | 30,800円(Amazon) | 50Hz:5.4L/日 60Hz:5.6L/日 |
シャープ 衣類乾燥除湿機 CV-PH140 | 63,400円(楽天市場) | 50Hz 12L/日 60Hz 14L/日 |
※いずれも2023/5/12時点の販売価格です。
HITACHI(日立) 衣類乾燥除湿機(HJS-DR601)
出典:HITACHI(日立) 衣類乾燥除湿機(HJS-DR601)
HITACHI(日立)の衣類乾燥除湿機(HJS-DR601)は、アレルブロック除菌フィルターで花粉やダニのフンなどもしっかりキャッチ。
清潔な空気で衣類を乾燥してくれます。重量約6kgと本体サイズもコンパクトです。
参考価格 | 15,800円(Amazon) (2023/5/12時点) |
サイズ | 幅301×高さ502×奥行204mm |
最大適用床面積 空気清浄 | – |
最大適用床面積 除湿 | 14畳(鉄筋)、11畳(プレハブ)、7畳(木造住宅) |
除湿量 | 5.6L/日 |
タンク容量 | 約2.5L |
重量 | 5.9kg |
SHARP(シャープ)衣類乾燥除湿機 ハイパワータイプ(CV-P180)
出典:Amazon|SHARP(シャープ)衣類乾燥除湿機 ハイパワータイプ(CV-P180)
SHARP(シャープ)の衣類乾燥除湿機 ハイパワータイプ(CV-P180)は、高い除湿機能と広範囲に風を送るダブルスイングで、大量の衣類も一気に乾燥させます。
さらに部屋のカビを未然に防ぐカビバリア運転機能も搭載。
そしてシャープご自慢のプラズマクラスターが、部屋干し臭を抑えます。本体にホースを繋げば連続排水も可能です。
参考価格 | 33,480円(Amazon) (2023/5/12時点) |
サイズ | 359×248×665mm |
最大適用床面積 空気清浄 | 20畳 |
最大適用床面積 除湿 | 45畳 |
除湿量 | 18L/日 |
タンク容量 | 4.5L |
重量 | 16.5kg |
三菱電機 衣類乾燥除湿機 サラリ(MJ-M120TX)
出典:三菱電機 衣類乾燥除湿機 サラリ(MJ-M120TX)
三菱電機の衣類乾燥除湿機 サラリ(MJ-M120TX)は、銀イオン抗アレルとプラチナ抗菌のWフィルターで、オールシーズン清潔なお部屋を保ちます。
独自機能3Dムーブアイを搭載しており、広範囲の衣類を素早く乾かしてから、乾き残しの衣類を見つけて、ピンポイントで送風してくれます。
参考価格 | 32,500円(楽天市場) (2023/5/12時点) |
サイズ | 534×360×210mm |
最大適用床面積 空気清浄 | – |
最大適用床面積 除湿 | 21畳 |
除湿量 | 12L/日 |
タンク容量 | – |
重量 | 13.5kg |
シャープ 衣類乾燥除湿機 CV-PH140
シャープの衣類乾燥除湿器(CV-PH140)は、ハイブリッド方式を採用し、一年中使えるモデルです。
プラズマクラスター25000により、消臭や除菌効果も期待できます。
参考価格 | 63,400円(楽天市場) (2023/5/12時点) |
サイズ | 幅290×奥行200×高さ480mm |
最大適用床面積 プラズマクラスター | 12畳 |
最大適用床面積 除湿 | 50Hz 14~28畳/60Hz 16~33畳 |
除湿量 | 50Hz 12L日 /60Hz 14L/日 |
タンク容量 | 3.6L |
重量 | 15.0kg |
除湿機能付き空気清浄機のおすすめ6選
ここでは空気清浄機能の付いた除湿機の中からおすすめの製品を厳選してご紹介します。
どの商品を選ぼうか迷っているという方は、ぜひこちらを参考にしてください。
▼除湿機能付き空気清浄機の比較表
メーカー 機種名 | 価格 | 除湿能力 |
アイリスオーヤマ 空気清浄機能付除湿機(DCE-120) | 23,800円(アイリスプラザ|アイリスオーヤマ公式通販サイト) | 12L/日 |
アイリスオーヤマ 空気清浄付コンプレッサー除湿機(IJCP-M120) | 32,800円(アイリスプラザ|アイリスオーヤマ公式通販サイト) | 12L/日 |
パナソニック (Panasonic) デシカント方式 衣類乾燥除湿機 F-YZUX60 | 33,480円(楽天市場) | 50Hz:5.4L/日 60Hz:5.6L/日 |
CORONA(コロナ)コンプレッサー式除湿機(CD-H18A) | 45,094円(Amazon) | 18L/日 |
cado(カドー)除湿機 ROOT 7100(DH-C7100) | 44,400円(cado) | 50Hz:6.5L/日 60Hz:7.5L/日 |
DAIKIN(ダイキン)除加湿うるるとさらら(MCZ70Y) | 115,000円(Amazon) | 9L/日 |
※いずれも2023/5/12時点の販売価格です。
アイリスオーヤマ 空気清浄機能付除湿機(DCE-120)
アイリスオーヤマの空気清浄機能付除湿機(DCE-120)は、除湿能力が12L/日とパワフルなモデルとなっています。
除湿機能以外にもPM2.5に対応し、3種類のフィルターで嫌な臭いも除去してくれる仕様となっています。
参考価格 | 23,800円(アイリスプラザ|アイリスオーヤマ公式通販サイト) (2023/5/12時点) |
サイズ | 276×185×480mm |
最大適用床面積 空気清浄 | 17畳 |
最大適用床面積 除湿 | 15/23畳 |
除湿量 | 12L/日 |
タンク容量 | 4L |
重量 | 14.0kg |
アイリスオーヤマ 空気清浄付コンプレッサー除湿機(IJCP-M120)
出典:空気清浄付きコンプレッサー除湿機12L IJCP-M120|アイリスプラザ
アイリスオーヤマの除湿機 空気清浄機付(IJCP-M120)は空気清浄機としての基本性能が高く、PM2.5や花粉もしっかり除去してくれます。
除湿機としてのパワーも十分で衣類乾燥に使用することも可能です。他にもイオン機能やタイマーなど便利機能も充実しています。
参考価格 | 32,800円(アイリスプラザ|アイリスオーヤマ公式通販サイト) (2023/5/12時点) |
サイズ | 326×260×618mm |
最大適用床面積 空気清浄 | 17畳 |
最大適用床面積 除湿 | 23畳 |
除湿量 | 12L/日 |
タンク容量 | 4L |
重量 | 14kg |
パナソニック (Panasonic) デシカント方式 衣類乾燥除湿機 F-YZUX60
出典:パナソニック デシカント方式 衣類乾燥除湿機 F-YZUX60
パナソニック (Panasonic) のデシカント方式 衣類乾燥除湿機 F-YZUX60は、軽量でコンパクト。
さらにナノイー搭載で、1年中部屋干しの臭いを気にせず使用できます。
さらにカラッとキープモードに設定しておけば衣類を乾燥させた後に自動で除湿モードに切り替わり、部屋を快適な湿度に保つことが可能です。
参考価格 | 33,480円(楽天市場) (2023/5/12時点) |
サイズ | 幅17.8cm 奥行35.7cm 高さ45.9cm |
最大適用床面積 空気清浄 | – |
最大適用床面積 除湿 | 14畳 |
除湿量 | 50Hz:5.4L/日 |
タンク容量 | 2L |
重量 | k6g |
CORONA(コロナ)コンプレッサー式除湿機(CD-H18A)
出典:Amazon|CORONA(コロナ)コンプレッサー式除湿機(CD-H18A)
CORONA(コロナ)のコンプレッサー式除湿機(CD-H18A)の除湿量は業界トップクラスの18L。
抗菌・防カビ、ウイルス抑制や脱臭性能がある2枚のフィルターで、菌や不快な匂いもしっかり抑制。衣類乾燥モードも4つ搭載されています。
参考価格 | 45,094円(Amazon) (2023/5/12時点) |
サイズ | 幅365×奥行202×高さ570mm |
最大適用床面積 空気清浄 | – |
最大適用床面積 除湿 | 50Hz:40畳(鉄筋)、31畳(プレハブ)、20畳(木造)60Hz:45畳(鉄筋)、35畳(プレハブ)、23畳(木造) |
除湿量 | 18L/日 |
タンク容量 | 4.5L |
重量 | 12.5kg |
cado(カドー)除湿機 ROOT 7100(DH-C7100)
出典:cado(カドー)除湿機 ROOT 7100(DH-C7100)
cado(カドー)の除湿機 ROOT 7100(DH-C7100)は、インテリアを邪魔しないスタイリッシュなデザインが特徴的です。
容量3.5Lのタンク搭載で約12時間の連続運転が可能。除湿と衣類乾燥の2つの運転モードが搭載されています。
オプションのピーズガードをセットすれば菌やウイルスの分解除去をして、部屋の消臭も可能です。
参考価格 | 44,400円(cado) (2023/5/12時点) |
サイズ | 幅327×奥行207×高さ682mm |
最大適用床面積 空気清浄 | – |
最大適用床面積 除湿 | 50Hz:16畳(鉄筋)、8畳(木造住宅)、60Hz:19畳(鉄筋)、9畳(木造住宅) |
除湿量 | 50Hz:6.5L/日、60Hz:7.5L/日 |
タンク容量 | 3.5L |
重量 | 12kg |
DAIKIN(ダイキン)除加湿うるるとさらら(MCZ70Y)
出典:DAIKIN(ダイキン)除加湿うるるとさらら(MCZ70Y)
DAIKIN(ダイキン)の除加湿うるるとさらら(MCZ70Y)は、除湿のみならず加湿も可能な空気清浄機です。
除湿と加湿の切り替えができ、自動で湿度を最適な状態にコントロールしてくれます。
参考価格 | 115,000円(Amazon) (2023/5/12時点) |
サイズ | 690×415×360mm |
最大適用床面積 空気清浄 | 32畳 |
最大適用床面積 除湿 | 20畳 |
除湿量 | 9L/日 |
タンク容量 | 3L |
重量 | 23kg |
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まとめ
除湿機能付きの空気清浄機には、さまざまな製品があります。購入の際にはどれを選ぼうか迷ってしまうかもしれません。
そんなときにはまず空気清浄と除湿機能、どちらを重視したいのか考えてみましょう。
また、除湿空気清浄機を選ぶときはスペックにも注目してみましょう。
特に除湿タンクの容量・適用床面積・除湿の方法などはチェックしておきたいポイントです。
他にも便利な機能が搭載されているものもありますので、ぜひご自身に合った製品を選んでください。